第97回 — 衛生
演習モードで解く過剰に摂取すると、悪心、嘔吐、頭痛などを主症状とする急性中毒を起こすの
はどれか。1つ選べ。
- 1○ビタミンA
- 2✕ビタミンB12
- 3✕ビタミンD
- 4✕ビタミンE
- 5✕ビタミンK
正答: 1
2005 年以降の年齢階級別死亡率において、20 歳~29 歳の死因の第1 位はどれか。
1つ選べ。
- 1✕つ選べ。
悪性新生物自殺 - 2✕心疾患
- 3✕脳血管疾患
- 4○自殺
- 5✕不慮の事故
正答: 4
疾病の二次予防に該当するのはどれか。1つ選べ。
- 1✕健康教室
- 2✕予防接種
- 3○集団検診
- 4✕在宅機能訓練
- 5✕職場環境の改善
正答: 3
VDT(visual display terminal)作業従事者に多くみられる健康障害はどれか。
1つ選べ。
- 1✕つ選べ。
1 熱中症頸肩腕症候群 - 2✕職業性レイノー症候群
- 3○頸肩腕症候群
- 4✕難聴
- 5✕潜函病
正答: 3
異物代謝において、メルカプツール酸生成に関与する酵素はどれか。1つ選べ。
- 1✕カテコール O-メチルトランスフェラーゼ
- 2○グルタチオン S-トランスフェラーゼ
- 3✕スルホトランスフェラーゼ
- 4✕ロダネーゼ
- 5✕UDP-グルクロノシルトランスフェラーゼ
正答: 2
癌抑制遺伝子はどれか。1つ選べ。

- 1✕
- 2✕
- 3✕
- 4✕
- 5○
正答: 5
メタロチオネインの構成アミノ酸のうち、約1/3 を占めるのはどれか。1つ選べ。
- 1✕グリシン
- 2✕メチオニン
- 3✕トリプトファン
- 4○システイン
- 5✕アルギニン
正答: 4
ジエチル-p-フェニレンジアミン(DPD)法による水道水中の残留塩素の測定に
おいて、DPD と速やかに反応して赤色を呈するのはどれか。1つ選べ。

- 1○
- 2✕
- 3✕
- 4✕
- 5✕
正答: 1
大気汚染に係る環境基準の項目として、設定されていないのはどれか。1つ選べ。
- 1✕一酸化炭素
- 2✕二酸化硫黄
- 3✕浮遊粒子状物質
- 4✕二酸化窒素
- 5○二酸化炭素
正答: 5
医療機関より廃棄される“血液の付着したガーゼ(未滅菌)”が該当する区分と
して、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- 1✕産業廃棄物
- 2✕特別管理産業廃棄物
- 3✕事業系一般廃棄物
- 4✕家庭系一般廃棄物
- 5○特別管理一般廃棄物
正答: 5
栄養素の消化・吸収に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1✕糖質の膜消化では、単糖と二糖が生じる。
- 2○ラクトースを構成する2 種の単糖の吸収は、同じトランスポーターによって行
われる。 - 3✕カルシウムの吸収は、フィチン酸によって促進される。
- 4✕ヘム鉄の吸収は、ビタミンC によって促進される。
- 5○中鎖脂肪酸の吸収は、胆汁酸を必要としない。
正答: 2・5
正味タンパク質利用率はタンパク質の栄養価を表す指標の1 つで、生物価と
並んで広く用いられている。ある食品中の正味タンパク質利用率を知るために、
無タンパク質食で一定期間飼育したラットに被検食品を与えて調べたところ、次
の結果が得られた。被検食品の正味タンパク質利用率として、最も適切な値はど
れか。1つ選べ。
正味タンパク質利用率 = ( 体内保留窒素量 / 摂取窒素量) × 100
被検食品を介した摂取窒素量 = 500 mg
被検食品摂取時の糞中窒素量 = 120 mg
無タンパク質食摂取時の糞中窒素量 = 20 mg
被検食品摂取時の尿中窒素量 = 50 mg
無タンパク質食摂取時の尿中窒素量 = 10 mg
- 1✕48
- 2✕56
- 3✕64
- 4○72
- 5✕84
正答: 4
食品添加物のうち、保存料として使用が許可されているのはどれか。2つ選べ。

