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第102回 — 薬理

演習モードで解く
問26必須問題

受容体刺激薬(アゴニスト)の結合部位に不可逆的に結合する遮断薬(アンタ

ゴニスト)を加えることにより、アゴニストの用量-反応曲線が点線Aから実線B

のように変化した。正しいのはどれか。 1つ選べ。ただし、余剰受容体はないもの

とする。

選択肢図
  1. 1✕
  2. 2✕
  3. 3○
  4. 4✕
  5. 5✕

正答: 3

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問27必須問題

Gタンパク質共役型受容体はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)受容体
  2. 2✕ストリキニーネ感受性グリシン受容体
  3. 3✕ニコチン性アセチルコリン受容体
  4. 4○ヒスタミンH₂受容体
  5. 5✕インスリン受容体

正答: 4

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問28必須問題

シルデナフィルと硝酸薬の併用により増加し、血圧降下の主因となる物質はど

れか。 1つ選べ。

  1. 1✕サイクリックAMP
  2. 2○サイクリックGMP
  3. 3✕一酸化窒素(NO)
  4. 4✕イノシトール三リン酸(IP₃)
  5. 5✕ジアシルグリセロール

正答: 2

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問29必須問題

ナファゾリンの充血除去作用の機序はどれか。 1つ選べ。

  1. 1○アドレナリンα₁受容体刺激
  2. 2✕アドレナリンα₂受容体遮断
  3. 3✕アドレナリンβ₁受容体刺激
  4. 4✕アドレナリンβ₂受容体遮断
  5. 5✕アドレナリンβ₃受容体刺激

正答: 1

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問30必須問題

GABA トランスアミナーゼを阻害し、抗てんかん作用を示すのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕ガバペンチン
  2. 2✕エトスクシミド
  3. 3✕ジアゼパム
  4. 4✕ゾニサミド
  5. 5○バルプロ酸

正答: 5

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問31必須問題

Ca²⁺チャネル遮断作用により効果を示す抗不整脈薬はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕ソタロール
  2. 2○ベラパミル
  3. 3✕リドカイン
  4. 4✕ニフェカラント
  5. 5✕ピルシカイニド

正答: 2

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問32必須問題

K⁺チャネル開口作用と分子内からの一酸化窒素(NO)遊離作用を併せもつ狭

心症治療薬はどれか。 1つ選べ。

  1. 1○ニコランジル
  2. 2✕ベプリジル
  3. 3✕ミノキシジル
  4. 4✕グリベンクラミド
  5. 5✕硝酸イソソルビド

正答: 1

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問33必須問題

トリクロルメチアジドにより血中濃度が低下するのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕Ca²⁺
  2. 2○Na⁺
  3. 3✕低密度リポタンパク質コレステロール(LDL-C)
  4. 4✕尿酸
  5. 5✕グルコース

正答: 2

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問34必須問題

カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ(COMT)を阻害し、Oddi括約筋を

弛緩させる排胆薬はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕ポリエンホスファチジルコリン
  2. 2✕グリチルリチン
  3. 3✕ウルソデオキシコール酸
  4. 4✕パパベリン
  5. 5○フロプロピオン

正答: 5

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問35必須問題

ビルダグリプチンの血糖降下作用の機序はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕α-グルコシダーゼ阻害
  2. 2✕ATP感受性K⁺チャネル遮断
  3. 3✕アルドース還元酵素阻害
  4. 4○ジペプチジルペプチダーゼ-4(DPP-4)阻害
  5. 5✕グリコーゲン合成酵素阻害

正答: 4

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問36必須問題

チアマゾールの作用機序はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕甲状腺ホルモン受容体遮断
  2. 2○甲状腺ペルオキシダーゼ阻害
  3. 3✕甲状腺刺激ホルモン(TSH)受容体遮断
  4. 4✕副甲状腺ホルモン(パラトルモン)分泌抑制
  5. 5✕カルシトニン分泌抑制

正答: 2

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問37必須問題

シロスタゾールの血小板凝集抑制作用の機序はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕プロスタノイドIP受容体刺激
  2. 2✕セロトニン5-HT₂受容体遮断
  3. 3✕シクロオキシゲナーゼ阻害
  4. 4○ホスホジエステラーゼⅢ阻害
  5. 5✕トロンボキサン合成酵素阻害

