第111回 — 薬理
演習モードで解くGi タンパク質共役型受容体はどれか。1つ選べ。
- 1○アドレナリン α2 受容体
- 2✕アセチルコリン M3 受容体
- 3✕γ-アミノ酪酸 GABAA 受容体
- 4✕ヒスタミン H2 受容体
- 5✕インスリン受容体
正答: 1
リドカインの局所麻酔作用の機序はどれか。1つ選べ。
- 1○電位依存性 Na+ チャネルの遮断
- 2✕電位依存性 Ca2+ チャネルの遮断
- 3✕電位依存性 K+ チャネルの活性化
- 4✕ヒスタミン H1 受容体の遮断
- 5✕オピオイド μ 受容体の刺激
正答: 1
γ-アミノ酪酸 GABAA 受容体のベンゾジアゼピン結合部位に結合し、麻酔作用
を示すのはどれか。1つ選べ。
- 1✕デクスメデトミジン
- 2✕チオペンタール
- 3✕ドロペリドール
- 4○ミダゾラム
- 5✕ケタミン
正答: 4
セロトニン 5-HT2A 受容体を遮断するため、錐体外路症状が最も発現しにくい統
合失調症治療薬はどれか。1つ選べ。
- 1✕ハロペリドール
- 2✕フルフェナジン
- 3✕タンドスピロン
- 4○リスペリドン
- 5✕エスシタロプラム
正答: 4
抗てんかん薬レベチラセタムの主な作用点はどれか。1つ選べ。
- 1✕電位依存性 Na+ チャネル
- 2○シナプス小胞タンパク質 2A(SV2A)
- 3✕グルタミン酸 NMDA 受容体
- 4✕炭酸脱水酵素
- 5✕γ-アミノ酪酸(GABA)トランスアミナーゼ
正答: 2
延髄の呼吸中枢を直接刺激して、呼吸を促進させるのはどれか。1つ選べ。
- 1✕チペピジン
- 2✕オキシメテバノール
- 3✕レバロルファン
- 4✕フルマゼニル
- 5○ジモルホラミン
正答: 5
電位依存性 Na+ チャネルを遮断する抗不整脈薬のうち、心筋の活動電位持続時
間に影響を及ぼさないのはどれか。1つ選べ。
- 1✕シベンゾリン
- 2✕ジソピラミド
- 3✕キニジン
- 4○ピルシカイニド
- 5✕メキシレチン
正答: 4
活性代謝物がアドレナリン α1 受容体を刺激することで、起立性低血圧を改善す
るのはどれか。1つ選べ。
- 1✕ドブタミン
- 2✕ミルリノン
- 3○ミドドリン
- 4✕アメジニウム
- 5✕ブクラデシン
正答: 3
ADP P2Y12 受容体を遮断して、血小板凝集を抑制するのはどれか。1つ選べ。
- 1✕ジピリダモール
- 2✕オザグレル
- 3✕ベラプロスト
- 4○プラスグレル
- 5✕サルポグレラート
正答: 4
切迫流・早産の治療に用いられる選択的アドレナリン β2 受容体刺激薬はどれ
か。1つ選べ。
- 1✕ピペリドレート
- 2✕ジノプロスト
- 3○リトドリン
- 4✕オキシトシン
- 5✕レボノルゲストレル
正答: 3
胆汁酸トランスポーターを阻害し、大腸管腔内の胆汁酸量を増加させることで
便秘を改善するのはどれか。1つ選べ。
- 1✕ルビプロストン
- 2✕リナクロチド
- 3○エロビキシバット
- 4✕トリメブチン
- 5✕ラモセトロン
正答: 3
プロタンパク質転換酵素サブチリシン/ケキシン9 型(PCSK9)を阻害すること
で、LDL 受容体の分解を抑制する脂質異常症治療薬はどれか。1つ選べ。
- 1✕ベザフィブラート
- 2✕エゼチミブ
- 3○エボロクマブ
- 4✕アトルバスタチン
- 5✕ロミタピド
正答: 3
甲状腺ペルオキシダーゼを直接阻害することで、甲状腺ホルモンの生合成を抑
制するのはどれか。1つ選べ。
- 1✕プロチレリン
- 2✕リオチロニン
- 3✕レボチロキシン
- 4○プロピルチオウラシル
- 5✕ヒトチロトロピン アルファ
正答: 4
感染細胞内でリン酸化されて活性体となりウイルス DNA ポリメラーゼを阻害
して、ウイルスの増殖を抑制するのはどれか。1つ選べ。
- 1○アシクロビル
- 2✕ラルテグラビル
- 3✕レジパスビル
- 4✕アマンタジン
- 5✕ソホスブビル
正答: 1
アロマターゼを阻害することで、エストロゲン生合成を抑制する乳がん治療薬
はどれか。1つ選べ。
- 1✕フルベストラント
- 2○アナストロゾール
- 3✕タモキシフェン
- 4✕ゴセレリン
- 5✕ラパチニブ
正答: 2
下のグラフは、摘出回腸平滑筋を用いた受容体刺激薬Aによる収縮反応の濃度-
反応曲線と、それに対する薬物X(10-7 mol/L)あるいは薬物Y(10-7 mol/L)の
併用が及ぼす影響を示したものである。刺激薬Aは、一種類の受容体のみを刺激
し、薬物Xと薬物Yに収縮作用はない。この結果に関する記述として、正しいのは
どれか。2つ選べ。

