第97回 — 実務
演習モードで解く文中の に入る適切な語句はどれか。1つ選べ。
世界保健機関(WHO)は、「ファーマシューティカルケアとは、薬剤師の活動の
中心に を据える行動哲学である。ファーマシューティカルケアは、患者の
保健及び生活の質の向上のため、明確な治療効果を達成するとの目標をもって、薬
物療法を施す際の、薬剤師の姿勢、行動、関与、倫理、機能、知識、責務ならびに
技能に焦点を当てるものである」と定めている。
- 1✕国民医療の経済性
- 2✕国際保健への貢献
- 3✕無報酬での奉仕
- 4✕薬剤師の権利
- 5○患者の利益
正答: 5

- 1✕業務負担の軽減
- 2✕医師への依存
- 3✕人件費の削減
- 4○各々の高い専門性
- 5✕医行為の規制緩和
正答: 4
腎機能が低下した患者へ投与する際、減量の必要性が少ないのはどれか。
1つ選べ。
- 1✕つ選べ。
アルベカシン硫酸塩 - 2✕メロペネム水和物
- 3✕レボフロキサシン水和物
- 4✕セファゾリンナトリウム水和物
- 5○アジスロマイシン水和物
正答: 5
保険薬局において、調剤を行う上で疑義照会が不要な場合はどれか。1つ選べ。
- 1○賦形剤の使用が必要と考えられた。
- 2✕医薬品の規格が特定できなかった。賦形剤の使用が必要と考えられた。
- 3✕併用禁忌の組合せを発見した。賦形剤の使用が必要と考えられた。
- 4✕医薬品名が略号で記載されていた。賦形剤の使用が必要と考えられた。
- 5✕用量の記載が抜けていた。賦形剤の使用が必要と考えられた。
正答: 1
横紋筋融解症が現れやすくなるので、シンバスタチンとの併用が禁忌とされて
いるのはどれか。1つ選べ。
- 1✕コレスチラミン
- 2✕ハロペリドール
- 3○イトラコナゾール
- 4✕プロプラノロール塩酸塩
- 5✕葛根湯
正答: 3
文中の に入る適切な語句はどれか。1つ選べ。
患者から医薬品を使用後に重篤な副作用が現れたとの訴えがあった。添付文書に
記載されていない症状であったため、 に基づき薬剤師から厚生労働大臣に
状況を報告した。
- 1✕日本薬局方
- 2✕再審査制度
- 3✕医薬品の臨床試験の実施に関する基準(GCP)
- 4○医薬品・医療機器等安全性情報報告制度
- 5✕プレアボイド報告
正答: 4
病院の薬剤部門を構成する各セクション(室)の中で、薬剤管理指導料の施設
基準として、必要なのはどれか。1つ選べ。
- 1✕調剤室
- 2✕製剤室
- 3○医薬品情報管理室
- 4✕薬務室
- 5✕試験室
正答: 3
病院において使用記録を20 年間保存しなければならないのはどれか。1つ選べ。
- 1✕麻薬
- 2✕腫瘍用薬
- 3✕放射性医薬品
- 4○血液製剤類
- 5✕ワクチン類
正答: 4
医薬品の保存条件や使用期限に関して、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 1✕冷所は、特に規定がなければ1 ~15 °Cを示す。
- 2○常温は、15 ~30 °Cを示す。
- 3✕室温は、1 ~30 °Cを示す。
- 4✕使用期限は、適切な保存条件下で未開封での期限を示す。
- 5✕医薬品の保存にふさわしい相対湿度は、45 ~55%程度とされている。
正答: 2
一般用医薬品の第1 類医薬品の取扱いとして、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 1✕第2 類医薬品と区別して陳列した。
- 2✕医薬品を購入しようとする人の手が直接触れられない場所に陳列した。
- 3✕医薬品を購入しようとする人からの相談に薬剤師が対応した。
- 4○医薬品を購入しようとする人に、その医薬品の情報を記載した書面を用いずに
説明した。 - 5✕現在使用している医療用医薬品との重複がないか確認した。
正答: 4
196-197 共通の設問
脂質異常症の患者。スタチン系薬単剤で治療を続けるも低密度リポタンパ
ク質コレステロール(LDL-C) がコントロール不良であり、主治医はコレスチミド
錠を処方に追加した。
医師よりコレスチミド錠に関する問い合わせがあった場合に、情報提供として適
切なのはどれか。2つ選べ。
- 1✕十分量の温水にて服用させるように伝える。
- 2○胆道が完全閉塞している患者には禁忌であることを伝える。
- 3○腸管からは吸収されないことを説明する。
- 4✕腎機能が低下した患者には用量調節が必要であることを伝える。
- 5✕トリグリセリド値も低下させる作用があることを説明する。
正答: 2・3
198-199 共通の設問
10 歳男児。体重 30 kg。A 群溶連菌咽頭炎の診断を受けた。軽度の腎機能
障害あり。ペニシリンアレルギーがあることから、エリスロマイシンラクトビオ
ン酸塩注射液が処方された。
医師への情報提供の内容として、不適切なのはどれか。1つ選べ。
- 1✕副作用としてQT 延長が現れることがある。腎機能に基づいて投与量を設定する。
- 2✕初回投与時は、ショックやアナフィラキシー様症状に注意する。腎機能に基づいて投与量を設定する。
- 3○腎機能に基づいて投与量を設定する。
- 4✕2 時間以上かけて点滴静注で投与する。腎機能に基づいて投与量を設定する。
- 5✕静脈内投与する場合でも胃腸障害に注意する。腎機能に基づいて投与量を設定する。
正答: 3
200-201 共通の設問
原発開放隅角緑内障の患者が、以下の内容の処方せんを保険薬局に持参し
た。患者インタビューの結果、ベンゾジアゼピン系薬の服薬歴があることが確認
された。
(処方1)
ラタノプロスト 0.005% 点眼液 2.5 mL 1 本
1 日1 回 両眼 点眼 1 回1 滴
(処方2)
カルテオロール塩酸塩 2% 点眼液 5 mL 1 本
1 日2 回 両眼 点眼 1 回1 滴
(処方3)
アセタゾラミド錠 250 mg 1 回1 錠(1 日2 錠)
1 日2 回 朝夕食後 14 日分
この患者に関する情報収集と服薬指導の内容として、誤っているのはどれか。
1つ選べ。
- 1✕つ選べ。
1 ラタノプロスト点眼液の投与により色素沈着が起こる可能性がある。 - 2✕気管支ぜん息の有無を確認する。
- 3○ベンゾジアゼピン系薬の併用は禁忌である。
- 4✕点眼液の併用時は、5 分間以上の間隔をあけて点眼する。
- 5✕アセタゾラミド錠の服用により、四肢のしびれが生じることがある。
正答: 3
202-203 共通の設問
55 歳男性。血液透析を受けている。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)
感染症の治療のため、テイコプラニンの投与が開始された。
テイコプラニンに関する薬剤情報として、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 1✕作用は殺菌的である。
- 2✕血中濃度モニタリングは、最低血中濃度を指標として行う。
- 3✕薬剤の効果は時間依存的である。
- 4○初回は、急速なワンショット静注で投与する。
- 5✕腎機能障害患者では、血中半減期が延長する。
正答: 4
204-205 共通の設問
60 歳男性。以下の薬剤が処方されている。労作性狭心症の診断のため、イ
オパミドールを用いて造影検査を実施することになった。
(処方)
アムロジピンベシル酸塩錠 5 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)
メトホルミン塩酸塩錠 250 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)
1 日1 回 朝食後 7 日分
この患者に対する情報提供の内容として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1✕アムロジピンベシル酸塩は、持続使用により耐性を生じるので定期的に休薬す
る。 - 2○検査の2 日前からメトホルミン塩酸塩錠を休薬する。
- 3✕イオパミドールの投与直後に血圧低下や呼吸困難が現れた場合、すぐに治まる
ので処置は不要である。 - 4○検査の数日後に、遅発性のアレルギー症状が現れることがある。
正答: 2・4
206-207 共通の設問
64 歳男性。高血圧症と診断された。シュウ酸カルシウム結石による激痛
を経験し、再発を恐れている。
この患者の高血圧を利尿薬で治療するにあたり、医師からの求めに応じて、適切
な薬剤の選択と結石の再発予防のための注意点について情報を提供した。
提供すべき情報のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 1○シュウ酸カルシウム結石の予防作用を併せ持つ降圧利尿薬として、アセタゾラ
ミドが適している。 - 2✕シュウ酸カルシウム結石の予防作用を併せ持つ降圧利尿薬として、ヒドロクロ
ロチアジドが適している。 - 3✕シュウ酸カルシウム結石の予防薬として、尿中でシュウ酸カルシウムと可溶性
の複合体を形成するマグネシウム製剤が有効である。 - 4✕シュウ酸を多く含む食品の摂取は、シュウ酸カルシウム結石を誘発するので避