- 1✕
- 2○
- 3✕
- 4○
- 5✕
正答: 2・4
食品における農薬の残留基準に関する記述の に入れるべき語句の正し
い組合せはどれか。1つ選べ。
食品衛生法の改正により、食品中の残留農薬については a 制度が施行され
た。多くの農薬について食品中の残留基準が定められ、残留基準のない農薬等につ
いては、食品衛生法に基づき「人の健康を損なうおそれのない量」として一律基準
b ppm が設定された。
a b
- 1✕ネガティブリスト 0.01
- 2✕ネガティブリスト 0.1
- 3✕ネガティブリスト 1
- 4○ポジティブリスト 0.01
- 5✕ポジティブリスト 0.1
- 6✕ポジティブリスト 1
正答: 4
保健統計に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1○粗死亡率は、年齢構成の影響を受けるため、年齢構成の異なる集団の比較には
適していない。 - 2○PMI(50 歳以上死亡割合)は、人口や年齢構成がわからなくても算出できるため、
国際的に健康水準を測る指標として利用される。 - 3✕年齢3 区分別人口における老年人口は、75 歳以上の人口である。
- 4✕ある年齢における平均余命は、その年の平均寿命から年齢を差し引くことで算
出される。 - 5✕国勢調査は、人口の規模、構造などの特徴を明らかにするための人口動態調査
である。
正答: 1・2
ある集団を対象に生活習慣と癌の罹患状況をある一時点で同時に調査し、喫煙
者では喉頭癌の有病率が高いという結果を得た。 に入れるべき語句の正し
い組合せはどれか。1つ選べ。
この研究は a であり、その結果からは、 b 。
a b
- 1✕横断的研究 喫煙は喉頭癌の危険因子であることがわかる
- 2✕横断的研究 喉頭癌患者は喫煙を好むことがわかる
- 3○横断的研究 喫煙と喉頭癌の因果関係は不明である
- 4✕縦断的研究 喫煙は喉頭癌の危険因子であることがわかる
- 5✕縦断的研究 喉頭癌患者は喫煙を好むことがわかる
- 6✕縦断的研究 喫煙と喉頭癌の因果関係は不明である
正答: 3
内の研究に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1883 年、遠洋航海に出ていた練習船の乗員376 名のうち169 名が脚気に罹る
という事態が発生した。海軍医務局長の高木兼寛は、脚気の原因が食事の質で
あると考え、特に食事中の炭素:窒素比の値が15 を大きく超えると発生するこ
とに注目した。1884 年、季節、乗組員、航路などの条件を一致させ、白米主体
の食事から麦飯や洋食に変えただけで航海を実施したところ、脚気はほとんど
発生せず、全員無事に帰国した。鈴木梅太郎が脚気の予防因子を米糠から抽出
するのに成功したのは、その25 年以上も後のことである。
- 1✕この研究は、疫学の症例対照研究に相当する。
- 2✕この研究では、脚気の予防に有効な因子は炭水化物である可能性が示唆される。
- 3○この研究では、白米に脚気の原因物質が含まれている可能性が排除できない。
- 4○鈴木梅太郎が得た抽出物の有効成分は、のちにビタミンB1 であることがわかっ
た。
正答: 3・4
労働衛生に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1✕すべての事業所に対して、安全衛生管理のため、衛生管理者を置くことが義務
づけられている。 - 2○作業環境管理や健康管理は、職業病予防の基本的な労働衛生管理である。
- 3○作業管理は、暴露濃度を指標として実施する。
- 4✕薬剤師には、業務内容にかかわらず、特殊健康診断が義務づけられている。
正答: 2・3
感染性疾患と、主な感染源の組合せのうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
<疾患> <感染源>
- 1○ジフテリア ――――― 気道由来の飛沫
- 2○成人T細胞白血病 ――――― 母乳
- 3✕エキノコックス症 ――――― ノミ
- 4✕E型肝炎 ――――― 血液
正答: 1・2
次の性行為感染症のうち、病原体がウイルスであるのはどれか。2つ選べ。
- 1✕梅毒
- 2✕軟性下疳
- 3✕淋病
- 4○尖圭コンジローマ
- 5○B型肝炎
正答: 4・5
暴露により尿中の馬尿酸濃度が上昇するのはどれか。2つ選べ。
- 1✕アニリン
- 2✕ニトロベンゼン
- 3○トルエン
- 4✕フェノール
- 5○ベンジルアルコール
正答: 3・5
化学物質と発癌作用に関する組合せのうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。