- 1○刺激薬Aの pD2 値は、約7 である。
- 2✕薬物Xの pA2 値は、7 より小さいと推定できる。薬物Xの pA2 値は、用量比が約100倍であることから 7 より大きい(約9)と推定できる。
- 3✕10-5 mol/L の刺激薬Aによる収縮反応は、薬物X(10-7 mol/L)の併用により
約 50%抑制される。10-5 mol/L の刺激薬Aによる収縮反応は、薬物X(10-7 mol/L)の併用により約 40%抑制される。 - 4○薬物Yは、刺激薬Aに対する非競合的拮抗薬である。
- 5✕薬物Yの内活性は、0.5 である。薬物Yは拮抗薬であり収縮作用を持たないため、内活性は 0 である。
正答: 1・4
副交感神経系に作用する薬物の作用機序に関する記述として、正しいのはどれ
か。2つ選べ。
- 1○ピロカルピンは、アセチルコリン M3 受容体を刺激して、毛様体筋を収縮させ
る。 - 2○アトロピンは、アセチルコリン M2 受容体を遮断して、洞房結節の活動電位の
発生頻度を増加させる。 - 3✕ジスチグミンは、コリンエステラーゼを非可逆的に阻害して、膀胱排尿筋の収
縮を増強する。ジスチグミンは、コリンエステラーゼを可逆的に阻害して、膀胱排尿筋の収縮を増強する。 - 4✕ベタネコールは、アセチルコリン M1 受容体を遮断して、腸管平滑筋を弛緩さ
せる。ベタネコールは、アセチルコリン M3 受容体を刺激して、腸管平滑筋を収縮させる。 - 5✕トロピカミドは、アセチルコリン M3 受容体を刺激して、気管支平滑筋を収縮
させる。トロピカミドは、アセチルコリン M3 受容体を遮断して、虹彩括約筋を弛緩させる。
正答: 1・2
筋弛緩薬に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1✕ロクロニウムは、電位依存性 Na+ チャネルに結合して、終板の脱分極を抑制す
る。ロクロニウムは、ニコチン受容体(終板のアセチルコリンNM受容体)に結合して、終板の脱分極を抑制する。 - 2✕スキサメトニウムの筋弛緩作用は、スガマデクスの併用により減弱される。スキサメトニウムの筋弛緩作用は、スガマデクスの併用により減弱されない(スガマデクスはロクロニウム等のステロイド骨格をもつ非脱分極性筋弛緩薬に有効)。
- 3○ダントロレンは、骨格筋のリアノジン受容体に作用して、筋小胞体からの
Ca2+ 遊離を抑制する。 - 4✕バクロフェンは、γ-アミノ酪酸 GABAA 受容体を刺激して、γ 運動ニューロン
の活動を抑制する。バクロフェンは、γ-アミノ酪酸 GABAB 受容体を刺激して、γ 運動ニューロンの活動を抑制する。 - 5○チザニジンは、アドレナリン α2 受容体を刺激して、脊髄の多シナプス反射を
抑制する。
正答: 3・5
154-155 共通の設問
30 歳女性。高校3 年生のときにきっかけもなく元気がなくなり、3 ケ月間
学校を休んだことがあったが、特に治療を受けずに回復した。その後は順調であっ
たが、1 ケ月前に急に元気がなくなり、会社を休んだりしていた。ここ数日は「偉
大な発見をしたので、自分には特別な才能がある」と言ったり、誰彼構わず夜中に
電話をするといった状態が持続するため、母親に連れられて来院した。母親による
と2 週間前から母親と話していても、話の内容が次々と脱線し、話している内容が
まとまらない、些細なことを契機に怒り出すなど、普段とは異なる行動がみられ
た。睡眠をほとんどとっていないが、本人は疲れを感じていない。親戚や友人への
電話で家や車の購入計画などを話し、相手が反対すると激怒するようになった。血
液生化学検査、脳画像検査、脳波検査、脳脊髄液検査で異常はない。飲酒・喫煙歴
なし。違法薬物の使用歴もない。診察の結果、患者は双極性障害と診断された。
双極性障害に用いられる薬物の薬理作用に関する記述として、正しいのはどれ
か。2つ選べ。
- 1✕炭酸リチウムは、イノシトール 1-リン酸分解酵素を阻害し、ホスファチジルイ
ノシトール(PI)代謝回転を亢進させる。炭酸リチウムは、イノシトール 1-リン酸分解酵素を阻害し、ホスファチジルイノシトール(PI)代謝回転を抑制させる。 - 2✕オランザピンは、電位依存性 Ca2+ チャネルの α2 δ サブユニットに結合し、興
奮性神経伝達物質の遊離を抑制する。プレガバリン等は、電位依存性 Ca2+ チャネルの α2δ サブユニットに結合し、興奮性神経伝達物質の遊離を抑制する(オランザピンはドーパミン・セロトニン受容体遮断薬)。 - 3○アリピプラゾールは、ドパミン D2 受容体及びセロトニン 5-HT1A 受容体に対し