けるべきである。 - 5✕カルシウムを多く含む食品は、シュウ酸の吸収を抑えるので摂取してもかまわ
ない。
正答: 1
208-209 共通の設問
50 歳男性。定期健康診断にて脂質異常症を指摘され、スタチン系薬剤に
よる治療を開始することになった。
スタチン系薬剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
この問題は「解なし」(全員正解扱い)です。
- 1―通常、作用が強力なスタチン系薬剤から開始し、より作用の弱いスタチン系薬
剤に段階的に変更する。 - 2―コレステロールの胆汁排泄を促進するため、胆石症に注意が必要である。
- 3―プラバスタチン及びロスバスタチンは、シトクロムP450 による代謝を受けな
いことから、薬物相互作用が少ないとされている。 - 4―ピタバスタチンはプロドラッグであり、肝臓で加水分解を受けて活性体となる。
- 5―重篤な肝障害を有する患者への投与には注意が必要である。
正答: 解なし(全員正解扱い)
210-211 共通の設問
53 歳男性。進行期パーキンソン病の患者。以下の薬剤が処方されている。
(処方)
レボドパ・カルビドパ配合錠100 mg 1 回2 錠(1 日6 錠)
エンタカポン錠100 mg 1 回2 錠(1 日6 錠)
ペルゴリドメシル酸塩錠250 μg 1 回1 錠(1 日3 錠)
アマンタジン塩酸塩錠50 mg 1 回2 錠(1 日6 錠)
1 日3 回 朝昼夕食後
セレギリン塩酸塩錠2.5 mg 1 回2 錠(1 日4 錠)
1 日2 回 朝昼食後
それぞれの薬剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1✕カルビドパは、レボドパの消化管吸収を高めるために配合されている。
- 2○エンタカポンは、パーキンソン病の症状の日内変動(wearing-off 現象)を改善
する。 - 3✕ペルゴリドは、選択的セロトニン再取り込み阻害薬と併用禁忌である。
- 4○アマンタジンは、抗A型インフルエンザ薬としても用いられる。
- 5✕セレギリンの服用中は、必ず定期的に心エコー検査を行う。
正答: 2・4
212-213 共通の設問
55 歳男性。痛風の治療のため、以下の薬剤が処方されている。
(処方)
ベンズブロマロン錠25 mg 1 回1 錠(1 日3 錠)
1 日3 回 朝昼夕食後
クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム配合散(1 g/ 包)
1 回1 包(1 日3 包)
痛風治療に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1 1つ選べ。
- 1✕プリン体を多く含む食品の摂取は避ける。
- 2○プリン体をほとんど含まない蒸留酒の摂取は控えなくてもよい。
- 3✕ベンズブロマロン投与開始後少なくとも6 ヶ月間は必ず定期的に肝機能検査を
行う必要がある。 - 4✕クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム製剤は、酸性尿を改善するために用い
られる。 - 5✕血清尿酸値4 ~6 mg/dL を目標とする。
正答: 2
214-215 共通の設問
医師から、感冒の患者に麻黄湯、小青竜湯を処方する際にどのような点に
注意すべきか確認したい旨の問い合わせがあった。
医師に伝えるべき注意点として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1✕下痢、軟便のある患者の場合、症状を悪化させることがある。
- 2○モノアミン酸化酵素阻害剤やカテコールアミン製剤との併用により、神経刺激
作用が増強され、不眠や発汗過多になることがある。 - 3✕炎症性疾患の患者では症状を悪化させることがある。
- 4✕肝硬変又は肝癌の患者には使用禁忌である。
- 5○ループ系利尿薬やチアジド系利尿薬との併用により、低K+血症が増強される
ことがある。
正答: 2・5
216-217 共通の設問
40 歳女性。高コレステロール血症の改善のため、処方1 で治療を行って
いたが、治療効果不十分のため、処方2 が追加となった。
(処方1)
ロスバスタチンカルシウム錠 5 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)
1 日1 回 夕食後 28 日分
(処方2)
エゼチミブ錠 10 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)
この処方に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1✕両薬剤の服用時間をずらす必要があるため、医師に疑義照会した。
- 2✕処方の追加により十分な効果が期待できるため、生活習慣の改善努力は必要な
いことを患者に伝えた。 - 3○ロスバスタチンカルシウム錠を夕食後に服用することが望ましい理由として、
コレステロールの生合成が夜間に亢進するため、より高い効果が期待できること
を患者に説明した。 - 4○両薬剤とも横紋筋融解症のリスクがあるため、患者に筋肉痛や脱力感などの副
作用症状に気をつけるよう伝えた。
正答: 3・4
218-219 共通の設問
50 歳男性。脳梗塞後の再発予防のため、以下の薬剤が処方された。
(処方)
シロスタゾール錠 100 mg 1 回1 錠(1 日2 錠)
1 日2 回 朝夕食後 7 日分
この患者に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 1✕脳梗塞の発症には、高血圧、糖尿病、脂質異常症、心房細動、喫煙、多量の飲
酒などが危険因子となる。 - 2✕患者に、通常よりも出血しやすくなることを説明し、異常な出血が認められた
場合には医師に連絡するよう注意を促す。 - 3✕他院(他科)を受診する際には、本剤を服用していることを医師に必ず伝える
よう患者に注意を促す。 - 4✕プロスタグランジンE1 製剤の併用は、出血を助長することがある。
- 5○オメプラゾールの併用は、シロスタゾールの作用を減弱することがある。
正答: 5
220-221 共通の設問
ヒトの血糖及びその調節に関する以下の問に答えよ。
高血糖の患者の症状を悪化させる可能性のある薬物はどれか。2つ選べ。
- 1✕メトトレキサート
- 2○クエチアピンフマル酸塩
- 3○プレドニゾロン
- 4✕ランソプラゾール
- 5✕ビルダグリプチン
正答: 2・3
222-223 共通の設問
48 歳男性。白血病に対する化学療法として、イマチニブメシル酸塩錠の
投与が開始された。
イマチニブメシル酸塩錠に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 1✕染色体検査又は遺伝子検査により、慢性骨髄性白血病と診断された患者に使用
する。 - 2✕嘔吐のリスクを軽減するため、セロトニン受容体遮断薬を用いる。
- 3✕妊婦又は妊娠している可能性のある婦人への投与は禁忌である。
- 4○消化管吸収が悪いため、空腹時にコップ一杯の水とともに服用する。
- 5✕CYP3A4 による代謝を受けるため、CYP3A4 活性を阻害する薬剤と併用する場
合、血中濃度が上昇する可能性がある。
正答: 4
224-225 共通の設問
72 歳女性。肺癌に合併した閉塞性肺炎のため、入院中に抗菌化学療法を
受けていた。高熱と腹痛、頻回の水様下痢などの消化器症状を呈し粘血便が見ら
れたため糞便培養検査を行ったところ、ディフィシル菌(Clostridium difficile)及
びその毒素が検出された。
上記の症状を起こしやすい化学療法薬はどれか。2つ選べ。
- 1○クリンダマイシンリン酸エステル
- 2○アンピシリンナトリウム
- 3✕ゲンタマイシン硫酸塩
- 4✕メトロニダゾール
正答: 1・2
226-227 共通の設問
必須微量元素に関する以下の問に答えよ。
経口及び経腸栄養補給が困難な60 歳男性に対して高カロリー輸液に総合ビタミ
ン注射液を混合して投与していた。3 ヶ月経過したところで、経口摂取が可能とな
り、高カロリー輸液が中止になった。その後、男性より「食事の味がわからない」
との訴えがあった。この原因として欠乏が考えられる微量元素はどれか。1つ選べ。
(正誤表:選択肢3の「Fe」は「Co」に訂正。訂正後の文言で掲載)
- 1✕Cu
- 2○Zn
- 3✕Co
- 4✕Se
- 5✕Mn
正答: 2
228-229 共通の設問
40 歳男性。8 月3 日の早朝、下痢、腹痛、嘔吐と発熱を訴えて救急外来を
受診した。医師が問診したところ、前夜に友人5 人とイカ釣りに出かけ、船上で釣っ
たイカをイカそうめん(細切りの刺身)にして食べたとのことであった。友人5
人も同様の症状を訴えているという。医師は食中毒と診断し、便の検査をオーダー
するとともに、薬剤師に治療薬についての処方提案を求めた。