正答: 4

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問38必須問題

抗アレルギー薬エピナスチンの作用機序はどれか。 1つ選べ。

  1. 1○ヒスタミンH₁受容体遮断
  2. 2✕トロンボキサンA₂合成阻害
  3. 3✕プロスタノイドTP受容体遮断
  4. 4✕プロスタグランジンE₂合成阻害
  5. 5✕プロスタノイドEP受容体遮断

正答: 1

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問39必須問題

ゲンタマイシンの作用機序はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕葉酸合成阻害
  2. 2✕細胞壁合成阻害
  3. 3○タンパク質合成阻害
  4. 4✕DNA 複製阻害
  5. 5✕DNA からRNA への転写阻害

正答: 3

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問40必須問題

抗腫瘍薬パクリタキセルの作用機序はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕DNA アルキル化
  2. 2○チューブリン脱重合阻害
  3. 3✕アロマターゼ阻害
  4. 4✕トポイソメラーゼⅡ阻害
  5. 5✕ピリミジン代謝阻害

正答: 2

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問151薬学理論問題

細胞膜受容体の細胞内情報伝達系に関する記述のうち、正しいのはどれか。

2つ選べ。

  1. 1○アセチルコリンNM受容体(筋肉型ニコチン性アセチルコリン受容体)を刺激
    すると、イオンチャネルが開口し、終板電位が発生する。
  2. 2✕ヒスタミンH₁受容体を刺激すると、Gsタンパク質を介してアデニル酸シク
    ラーゼが活性化され、細胞内サイクリックAMP(cAMP)濃度が上昇する。
    Gqタンパク質を介してホスホリパーゼCを活性化(IP₃・ジアシルグリセロール産生)
  3. 3✕アドレナリンα₂受容体を刺激すると、Gqタンパク質を介してホスホリパーゼ
    Cが活性化され、イノシトール三リン酸及びジアシルグリセロールが産生され

    る。
    Giタンパク質を介してアデニル酸シクラーゼを抑制(cAMP減少)
  4. 4○オピオイドμ受容体を刺激すると、Giタンパク質を介してアデニル酸シク
    ラーゼ活性が抑制され、細胞内cAMP濃度が減少する。
  5. 5✕セロトニン5-HT₃受容体を刺激すると、イオンチャネルが開口し、抑制性シ
    ナプス後電位が発生する。
    興奮性シナプス後電位が発生する

正答: 1・4

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問152薬学理論問題

交感神経系に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1✕サルブタモールは、アドレナリンα₁受容体を選択的に刺激して、血管平滑筋
    を収縮させる。
    アドレナリンβ₂受容体を選択的に刺激する(気管支平滑筋を弛緩)
  2. 2✕クレンブテロールは、アドレナリンα₂受容体を選択的に刺激して、血管平滑
    筋を弛緩させる。
    アドレナリンβ₂受容体を選択的に刺激する(気管支平滑筋を弛緩)
  3. 3○ドブタミンは、アドレナリンβ₁受容体を選択的に刺激して、心筋収縮力を増
    大させる。
  4. 4✕チモロールは、アドレナリンα₁受容体を選択的に遮断して、眼圧を低下させ
    る。
    アドレナリンβ受容体を遮断する(β遮断薬)
  5. 5○フェニレフリンは、アドレナリンα₁受容体を選択的に刺激して、散瞳を引き
    起こす。

正答: 3・5

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問153薬学理論問題

副交感神経系に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕ピペリドレートは、アセチルコリンM₂受容体を選択的に遮断して、胃酸分泌
    を抑制する。
    アセチルコリンM₁受容体を選択的に遮断する
  2. 2○オキシブチニンは、アセチルコリンM₃受容体を遮断して、膀胱平滑筋収縮を
    抑制する。
  3. 3○ネオスチグミンは、コリンエステラーゼを可逆的に阻害して、手術後の腸管麻
    痺を改善する。
  4. 4✕トロピカミドは、アセチルコリンM₃受容体を刺激して、瞳孔括約筋を収縮さ
    せる。
    遮断して瞳孔括約筋を弛緩させる(散瞳)
  5. 5✕シクロペントラートは、毛様体筋のアセチルコリンM ₁受容体を刺激して、
    シュレム管を開放する。
    遮断して毛様体筋を弛緩させる(調節麻痺)