て部分刺激薬として作用する。 - 4✕カルバマゼピンは、γ-アミノ酪酸(GABA)トランスアミナーゼを阻害し、脳
内 GABA 量を増加させる。バルプロ酸は、γ-アミノ酪酸(GABA)トランスアミナーゼを阻害し、脳内 GABA 量を増加させる(カルバマゼピンはNa+チャネル遮断)。 - 5○ラモトリギンは、電位依存性 Na+ チャネルを遮断し、神経細胞の過剰興奮を抑
制する。
正答: 3・5
片頭痛治療薬の作用機序に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1○エレトリプタンは、セロトニン 5-HT1B 受容体を刺激して、脳血管を収縮させ
る。 - 2✕ゾルミトリプタンは、セロトニン 5-HT1F 受容体を選択的に刺激して、ニュー
ロペプチドの放出を抑制する。ラスミジタンは、セロトニン 5-HT1F 受容体を選択的に刺激して、ニューロペプチドの放出を抑制する(ゾルミトリプタンは5-HT1B/1D刺激)。 - 3✕エレヌマブは、電位依存性 Ca2+ チャネルに結合して、ニューロペプチドの放
出を抑制する。エレヌマブは、CGRP受容体を遮断して、神経原性炎症を抑制する。 - 4○ガルカネズマブは、カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)に結合して、
神経原性炎症を抑制する。 - 5✕ロメリジンは、プロスタグランジン E2 の産生を抑制して、痛覚閾値を上昇さ
せる。ロメリジンは、セロトニン 5-HT2 受容体を遮断して、片頭痛を予防する。
正答: 1・4
157-158 共通の設問
18 歳女性。アレルギー性鼻炎と診断され、治療中である。その他の既往歴
及び常用薬はない。
アレルギー性鼻炎の治療に用いられる薬物の作用機序に関する記述として、正し
いのはどれか。2つ選べ。
- 1○ビラスチンは、ヒスタミン H1 受容体を遮断することで、くしゃみや鼻汁分泌
を軽減する。 - 2✕クロモグリク酸は、アドレナリン α 受容体を刺激することで、鼻粘膜の血管平
滑筋を収縮させ、鼻閉を改善する。クロモグリク酸は、肥満細胞の膜を安定化させてヒスタミン等の遊離を抑制することで、鼻粘膜の過敏性を改善する。 - 3✕トラニラストは、ロイコトリエン CysLT1 受容体を遮断することで、鼻粘膜の
過敏性を改善する。トラニラストは、肥満細胞の膜を安定化させて化学伝達物質の遊離を抑制することで、鼻粘膜の過敏性を改善する。 - 4✕プランルカストは、IgE 抗体を中和することで、肥満細胞からのヒスタミン遊
離を抑制する。プランルカストは、ロイコトリエン CysLT1 受容体を遮断することで、鼻粘膜の炎症を軽減する。 - 5○ラマトロバンは、プロスタノイド TP 受容体及びプロスタノイド DP2 受容体
(CRTH2 受容体)を遮断することで、鼻粘膜の炎症を軽減する。
正答: 1・5
骨粗しょう症治療薬の作用機序に関する記述として、正しいのはどれか。2つ
選べ。
- 1○アレンドロン酸は、メバロン酸経路のファルネシルピロリン酸合成酵素を阻害
することで、破骨細胞による骨吸収を抑制する。 - 2✕カルシトリオールは、カルシトニン受容体を刺激することで、腸管からの Ca2+
吸収を促進する。カルシトリオールは、ビタミンD受容体を刺激することで、腸管からの Ca2+ 吸収を促進する。 - 3✕テリパラチドは、破骨細胞のビタミン D 受容体に結合することで、破骨細胞の
アポトーシスを促進する。テリパラチドは、骨細胞・骨芽細胞のPTH1受容体に結合することで、骨形成を促進する。 - 4○ラロキシフェンは、骨組織のエストロゲン受容体の活性化を介して、骨吸収を
抑制する。 - 5✕ロモソズマブは、スクレロスチンに結合し、古典的 Wnt シグナル伝達を抑制
して、骨形成を促進する。ロモソズマブは、スクレロスチンに結合し、古典的 Wnt シグナル伝達を活性化して、骨形成を促進する。
正答: 1・4
160-161 共通の設問
62 歳女性。10 年前から高血圧症と脂質異常症の治療を受けていたが、そ
れ以外は心疾患を含めて既往歴はない。半年前より坂道や階段を昇るときに胸部圧
迫感を自覚するようになったが、3 ~4 分程度安静にすると症状は消失していた。
現在も労作時に同様の胸部症状が現れるが、その強さや頻度、持続時間は半年前と
比較して変わらないという。運動負荷心電図で ST の低下が認められ、さらに冠動
脈造影検査などの諸検査の結果、労作性狭心症と診断された。その他の検査結果は
以下のとおりであった。