この患者の初期の治療に最も適した薬剤はどれか。1つ選べ。
- 1✕セフェム系抗菌薬
- 2○電解質輸液
- 3✕止瀉薬
- 4✕解熱鎮痛薬
- 5✕鎮痙薬
正答: 2
230-231 共通の設問
56 歳男性。35 年間の喫煙歴があり、最近、息苦しいことが多いことから、
禁煙相談のため薬局に来た。そこで、薬剤師が禁煙の重要性を説明することにした。
薬剤師が、喫煙者に最も起こりやすい疾患として念頭におくべきものはどれか。
1つ選べ。
- 1○つ選べ。
1 慢性閉塞性肺疾患 - 2✕狭心症
- 3✕小細胞肺癌
- 4✕非小細胞肺癌
- 5✕食道癌
正答: 1
232-233 共通の設問
保険薬局にて以下の処方せんを受け取った。

この患者への指導として、適切でないのはどれか。1つ選べ。
- 1✕BMI の算出方法とその値が25 以上を肥満と判定することを説明した。
- 2✕継続できる有酸素運動を勧めた。
- 3✕家庭での血圧測定の重要性について説明した。
- 4✕患者の疾病が食生活や喫煙などの生活習慣と深く関わっていることを説明し
た。 - 5○毎日、空腹時血糖値を測ることを指導した。
正答: 5
234-235 共通の設問
午前8 時半頃、半裸で意味不明の言葉を叫びながら路上で暴れていた男性
が警察官に保護された。言動から薬物中毒が疑われたため、警察官は救急車を手
配し、男性は救急病院に搬送された。男性の来院時の状態は以下の通りであり、
担当医師から、救急救命室担当の薬剤師に、原因薬物の検査と治療薬の提案が依
頼された。
呼吸数:42/分、脈拍:160/分、体温:38°C、瞳孔 散大・対光反射減弱、発汗な
し、歯咬み・歯ぎしり著明、口唇チアノーゼ、四肢の冷感、呼吸時に「ウー、
ウー」と喘ぎながら首を左右に常同的に振る、左上肢に多数の注射痕あり
原因薬物と推定されるのはどれか。1つ選べ。
- 1✕大麻
- 2✕ヘロイン
- 3✕LSD
- 4○メタンフェタミン
- 5✕トリアゾラム
正答: 4
236-237 共通の設問
52 歳男性。左片麻痺を主訴に受診し、CT 検査で右頭頂葉に腫瘤を認めた
ため入院精査を行うことになった。造影MRI で、右頭頂葉にリング状に造影剤増
強効果を示す20 × 23 mm径の腫瘤と広範な周辺浮腫を認めた。また、胸部単純X
線検査では左下肺野に腫瘤影を認めた。原発性肺癌の脳転移が疑われ、原発巣の
確認と全身の転移巣の検索を目的として、PET-CT 検査を行うことになった。核
医学の専門医から、PET-CT 業務を担当する薬剤師に検査薬の調製と品質検定が
依頼された。
調製すべき検査薬はどれか。1つ選べ。
- 1✕99mTcO4-
- 2✕67Ga-クエン酸
- 3✕15O-酸素ガス
- 4✕123I-3-ヨードベンジルグアニジン
- 5○18F-フルデオキシグルコース
正答: 5
238-239 共通の設問
ある薬剤師が、中学校の学校薬剤師として委嘱された。以下の問に答えよ。
学校薬剤師として以下の行為を行った。適切でないのはどれか。1つ選べ。
- 1✕校舎屋上の貯水タンクを改修したので、水道水に大腸菌が検出されないことを
確認した。 - 2✕保健室のベッドについて、ダニの有無を検査した。
- 3○処方せんを学校へ持参した生徒がいたので、保健室で調剤した。
- 4✕節電のために蛍光灯の数を減らしたので、教室の照度が十分か調べた。
- 5✕麻薬や覚せい剤の危険性について指導した。
正答: 3
240-241 共通の設問
6 月、海水浴シーズンを迎え、県の担当課から県内の保健所に管内の海水
浴場の適合検査を行うように指示があった。水質検査担当の薬剤師は、海水浴場
に出かけ、船上から油膜の有無、透明度を確認した上で、検査用の海水を採取した。
担当薬剤師が検査すべき項目はどれか。2つ選べ。
- 1○ふん便性大腸菌群数
- 2✕一般細菌数
- 3✕塩化物イオン濃度
- 4✕生物化学的酸素要求量(BOD)
- 5○化学的酸素要求量(COD)
正答: 1・5
242-243 共通の設問
室内空気を汚染させる原因物質には、二酸化炭素、一酸化炭素、じんあい、
微生物、化学物質などがある。医療施設では清浄度によるゾーニングがなされ、
各エリアの空調管理が行われている。
室内環境管理に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1✕室内空気を衛生的に保つため、二酸化炭素濃度は 1.0% 以下とされている。
- 2✕レジオネラ症の主症状は、激しい下痢である。
- 3○二酸化炭素は、通常、検知管法で測定される。
- 4○ホルムアルデヒドは、シックハウス症候群の原因となる。
正答: 3・4
244-245 共通の設問
ある日の午後、保険薬局に処方せんを持った小学生が保護者とともに来局
した。光化学スモッグ注意報が発令されていたが、校庭でサッカーをしていたと
いう。
光化学スモッグ発生時の対処法についての指導として、適切でないのはどれか。
1つ選べ。
- 1✕つ選べ。
1 注意報が発令されたら屋外での活動を控える。 - 2✕目がチカチカしたら水道水で目を洗う。
- 3✕屋内では窓を閉めて過ごす。
- 4✕うがいをする。
- 5○つばのある帽子をかぶる。
正答: 5
246-247 共通の設問
34 歳女性。統合失調症が疑われて入院した。幻覚、妄想は処方1 により
軽減したが、乳汁分泌が生じた。血液検査の結果を確認した薬剤師の提案により
処方2 に変更となった。
(処方1)
リスペリドン内用液 1 mg/mL 1 回 2 mL (1 日4 mL)
1 日2 回 朝夕食後
(処方2)
オランザピン 10 mg錠 1 回1 錠 (1 日1 錠)
1 日1 回 夕食後
処方変更の根拠となった血液検査項目はどれか。1つ選べ。
- 1○プロラクチン
- 2✕コルチゾール
- 3✕エストラジオール
- 4✕テストステロン
- 5✕アルドステロン
正答: 1
248-249 共通の設問
67 歳男性。災害時、救護所に本人のお薬手帳を持参し、医師に処方を求めた。
お薬手帳を確認したところ、エナラプリルマレイン酸塩錠を服用していたことが
判明した。救護所にはエナラプリルマレイン酸塩錠が置いていなかった。
エナラプリルマレイン酸塩錠の代替薬として、以下の在庫品目のうち、薬剤師が
医師に提案する最も適切な薬剤はどれか。1つ選べ。
- 1✕トラネキサム酸カプセル
- 2○バルサルタン錠
- 3✕デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物錠
- 4✕ニトログリセリン舌下錠
- 5✕セフジニルカプセル
正答: 2
250-251 共通の設問
61 歳女性。気管支ぜん息で以下の薬剤が処方された。
(処方1)
フルチカゾンプロピオン酸エステルドライパウダーインヘラー
100 μg ロタディスク
この患者に対する薬剤師の服薬指導として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1○処方1 及び2 について、吸入療法の手技を定期的に確認した。
- 2✕処方1 について、気管支ぜん息の症状が軽減したらすぐに休薬するよう指導し
た。 - 3✕処方1 について、発作の状況により自己判断で吸入回数を調節するよう指導し
た。 - 4○処方1 について、吸入後は副作用防止のために必ずうがいをするよう指導した。
- 5✕処方2 について、副作用を防止するために、息苦しい程度では使用しないよう
指導した。
正答: 1・4
252-253 共通の設問
85 歳女性。ひとり暮らし。交付された処方せんを、保険薬局に持参した。
(処方)
アトルバスタチンカルシウム水和物錠 10 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)
フロセミド錠 20 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)
アムロジピンベシル酸塩錠 5 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)
1 日1 回 朝食後 14 日分
処方せん受付時に患者から、最近、薬の飲み忘れと飲み間違いが多いとの訴えが
あった。なお、このことは医師に話していないということであった。薬剤師の対応
として、適切なのはどれか。2つ選べ。
- 1○お薬カレンダーを利用するなど、飲み忘れを防ぐ方法を指導した。
- 2✕処方医には問い合わせず、アトルバスタチンカルシウム水和物とアムロジピン
ベシル酸塩の配合剤で調剤した。 - 3✕飲み忘れた時は、翌日に2 回分を飲むよう指導した。
- 4○処方医に上記の件を報告し、一包化を提案した。
正答: 1・4
254-255 共通の設問
45 歳女性。婦人科外来にて、以下の薬剤が処方された。
(処方)
リュープロレリン酢酸塩注射用 3.75 mg/バイアル 1 バイアル
この処方の適応となる疾患又は症状として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1○子宮内膜症
