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第97回 — 薬理

演習モードで解く
問26必須問題

薬物の安全域の計算式はどれか。1つ選べ。

選択肢図
  1. 1✕
  2. 2✕
  3. 3✕
  4. 4✕
  5. 5○

正答: 5

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問27必須問題

競合的アンタゴニストを加えることによりアゴニストの用量‐反応曲線が矢印

のように変化した。正しいのはどれか。1つ選べ。

選択肢図
  1. 1○
  2. 2✕
  3. 3✕
  4. 4✕
  5. 5✕

正答: 1

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問28必須問題

アトロピンの薬理作用として、正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕瞳孔括約筋収縮
  2. 2○唾液分泌抑制
  3. 3✕消化管運動促進
  4. 4✕胃酸分泌促進
  5. 5✕子宮平滑筋収縮

正答: 2

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問29必須問題

終板の持続的脱分極により骨格筋弛緩作用を示すのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕パンクロニウム
  2. 2✕ベクロニウム
  3. 3✕ダントロレン
  4. 4○スキサメトニウム
  5. 5✕A型ボツリヌス毒素

正答: 4

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問30必須問題

フェンタニルの鎮痛作用発現に関わる作用点はどれか。1つ選べ。

  1. 1✕GABAA 受容体
  2. 2✕グルタミン酸NMDA 受容体
  3. 3○オピオイドμ受容体
  4. 4✕ドパミンD2 受容体
  5. 5✕電位依存性Na+チャネル

正答: 3

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問31必須問題

GABA トランスアミナーゼ阻害作用を有する抗てんかん薬はどれか。

1つ選べ。

  1. 1✕つ選べ。
    カルバマゼピン
    バルプロ酸
  2. 2✕フェニトイン
  3. 3✕ジアゼパム
  4. 4✕エトスクシミド
  5. 5○バルプロ酸

正答: 5

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問32必須問題

ドブタミンの強心作用発現に関わる作用点はどれか。1つ選べ。

  1. 1○アドレナリンβ1受容体
  2. 2✕アセチルコリンM2 受容体
  3. 3✕アデニル酸シクラーゼ
  4. 4✕プロテインキナーゼA
  5. 5✕ホスホジエステラーゼ

正答: 1

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問33必須問題

L型Ca 2 +チャネルを遮断することにより冠動脈拡張作用を示すのはどれか。

1つ選べ。

  1. 1✕つ選べ。
    ニトログリセリン
    ジルチアゼム
  2. 2✕ジピリダモール
  3. 3✕アルプレノロール
  4. 4○ジルチアゼム
  5. 5✕硝酸イソソルビド

正答: 4

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問34必須問題

Na+-K+-2Cl-共輸送系の抑制により利尿作用を示すのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕チアジド系利尿薬
  2. 2○ループ利尿薬
  3. 3✕カリウム保持性利尿薬
  4. 4✕浸透圧利尿薬
  5. 5✕炭酸脱水酵素阻害薬

正答: 2

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問35必須問題

ムコタンパク質のジスルフィド結合(-S-S-)を切断して低分子化し、喀痰の粘

度を低下させるのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕アンブロキソール
  2. 2✕ジヒドロコデイン
  3. 3○アセチルシステイン
  4. 4✕ジモルホラミン
  5. 5✕ノスカピン

正答: 3

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問36必須問題

ヒスタミンH2 受容体遮断作用を示すのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕メトクロプラミド
  2. 2○ファモチジン
  3. 3✕モサプリド
  4. 4✕スルピリド
  5. 5✕プログルミド

正答: 2

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問37必須問題

甲状腺ホルモン産生阻害作用を示すのはどれか。1つ選べ。

  1. 1○チアマゾール
  2. 2✕オキシトシン
  3. 3✕プロチレリン
  4. 4✕クロミフェン
  5. 5✕ソマトレリン

正答: 1

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問38必須問題

ヒスタミンH1 受容体遮断作用を持たないケミカルメディエーター遊離抑制薬は

どれか。1つ選べ。

  1. 1✕クロルフェニラミン
  2. 2✕プロメタジン
  3. 3○クロモグリク酸
  4. 4✕ジフェンヒドラミン
  5. 5✕ケトチフェン

正答: 3

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問39必須問題

セファゾリンの抗菌作用の機序はどれか。1つ選べ。

  1. 1✕RNA 合成阻害
  2. 2✕DNA 複製阻害
  3. 3✕タンパク質合成阻害
  4. 4✕細胞膜合成阻害
  5. 5○細胞壁合成阻害

正答: 5

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問40必須問題

DNA トポイソメラーゼIを阻害して抗悪性腫瘍作用を示すのはどれか。

1つ選べ。

  1. 1✕つ選べ。
    ネダプラチン
    イリノテカン
  2. 2✕ブレオマイシン
  3. 3✕メルカプトプリン
  4. 4○イリノテカン
  5. 5✕マイトマイシンC