正答: 2・3

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問154薬学理論問題

下記の化学構造を有する局所麻酔薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。

2つ選べ。

図
  1. 1○薬物Aは、血中偽性コリンエステラーゼにより容易に分解される。
  2. 2✕薬物Bは、血中偽性コリンエステラーゼにより容易に分解される。分解されない(アミド型は肝臓で代謝される)
  3. 3✕薬物Cは、血中偽性コリンエステラーゼにより分解されない。分解される(エステル型)
  4. 4○薬物Bは、生理的pH においては、イオン型と非イオン型の平衡状態で存在
    し、非イオン型が速やかに細胞内に入る。
  5. 5✕薬物Cは、生理的pH においては、イオン型と非イオン型の平衡状態で存在
    し、細胞内では非イオン型がより強くNa⁺チャネルを遮断する。

    CH3

    薬物B  N

    薬物C   N CH3

    H2N
    イオン型がより強くNa⁺チャネルを遮断する

正答: 1・4

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問155薬学理論問題

全身麻酔薬、麻酔補助薬及び催眠薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。

2つ選べ。

  1. 1✕プロポフォールは、メラトニン受容体を選択的に刺激し、催眠作用を示す。GABA_A受容体を刺激して催眠作用を示す
  2. 2✕チアミラールは、γ-アミノ酪酸GABAA受容体のバルビツール酸結合部位に作
    用し、細胞外へのCl⁻流出を促進する。
    細胞内へのCl⁻流入を促進する
  3. 3○レミフェンタニルは、血液中の非特異的エステラーゼにより速やかに代謝され
    るため、作用持続時間はモルヒネよりも短い。
  4. 4○ゾルピデムは、γ-アミノ酪酸GABAA受容体のα₁サブユニット(ω₁受容体)
    に選択的に作用し、催眠作用を示す。
  5. 5✕エスタゾラムは、セロトニン5-HT₁A受容体に部分刺激薬として作用し、催眠
    作用を示す。
    GABA_A受容体のベンゾジアゼピン結合部位に作用して催眠作用を示す

正答: 3・4

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問156薬学理論問題

痛みを伴う疾患に用いられる薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。

2つ選べ。

  1. 1○アミトリプチリンは、下行性疼痛抑制系の神経終末でのセロトニン及びノルア
    ドレナリン再取り込みを阻害し、痛覚情報伝達を抑制する。
  2. 2✕トラマドールは、シクロオキシゲナーゼ-2を阻害し、プロスタグランジンの産
    生を抑制する。
    オピオイドμ受容体を刺激し、セロトニン及びノルアドレナリン再取り込みも阻害する
  3. 3○プレガバリンは、求心性一次知覚神経の電位依存性Ca²⁺チャネルのα₂δサブ
    ユニットに結合し、神経伝達物質の遊離を抑制する。
  4. 4✕スマトリプタンは、セロトニン5-HT₁B/₁D受容体を遮断し、片頭痛を緩和す
    る。
    刺激する(アゴニスト)
  5. 5✕デュロキセチンは、γ-アミノ酪酸GABAB受容体を刺激し、筋緊張を伴う疼痛
    を緩和する。
    セロトニン・ノルアドレナリン再取り込みを阻害する

正答: 1・3

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問157薬学理論問題

中枢神経疾患治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕ラモトリギンは、K⁺チャネルの活性化により神経細胞膜を過分極させ、抗て
    んかん作用を示す。
    Na⁺チャネルを遮断して抗てんかん作用を示す
  2. 2✕ガランタミンは、グルタミン酸NMDA 受容体を遮断して神経細胞内へのCa²⁺
    流入を抑制し、認知機能障害を改善する。
    アセチルコリンエステラーゼを阻害する
  3. 3○エンタカポンは、末梢におけるカテコール-O-メチルトランスフェラーゼ
    (COMT)を阻害して、レボドパの脳内移行量を増加させる。
  4. 4✕フェニトインは、電位依存性L型Ca²⁺チャネルを選択的に遮断し、抗てんか
    ん作用を示す。
    電位依存性Na⁺チャネルを遮断する
  5. 5○タリペキソールは、ドパミンD₂受容体を選択的に刺激し、錐体外路障害を改
    善する。