(検査値)
血圧 140/92 mmHg、心拍 68 拍/分、LDL-C 132 mg/dL、HDL-C 43 mg/dL、
TG(トリグリセリド)115 mg/dL、HbA1c 5.8%
狭心症治療薬の作用機序に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1✕ニトログリセリンは、アデニル酸シクラーゼの活性化を介して、血管を拡張さ
せる。ニトログリセリンは、グアニル酸シクラーゼ(sGC)の活性化を介して、血管を拡張させる。 - 2○アテノロールは、アドレナリン β1 受容体を遮断して、心筋の酸素需要を減少
させる。 - 3○ニフェジピンは、電位依存性 L 型 Ca2+ チャネルを遮断して、冠動脈を拡張さ
せる。 - 4✕ジルチアゼムは、電位依存性 Na+ チャネルを遮断して、陰性の変時作用を示す。ジルチアゼムは、電位依存性 L型 Ca2+ チャネルを遮断して、陰性の変時作用を示す。
- 5✕ニコランジルは、ATP 感受性 K+ チャネルを遮断して、細動脈を拡張させる。ニコランジルは、ATP 感受性 K+ チャネルを開放(活性化)して、細動脈を拡張させる。
正答: 2・3
高血圧症治療薬の作用機序に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1○アジルサルタンは、アンジオテンシンIIAT1 受容体を遮断して、血管収縮及び
アルドステロン分泌を抑制する。 - 2○シルニジピンは、電位依存性 N 型 Ca2+ チャネルを遮断して、交感神経終末か
らのノルアドレナリン遊離を抑制する。 - 3✕ヒドロクロロチアジドは、Na+-K+-2Cl- 共輸送体を阻害して、遠位尿細管にお
ける Na+ の再吸収を抑制する。ヒドロクロロチアジドは、Na+-Cl− 共輸送体を阻害して、遠位尿細管における Na+ の再吸収を抑制する。 - 4✕ウラピジルは、アドレナリン α1 受容体を遮断して、交感神経終末からのノル
アドレナリン遊離を抑制する。ウラピジルは、アドレナリン α1 受容体を遮断して、血管平滑筋を弛緩させ血圧を低下させる。 - 5✕イミダプリルは、レニンを阻害して、アンジオテンシノーゲンからアンジオテ
ンシンIへの変換を抑制する。イミダプリルは、アンジオテンシン変換酵素(ACE)を阻害して、アンジオテンシンIからアンジオテンシンIIへの変換を抑制する。
正答: 1・2
抗凝固薬の作用機序に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1○ワルファリンは、ビタミン K エポキシド還元酵素を阻害することで、ビタミン
K 依存性凝固因子の生成を阻害する。 - 2✕ヘパリンは、プラスミノーゲンからプラスミンへの変換を促進することによ
り、線溶系を活性化する。ヘパリンは、アンチトロンビンに結合してトロンビンや第Xa因子の阻害を促進することにより、凝固系を抑制する。 - 3✕ナファモスタットは、アンチトロンビンと結合し、トロンビン活性を選択的に
阻害する。ナファモスタットは、トロンビン等のセリンプロテアーゼを直接阻害する。 - 4✕ダビガトランエテキシラートは、体内で活性代謝物となり、第 Xa 因子の活性
を選択的に阻害する。ダビガトランエテキシラートは、体内で活性代謝物となり、トロンビン(第IIa因子)の活性を選択的に阻害する。 - 5○トロンボモデュリン アルファは、トロンビンに結合し、プロテイン C を活性
化することで、第 Va 因子及び第 VIIIa 因子を不活性化する。
正答: 1・5
消化性潰瘍治療薬の作用機序に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選
べ。
- 1○ボノプラザンは、K+ と競合して壁細胞の H+,K+-ATPase を可逆的に阻害する
ことで、胃酸分泌を抑制する。 - 2✕ピレンゼピンは、アセチルコリン M2 受容体を刺激してアセチルコリンの遊離
を抑制することで、胃酸分泌を抑制する。ピレンゼピンは、アセチルコリン M1 受容体を遮断することで、胃酸分泌を抑制する。 - 3✕レバミピドは、プロスタノイド EP 受容体に結合して活性化することで、胃粘
膜血流を増大させる。レバミピドは、胃粘膜におけるプロスタグランジン産生を促進することで、胃粘膜血流を増大させる。 - 4○ニザチジンは、ヒスタミン H2 受容体を遮断することで、胃酸分泌を抑制する。
- 5✕ミソプロストールは、ドパミン D2 受容体を遮断することで、胃粘液分泌を促