正答: 4

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問151薬学理論問題

細胞膜受容体の情報伝達系に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕平滑筋のGs タンパク質共役型受容体が刺激されると、小胞体からのCa
    が促進される。
    脊髄のグリシン受容体が刺激されると、Cl-の透過性が亢進する。
  2. 2✕+遊離
    2 心筋のGi タンパク質共役型受容体が刺激されると、K+の細胞外流出が抑制さ

    れる。
    脊髄のグリシン受容体が刺激されると、Cl-の透過性が亢進する。
  3. 3✕血管内皮細胞のアセチルコリンM3 受容体が刺激されると、Gq タンパク質を介
    して一酸化窒素合成酵素が阻害される。
    脊髄のグリシン受容体が刺激されると、Cl-の透過性が亢進する。
  4. 4✕腎臓のナトリウム利尿ペプチド受容体が刺激されると、チロシンキナーゼの活
    性化による自己リン酸化が起こる。
    脊髄のグリシン受容体が刺激されると、Cl-の透過性が亢進する。
  5. 5○脊髄のグリシン受容体が刺激されると、Cl-の透過性が亢進する。

正答: 5

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問152薬学理論問題

交感神経系に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1✕ナファゾリンは、アドレナリンβ2 受容体を刺激し、鼻粘膜血管を拡張させる。
  2. 2○エフェドリンは、アドレナリンβ受容体刺激作用及び交感神経節後線維終末か
    らのノルアドレナリン遊離促進作用を示す。
  3. 3✕クロニジンは、交感神経節後線維終末のアドレナリンα2 受容体を刺激し、
    ノルアドレナリン遊離を促進する。
  4. 4✕ラベタロールは、アドレナリンβ1 受容体を選択的に遮断し、血圧を低下させる。
  5. 5○ブナゾシンは、アドレナリンα1 受容体を選択的に遮断し、眼圧を低下させる。

正答: 2・5

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問153薬学理論問題

副交感神経系に作用する薬物に関する記述のうち、誤っているのはどれか。

1つ選べ。

  1. 1✕つ選べ。
    1 ジスチグミンは、シュレム管を開放し、眼房水の流出を促進する。
  2. 2✕ベタネコールは、ムスカリン様作用を示し、腸管の蠕動運動を促進する。
  3. 3✕カルバコールは、真性及び偽性コリンエステラーゼのいずれによっても分解さ
    れにくい。
  4. 4○プロパンテリンは、前立腺肥大による排尿障害を改善する。
  5. 5✕ピロカルピンは、瞳孔括約筋を収縮させ、縮瞳を引き起こす。

正答: 4

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問154薬学理論問題

知覚神経系に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕コカインは、血管拡張作用を持つため、局所麻酔作用の持続時間が短い。オキセサゼインは、強酸性下でも局所麻酔作用を示し、胃潰瘍に伴う疼痛を緩 和する。
  2. 2✕プロカインは、皮膚・粘膜浸透力が強いエステル型局所麻酔薬で、表面麻酔に
    用いられる。
    オキセサゼインは、強酸性下でも局所麻酔作用を示し、胃潰瘍に伴う疼痛を緩 和する。
  3. 3✕テトラカインは、非イオン型が神経細胞膜の内側から作用し、電位依存性Na+
    チャネルを遮断する。
    オキセサゼインは、強酸性下でも局所麻酔作用を示し、胃潰瘍に伴う疼痛を緩 和する。
  4. 4○オキセサゼインは、強酸性下でも局所麻酔作用を示し、胃潰瘍に伴う疼痛を緩
    和する。
  5. 5✕リドカインは、血中エステラーゼによる代謝物がアレルギー反応を起こしやす
    い。
    オキセサゼインは、強酸性下でも局所麻酔作用を示し、胃潰瘍に伴う疼痛を緩 和する。