- 2✕卵巣癌
- 3○閉経前乳癌
- 4✕更年期障害
- 5✕骨粗しょう症
正答: 1・3
256-257 共通の設問
75 歳女性。脊椎椎体骨折と診断された。投薬に際して、以下の服薬指導
が行われた。
起床時にコップ一杯の水とともに服用して下さい。水以外の飲食を避け、他
の薬剤の服用も避けて下さい。服用後少なくとも30 分経ってから食事をとり、
食事を終えるまで横にならないで下さい。また、歯科を受診する場合には、必
ずこの薬を服用していることを医師に伝えて下さい。
上記の服薬指導が行われた薬剤はどれか。1つ選べ。
- 1○アレンドロン酸ナトリウム水和物錠
- 2✕ラロキシフェン塩酸塩錠
- 3✕メナテトレノンカプセル
- 4✕乳酸カルシウム水和物錠
- 5✕アルファカルシドール錠
正答: 1
258-259 共通の設問
65 歳男性。自宅トイレで転倒し、救急搬送された。右中大脳動脈閉塞に
よる脳梗塞と診断され、以下の薬剤が投与された。
(処方)
アルテプラーゼ(遺伝子組換え)静注用 34.8 万国際単位/kg
総量の 10% は急速投与、残りは 1 時間かけて投与
この治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1○虚血部位の血流が再開し、出血性梗塞が現れることがある。
- 2○再投与によりアナフィラキシーショックが起こる可能性があるので、観察を十
分に行う。 - 3✕発症6 時間後でも投与開始可能である。
- 4✕血液凝固阻止作用を有する薬剤あるいは血小板凝集抑制作用を有する薬剤との
併用が推奨されている。
正答: 1・2
260-261 共通の設問
63 歳女性。関節リウマチと診断され、処方1 で治療を行った。
( 処方1)
サラゾスルファピリジン腸溶錠 500 mg 1 回 1 錠 (1 日2 錠)
1 日2 回 朝夕食後
プレドニゾロン錠 5 mg 1 回 2 錠 (1 日2 錠)
1 日1 回 朝食後
処方1 で治療を行ったが、10 週間後も効果がなく、処方2 への変更が検討され
ている。処方2 の服薬指導として、誤っているのはどれか。1つ選べ。
(処方2)
メトトレキサートカプセル2 mg 1 回 1 カプセル
- 1✕週間 3 回 土曜日の朝夕食後、日曜日の朝食後
1 1 週間のうちの特定の日に服用することを強調して、誤用、過量投与を防止する。 - 2✕効果発現までには時間がかかることを説明する。
- 3✕間質性肺炎を発症することがあるので、発熱、咳嗽、呼吸困難などの症状があ
らわれた場合には、直ちに連絡するように説明する。 - 4✕口内炎があらわれた場合には、直ちに連絡するように説明する。
- 5○関節リウマチの治療において、他剤が無効の場合にのみ使用すると説明する。
正答: 5
262-263 共通の設問
56 歳男性。骨髄内臍帯血移植が行われた。移植後、真菌感染症が疑われ、
以下の処方について主治医から医薬品情報管理室に相談があった。
(処方)
注射用アムホテリシンB リポソーム製剤 50 mg/バイアル 3 バイアル
注射用蒸留水 36 mL
ブドウ糖注射液 5% 250 mL
1 回 昼 4 時間かけて点滴静注
主治医からの相談に対する医薬品情報管理室の薬剤師の対応として、誤っている
のはどれか。1つ選べ。
- 1✕添付文書によりアムホテリシンB リポソーム製剤の用法・用量を確認した。
- 2✕アムホテリシンB リポソーム製剤の調製法と注意点を伝えた。
- 3○医薬品適正使用のために、真菌感染症の診断が確定した後で処方するように提
案した。 - 4✕投与中に発熱、悪寒、悪心などが発現した場合、点滴を一時中断し、患者の様
子を見るように伝えた。 - 5✕副作用防止のため、腎機能、肝機能、血清電解質の検査を定期的に行うように
提案した。
正答: 3
264-265 共通の設問
36 歳女性。術後の病理検査により卵巣癌Ic 期と診断され、パクリタキセ
ルとカルボプラチンの併用療法が予定されている。処方1 及び2 は、この化学療
法に対する支持療法である。
(処方1)
グラニセトロン塩酸塩注射液 3 mg/バイアル 1 バイアル
デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム注射液 6.6 mg/バイアル 3 バイアル
化学療法第1 日目 パクリタキセルとカルボプラチンの投与前、点滴静注
(処方2)
デキサメタゾン錠 0.5 mg 1 回 8 錠(1 日16 錠)
化学療法第2 日目及び3 日目 1 日2 回 朝昼食後
処方2 のデキサメタゾン錠の投与目的として、正しいのはどれか。1つ選べ。
- 1✕化学療法に伴う骨髄抑制の軽減
- 2○化学療法に伴う消化器症状(悪心・嘔吐)の軽減
- 3✕化学療法に伴う感染症の予防
- 4✕抗炎症作用による化学療法の効果の増強
- 5✕化学療法に伴う血栓形成の予防
正答: 2
266-267 共通の設問
29 歳女性。以下の処方せんを保険薬局に提出し、調剤を依頼した。
(処方)
クロルプロマジン塩酸塩錠 12.5 mg 1 回1 錠(1 日3 錠)
1 日3 回 朝昼夕食後 7 日分
調剤前に患者から情報収集したところ、妊娠の可能性があるが、医師には伝えて
いないとのことであった。添付文書には「妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
には投与しないことが望ましい」との記載がある。薬剤師の対応として、最も適切
なのはどれか。1つ選べ。
- 1✕処方せん通り調剤し、妊娠が確定したら相談するよう伝える。医師に妊娠の可能性があることを伝え、処方変更の有無と今後の対応を確認す る。
- 2✕「投与しないことが望ましい」との記載であり、禁忌ではないのでそのまま調
剤する。医師に妊娠の可能性があることを伝え、処方変更の有無と今後の対応を確認す る。 - 3○医師に妊娠の可能性があることを伝え、処方変更の有無と今後の対応を確認す
る。 - 4✕薬剤師として投与すべきではないと判断し、患者に説明した上で、調剤を行わ
ない。医師に妊娠の可能性があることを伝え、処方変更の有無と今後の対応を確認す る。 - 5✕調剤を保留し、産婦人科の受診を勧める。医師に妊娠の可能性があることを伝え、処方変更の有無と今後の対応を確認す る。
正答: 3
268-269 共通の設問
12 歳女児。てんかんの治療のため、以下の薬剤が処方された。
(処方)
バルプロ酸ナトリウム散 20% 1 回200 mg(1 日400 mg)[原薬量]
1 日2 回 朝夕食後 14 日分
秤取すべき 20% 散の全量は何g か。1つ選べ。
- 1✕1
- 2✕2
- 3✕4
- 4✕14
- 5○28
- 6✕56
正答: 5
270-271 共通の設問
入院中の糖尿病患者の喀痰よりメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)
が検出されたため、バンコマイシン塩酸塩注射液を投与することとなった。
この治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1✕副作用として視力障害が現れることがあるので、観察を十分に行うとともに、
患者に対して目がかすむ等を感じた場合はすぐに連絡するように説明した。 - 2○急性腎不全等の重篤な腎障害が現れることがあるので、投与中は腎機能検査値
に注意することを医師に提案した。 - 3○ヒスタミン遊離によるレッドネック症候群を引き起こすことがあるため、60 分
以上かけて点滴静注するように医師に情報提供した。 - 4✕時間依存型の殺菌効果を示すため、有効血中濃度を長時間維持することが必要
である。
正答: 2・3
272-273 共通の設問
50 歳男性。てんかん治療のため以下の処方に従い服薬を続けている。定
常状態時の血清中フェニトイン濃度を測定したところ12 μg/mL であり、てんか
ん発作は安定している。
(処方)
フェニトイン散 10% 1 回 1.25 g ( 1 日 2.5 g) [製剤量]
1 日 2 回 朝夕食後 28 日分
この治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1○過量投与により、眼振、構音障害、運動失調、眼筋麻痺などの症状が出現する
ことがあるので十分観察する。 - 2✕フェニトインの薬理作用は、血清タンパク質と結合していない遊離形濃度では
なく、総血清中濃度と関連する。 - 3○定期的に肝・腎機能検査、血液検査を行うことが望ましい。
- 4✕用量を増加させると、腎尿細管分泌が飽和するため、用量と血清中濃度の関係
は非線形となる。
正答: 1・3
274-275 共通の設問
65 歳男性。甲状腺機能亢進症の治療を受けている。心房細動による頻脈
のため、ジゴキシンによる治療が開始された。
この治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1○ジゴキシンは治療域が狭い薬物なので、治療薬物モニタリング(TDM)を行う。