正答: 3・5

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問158薬学理論問題

高血圧症治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○プロプラノロールは、傍糸球体細胞からのレニン分泌を抑制する。
  2. 2○アリスキレンは、アンギオテンシンIの産生を抑制する。
  3. 3✕カプトプリルは、一酸化窒素(NO)の産生を抑制する。ブラジキニンの分解(ACE)を抑制しNO産生を促進する(ACE阻害)
  4. 4✕カンデサルタンは、アンギオテンシンⅡの産生を抑制する。アンギオテンシンⅡのAT₁受容体を遮断する
  5. 5✕エプレレノンは、アルドステロンの分泌を抑制する。ミネラルコルチコイド受容体(MR)を遮断する

正答: 1・2

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問159薬学理論問題

消化器に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕ドンペリドンは、ドパミンD₂受容体を遮断して副交感神経終末からのアセチ
    ルコリンの放出を抑制し、止瀉作用を示す。
    アセチルコリンの放出を促進して消化管運動を促進する(制吐・消化管運動機能改善)
  2. 2○ラモセトロンは、セロトニン5-HT₃受容体を遮断して腸管運動を抑制する。
  3. 3○ロペラミドは、オピオイドμ受容体を刺激して腸管運動を抑制する。
  4. 4✕プログルミドは、ヒスタミンH₂受容体を遮断して胃酸分泌を抑制する。ガストリン受容体を遮断する
  5. 5✕アコチアミドは、プロスタノイドFP受容体を刺激して胃酸分泌を抑制する。アセチルコリンエステラーゼを阻害する

正答: 2・3

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問160薬学理論問題

脂質異常症治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○クリノフィブラートは、リポタンパク質リパーゼ(LPL)の発現を増加させる
    ほか、アポリポタンパク質C-Ⅲの発現抑制を介してLPLの活性を亢進させる。
  2. 2○プロブコールは、肝臓においてコレステロールの異化排泄を促進するほか、抗
    酸化作用を示す。
  3. 3✕イコサペント酸エチルは、コレステロールの腸肝循環を抑制して血中の低密度
    リポタンパク質コレステロール(LDL-C)値を低下させる。
    主に中性脂肪を低下させる(肝臓でのVLDL産生・分泌抑制等)
  4. 4✕フルバスタチンは、アセチルCoA からのヒドロキシメチルグルタリルCoA 産
    生を選択的に阻害することで、コレステロール合成を抑制する。
    HMG-CoA還元酵素を阻害する
  5. 5✕エゼチミブは、小腸からのコレステロール吸収を抑制するほか、肝臓における
    コレステロール産生を減少させる。
    小腸のNPC1L1を阻害しコレステロールの吸収を抑制する

正答: 1・2

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問161薬学理論問題

骨粗しょう症治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕デノスマブは、抗TNF-α(腫瘍壊死因子-α)抗体で、前駆細胞から破骨細胞
    への分化を抑制する。
    抗RANKL抗体
  2. 2✕テリパラチドは、カルシトニン受容体を刺激し、破骨細胞による骨吸収を抑制
    する。
    副甲状腺ホルモン受容体を刺激し骨形成を促進する(間欠投与)
  3. 3✕ミノドロン酸は、メバロン酸経路のファルネシル二リン酸合成酵素を活性化
    し、骨芽細胞から骨細胞への分化を促進する。
    阻害し破骨細胞の骨吸収を抑制する
  4. 4○カルシトリオールは、ビタミンD受容体を刺激し、腸管からのカルシウム吸収
    を促進する。
  5. 5○ラロキシフェンは、エストロゲン受容体に対し、骨組織ではエストロゲン様作
    用を示すが、乳房では抗エストロゲン作用を示す。

正答: 4・5

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問162薬学理論問題

血液・造血組織に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○ダルベポエチンアルファは、赤芽球前駆細胞に作用して赤血球への分化・増殖
    を促進し、腎性貧血を改善する。
  2. 2✕メコバラミンは、胃切除後の患者において低下している食物からのビタミンB₆
    の吸収を促進し、巨赤芽球性貧血を改善する。
    ビタミンB₁₂
  3. 3✕葉酸は、血漿中の鉄の造血組織への移行を促進し、鉄芽球性貧血を改善する。DNA合成(核酸合成)に必要で巨赤芽球性貧血を改善する
  4. 4○フィルグラスチムは、顆粒球系前駆細胞からの好中球産生を促進し、好中球減
    少症を改善する。
  5. 5✕ミリモスチムは、トロンボポエチン受容体を刺激し、血小板減少症を改善する。GM-CSF受容体を刺激する