正答: 4

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問155薬学理論問題

全身麻酔薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

(正誤表:選択肢2の「カテコラミン」は「カテコールアミン」に訂正。訂正後の文言で掲載)

  1. 1○亜酸化窒素は、最小肺胞内濃度(MAC)が大きく、酸素欠乏症を起こしやすい。
  2. 2✕エンフルランは、ハロタンに比べ、カテコールアミンによる心室性不整脈を誘発し
    やすい。
    亜酸化窒素は、最小肺胞内濃度(MAC)が大きく、酸素欠乏症を起こしやすい。
  3. 3✕プロポフォールは、GABAB 受容体を刺激し、速やかな麻酔作用を示す。亜酸化窒素は、最小肺胞内濃度(MAC)が大きく、酸素欠乏症を起こしやすい。
  4. 4✕チオペンタールは、代謝及び排泄が速やかなため、作用が短時間で消失する。亜酸化窒素は、最小肺胞内濃度(MAC)が大きく、酸素欠乏症を起こしやすい。
  5. 5✕ケタミンは、グルタミン酸NMDA 受容体を刺激し、意識の解離をもたらす。亜酸化窒素は、最小肺胞内濃度(MAC)が大きく、酸素欠乏症を起こしやすい。

正答: 1

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問156薬学理論問題

中枢神経系に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1○ドネペジルは、中枢のアセチルコリンエステラーゼを阻害し、低下したコリン
    作動性神経伝達を促進する。
  2. 2✕セレギリンは、脊髄多シナプス反射を抑制し、痙性麻痺における過剰な筋緊張
    を緩和する。
  3. 3✕炭酸リチウムは、縫線核のセロトニン作動性神経活動を選択的に抑制し、抗躁
    作用を示す。
  4. 4○エダラボンは、脳虚血障害により発生したフリーラジカルを消去し、神経細胞
    の酸化的障害を抑制する。
  5. 5✕チザニジンは、脊髄のニコチン性アセチルコリン受容体の機能を抑制し、腰痛
    症の筋緊張を緩和する。

正答: 1・4

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問157薬学理論問題

不整脈治療薬の作用機序について正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕ニフェカラントは、心筋のNa+チャネルを選択的に遮断するが、不応期に影響
    を与えない。
    ソタロールは、心筋のK+チャネル遮断作用とβ受容体遮断作用を示す。
  2. 2✕ベラパミルは、房室結節のK+チャネルを選択的に遮断し、房室伝導速度を低
    下させる。
    ソタロールは、心筋のK+チャネル遮断作用とβ受容体遮断作用を示す。
  3. 3✕キニジンは、心筋のNa+チャネルとK+チャネルを遮断し、活動電位持続時間
    を短縮する。
    ソタロールは、心筋のK+チャネル遮断作用とβ受容体遮断作用を示す。
  4. 4○ソタロールは、心筋のK+チャネル遮断作用とβ受容体遮断作用を示す。
  5. 5✕ベプリジルは、心筋のβ受容体遮断作用とCa 2+チャネル遮断作用を示す。ソタロールは、心筋のK+チャネル遮断作用とβ受容体遮断作用を示す。

正答: 4

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問158薬学理論問題

循環器系作用薬に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕アメジニウムは、交感神経終末へのノルアドレナリン再取り込みと不活性化を
    阻害し、昇圧作用を示す。
  2. 2✕シルデナフィルは、サイクリックGMP(cGMP)の分解を抑制し、勃起障害と
    肺動脈性肺高血圧症を改善する。
  3. 3✕ベラプロストは、末梢血管拡張及び血小板凝集抑制により、末梢循環障害を改
    善する。
  4. 4✕ボセンタンは、エンドセリン受容体を遮断し、肺動脈性肺高血圧症を改善する。
  5. 5○ファスジルは、アドレナリンβ2 受容体を活性化し、クモ膜下出血後の脳血管
    れん縮を抑制する。

正答: 5

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問159薬学理論問題

消化管に作用する薬物に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕カルメロース(カルボキシメチルセルロース)は、腸管内で水分を吸収して膨
    張し、腸管運動を促進する。
  2. 2✕ロペラミドは、腸管のオピオイドμ受容体を刺激し、腸管運動を抑制する。
  3. 3✕メペンゾラートは、アセチルコリンM3 受容体を遮断し、腸管運動を抑制する。
  4. 4✕次硝酸ビスマスは、腸粘膜表面のタンパク質に結合することで被膜を形成し、
    腸粘膜を保護する。
  5. 5○トリメブチンは、腸管のドパミンD2 受容体を遮断し、低下した腸管運動を促
    進する。