- 2✕甲状腺機能亢進症の患者は、ジゴキシンの血中濃度が高くなり作用が増強する
ことがあるので注意する。 - 3✕ジゴキシンは主に肝代謝により消失するので、肝障害時には減量する必要があ
る。 - 4○悪心、嘔吐、不整脈などの中毒症状に注意する。
正答: 1・4
276-277 共通の設問
病院薬剤部において、以下のA~Dの注射剤を購入して保管することになっ
た。
A B C D
注射用アムホテリアルプロスタジル人血清アルブミンジアゼパム注射液
製剤名
シンB 注射液 製剤
分類 毒薬 劇薬 特定生物由来製品向精神薬
デスオキシコール精製ダイズ油 アセチルトリプトベンジルアルコー
酸ナトリウム 高度精製卵黄レシファン ル
無水リン酸一水素チン カプリル酸 プロピレングリ
ナトリウム オレイン酸 水酸化ナトリウムコール
添加物無水リン酸二水素 無水エタノール
濃グリセリン 炭酸水素ナトリウ
ナトリウム ム 安息香酸
水酸化ナトリウム
氷酢酸 水酸化ナトリウム
塩化ナトリウム pH 調整剤
保管管理方法について、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1○A は、常に施錠して保管しなければならない。
- 2✕B は、常に施錠して保管しなければならない。
- 3✕C は、室温で保存可能であり、その有効期間は検定合格の日から3 年である。
- 4○D は、医療従事者が常時在室するなど注意している場合を除き、施錠して保管
しなければならない。
正答: 1・4
278-279 共通の設問
医薬品として未承認のヒドロキノンの軟膏剤を院内製剤として調製してほ
しいと、皮膚科の医師から薬剤部に依頼があった。
この製剤に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 1✕病院内の審査委員会で承認を得て調製し、使用した。
- 2✕使用する患者からインフォームド・コンセントを得た。
- 3✕調製した病院の患者のみに使用できる。
- 4✕効果及び副作用の監視、評価を行った。
- 5○副作用が生じたとき、医薬品副作用被害救済制度の対象となる。
正答: 5
280-281 共通の設問
外科病棟の看護師から医薬品情報管理室に「HIV 感染患者の血液が付着し
た金属製の作業台の消毒に何を用いたらよいか」と問い合わせがあった。
適切な消毒剤はどれか。1つ選べ。
- 1○消毒用エタノール
- 2✕1% 次亜塩素酸ナトリウム水溶液
- 3✕10% ポビドンヨード水溶液
- 4✕0.05% クロルヘキシジングルコン酸塩水溶液
- 5✕0.05% ベンザルコニウム塩化物水溶液
正答: 1
282-283 共通の設問
在宅患者訪問薬剤管理指導の際、患者の家族よりアスピリン腸溶錠100 mg
を嚥下しにくいので粉砕して飲ませても良いかとの質問があった。
回答内容として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- 1✕家族が粉砕して服用させてください。医師に処方変更を依頼します。
- 2✕薬局に戻り粉砕し分包したものをお届けします。医師に処方変更を依頼します。
- 3✕粉砕せずにぬるま湯に溶かして服用させてください。医師に処方変更を依頼します。
- 4○医師に処方変更を依頼します。
- 5✕服用できないことを次回の診察時に医師に相談してください。医師に処方変更を依頼します。
正答: 4
284-285 共通の設問
70 歳男性。マイコプラズマ肺炎の治療のため、以下の薬剤が処方された。
(処方)
エリスロシンドライシロップ 10%(注1) 1 回2 g(1 日8 g)[製剤量]
ビオフェルミンR 散(注2) 1 回0.75 g(1 日3 g) [製剤量]
1 日4 回 朝昼夕食後、就寝前 14 日分

両薬剤をそれぞれ秤量した後、分包する方法として、最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
- 1✕つ選べ。
1 乳鉢と乳棒を用いて混和し、分包する。混和せずに別々に分包する。 - 2✕乳鉢とスパーテルを用いて混和し、分包する。混和せずに別々に分包する。
- 3✕混和せずに2 段分割(2 度撒き)で分包する。混和せずに別々に分包する。
- 4○混和せずに別々に分包する。
正答: 4
286-287 共通の設問
60 歳男性。半年前より、咳及び痰が出現しているが、軽度であり放置し
ていた。今回、会社の健康診断で肺の腫瘤陰影を指摘され、呼吸器内科を受診した。
特になし。
20 歳頃より現在まで喫煙中。現在20 本/ 日
胸部X 線:右肺門部に径3 cm の腫瘤陰影が認められた。
気管支内視鏡検査:右主気管支の圧迫像が認められた。
気管支肺生検:小細胞肺癌の診断であった。
上記の治療開始後に胸痛を訴えたため、CT 及びPET 検査を行ったところ、胸椎
に骨転移が認められた。患者は胸痛が強く、痛みによる睡眠障害も出現していたた
め、疼痛緩和治療としてモルヒネ硫酸塩水和物徐放錠が処方された。
この薬剤の病院における取扱いに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選
2つ選べ。
- 1○施設内で使用する麻薬処方せんであったので、麻薬処方せんに入院患者の住所
を記載することを省略した。 - 2✕施設に常勤している医師が処方したので、麻薬処方せんに麻薬施用者番号を記
載することを省略した。 - 3○薬剤部において収納スペースが狭かったので、覚せい剤と一緒に施錠できる堅
固な金庫内に保管した。 - 4✕薬剤部の金庫内で保管中に不要になったので、都道府県知事に麻薬事故届を提
出して適切に廃棄した。 - 5✕病棟において残薬が生じたので、麻薬管理者に返却することなく回収困難な方
法にて廃棄した。
正答: 1・3
288-289 共通の設問
75 歳男性。数年前の健康診断でPSA がやや高値(5.1 ng/mL)であったが、
自覚症状もないため、放置していた。最近になり、腹圧をかけないと尿が出なく
なり、血尿が出現したため、泌尿器科を受診した。また、腰痛も自覚するようになっ
た。
直腸診により、前立腺は栗の実大であり、左右は非対称、また、一部に硬結が触
知された。
腫瘍マーカー検査:PSA 40 ng/mL
前立腺酸性ホスファターゼ(PAP) 12 ng/mL
( 正常値3 ng/mL 以下)
MRI 検査:所属リンパ節の腫大が認められた。
骨シンチグラフィー検査:骨盤及び腰椎に硬化性病変が認められた。
この患者に対して、初めて以下の薬剤が処方された。この患者に対する服薬指導
の内容として、適切なのはどれか。1つ選べ。
(処方)
フルタミド錠 125 mg 1 回1 錠 (1 日3 錠)
1 日3 回 朝昼夕食後 14 日分
- 1✕発熱、乾性咳嗽、全身倦怠感、呼吸困難の増悪が現れた場合には、服薬を継続
して次回受診時に医師にその旨を伝えるように指導した。少なくとも1 ヶ月に1 回、定期的に肝機能検査を行う必要性を説明した。 - 2✕この処方薬を服用後、14 日間休薬し、これを1 クールとして服用を繰り返す必
要があることを説明した。少なくとも1 ヶ月に1 回、定期的に肝機能検査を行う必要性を説明した。 - 3✕この薬は性腺刺激ホルモンの作用を弱める薬であることを説明した。少なくとも1 ヶ月に1 回、定期的に肝機能検査を行う必要性を説明した。
- 4○少なくとも1 ヶ月に1 回、定期的に肝機能検査を行う必要性を説明した。
正答: 4
290-291 共通の設問
70 歳男性。数日前から続く腹痛を伴う下痢を訴えて受診した。
この患者に対する治療薬として、最も不適切なのはどれか。1つ選べ。
- 1✕ロペラミド塩酸塩
- 2✕ブチルスコポラミン臭化物
- 3○ピコスルファートナトリウム水和物
- 4✕ビフィズス菌製剤
- 5✕タンニン酸アルブミン
正答: 3
292-293 共通の設問
45 歳女性。皮膚科クリニックで爪白癬と診断され、以下の処方せんを持っ
て薬局を訪れた。
(処方)
イトラコナゾールカプセル50 mg 1 回4 カプセル(1 日8 カプセル)
1 日2 回 朝夕食直後 7 日分
この患者の疾患とその薬物治療に関する記述のうち、適切なのはどれか。2つ選
2つ選べ。
- 1○定期的な肝機能検査を行う。
- 2✕食直後の服薬は、イトラコナゾールの吸収を阻害するので、疑義照会をする必
要がある。 - 3✕内服に比べ、静脈内注射が推奨される。
- 4○服薬終了後は、3 週間の休薬が必要である。
正答: 1・4
294-295 共通の設問
62 歳男性。高血圧症。冠動脈疾患治療のため、2 年前に経皮的冠動脈形成
術を受け、薬物を服用していた。その後、症状悪化のため、開胸心臓手術の適応
となり手術目的で入院した。
この患者(体重50 kg)の手術時の血圧コントロールのために、ニトログリセリ
ン注25 mg/50 mL 瓶を輸液ポンプを用いて、4μg/kg/分の速度で点滴静注する予
定である。この注射剤1 瓶で投与可能な最大時間として、最も近いのはどれか。1