正答: 1・4

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問163薬学理論問題

抗アレルギー薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕オマリズマブは、B細胞におけるIgE産生を抑制する。IgEに結合する(抗IgE抗体)
  2. 2✕ケトチフェンは、トロンボキサン合成酵素を阻害する。ケミカルメディエーターの遊離抑制及びヒスタミンH₁受容体遮断
  3. 3○ラマトロバンは、プロスタノイドTP受容体を遮断する。
  4. 4✕スプラタストは、IgEに結合し、肥満細胞からのケミカルメディエーターの遊
    離を抑制する。
    Th2細胞からのIL-4・IL-5産生を抑制してIgE産生を抑制する
  5. 5○プランルカストは、ロイコトリエン受容体を遮断する。

正答: 3・5

出典:厚生労働省 問題PDF

問164薬学理論問題

抗ウイルス薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○バラシクロビルは、アシクロビルに変換された後、単純ヘルペスウイルス由来
    のチミジンキナーゼでリン酸化され、ウイルスDNA の複製を抑制する。
  2. 2✕リトナビルは、インフルエンザウイルスのNS3-4A プロテアーゼを阻害し、
    感染細胞からのウイルスの遊離を抑制する。
    HIVのプロテアーゼを阻害する
  3. 3✕テラプレビルは、C型肝炎ウイルスのノイラミニダーゼを阻害し、ウイルス
    RNA の合成を抑制する。
    C型肝炎ウイルスのNS3-4Aプロテアーゼを阻害する
  4. 4✕ザナミビルは、HIV のプロテアーゼ活性を阻害し、ウイルス構成タンパク質
    の産生を抑制する。
    インフルエンザウイルスのノイラミニダーゼを阻害しウイルスの遊離を抑制する
  5. 5○ジドブジンは、感染細胞内でリン酸化され、HIV 逆転写酵素を競合的に阻害
    する。

正答: 1・5

出典:厚生労働省 問題PDF

194-195 共通の設問

患 者:72歳男性。

既往歴:高血圧で降圧剤を内服。

現病歴:1年ほど前より尿勢の低下、排尿回数の増加がみられ、とくに飲酒後の排

尿困難を感じていたが放置していた。その後、数種の一般用医薬品を服用したとこ

ろ排尿ができなくなり、下腹部膨満感が出現。間欠的に激しい痛みも出現したた

め、救急車にて来院した。尿道カテーテルを留置したところ800mLの尿の流出が

あった。2日間カテーテルを留置後に抜去したところ、自排尿は得られたが前立腺

容積も大きく、残尿も多かったため経尿道的前立腺切除術を施行した。前立腺特異

抗原(PSA)値は3.9ng/mLであった。

問195薬学理論問題

患者に聞いたところ、次の成分を含む一般用医薬品を服用したことがわかった。

図
  1. 1✕ヒスタミンH₁受容体遮断
  2. 2✕ヒスタミンH₂受容体遮断
  3. 3○アセチルコリンM₃受容体遮断
  4. 4✕アドレナリンα₁受容体遮断
  5. 5✕ロイコトリエンCysLT₁受容体遮断

正答: 3

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246-247 共通の設問

53歳男性。尿酸値が高く、3週間前より処方1で治療を開始。その2週間

後、尿酸値が改善されなかったので処方2及び処方3が追加となった。

(処方1)

図
問247薬学実践問題

処方された薬物及び前問で挙げた薬物の作用機序として、正しいのはどれか。

2つ選べ。

  1. 1○プロスタグランジンE₂の産生を抑制する。
  2. 2✕尿酸を酸化してアラントインと過酸化水素に分解する。プロスタグランジンE₂の産生抑制・尿酸トランスポーター阻害
  3. 3✕代謝物のオキシプリノール(アロキサンチン)がキサンチンオキシダーゼを阻
    害する。
    プロスタグランジンE₂の産生抑制・尿酸トランスポーター阻害
  4. 4○腎臓の尿細管において尿酸トランスポーターを阻害する。
  5. 5✕T細胞のチューブリンに結合し、微小管の脱重合を抑制して安定化する。プロスタグランジンE₂の産生抑制・尿酸トランスポーター阻害