正答: 5

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問160薬学理論問題

糖尿病治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1○グリベンクラミドは、スルホニル尿素受容体と結合し、膵臓β細胞からのイン
    スリン分泌を促進する。
  2. 2✕メトホルミンは、ATP 感受性K+チャネルを活性化し、肝臓での糖新生を抑制
    する。
  3. 3✕ピオグリタゾンは、ペルオキシソーム増殖剤応答性受容体γ(PPARγ)を刺激し、
    アディポネクチンの発現を抑制する。
  4. 4○アカルボースは、多糖類の分解を可逆的に阻害し、腸管からの糖の吸収を遅延
    させる。
  5. 5✕ナテグリニドは、高血糖状態で増加する細胞内ソルビトールの蓄積を抑制し、
    末梢神経障害を改善する。

正答: 1・4

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問161薬学理論問題

脂質異常症治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1✕コレスチラミンは、末梢脂肪組織からの遊離脂肪酸の動員を抑制し、トリグリ
    セリド合成を低下させる。
  2. 2○エゼチミブは、小腸からのコレステロールの吸収を選択的に阻害する。
  3. 3○プロブコールは、低密度リポタンパク質(LDL)コレステロールに対する抗酸
    化作用により抗動脈硬化作用を示す。
  4. 4✕クロフィブラートは、脂肪酸のβ酸化を抑制し、トリグリセリド合成を低下さ
    せる。
  5. 5✕イコサペント酸エチルは、肝臓でのコレステロールから胆汁酸への異化を促進
    し、LDL 受容体を増加させる。

正答: 2・3

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問162薬学理論問題

血液に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1✕アルガトロバンは、プロスタノイドIP 受容体を刺激し、血小板凝集を阻害する。
  2. 2✕ウロキナーゼは、フィブリノーゲンに強く結合し、フィブリンの生成を抑制す
    る。
  3. 3○ダルテパリンは、アンチトロンビンIIIに結合し、Xa 因子の活性を阻害する。
  4. 4○トラネキサム酸は、プラスミンのリシン結合部位に結合し、プラスミンによる
    フィブリンの分解を阻害する。

正答: 3・4

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問163薬学理論問題

非ステロイド性抗炎症薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕メロキシカムは、シクロオキシゲナーゼ2(COX-2)よりCOX-1 に対して強
    い阻害作用を有し、胃腸障害を起こしやすい。
    ジクロフェナクは、強い抗炎症作用を有するが、中枢性の副作用は極めて弱い。
  2. 2✕アスピリンは、COX-2 をアセチル化により選択的に阻害するため、胃粘膜刺
    激作用は弱いが、ぜん息発作を誘発することがある。
    ジクロフェナクは、強い抗炎症作用を有するが、中枢性の副作用は極めて弱い。
  3. 3○ジクロフェナクは、強い抗炎症作用を有するが、中枢性の副作用は極めて弱い。
  4. 4✕メフェナム酸は、生体内で活性型に代謝され、COX-2 を選択的に阻害する。ジクロフェナクは、強い抗炎症作用を有するが、中枢性の副作用は極めて弱い。
  5. 5✕セレコキシブは、COX-1 とCOX-2 に対し強い阻害作用を有し、心血管障害を
    起こしやすい。
    ジクロフェナクは、強い抗炎症作用を有するが、中枢性の副作用は極めて弱い。

正答: 3

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問164薬学理論問題

抗菌薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕バンコマイシンは、DNA ジャイレースを阻害し、細菌のRNA 合成を抑制する。テトラサイクリンは、細菌リボソーム30S サブユニットに結合し、アミノアシ ルtRNA のリボソームへの結合を阻害する。
  2. 2○テトラサイクリンは、細菌リボソーム30S サブユニットに結合し、アミノアシ
    ルtRNA のリボソームへの結合を阻害する。
  3. 3✕リファンピシンは、細菌リボソーム50S サブユニットに結合し、タンパク質合
    成を阻害する。
    テトラサイクリンは、細菌リボソーム30S サブユニットに結合し、アミノアシ ルtRNA のリボソームへの結合を阻害する。
  4. 4✕エリスロマイシンは、DNA 依存性RNA ポリメラーゼを阻害し、細菌のDNA 複
    製を阻害する。
    テトラサイクリンは、細菌リボソーム30S サブユニットに結合し、アミノアシ ルtRNA のリボソームへの結合を阻害する。
  5. 5✕レボフロキサシンは、細胞壁ペプチドグリカン合成初期段階のUDP サイクル
    を阻害し、細菌の細胞壁合成を阻害する。
    テトラサイクリンは、細菌リボソーム30S サブユニットに結合し、アミノアシ ルtRNA のリボソームへの結合を阻害する。