つ選べ。
- 1✕30 分
- 2✕60 分
- 3✕90 分
- 4○120 分
- 5✕240 分
正答: 4
296-297 共通の設問
68 歳女性。腰痛を主訴に整形外科に通院し、以下の薬剤が処方されていた。
歩行等に問題はない。腰椎骨密度は、若年成人平均値(YAM) 比が1 年前は67%で
あったのに対し、1 ヶ月前の結果は 69% と改善傾向を示した。
(処方1)
リセドロン酸ナトリウム錠 17.5 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)
週1 回火曜日 起床時服用 2 日分
(処方2)
ロキソプロフェンナトリウム錠 60 mg 1 回1 錠(1 日2 錠)
1 日2 回 朝夕食後 14 日分
(処方3)
レバミピド錠 100 mg 1 回1 錠(1 日3 錠)
1 日3 回 毎食後 14 日分
この患者が同居の家族と一緒に処方せんを持って保険薬局を訪れた。薬は、本人
が自分で管理していた。今回、リセドロン酸ナトリウム錠とレバミピド錠の残薬が
あることがわかった。
この患者の服薬上の問題に対して、適切と考えられる対応はどれか。1つ選べ。
- 1✕リセドロン酸ナトリウム錠は、起床時服用のため飲み忘れがあると判断し、朝
食後服用への変更を医師に提案した。同居の家族にも処方薬の服用方法を説明し、服用確認をお願いした。 - 2✕レバミピド錠は、昼の飲み忘れが多いと判断し、朝食後に2 錠、夕食後に1 錠
服用するように指導した。同居の家族にも処方薬の服用方法を説明し、服用確認をお願いした。 - 3✕骨密度はほぼ改善しているので、ロキソプロフェンナトリウム錠の服用中止を
提案した。同居の家族にも処方薬の服用方法を説明し、服用確認をお願いした。 - 4○同居の家族にも処方薬の服用方法を説明し、服用確認をお願いした。
正答: 4
298-299 共通の設問
72 歳女性。胃潰瘍で通院中の消化器内科より、血圧150/68 mmHg のため
循環器内科の受診を勧められた。自覚症状は特にない。
身長 162 cm、体重 65 kg、脈拍 75/分整
血中尿素窒素(BUN) 28 mg/dL、血清クレアチニン(Scr) 1.0 mg/dL
Na + 136 mEq/L、K + 3.6 mEq/L、Cl - 101 mEq/L
この患者は、循環器内科の受診後、以下の処方により治療中である。
(処方1)
ニフェジピン徐放錠 20 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)
トリクロルメチアジド錠 1 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)
オメプラゾール腸溶錠 20 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)
1 日1 回 朝食後 14 日分
(処方2)
アルジオキサ錠 100 mg 1 回1 錠(1 日3 錠)
1 日3 回 朝昼夕食後 14 日分
服薬指導中に錠剤が喉につかえやすいとの訴えがあった。上記の処方で、錠剤の
粉砕が可能なものはどれか。2つ選べ。
- 1✕ニフェジピン徐放錠 20 mg
- 2○トリクロルメチアジド錠 1 mg
- 3✕オメプラゾール腸溶錠 20 mg
- 4○アルジオキサ錠 100 mg
正答: 2・4
300-301 共通の設問
55 歳男性。高血圧を指摘され、Ca 2+チャネル遮断薬を処方されているが、
不定期にしか受診していなかった。今回、足に傷ができて治らないと相談に来局
した。右足に直径5 cm大の皮膚潰瘍があり、病変部は悪臭を伴っていた。すぐ、
内科受診を勧めた。内科受診時、以下の所見を示した。
BMI 27、血圧150/90 mmHg
尿潜血 ( −) 、尿タンパク (2 +) 、尿糖(4 +)、ケトン体 ( −)
尿中C ペプチド50 μg/日(正常値 35 ~140 μg/日)
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST) 25 IU/L
アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT) 30 IU/L
γ-グルタミルトランスペプチダーゼ(γ-GTP) 50 IU/L
血中尿素窒素(BUN) 20 mg/dL、血清クレアチニン(Scr) 1.0 mg/dL
空腹時血糖 210 mg/dL、HbA1c 9.6%
この患者の処方薬として考えられる医薬品とその医薬品添付文書に記載されてい
る成人に対する1 日投与量の制限との組合せのうち、誤っているのはどれか。1つ
1つ選べ。
医薬品 1 日投与量の制限
- 1✕グリベンクラミド錠 2.5 mg 10 mgまで
- 2✕シタグリプチンリン酸塩水和物錠 50 mg 100 mgまで
- 3○ピオグリタゾン塩酸塩錠 30 mg 90 mgまで
- 4✕ボグリボース錠 0.2 mg 0.9 mgまで
- 5✕トルブタミド錠 500 mg 2,000 mgまで
正答: 3
302-303 共通の設問
55 歳男性。尋常性乾癬の治療のため、シクロスポリンカプセル25 mgが処
方された処方せんを保険薬局に持参した。この男性は、2 ヶ月前の来局時に、近
所の内科医よりニフェジピン徐放錠 20 mg、ピタバスタチンカルシウム錠 1 mg、
ファモチジン錠 20 mg を投薬されていることが、薬歴簿に記載されていた。
そこで、医薬品添付文書の「使用上の注意−相互作用」の項目を確認したところ、
薬歴簿に記載されていた薬剤の中に、シクロスポリンとの併用が問題となる薬剤が
含まれていた。
薬剤師が処方鑑査を行った後、最初にとるべき対応として、最も適切なのはどれ
か。1つ選べ。
- 1✕処方せんに従って調剤し、副作用に関する注意事項を説明して薬剤を交付した。薬歴簿の記録が2 ヶ月前の情報であったので、現在の併用薬を患者に再確認し た。
- 2✕処方せんに従って調剤し、内科医から投薬されている薬は一時服用を中止する
ように説明した上で薬剤を交付した。薬歴簿の記録が2 ヶ月前の情報であったので、現在の併用薬を患者に再確認し た。 - 3✕処方医にシクロスポリンの処方変更に関する疑義照会を行った。薬歴簿の記録が2 ヶ月前の情報であったので、現在の併用薬を患者に再確認し た。
- 4✕ただちに近所の内科医に併用薬剤の変更に関する疑義照会を行った。薬歴簿の記録が2 ヶ月前の情報であったので、現在の併用薬を患者に再確認し た。
- 5○薬歴簿の記録が2 ヶ月前の情報であったので、現在の併用薬を患者に再確認し
た。
正答: 5
304-305 共通の設問
EBM に関する以下の問に答えよ。
急性心筋梗塞発症後の患者を対象にして、心血管系疾患による死亡に対するアン
ギオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬の予防効果を評価するためにメタアナリシス
を行った。その結果、対照群に対するACE 阻害薬群の心血管系疾患による死亡の
オッズ比は0.83( 95% 信頼区間:0.70 ~0.98)であった。これに対する考察として、
正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1✕オッズ比が0.83 と1 に近い値であるため、両群間で心血管系疾患による死亡
リスクに統計学的に有意な差はみられない。 - 2○オッズ比が1 未満であるため、ACE 阻害薬には心血管系疾患による死亡リスク
を減少させる傾向がある。 - 3✕オッズ比の 95% 信頼区間に0.28 の幅があるため、ACE 阻害薬は心血管系疾患
による死亡リスクを統計学的に有意に減少させていない。 - 4○オッズ比の 95% 信頼区間が1 をはさんでいないため、このメタアナリシスは
統計学的に有意な結果を与えている。
正答: 2・4
306-307 共通の設問
薬局製造販売医薬品(以下「薬局製剤」という)について、以下の問に答えよ。
かぜ症状を訴えて薬局を訪れた来局者に、薬局製剤の葛根湯を販売することと
なった。来局者への説明として、適切なのはどれか。2つ選べ。
- 1✕胃の弱い人でも安心して服用できる。
- 2✕インターフェロン製剤との併用は禁忌である。
- 3○頭痛や肩こりにも効果がある。
- 4○食前又は食間に服用する。
正答: 3・4
308-309 共通の設問
薬局に納入される医薬品を管理するために必要な事項について、以下の問
に答えよ。
卸売販売業者からの医薬品納入時に行う検収に際し、薬局で確認する事項として、
最も優先順位の低いのはどれか。1つ選べ。
- 1✕医薬品名
- 2✕包装単位
- 3✕保管方法
- 4✕納品された個数
- 5○薬価
正答: 5
310-311 共通の設問
保険薬局で処方せんを受け付けた際の薬剤師の対応について、以下の問に
答えよ。
受け付けた処方せんに疑義が生じたため、電話で病院の医師に問い合わせた。疑
義照会を行う際の注意点として、適切でないのはどれか。1つ選べ。