正答: 1・4

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248-249 共通の設問

26歳女性。妊娠30週。妊娠高血圧症候群で経過観察中、切迫早産のため

入院し、以下が処方された。

(処方1)

図
問249薬学実践問題

処方2の作用機序に関する記述として正しいのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕アドレナリンβ₁受容体を選択的に遮断することにより、心拍出量を減少させ
    る。
    中枢性のアドレナリンα₂受容体を刺激することにより、交感神経活性を低下 させる。
  2. 2✕エンドセリンETA受容体を遮断することにより、血管平滑筋を弛緩させる。中枢性のアドレナリンα₂受容体を刺激することにより、交感神経活性を低下 させる。
  3. 3✕アドレナリンα₁受容体を選択的に遮断することにより、血管平滑筋を弛緩さ
    せる。
    中枢性のアドレナリンα₂受容体を刺激することにより、交感神経活性を低下 させる。
  4. 4○中枢性のアドレナリンα₂受容体を刺激することにより、交感神経活性を低下
    させる。
  5. 5✕ドパミンに変換されてドパミンD₂受容体を刺激することにより、交感神経活
    性を低下させる。
    中枢性のアドレナリンα₂受容体を刺激することにより、交感神経活性を低下 させる。

正答: 4

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250-251 共通の設問

72歳男性。腎実質性高血圧症で循環器内科を受診し、以下の処方箋を持っ

て薬局を訪れた。

循環器内科

(処方1)

図
問251薬学実践問題

前問の「生じる可能性が最も高い事象」の発現機序として正しいのはどれか。

1つ選べ。

  1. 1✕L型Ca²⁺チャネル遮断
  2. 2✕ドパミンD₂受容体遮断
  3. 3✕ヒスタミンH₂受容体遮断
  4. 4○アルドステロン分泌抑制
  5. 5✕インスリン分泌抑制

正答: 4

出典:厚生労働省 問題PDF

252-253 共通の設問

20歳女性。統合失調症と診断され、3ヶ月間、薬物治療が継続されてい

た。副作用は特にみられなかったが症状が改善されないため、主治医はクロルプロ

マジン塩酸塩錠を1日300mg から450mg へ増量した。

(処方)

図
問253薬学実践問題

この処方が引き起こす可能性がある副作用について、その発現機序はどれか。

2つ選べ。

  1. 1✕アンギオテンシン AT₁受容体遮断により歯肉肥厚が起こる。カルシウム拮抗薬やフェニトインによる歯肉肥厚(AT₁受容体遮断では起こらない)
  2. 2○アセチルコリンM₃受容体遮断により眼圧亢進が起こる。
  3. 3○ヒスタミンH₁受容体遮断により眠気が起こる。
  4. 4✕アドレナリンα₁受容体遮断により錐体外路障害が起こる。起立性低血圧が起こる
  5. 5✕ドパミンD₂受容体遮断により起立性低血圧が起こる。錐体外路障害が起こる

正答: 2・3

出典:厚生労働省 問題PDF

254-255 共通の設問

68歳女性。脳 塞で1ヶ月間入院した後退院し、以下の処方箋を持って薬

局を訪れた。

(処方)

図
問254薬学実践問題

いずれの処方薬の薬理作用にも該当しないのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1○フリーラジカルを消去し、酸化的ストレスによる神経細胞の障害を抑制する。
  2. 2✕キニナーゼⅡを阻害し、ブラジキニンの分解を抑制する。
  3. 3✕H⁺,K⁺-ATPaseを阻害し、酸分泌を抑制する。
  4. 4✕PPARα(ペルオキシソーム増殖剤応答性受容体α)を刺激し、高密度リポタ
    ンパク質コレステロール(HDL-C)を増加させる。
  5. 5✕活性代謝物が血小板ADP受容体を遮断し、血小板凝集を抑制する。

正答: 1

出典:厚生労働省 問題PDF

256-257 共通の設問

65歳男性。COPD(慢性閉塞性肺疾患)治療のため、以下の処方箋を持っ

て薬局を訪れた。

(処方1)