正答: 2

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問165薬学理論問題

抗ウイルス薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕ジドブジンは、細胞内で水酸化を受けて活性化され、ウイルスの増殖に必要な
    プロテアーゼを阻害する。
    アシクロビルは、細胞内でアシクロビル三リン酸となり、ウイルスのDNA ポ リメラーゼを阻害する。
  2. 2✕リトナビルは、ウイルスの逆転写酵素を競合的に阻害する。アシクロビルは、細胞内でアシクロビル三リン酸となり、ウイルスのDNA ポ リメラーゼを阻害する。
  3. 3○アシクロビルは、細胞内でアシクロビル三リン酸となり、ウイルスのDNA ポ
    リメラーゼを阻害する。
  4. 4✕ガンシクロビルは、ウイルスのノイラミニダーゼを阻害する。アシクロビルは、細胞内でアシクロビル三リン酸となり、ウイルスのDNA ポ リメラーゼを阻害する。
  5. 5✕オセルタミビルは、その活性代謝物がウイルスの脱殻を阻害し、核内へのウイ
    ルスの侵入を阻止する。
    アシクロビルは、細胞内でアシクロビル三リン酸となり、ウイルスのDNA ポ リメラーゼを阻害する。

正答: 3

出典:厚生労働省 問題PDF

246-247 共通の設問

34 歳女性。統合失調症が疑われて入院した。幻覚、妄想は処方1 により

軽減したが、乳汁分泌が生じた。血液検査の結果を確認した薬剤師の提案により

処方2 に変更となった。

(処方1)

リスペリドン内用液 1 mg/mL 1 回 2 mL (1 日4 mL)

1 日2 回 朝夕食後

(処方2)

オランザピン 10 mg錠  1 回1 錠 (1 日1 錠)

1 日1 回 夕食後

問247薬学実践問題

処方1 でリスペリドンが乳汁分泌を引き起こす作用機序として、正しいのはどれ

か。1つ選べ。

  1. 1✕ヒスタミンH1 受容体遮断
  2. 2✕セロトニン5-HT1A 受容体遮断
  3. 3✕アセチルコリンM2 受容体刺激
  4. 4○ドパミンD2 受容体遮断
  5. 5✕アドレナリンα1 受容体刺激

正答: 4

出典:厚生労働省 問題PDF

248-249 共通の設問

67 歳男性。災害時、救護所に本人のお薬手帳を持参し、医師に処方を求めた。

お薬手帳を確認したところ、エナラプリルマレイン酸塩錠を服用していたことが

判明した。救護所にはエナラプリルマレイン酸塩錠が置いていなかった。

問249薬学実践問題

エナラプリルの薬理作用の機序として、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1○アンギオテンシン変換酵素を阻害して、アンギオテンシンIIの生成を抑制する。
  2. 2✕アンギオテンシンII受容体を遮断して、アンギオテンシンIIによる血管収縮を
    抑制する。
  3. 3○キニナーゼIIを阻害して、ブラジキニン量を増加させる。
  4. 4✕一酸化窒素合成酵素を阻害して、一酸化窒素の生成を抑制する。
  5. 5✕ホスホリパーゼA2 を阻害して、プロスタグランジンの生成を抑制する。

正答: 1・3

出典:厚生労働省 問題PDF

250-251 共通の設問

61 歳女性。気管支ぜん息で以下の薬剤が処方された。

(処方1)

フルチカゾンプロピオン酸エステルドライパウダーインヘラー

100 μg ロタディスク

問251薬学実践問題

処方1 及び処方2 に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1✕フルチカゾンプロピオン酸エステルは、トロンボキサンA2 受容体を遮断し、
    気道過敏性を抑制する。
  2. 2○フルチカゾンプロピオン酸エステルは、サイトカインの産生抑制作用や好酸球
    の浸潤抑制作用により気道の炎症を抑制する。
  3. 3○プロカテロールは、アドレナリンβ2 受容体を刺激し、気管支平滑筋を弛緩さ
    せる。
  4. 4✕プロカテロールは、ホスホジエステラーゼを阻害してサイクリックAMP (cAMP)
    濃度を高め、気管支平滑筋を弛緩させる。