進する。ミソプロストールは、プロスタノイド EP 受容体を刺激することで、胃粘液分泌を促進する。
正答: 1・4
糖尿病治療薬の作用機序に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1✕レパグリニドは、膵 β 細胞上のグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)受容体を直
接刺激することで、インスリン分泌を促進する。レパグリニドは、膵β細胞のスルホニル尿素受容体に結合してATP感受性K+チャネルを遮断することで、インスリン分泌を促進する。 - 2✕ミグリトールは、AMP 依存性キナーゼ(AMPK)を阻害することで、肝臓に
おける糖新生を抑制する。ミグリトールは、α-グルコシダーゼを阻害することで、小腸での糖質吸収を遅延させる。 - 3✕セマグルチドは、スルホニル尿素受容体に結合して ATP 感受性 K+ チャネル
を遮断することで、膵 β 細胞の細胞膜を脱分極させる。セマグルチドは、GLP-1受容体を刺激することで、膵β細胞からのインスリン分泌を促進する。 - 4○シタグリプチンは、ジペプチジルペプチダーゼ-4(DPP-4)を阻害して血中イ
ンクレチン濃度を上昇させることで、インスリン分泌を促進する。 - 5○ピオグリタゾンは、ペルオキシソーム増殖剤応答性受容体 γ(PPARγ)を刺激
して、インスリン抵抗性を改善する。
正答: 4・5
ホルモン関連薬の作用機序に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1○テトラコサクチドは、副腎皮質束状層の副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)受容
体を刺激して、糖質コルチコイドの生成・分泌を促す。 - 2✕オシロドロスタットは、ソマトスタチン受容体を刺激して、成長ホルモンや消
化管ホルモンの分泌を持続的に抑制する。オシロドロスタットは、11β-ヒドロキシラーゼを阻害して、コルチゾールの生成を抑制する。 - 3✕カベルゴリンは、下垂体前葉のドパミン D2 受容体を遮断して、プロラクチン
分泌を抑制する。カベルゴリンは、下垂体前葉のドパミン D2 受容体を刺激して、プロラクチン分泌を抑制する。 - 4○フィナステリドは、5 α-還元酵素を阻害して、テストステロンからジヒドロテ
ストステロンへの変換を抑制する。 - 5✕メチラポンは、3 β-ヒドロキシステロイド脱水素酵素を阻害して、アルドステ
ロン生成を抑制する。メチラポンは、11β-ヒドロキシラーゼを阻害して、コルチゾール・コルチコステロン生成を抑制する。
正答: 1・4
167-168 共通の設問
65 歳男性。悪性リンパ腫に対する化学療法実施後3 日目に 38.7 °C の発熱
と悪寒を認め、血液検査では好中球が 400/μL に低下していたため、発熱性好中球
減少症と診断された。広域抗菌薬による治療が開始されたが発熱は持続し、新たに
行った血液検査では血小板数が6 × 104/μL と急激な低下が認められたため、敗血
症性播種性血管内凝固症候群(DIC)と診断された。
敗血症の治療に用いられる薬物の作用機序に関する記述として、正しいのはどれ
か。2つ選べ。
- 1✕ピペラシリンは、ジヒドロ葉酸還元酵素を阻害し、細菌の葉酸合成を抑制する。ピペラシリンは、ペニシリン結合タンパク質に結合し、細菌の細胞壁合成を抑制する。
- 2✕セフトリアキソンは、ペプチドグリカン前駆体のペンタペプチド末端の D-ア
ラニル-D-アラニンに結合し、細菌の細胞壁合成を抑制する。バンコマイシンは、ペプチドグリカン前駆体のペンタペプチド末端の D-アラニル-D-アラニンに結合し、細菌の細胞壁合成を抑制する(セフトリアキソンはPBPに結合)。 - 3○ゲンタマイシンは、細菌のリボソーム 30S サブユニットに結合し、細菌のタン
パク質合成を抑制する。 - 4○メロペネムは、ペニシリン結合タンパク質に結合し、細菌の細胞壁合成を抑制
する。 - 5✕タゾバクタムは、DNA ジャイレースを阻害し、細菌の DNA 複製を抑制する。タゾバクタムは、β-ラクタマーゼを阻害し、ピペラシリンの分解を防ぐ。
正答: 3・4
抗悪性腫瘍薬の作用機序に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1○メルカプトプリンは、チオイノシン酸に代謝され、イノシン酸からアデニル酸
及びグアニル酸への生成を阻害する。 - 2✕イリノテカンは、生体内で SN-38 に代謝された後、DNA ポリメラーゼを選択