図
問257薬学実践問題

前問の「注意すべき副作用」の発現機序として誤っているのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕心臓におけるアドレナリンβ₁受容体の刺激
  2. 2○傍糸球体細胞におけるアドレナリンβ₂受容体の刺激
  3. 3✕心臓におけるアセチルコリンM₂受容体の遮断
  4. 4✕唾液腺におけるアセチルコリンM₃受容体の遮断
  5. 5○T細胞でのサイトカイン産生抑制による免疫抑制

正答: 2・5

出典:厚生労働省 問題PDF

258-259 共通の設問

36歳女性。乳がん手術後、以下の薬物療法が開始された。

(処方)

図
問259薬学実践問題

A の薬物の作用機序として正しいのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1○乳腺のエストロゲン受容体(ER)を遮断する。
  2. 2✕ヒト上皮増殖因子受容体2型(HER2)を遮断する。乳腺のエストロゲン受容体(ER)を遮断する。
  3. 3✕アロマターゼを阻害する。乳腺のエストロゲン受容体(ER)を遮断する。
  4. 4✕活性酸素を発生させ、DNA 鎖を切断する。乳腺のエストロゲン受容体(ER)を遮断する。
  5. 5✕ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)受容体を刺激する。乳腺のエストロゲン受容体(ER)を遮断する。

正答: 1

出典:厚生労働省 問題PDF

260-261 共通の設問

38歳男性。急性リンパ性白血病と診断され、以下の化学療法が開始され

た。

(処方1)

注射用シクロホスファミド水和物1,200mg/m²(無水物換算)

図
問261薬学実践問題

前問の支持療法に用いる薬物の作用機序で、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕尿酸トランスポーターを阻害する。セロトニン5-HT₃受容体遮断またはG-CSF受容体刺激
  2. 2✕DNA をアルキル化し、DNA 合成を阻害する。セロトニン5-HT₃受容体遮断またはG-CSF受容体刺激
  3. 3○セロトニン5-HT₃受容体を遮断する。
  4. 4○G-CSF(顆粒球コロニー刺激因子)受容体を刺激する。
  5. 5✕PPARγ(ペルオキシソーム増殖剤応答性受容体γ)を阻害する。セロトニン5-HT₃受容体遮断またはG-CSF受容体刺激

正答: 3・4

出典:厚生労働省 問題PDF

262-263 共通の設問

50歳女性。発熱、咽頭痛を主訴として受診し、入院することとなった。入

院時に薬剤師が持参薬を確認したところ、下記の薬剤を服用していることが分かっ

た。服薬コンプライアンスは良好であった。

入院時検査値:体温38.7°C、血圧108/72mmHg、赤血球数180× 10⁴/μL、

白血球数2,200/μL、血小板3× 10⁴/μL、

血清クレアチニン値0.7mg/dL、BUN 18mg/dL、

AST 25IU/L、ALT 30IU/L、空腹時血糖値96mg/dL、

Na140mEq/L、K 4.2mEq/L、Mg 2mEq/L、

胸部X線検査では肺に異常所見なし。

持参薬の内容

(薬袋1)

図
問263薬学実践問題

前問の「原因となった可能性の高い持参薬」の標的分子として正しいのはどれ

か。 1つ選べ。

  1. 1✕グルココルチコイド受容体
  2. 2✕シクロオキシゲナーゼ
  3. 3✕カルシニューリン
  4. 4○ジヒドロ葉酸還元酵素
  5. 5✕ファルネシルピロリン酸合成酵素

正答: 4

出典:厚生労働省 問題PDF

264-267 共通の設問

58歳男性。手術不能の直腸がんと診断され、以下に示すレジメンに従った

化学療法を施行することとなった。

(レジメン)

図
問264薬学実践問題

処方薬の作用機序として正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕血管内皮細胞増殖因子(VEGF)受容体に結合する。血管内皮増殖因子(VEGF)自体に結合する(受容体ではなくリガンドに結合)
  2. 2○トポイソメラーゼIを阻害する。
  3. 3✕DNA をアルキル化する。トポイソメラーゼI阻害(イリノテカン)またはチミジル酸合成酵素阻害(フルオロウラシル)
  4. 4○チミジル酸合成酵素を阻害する。

正答: 2・4

出典:厚生労働省 問題PDF