- 1✕こちらの名前を名乗ってから処方医に取り次いでもらう。
- 2○患者のプライバシーに配慮し、患者名は告げずにイニシャルで照会をする。
- 3✕電話では相手の顔や身振りが見えないので、相手の状況や感情を気遣う。
- 4✕疑問点を明確にし、照会する内容を整理してから照会をする。
- 5✕何回も問い合わせることのないように、照会前に処方せんの内容をもう一度確
認する。
正答: 2
312-313 共通の設問
薬局における医薬品の取扱いについて、以下の問に答えよ。
患者が亡くなったので、その家族から当該薬局で調剤した以下の薬剤を処分して
ほしいと申し出があった。当該薬局で廃棄する場合に都道府県知事に届け出なけれ
ばならない医薬品はどれか。1つ選べ。
- 1✕コデインリン酸塩散 1%
- 2✕アミオダロン塩酸塩錠
- 3○フェンタニル貼付剤
- 4✕メチルフェニデート塩酸塩錠
- 5✕トリアゾラム錠
正答: 3
314-315 共通の設問
総合感冒薬を求めて来局したA さんに薬剤師が応対した。その結果、A さ
んは翌日、国民体育大会に選手として参加することが明らかとなった。
総合感冒薬に含まれる成分で、A さんに推奨できないのはどれか。1つ選べ。
- 1✕イブプロフェン
- 2○dl-メチルエフェドリン塩酸塩
- 3✕クレマスチンフマル酸塩
- 4✕アセトアミノフェン
- 5✕リゾチーム塩酸塩
正答: 2
316-317 共通の設問
介護保険制度及びそれに関わる薬局薬剤師の業務について、以下の問に答
えよ。
薬局薬剤師が医師の指示により、患者の居宅での指導(居宅療養管理指導)を行
う場合の記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 1✕介護保険被保険者証の確認を行う。
- 2✕居宅療養管理指導を行うには、患者の同意が必要である。
- 3✕訪問結果について医師に情報提供を行う。
- 4✕薬学的管理指導計画を策定する。
- 5○じょく瘡の状態を確認し、状態が悪化している場合には外用剤の塗布を行う。
正答: 5
318-319 共通の設問
保険薬局で、国民健康保険の被保険者であるA さんから、内科医院と歯科
医院のそれぞれから発行された処方せんを同時に受け付けた。調剤報酬の請求と
支払いの仕組みについて、以下の問に答えよ。なお、A さんは公費負担の対象者
ではない。
A さんの調剤報酬明細書(レセプト)の作成に関する記述のうち、誤っているの
はどれか。1つ選べ。
- 1✕調剤報酬明細書は、月毎にまとめて記載しなければならない。
- 2✕内科と歯科の調剤報酬明細書は、分けて作成しなければならない。
- 3○同じ被保険者証記号番号のA さんの家族の請求は、同じ調剤報酬明細書に記載
して請求しなければならない。 - 4✕調剤報酬明細書には、処方せんを発行した医師の名前を記載しなければならな
い。 - 5✕調剤報酬明細書には、調剤した薬剤師の名前を記載する必要はない。
正答: 3
320-321 共通の設問
一般用医薬品の販売について、以下の問に答えよ。
一般用医薬品であるガスター10®(ファモチジン 10 mg含有)を求めて消費者が
来局した。薬剤師の対応として、適切なのはどれか。2つ選べ。
- 1✕使用者の年齢に関係なく服用できると説明した。
- 2○併用薬を確認した。
- 3✕ガスター10® の情報提供を、医療用医薬品の添付文書を使用して行った。
- 4✕ファモチジン製剤の医療用医薬品であるガスター® 錠 10 mgと、効能・効果、
用法・用量が同じであると説明した。 - 5○3 日間服用しても症状が改善しない場合には、再度、相談に来るように説明した。
正答: 2・5
322-323 共通の設問
医薬品の副作用への対応について、以下の問に答えよ。
患者から「数日前にそちらで受け取った薬を服用してから体調が悪い」と電話で
の問い合わせが保険薬局にあった。保険薬局の薬剤師が患者に確認すべき項目とし
て、最も優先順位が低いのはどれか。1つ選べ。
- 1✕患者の氏名
- 2○処方せんを発行した医療機関名
- 3✕現在の状態
- 4✕服用後の経過時間
- 5✕服用した量
正答: 2
324-325 共通の設問
チーム医療について、以下の問に答えよ。
チーム医療に関する記述のうち、適切でないのはどれか。1つ選べ。
- 1✕チーム医療推進の背景には、医療の高度化及び複雑化に伴う医療現場の疲弊が
あげられる。 - 2✕チーム医療に期待される具体的な効果として、医療の効率性の向上による医療
従事者の負担の軽減があげられる。 - 3✕チーム医療を進める上で、ガイドライン、プロトコール等を活用することが重
要である。 - 4✕チーム医療の推進には、医療と介護の連携も必要である。
- 5○チーム医療は、経済性を優先する医療体系のため、根拠に基づいた医療の実践
にはならない。
正答: 5
保険調剤における処方内容の疑義照会に関する記述のうち、正しいのはどれか。
1つ選べ。
- 1○つ選べ。
1 医師には自らが交付した処方せんに関して、薬剤師からの疑義照会に対応する
義務がある。 - 2✕処方せんに不備があっても薬剤師として明確に判断できることは、疑義照会す
る必要はない。つ選べ。 1 医師には自らが交付した処方せんに関して、薬剤師からの疑義照会に対応する 義務がある。 - 3✕処方せんに疑義があっても患者に確認して解消された場合には、疑義照会する
必要はない。つ選べ。 1 医師には自らが交付した処方せんに関して、薬剤師からの疑義照会に対応する 義務がある。 - 4✕処方された医薬品の用法が記載されていない場合は、添付文書の用法に合わせ
て投薬するので疑義照会の必要はない。つ選べ。 1 医師には自らが交付した処方せんに関して、薬剤師からの疑義照会に対応する 義務がある。 - 5✕疑義照会により処方内容が変更になった場合は、医療機関に処方せんの再発行
を求めなければならない。つ選べ。 1 医師には自らが交付した処方せんに関して、薬剤師からの疑義照会に対応する 義務がある。
正答: 1
胃の全摘手術を目的として入院してきた患者の持参薬の中に抗血栓薬が含まれ
ていた。手術による大量出血のリスクを回避するため、薬剤師がその中止を提案
した。抗血栓薬とその投与中止期間の組合せのうち、誤っているのはどれか。
1つ選べ。
- 1○つ選べ。
抗血栓薬 投与中止期間
1 アスピリン 約2 日 - 2✕ワルファリンカリウム 約5 日
- 3✕シロスタゾール 約3 日
- 4✕チクロピジン塩酸塩 約14 日
- 5✕サルポグレラート塩酸塩 約1 日
正答: 1
以下の処方について患児の家族に確認したところ、散剤の服用は困難であった
ため、疑義照会を行った。その結果、ブロムヘキシン塩酸塩シロップ 0.08% に変
更となった。秤量するブロムヘキシン塩酸塩シロップは総量で何mL か。1つ選べ。ただし、用法・用
量及び投与日数の変更はない。
(処方)
ブロムヘキシン塩酸塩細粒 2% 1 回 0.1 g(1 日0.3 g)[ 製剤量]
1 日3 回 朝昼夕食後 4 日分
(正誤表:設問の「シロップ」は「ブロムヘキシン塩酸塩シロップ」に訂正。訂正後の文言で掲載)
- 1✕3.0
- 2✕7.5
- 3✕10.0
- 4✕12.0
- 5○30.0
正答: 5
高カロリー輸液療法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1○腸閉塞で消化管からの栄養補給ができない患者に適用できる。
- 2○乳酸アシドーシスの予防のため、ビタミンB1 の併用が必要である。
- 3✕腎不全患者では、窒素に対する非タンパク質カロリーの比を150 ~200 に設定
する。 - 4✕ナトリウムイオンの1 日投与量として、20 ~30 mEq/kg を目安とする。
- 5✕浸透圧比を1 ~2 に設定する。
正答: 1・2
薬局製造販売医薬品(薬局製剤)の製造及び販売にあたり、義務づけられてい
ないのはどれか。1つ選べ。
- 1✕封の実施
- 2✕添付文書の作成
- 3○作業記録の患者への提供
- 4✕製造した医薬品の試験検査
- 5✕製造した薬局名の表示
正答: 3
以下の処方により、投与されるナトリウムの量(mEq/日)として、最も近い
値はどれか。1つ選べ。ただし、ホスホマイシンナトリウム(C3H5Na2O4P)の分
子量は182、Na の原子量は23 とする。
(処方)
ホスホマイシンナトリウム点滴静注用0.5 g(力価)/バイアル 3 バイアル
1 日2 回 1 ~2 時間かけて点滴静注
- 1✕15
- 2✕22
- 3✕33
- 4○43
- 5✕57
正答: 4
42 歳男性。重症筋無力症に対して、以下の薬剤が処方された。重大な副作用
の典型的な初期症状はどれか。2つ選べ。
(処方)
ジスチグミン臭化物錠 5 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)
1 日1 回 朝食後 14 日分
- 1✕排尿困難
- 2✕便秘
- 3○発汗
- 4✕頻脈
- 5○縮瞳
正答: 3・5