的に阻害する。イリノテカンは、生体内で SN-38 に代謝された後、DNAトポイソメラーゼIを選択的に阻害する。 - 3✕ゲムシタビンは、DNA をアルキル化し、がん細胞の S 期移行性を阻害する。ゲムシタビンは、ヌクレオシド類似体としてDNAに取り込まれ、DNA合成を阻害する。
- 4○リュープロレリンは、持続的刺激により下垂体 GnRH(性腺刺激ホルモン放出
ホルモン)受容体のダウンレギュレーションを起こし、精巣からのテストステロ
ン分泌を抑制する。 - 5✕ニボルマブは、がん細胞上の PD-L1 に結合して、T 細胞を活性化する。ニボルマブは、T細胞上のPD-1に結合して、T細胞を活性化する。
正答: 1・4
246-247 共通の設問
79 歳男性。身長 165 cm、体重 47 kg。口渇が著明で、発熱や咳嗽を主訴に
総合病院を受診し、入院後に誤嚥性肺炎と診断され、入院当日から処方1 による治
療が開始された。
(処方1 )
点滴静注 注射用アンピシリンナトリウム・スルバクタムナトリウム

処方1 又は2 に含まれる薬物が阻害するのはどれか。2つ選べ。
- 1○トランスペプチダーゼ
- 2✕II型トポイソメラーゼ
- 3○ラノステロール C-14 脱メチル化酵素
- 4✕1,3-β-D-グルカン合成酵素
- 5✕スクアレンエポキシダーゼ
正答: 1・3
248-249 共通の設問
58 歳女性。 40 歳頃より肌荒れが気になり、ビタミン C 及びビタミン B6
含有サプリメントを服用している。5 年前に友人より「女性は鉄分が不足がちなの
で鉄分含有サプリメントの服用が良い」と勧められ服用している。2 年前に歩行時
につまずくことが増え、かかりつけ医から紹介されて市民病院を受診したところ、
初期のパーキンソン病と診断され、処方1 による治療が開始された。しかし、最近
手指の安静時のふるえや動作のぎこちなさが目立つようになり、処方2 が追加され
た。処方1 、処方2 とも、同病院の薬剤部で調剤された。
(処方1 )

患者はその後、この治療を7 年間継続したところ、wearing-off 現象が見られる
ようになった。この現象を改善する薬物の作用機序として、正しいのはどれか。
2つ選べ。
- 1✕ドパミン D2 受容体を遮断する。アデノシン A2A 受容体を遮断する。
- 2○アデノシン A2A 受容体を遮断する。
- 3✕セロトニン 5-HT1 受容体を刺激する。カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ(COMT)を阻害する。
- 4✕セロトニントランスポーターを阻害する。アデノシン A2A 受容体を遮断する(又は COMT を阻害する)。
- 5○カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ(COMT)を阻害する。
正答: 2・5
250-251 共通の設問
33 歳女性。身長 158 cm、体重 52 kg。夫と2 人暮らし。1 年半前より朝の
関節のこわばりや痛みを自覚し、1 年前に関節の腫脹・疼痛が出現した。近医でリ
ウマトイド因子陽性の関節リウマチと診断され、治療が開始された。処方1 ~3 で
治療継続中であったが、疾患活動性の上昇により7 日前に入院した。病棟カンファ
レンスで処方3 が処方4 へ変更されることになった。
(処方1 )

処方1 ~4 のいずれかの薬物の作用機序として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1✕IL-6 受容体に結合することで、IL-6 により誘導される炎症反応を抑制する。(トシリズマブの機序であり、処方1〜4には該当なし)
- 2✕抗原提示細胞表面の CD80/CD86 に結合することで、CD28 を介した共刺激シ
グナルを抑制する。(アバタセプトの機序であり、処方1〜4には該当なし) - 3○ヤヌスキナーゼ(JAK)を阻害することで、リンパ球の活性化を阻害する。
- 4✕カルシニューリンを阻害することで、ヘルパー T 細胞における IL-2 産生を抑
制する。(タクロリムスの機序であり、処方1〜4には該当なし) - 5○ジヒドロ葉酸還元酵素を阻害することで、チミジル酸の合成を抑制する。
正答: 3・5
252-253 共通の設問
65 歳女性。身長 147 cm、体重 48 kg。非ホジキンリンパ腫の既往があり、
3 年前に胸部放射線治療を実施し、がん疼痛に対して鎮痛薬を内服していた。その
後、放射線性心膜炎と心嚢液貯留が認められ、循環器内科で経過観察中であった。