正答: 2・3

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252-253 共通の設問

85 歳女性。ひとり暮らし。交付された処方せんを、保険薬局に持参した。

(処方)

アトルバスタチンカルシウム水和物錠 10 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)

フロセミド錠 20 mg  1 回1 錠(1 日1 錠)

アムロジピンベシル酸塩錠 5 mg  1 回1 錠(1 日1 錠)

1 日1 回 朝食後 14 日分

問253薬学実践問題

この処方により経過を見たところ、低K+血症が認められた。その原因となった

薬剤の作用機序はどれか。1つ選べ。

  1. 1✕上皮性Na+チャネル遮断
  2. 2✕炭酸脱水酵素阻害
  3. 3✕腎集合管における水の再吸収抑制
  4. 4✕Na+-K+交換系抑制
  5. 5○Na+-K+-2Cl-共輸送系抑制

正答: 5

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254-255 共通の設問

45 歳女性。婦人科外来にて、以下の薬剤が処方された。

(処方)

リュープロレリン酢酸塩注射用 3.75 mg/バイアル 1 バイアル

問255薬学実践問題

リュープロレリンの薬理作用として、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1✕アロマターゼ阻害による血中エストラジオールの濃度上昇
  2. 2○下垂体での性腺刺激ホルモンの産生能低下
  3. 3○下垂体の黄体形成ホルモン放出ホルモン(LH-RH) 受容体持続刺激による受容体
    の脱感作
  4. 4✕下垂体からのプロラクチンの遊離抑制
  5. 5✕卵巣におけるエストラジオールの産生能亢進

正答: 2・3

出典:厚生労働省 問題PDF

256-257 共通の設問

75 歳女性。脊椎椎体骨折と診断された。投薬に際して、以下の服薬指導

が行われた。

起床時にコップ一杯の水とともに服用して下さい。水以外の飲食を避け、他

の薬剤の服用も避けて下さい。服用後少なくとも30 分経ってから食事をとり、

食事を終えるまで横にならないで下さい。また、歯科を受診する場合には、必

ずこの薬を服用していることを医師に伝えて下さい。

問257薬学実践問題

問256 に記載された薬剤の有効成分の作用機序に関する記述のうち、正しいのは

どれか。1つ選べ。

  1. 1✕アレンドロン酸は、活性型ビタミンD 存在下にオステオカルシンの生成を促進
    し、骨形成を促進する。
    アルファカルシドールは、腸管でのCa 2+吸収を促進し、血清カルシウム値を 上昇させる。
  2. 2✕ラロキシフェンは、骨の上皮小体ホルモン(PTH)受容体にアゴニストとして
    作用し、骨吸収を抑制する。
    アルファカルシドールは、腸管でのCa 2+吸収を促進し、血清カルシウム値を 上昇させる。
  3. 3✕メナテトレノンは、カルシトニンの分泌を促進し、骨芽細胞の機能を亢進して
    骨形成を促進する。
    アルファカルシドールは、腸管でのCa 2+吸収を促進し、血清カルシウム値を 上昇させる。
  4. 4✕乳酸カルシウムは、ヒドロキシアパタイトの結晶形成を促進し、破骨細胞によ
    る骨吸収を抑制する。
    アルファカルシドールは、腸管でのCa 2+吸収を促進し、血清カルシウム値を 上昇させる。
  5. 5○アルファカルシドールは、腸管でのCa 2+吸収を促進し、血清カルシウム値を
    上昇させる。

正答: 5

出典:厚生労働省 問題PDF

258-259 共通の設問

65 歳男性。自宅トイレで転倒し、救急搬送された。右中大脳動脈閉塞に

よる脳梗塞と診断され、以下の薬剤が投与された。

(処方)