この問題は「解なし」(全員正解扱い)です。

- 1―
- 2―
- 3―
- 4―
- 5―
正答: 解なし(全員正解扱い)
アスベストに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1✕ケイ素を含む有機化合物である。
- 2○酸やアルカリに耐性である。
- 3✕Ames 試験で陽性を示す。
- 4○大気汚染防止法では、特定粉じんに指定されている。
正答: 2・4
「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)」(平成21 年改正)
に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1○対象となる化学物質の中には、環境中で分解されやすいものも含まれる。
- 2✕ポリ塩化ジベンゾ-p-ジオキシン(PCDD)は、第一種特定化学物質に指定され
ている。 - 3✕監視化学物質の設定は、化学物質の環境への放出量を把握することを目的とし
ている。 - 4✕第二種特定化学物質は、高蓄積性を有し、ヒトへの長期毒性又は高次捕食動物
への毒性を有する。 - 5○優先的に安全性評価を行う必要がある化学物質として、優先評価化学物質が設
定されている。
正答: 1・5
メタノール中毒患者に対する治療方法として、誤っているのはどれか。1つ選
1つ選べ。
- 1✕エタノール投与
- 2○活性炭投与
- 3✕炭酸水素ナトリウム投与
- 4✕葉酸投与
- 5✕血液透析
正答: 2
フロン類について、数値が0 であるのはどれか。2つ選べ。
- 1○特定フロン分子内の水素原子数
- 2✕代替フロン分子内のフッ素原子数
- 3○我が国で工業的製造が許可されている特定フロン種の数
- 4✕パーフルオロカーボンの地球温暖化係数
正答: 1・3
生物濃縮に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1○環境汚染物質だけでなく、栄養物質にも見られることがある。
- 2✕生物濃縮の程度は、化学物質の性質のうち蓄積性よりも難分解性に依存する。
- 3○1-オクタノール/水間の分配係数は、濃縮係数と正の相関を示す。
- 4✕濃縮係数は、化学物質の環境中濃度に対する生体内濃度の百分率で表される。
正答: 1・3
水道原水に塩素を注入すると、塩素注入量と残留塩素濃度について図のような
関係がみられた。これに関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