今年4 月、労作時呼吸困難を主訴に受診し、急性心不全と診断され入院となった。
薬剤師が持参薬の確認を行ったところ、処方1 及び処方2 の薬剤を持参していた。
(処方1 )
ロキソプロフェン Na 錠 60 mg 1 回1 錠(1 日3 錠)

処方3 のいずれかの薬物の作用機序として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1✕ネプリライシンを阻害して、心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)の心保護
作用を増強する。(サクビトリル/バルサルタンの機序であり、処方3には該当なし) - 2✕Na+,K+-ATPase を阻害して、心筋細胞内の Ca2+ 量を増加させる。(ジゴキシンの機序であり、処方3には該当なし)
- 3○ナトリウム-グルコース共輸送体2 (SGLT2)を阻害して、近位尿細管におけ
る Na+ 再吸収を抑制する。 - 4✕アドレナリン β1 受容体を遮断して、傍糸球体細胞からのレニン分泌を抑制す
る。(β遮断薬の機序であり、処方3には該当なし) - 5○ミネラルコルチコイド受容体を遮断して、集合管における上皮性 Na+ チャネル
の発現を抑制する。
正答: 3・5
254-255 共通の設問
54 歳男性。身長 171 cm、体重 65 kg。脳梗塞の既往あり。通勤中の午前8
時頃、回転性めまいを自覚して駅で転倒し、救急搬送された。意識消失や明らかな
外傷はなかったが、繰り返し嘔吐をしていた。午前9 時に病院到着後、頭部 CT で
小脳に最大径 3.5 cm の出血を認め、激しいめまいと平衡障害も出現した。開頭手
術が予定されており、お薬手帳を基に服用薬剤と最終服薬時刻の確認が必要とな
り、家族に聴取したところ、同日の朝7 時に服薬したことがわかった。
(お薬手帳の内容)

この患者はビソプロロールを服用しているため、手術中の緊急時にカテコールア
ミン系強心薬に応答しにくい可能性が考えられた。そこで、この患者でも強心効果
が期待できる2 つの注射剤の準備を医師に提案した。この2 剤に含まれる薬物の心
筋への作用として適切なのはどれか。2つ選べ。
- 1✕インスリン受容体を刺激する。グルカゴン受容体を刺激する。
- 2○グルカゴン受容体を刺激する。
- 3✕過分極活性化環状ヌクレオチド(HCN)チャネルを阻害する。ホスホジエステラーゼIIIを阻害する。
- 4○ホスホジエステラーゼIIIを阻害する。
- 5✕アデニル酸シクラーゼを阻害する。アデニル酸シクラーゼを活性化する(グルカゴン受容体刺激)。
正答: 2・4
256-257 共通の設問
77 歳男性。身長 165 cm、体重 61 kg。10 年前に腎硬化症と診断され、処
方1 ~4 の薬剤で治療中である。
(処方1 )

検査値からこの患者は高カリウム血症と判断できる。その原因と考えられる処方
- 1✕~3 に含まれる薬物の作用機序はどれか。1つ選べ。
1 電位依存性 L 型 Ca2+ チャネルの遮断アンジオテンシンII AT1 受容体の遮断 - 2✕低酸素誘導因子-プロリン水酸化酵素(HIF-PH)の阻害
- 3✕ビタミン D 受容体の刺激
- 4✕アドレナリン α1 受容体の遮断
- 5○アンジオテンシンII AT1 受容体の遮断
正答: 5
258-259 共通の設問
47 歳男性。飲酒歴なし。7 ケ月前に左母趾の激痛と腫脹を認め、痛風発作
と診断されナプロキセン錠が処方された。3 ケ月前より以下の薬剤が処方された。
検査値が併記された処方箋を持って患者が薬局を訪れた際、薬剤師に対して「痛み
は和らいできたが、尿酸値が徐々に上がってきた。このまま服用を続けてよいの
か。」と相談があった。
(処方)
アロプリノール錠 100 mg 1 回1 錠(1 日3 錠)

前問で提案すべき薬物の作用機序として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1✕キサンチンオキシダーゼを阻害する。尿酸トランスポーターURAT1を阻害する。
- 2○尿酸トランスポーターURAT1を阻害する。
- 3✕微小管の形成を阻害する。近位尿細管における尿酸の再吸収を阻害する。
- 4○近位尿細管における尿酸の再吸収を阻害する。
- 5✕遠位尿細管における尿酸の分泌を阻害する。近位尿細管における尿酸の再吸収を阻害する。
正答: 2・4
260-261 共通の設問
59 歳男性。1 年前の勤務先の定期健康診断で眼圧高値を指摘され、専門医