アルテプラーゼ(遺伝子組換え)静注用 34.8 万国際単位/kg

総量の 10% は急速投与、残りは 1 時間かけて投与

問259薬学実践問題

アルテプラーゼに関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕セリンプロテアーゼを阻害して、血栓形成を抑制する。フィブリンに対する親和性が高く、血栓上でプラスミノーゲンをプラスミンに 転化させる。
  2. 2✕フィブリノーゲンを分解することにより、血栓を溶解する。フィブリンに対する親和性が高く、血栓上でプラスミノーゲンをプラスミンに 転化させる。
  3. 3○フィブリンに対する親和性が高く、血栓上でプラスミノーゲンをプラスミンに
    転化させる。
  4. 4✕α2 プラスミンインヒビターによる不活性化を受けやすい。フィブリンに対する親和性が高く、血栓上でプラスミノーゲンをプラスミンに 転化させる。
  5. 5✕投与後の出血症状には、プロタミンが奏効する。フィブリンに対する親和性が高く、血栓上でプラスミノーゲンをプラスミンに 転化させる。

正答: 3

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260-261 共通の設問

63 歳女性。関節リウマチと診断され、処方1 で治療を行った。

( 処方1)

サラゾスルファピリジン腸溶錠 500 mg 1 回 1 錠 (1 日2 錠)

1 日2 回 朝夕食後

プレドニゾロン錠 5 mg  1 回 2 錠 (1 日2 錠)

1 日1 回 朝食後

問260薬学実践問題

サラゾスルファピリジンに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1○T 細胞及びマクロファージでのサイトカイン産生を抑制する。
  2. 2✕IgM のS-S 結合切断作用を示す。
  3. 3✕おとりのヒト型可溶性腫瘍壊死因子(TNF)受容体として働き、TNF-αの作用
    を抑制する。
  4. 4✕ピリミジン合成を阻害し、細胞増殖を抑制する。
  5. 5○関節リウマチ以外に潰瘍性大腸炎に用いられる。

正答: 1・5

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262-263 共通の設問

56 歳男性。骨髄内臍帯血移植が行われた。移植後、真菌感染症が疑われ、

以下の処方について主治医から医薬品情報管理室に相談があった。

(処方)

注射用アムホテリシンB リポソーム製剤 50 mg/バイアル 3 バイアル

注射用蒸留水 36 mL

ブドウ糖注射液 5% 250 mL

1 回 昼 4 時間かけて点滴静注

問263薬学実践問題

アムホテリシンB に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕エルゴステロール生合成を阻害し、真菌細胞膜合成を抑制する。真菌細胞膜のエルゴステロールに結合し、真菌細胞膜を障害する。
  2. 2○真菌細胞膜のエルゴステロールに結合し、真菌細胞膜を障害する。
  3. 3✕真菌細胞壁を構成する β-グルカン生合成を阻害する。真菌細胞膜のエルゴステロールに結合し、真菌細胞膜を障害する。
  4. 4✕真菌細胞内でフルオロウラシルに変換され、真菌の DNA 及び RNA 合成を阻害
    する。
    真菌細胞膜のエルゴステロールに結合し、真菌細胞膜を障害する。
  5. 5✕スクアレンエポキシダーゼを活性化し、エルゴステロールの分解を促進させ、
    真菌細胞膜を障害する。
    真菌細胞膜のエルゴステロールに結合し、真菌細胞膜を障害する。

正答: 2

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264-265 共通の設問

36 歳女性。術後の病理検査により卵巣癌Ic 期と診断され、パクリタキセ

ルとカルボプラチンの併用療法が予定されている。処方1 及び2 は、この化学療

法に対する支持療法である。

(処方1)

グラニセトロン塩酸塩注射液 3 mg/バイアル 1 バイアル

デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム注射液 6.6 mg/バイアル 3 バイアル

化学療法第1 日目 パクリタキセルとカルボプラチンの投与前、点滴静注

(処方2)

デキサメタゾン錠 0.5 mg 1 回 8 錠(1 日16 錠)

化学療法第2 日目及び3 日目 1 日2 回 朝昼食後

問265薬学実践問題

この患者に使用が予定されている薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。

2つ選べ。

  1. 1○パクリタキセルは、微小管の安定化を引き起こし、有糸分裂を阻害する。
  2. 2○カルボプラチンは、癌細胞のDNA を架橋し、増殖を抑制する。
  3. 3✕グラニセトロンは、ドパミンD2 受容体を遮断し、消化管運動を調整する。
  4. 4✕デキサメタゾンは、タンパク同化作用と鉱質コルチコイド作用が共に強力であ
    る。

正答: 1・2

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