残留塩素濃度
0
a b c
塩素注入量
- 1✕a の塩素量を塩素要求量という。a とc の間で主に検出される残留塩素は結合残留塩素である。
- 2✕(b - a)の塩素量を塩素消費量という。a とc の間で主に検出される残留塩素は結合残留塩素である。
- 3✕純水の場合には、この原水に比べて、塩素消費量と塩素要求量が大きい。a とc の間で主に検出される残留塩素は結合残留塩素である。
- 4○a とc の間で主に検出される残留塩素は結合残留塩素である。
- 5✕我が国の水道水消毒では、b 以上の塩素量を注入する方法が用いられている。a とc の間で主に検出される残留塩素は結合残留塩素である。
正答: 4
活性汚泥法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1✕活性汚泥法は、生物膜法の一種である。
- 2✕活性汚泥中には、原生動物は存在しない。
- 3○曝気槽では、微生物による有機物の酸化分解反応が起こる。
- 4✕余剰汚泥は、消化槽で好気的に処理される。
- 5○フロックの沈降性が低下すると、有機物の除去効率は下がる。
正答: 3・5
PRTR 制度に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
- 1✕産業廃棄物の不法投棄を防止するためのものである。対象化学物質のうち、届出排出量・移動量が最も多い化学物質はトルエンであ る。
- 2✕PRTR 法で定められている第一種指定化学物質及び第二種指定化学物質は、と
もにPRTR 制度の対象である。対象化学物質のうち、届出排出量・移動量が最も多い化学物質はトルエンであ る。 - 3✕対象化学物質の届出排出先として、事業所における埋立処分の割合が最も大き
い。対象化学物質のうち、届出排出量・移動量が最も多い化学物質はトルエンであ る。 - 4✕国際的な対応として、バーゼル条約が発効している。対象化学物質のうち、届出排出量・移動量が最も多い化学物質はトルエンであ る。
- 5○対象化学物質のうち、届出排出量・移動量が最も多い化学物質はトルエンであ
る。
正答: 5
226-227 共通の設問
必須微量元素に関する以下の問に答えよ。
微量元素と、それを構成成分とする酵素との組合せのうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。
<微量元素> <酵素>
(正誤表:選択肢3の「Fe」は「Co」に訂正。訂正後の文言で掲載)
- 1✕Cu −−−−−−−−−− アルコールデヒドロゲナーゼ
- 2○Zn −−−−−−−−−− 炭酸デヒドラターゼ
- 3✕Co −−−−−−−−−− キサンチンオキシダーゼ
- 4○Se −−−−−−−−−− グルタチオンペルオキシダーゼ
- 5✕Mn −−−−−−−−−− カタラーゼ
正答: 2・4
228-229 共通の設問
40 歳男性。8 月3 日の早朝、下痢、腹痛、嘔吐と発熱を訴えて救急外来を
受診した。医師が問診したところ、前夜に友人5 人とイカ釣りに出かけ、船上で釣っ
たイカをイカそうめん(細切りの刺身)にして食べたとのことであった。友人5
人も同様の症状を訴えているという。医師は食中毒と診断し、便の検査をオーダー
するとともに、薬剤師に治療薬についての処方提案を求めた。
この症例において、食中毒の原因として最も可能性が高いのはどれか。1つ選べ。
- 1✕サルモネラ属菌
- 2✕ノロウイルス
- 3✕アニサキス
- 4○腸炎ビブリオ
- 5✕ウェルシュ菌
正答: 4
230-231 共通の設問
56 歳男性。35 年間の喫煙歴があり、最近、息苦しいことが多いことから、
禁煙相談のため薬局に来た。そこで、薬剤師が禁煙の重要性を説明することにした。
喫煙に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1○2000 年以降の日本人男性の喫煙率は、低下する傾向にある。
- 2✕2000 年以降の日本人女性の喫煙率は、上昇する傾向にある。
- 3○妊産婦の喫煙は、低出生体重児のリスクファクターである。
- 4✕タバコの煙に含まれるベンゾ[a] ピレンは、一次発癌物質である。
正答: 1・3
232-233 共通の設問
保険薬局にて以下の処方せんを受け取った。

この処方から推定される疾患が基礎となって発症する代表的な生活習慣病はどれ
か。2つ選べ。
- 1✕痛風
- 2○脳血管疾患
- 3○心疾患
- 4✕悪性新生物
- 5✕肺気腫
正答: 2・3
234-235 共通の設問
午前8 時半頃、半裸で意味不明の言葉を叫びながら路上で暴れていた男性
が警察官に保護された。言動から薬物中毒が疑われたため、警察官は救急車を手
配し、男性は救急病院に搬送された。男性の来院時の状態は以下の通りであり、
担当医師から、救急救命室担当の薬剤師に、原因薬物の検査と治療薬の提案が依
頼された。
呼吸数:42/分、脈拍:160/分、体温:38°C、瞳孔 散大・対光反射減弱、発汗な
し、歯咬み・歯ぎしり著明、口唇チアノーゼ、四肢の冷感、呼吸時に「ウー、
ウー」と喘ぎながら首を左右に常同的に振る、左上肢に多数の注射痕あり
この患者の治療に最も適切な薬物はどれか。1つ選べ。