68 歳男性。身長172 cm、体重82 kg。心筋梗塞の既往歴を有し、高血圧と糖尿
病のため、以下の処方で治療を継続している。
(処方1)
アスピリン腸溶錠 100 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)
オルメサルタンメドキソミル錠 10 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)
1 日1 回 夕食後 14 日分
(処方2)
グリメピリド錠 1 mg 1 回1 錠(1 日2 錠)
メトホルミン塩酸塩錠 250 mg 1 回1 錠(1 日2 錠)
1 日2 回 朝夕食後 14 日分
この患者に対する指導として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1✕納豆やクロレラはアスピリン腸溶錠の作用を増強するため、摂取しないように
指導した。 - 2○心筋梗塞の再発予防のため、オルメサルタンメドキソミル錠により血圧を下げ
る必要があることを説明した。 - 3✕食品包装に表示されているナトリウム量を参考にして、1 日のナトリウム摂取
量が6 g を下回るように指導した。 - 4✕心血管保護のため、強度の運動を行うよう推奨した。
- 5○処方2 により低血糖症状が現れた場合は、ブドウ糖又はショ糖を摂取するよう
指導した。
正答: 2・5
以下の医薬品を適正に使用するために患者から情報収集する内容及びその理由
の組合せのうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
医薬品 情報収集する内容 理由
- 1✕リゾチーム塩酸塩 牛乳アレルギーの有無リゾチームは牛乳に含まれる成
分であるため - 2○クロルフェニラミ 自動車の運転の有無 眠気を催すことがあるため
ンマレイン酸塩 - 3○ミソプロストール 妊娠の有無 流産の危険性があるため
- 4✕ジゴキシン 喫煙の有無 ジゴキシンの作用を増強するた
め - 5✕テオフィリン グレープフルーツテオフィリンの作用を減弱する
ジュースの摂取の有無ため
正答: 2・3
循環器系疾患の薬物治療に関して、薬剤師が医師へ提案する内容として、最も
適切なのはどれか。1つ選べ。
- 1✕徐脈を伴う重症心不全の患者に対して、心機能改善を期待してプロプラノロー
ル塩酸塩を使用する。アンギオテンシン変換酵素阻害薬による治療を受けている慢性心不全の患者に 対して、予後改善効果を期待してカルベジロールを使用する。 - 2✕心房細動を伴うWPW(Wolff-Parkinson-White)症候群のある患者に対して、抗
不整脈作用を期待してベラパミル塩酸塩を使用する。アンギオテンシン変換酵素阻害薬による治療を受けている慢性心不全の患者に 対して、予後改善効果を期待してカルベジロールを使用する。 - 3✕QT 時間が延長している患者に対して、心室頻拍への移行防止を期待してソタ
ロール塩酸塩を使用する。アンギオテンシン変換酵素阻害薬による治療を受けている慢性心不全の患者に 対して、予後改善効果を期待してカルベジロールを使用する。 - 4✕肥大型閉塞性心筋症の患者に対して、心筋収縮力の増強を期待してジゴキシン
を使用する。アンギオテンシン変換酵素阻害薬による治療を受けている慢性心不全の患者に 対して、予後改善効果を期待してカルベジロールを使用する。 - 5○アンギオテンシン変換酵素阻害薬による治療を受けている慢性心不全の患者に
対して、予後改善効果を期待してカルベジロールを使用する。
正答: 5
注射剤の投与に際して使用する医療器材に関する記述のうち、正しいのはどれ
か。1つ選べ。
- 1✕プロポフォールの脂肪乳剤を点滴静注する際に、ポリ塩化ビニル製の輸液セッ
トを使用する。硝酸イソソルビド注射液を 5% ブドウ糖注射液で希釈して点滴静注する際に、 ポリエチレン製の輸液セットを使用する。 - 2✕ニトログリセリン注射液を乳酸リンゲル液で希釈して点滴静注する際に、ポリ
塩化ビニル製の輸液セットを使用する。硝酸イソソルビド注射液を 5% ブドウ糖注射液で希釈して点滴静注する際に、 ポリエチレン製の輸液セットを使用する。 - 3○硝酸イソソルビド注射液を 5% ブドウ糖注射液で希釈して点滴静注する際に、
ポリエチレン製の輸液セットを使用する。 - 4✕ダイズ油を主成分とする脂肪乳剤を点滴静注する際に、輸液ラインに微生物ろ
過フィルターを装置する。硝酸イソソルビド注射液を 5% ブドウ糖注射液で希釈して点滴静注する際に、 ポリエチレン製の輸液セットを使用する。 - 5✕ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含有するタクロリムス注射液を生理食塩液
に希釈して点滴静注する際に、ポリ塩化ビニル製の輸液セットを使用する。硝酸イソソルビド注射液を 5% ブドウ糖注射液で希釈して点滴静注する際に、 ポリエチレン製の輸液セットを使用する。
正答: 3
以下の用語(略語)のうち、肝機能を示すマーカーはどれか。2つ選べ。

- 1○
- 2✕
- 3✕
- 4✕
- 5○
- 6✕
- 7✕
- 8✕
正答: 1・5
保険薬局における麻薬の取扱いに関する記述のうち、誤っているのはどれか。
1つ選べ。
- 1○つ選べ。
1 処方せんにより麻薬を調剤する場合は、麻薬小売業者の免許は不要である。 - 2✕麻薬を購入する時は、麻薬譲渡証を麻薬卸売業者から受け取り、麻薬譲受証を
麻薬卸売業者に渡す。 - 3✕麻薬を調剤する時は、在庫数と帳簿上の残数を確認する。
- 4✕麻薬処方せんを保存する際には、一般の処方せんとは別にする。
- 5✕麻薬帳簿は、最終記載の日から2 年間保管する。
正答: 1
保険調剤後の調剤録に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 1✕調剤済みの処方せんに必要事項を記入して調剤録とした。
- 2✕保険薬局開設者が、調剤録を最終の記入日から5 年間保存したので廃棄した。
- 3○1 回目の分割調剤時に、調剤録に代えて処方せんに必要事項を記入した。
- 4✕処方せんに関する医師への疑義照会の内容を調剤録に記載した。
- 5✕患者の被保険者証記号番号を調剤録に記載した。
正答: 3
保険調剤における先発医薬品から後発医薬品への変更に関する記述のうち、正
しいのはどれか。2つ選べ。ただし、後発医薬品への変更が可能とされた処方せ
んとする。
- 1○患者へ後発医薬品に関する説明を行い、同意を得た上で変更を行った。
- 2○後発医薬品に変更する際に、適応症を確認した。
- 3✕錠剤の先発医薬品を散剤の後発医薬品に、薬剤師の判断で変更して調剤した。
- 4✕医療機関には変更に伴う情報提供を行わなかった。
- 5✕交付済の後発医薬品を後日先発医薬品と交換した。
正答: 1・2
一般用医薬品の配合成分及び使用法と、その医薬品を長期連用した場合に生じ
る可能性のある副作用との組合せのうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
配合成分(使用法) 副作用
- 1✕ナファゾリン塩酸塩(点鼻) 局所粘膜の二次充血
- 2✕フルオシノロンアセトニド(塗布)ステロイド皮膚
- 3✕ブロモバレリル尿素(内服) 投与中止時のせん妄、振戦
- 4○カンゾウエキス(内服) 高カリウム血症
- 5✕コデインリン酸塩水和物(内服) 薬物依存
正答: 4
薬剤性の皮膚粘膜眼症候群が疑われる代表的な初期症状はどれか。2つ選べ。
- 1○発熱(38 °C以上)
- 2○紅斑
- 3✕黄疸
- 4✕四肢のしびれ
- 5✕空咳
正答: 1・2
薬局での受診勧奨に関する記述のうち、適切なのはどれか。2つ選べ。
- 1○一般用医薬品を使用したが症状が悪化したとの訴えがあったので、受診勧奨を
行った。 - 2✕受診勧奨時に、同意を得ないで来局者の情報を医師に提供した。
- 3✕症状が重篤であったが、かかりつけの医療機関が休診日であったため受診勧奨
しなかった。 - 4○一般用医薬品の効能・効果にはない症状であったため、受診勧奨を行った。
正答: 1・4
地域における薬剤師の活動に関する記述のうち、適切でないのはどれか。1つ
1つ選べ。
- 1✕学校における衛生活動や児童・生徒への薬の教育にたずさわる。
- 2✕地域住民の健康増進に積極的にかかわる。
- 3○未使用の医療用医薬品を回収し、有効期限内の医薬品を再利用する。
- 4✕保健機能食品に関する情報提供を行う。
正答: 3
消毒薬の説明として、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 1✕グルタラールは、医療器具の消毒に使用できる。
- 2✕ポビドンヨードは、皮膚や創傷面の消毒に使用できる。
- 3✕ベンザルコニウム塩化物は、口腔内の消毒に使用できる。
- 4○消毒用エタノールは、芽胞を形成した細菌に対して有効である。
- 5✕次亜塩素酸ナトリウムは、B型肝炎ウイルスに有効である。
正答: 4