で精密検査を受けるよう勧められた。その後、市立病院眼科を受診したところ、原
発性開放隅角緑内障と診断され、処方1 の薬剤による治療を受けていた。しかし、
眼圧低下効果が十分に得られないため、本日、新たに処方2 が追加され来局した。
(処方1 )

その後、ブリモニジンの追加によっても十分な効果が得られないため、ラタノプ
ロスト及びブリモニジンのどちらとも作用機序の異なる薬物を含む薬剤を追加する
こととなった。追加できる薬物の作用機序として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1✕プロスタノイド FP 受容体を刺激して、ぶどう膜強膜流出経路からの房水排出
を促進する。プロスタノイド FP 受容体を刺激して、ぶどう膜強膜流出経路からの房水排出を促進する(ラタノプロストと同機序のため追加できない)。 - 2○アドレナリン β 及び α1 受容体を遮断して、毛様体上皮細胞による房水産生を
抑制するとともに、ぶどう膜強膜流出経路からの房水排出を促進する。 - 3✕アドレナリン α2 受容体を刺激して、毛様体上皮細胞による房水産生を抑制す
る。アドレナリン α2 受容体を刺激して、毛様体上皮細胞による房水産生を抑制する(ブリモニジンと同機序のため追加できない)。 - 4○Rho キナーゼを阻害して、線維柱帯細胞の細胞骨格を変化させることで、線維
柱帯-シュレム管流出経路からの房水排出を促進する。 - 5✕BK チャネル(大コンダクタンス Ca2+ 依存性 K+ チャネル)を遮断して、線維
柱帯-シュレム管流出経路からの房水排泄を促進する。Rho キナーゼを阻害して、線維柱帯-シュレム管流出経路からの房水排泄を促進する(BKチャネル遮断は緑内障薬の機序ではない)。
正答: 2・4
262-263 共通の設問
8 歳女児。身長 128 cm、体重 28 kg。前日より突然の発熱、関節痛、咽頭
痛、咳嗽が出現し、自宅で経過をみていたが軽快せず、近医を受診した。検査の結
果、A 型インフルエンザと診断され、処方1 ~処方4 が記載された処方箋を持参
して来局した。薬剤師は処方箋に基づき、吸入薬の使い方や内服薬について説明す
ることにした。
(処方1 )
ラニナミビルオクタン酸エステル水和物吸入粉末剤 20 mg 1 本

処方1 ~4 のいずれかの薬物の作用機序として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1✕気道粘膜において漿液分泌を減少させるとともに、線毛運動を亢進させる。(処方1〜4に該当する薬物はない)
- 2○視床下部の体温調節中枢に作用し、熱放散を促進させて解熱作用を示す。
- 3✕知覚神経の ATP P2X3 受容体を遮断し、神経興奮を抑制する。(処方1〜4に該当する薬物はない)
- 4○活性代謝物がインフルエンザウイルスのノイラミニダーゼを阻害し、感染細胞
からのウイルスの放出を抑制する。 - 5✕痰中のムチンのジスルフィド結合を開裂させ、痰の粘調性を低下させる。(処方1〜4に該当する薬物はない)
正答: 2・4
264-265 共通の設問
57 歳女性。身長 161 cm、体重 60 kg、体表面積 1.562 m2。アルコール過
敏症あり。HER2 陽性の再発乳がんと診断され、多発骨転移及びリンパ節転移を認
めたため、外来で抗 HER2 療法を含む化学療法(トラスツズマブ+ペルツズマブ
+ドセタキセル)が以下のレジメンで開始されることとなった。併せて処方1 も開
始されることになった。この患者に対するレジメン及び処方について、カンファレ
ンスが開かれた。
(初回コース:トラスツズマブ+ペルツズマブ+ドセタキセル療法レジメン)

この患者に使用される薬物の作用機序で、副作用の発現にも関連しているのはど
れか。2つ選べ。
- 1○神経細胞の軸索輸送に関わる微小管の脱重合を阻害する。
- 2✕DNA トポイソメラーゼIを阻害し、アポトーシスを誘導する。神経細胞の軸索輸送に関わる微小管の脱重合を阻害する(トポイソメラーゼI阻害薬は本治療に含まれない)。
- 3✕B 細胞上の CD20 に結合し、B 細胞の機能を低下させる。RANKLに結合し、破骨細胞の分化を阻害する(抗CD20抗体は本治療に含まれない)。
- 4○RANKL(NF-κB 活性化受容体リガンド)に結合し、破骨細胞の分化を阻害す
る。 - 5✕血管内皮細胞上の血管内皮細胞増殖因子受容体(VEGFR)に結合し、血管新
生を阻害する。RANKLに結合し、破骨細胞の分化を阻害する(VEGFR阻害薬は本治療に含まれない)。
正答: 1・4