- 1○
- 2✕
- 3✕
- 4✕
- 5✕
正答: 1
236-237 共通の設問
52 歳男性。左片麻痺を主訴に受診し、CT 検査で右頭頂葉に腫瘤を認めた
ため入院精査を行うことになった。造影MRI で、右頭頂葉にリング状に造影剤増
強効果を示す20 × 23 mm径の腫瘤と広範な周辺浮腫を認めた。また、胸部単純X
線検査では左下肺野に腫瘤影を認めた。原発性肺癌の脳転移が疑われ、原発巣の
確認と全身の転移巣の検索を目的として、PET-CT 検査を行うことになった。核
医学の専門医から、PET-CT 業務を担当する薬剤師に検査薬の調製と品質検定が
依頼された。
この検査薬の体内分布を測定するには何を検出すればよいか。1つ選べ。
- 1✕陽子線
- 2✕陽電子線
- 3✕特性X 線
- 4✕γ転移で放出される電磁波
- 5○消滅放射線
正答: 5
238-239 共通の設問
ある薬剤師が、中学校の学校薬剤師として委嘱された。以下の問に答えよ。
勤務する学校の水道水中の残留塩素を検査したところ、遊離残留塩素濃度は
0.2 mg/L、結合残留塩素濃度は0.3 mg/Lであった。これに関する記述のうち、正し
いのはどれか。1つ選べ。
- 1✕結合残留塩素が基準を満たしているので、塩素消毒は十分である。遊離残留塩素が基準を満たしているので、塩素消毒は十分である。
- 2○遊離残留塩素が基準を満たしているので、塩素消毒は十分である。
- 3✕結合残留塩素が基準を満たしていないので、塩素消毒は不十分である。遊離残留塩素が基準を満たしているので、塩素消毒は十分である。
- 4✕遊離残留塩素が基準を満たしていないので、塩素消毒は不十分である。遊離残留塩素が基準を満たしているので、塩素消毒は十分である。
- 5✕遊離残留塩素及び結合残留塩素がともに基準を満たしていないので、塩素消毒
は不十分である。遊離残留塩素が基準を満たしているので、塩素消毒は十分である。
正答: 2
240-241 共通の設問
6 月、海水浴シーズンを迎え、県の担当課から県内の保健所に管内の海水
浴場の適合検査を行うように指示があった。水質検査担当の薬剤師は、海水浴場
に出かけ、船上から油膜の有無、透明度を確認した上で、検査用の海水を採取した。
水質汚濁の検査項目とその測定法との組合せのうち、正しいのはどれか。2つ選
2つ選べ。
<検査項目> <測定法>
- 1✕ふん便性大腸菌群数 ――― 標準寒天培地法
- 2✕一般細菌数 ――― 特定酵素基質培地法
- 3○塩化物イオン濃度 ――― 硝酸銀滴定法(モール法)
- 4✕BOD ――― インドフェノール法
- 5○COD ――― 酸性高温過マンガン酸法
正答: 3・5
242-243 共通の設問
室内空気を汚染させる原因物質には、二酸化炭素、一酸化炭素、じんあい、
微生物、化学物質などがある。医療施設では清浄度によるゾーニングがなされ、
各エリアの空調管理が行われている。
4 人の患者が入院している病室の必要換気量が90 m3/h であるとき、この病室の
必要換気回数(回/h)はどれか。1つ選べ。ただし、この病室は、床面積60 m2、
床から天井までの高さ3 mの直方体とする。

- 1✕
- 2○
- 3✕
- 4✕
- 5✕
正答: 2
244-245 共通の設問
ある日の午後、保険薬局に処方せんを持った小学生が保護者とともに来局
した。光化学スモッグ注意報が発令されていたが、校庭でサッカーをしていたと
いう。
光化学オキシダントに関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
- 1✕主として固定発生源から排出される一次汚染物質であり、酸性雨の原因となる。炭化水素を含む揮発性有機化合物と窒素酸化物が反応して生成する酸化性物質 である。
- 2✕化石燃料の不完全燃焼により発生し、主として自動車がその発生源である。炭化水素を含む揮発性有機化合物と窒素酸化物が反応して生成する酸化性物質 である。
- 3✕環境基準の達成率は高いが、大都市圏において特別措置法による低減対策が行
われている。炭化水素を含む揮発性有機化合物と窒素酸化物が反応して生成する酸化性物質 である。 - 4✕炭素、酸素、水素、塩素が加熱される過程で非意図的に生成する。炭化水素を含む揮発性有機化合物と窒素酸化物が反応して生成する酸化性物質 である。
- 5○炭化水素を含む揮発性有機化合物と窒素酸化物が反応して生成する酸化性物質
である。
正答: 5