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第108回 — 衛生

演習モードで解く
問16必須問題

感染症法*において、「動物又はその死体、飲食物、衣類、寝具その他の物件を

介して人に感染し、国民の健康に影響を与えるおそれがある感染症」に分類される

のはどれか。1つ選べ。

*感染症法:感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律

  1. 1✕性器クラミジア感染症
  2. 2○デング熱
  3. 3✕マイコプラズマ肺炎
  4. 4✕麻しん
  5. 5✕流行性耳下腺炎

正答: 2

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問17必須問題

下図は、我が国における2017 年から2021 年までの業務上疾病の発生状況を示

したものである。A に該当する疾病はどれか。1つ選べ。

図

病原体による疾病

A

厚生労働省業務上疾病発生状況等調査結果を基に作成

  1. 1✕手指前腕の障害及び頸肩腕症候群
  2. 2✕熱中症
  3. 3✕振動障害
  4. 4✕騒音性難聴
  5. 5○災害性腰痛

正答: 5

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問18必須問題

食品の水分活性を表す式として正しいのはどれか。1つ選べ。

ただし、P は食品を入れて密封した容器内の水蒸気圧、P0 はその温度における

純水の飽和蒸気圧を表す。

  1. 1✕P - P0
  2. 2✕P0 - P
  3. 3✕P0
    P
  4. 4○P
    P0
  5. 5✕P
    P + P0

正答: 4

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問19必須問題

保健機能食品制度において、栄養機能食品として栄養機能表示ができない食品

成分はどれか。1つ選べ。

  1. 1○ナトリウム
  2. 2✕n–3 系脂肪酸
  3. 3✕カルシウム
  4. 4✕パントテン酸
  5. 5✕ビタミンA

正答: 1

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問20必須問題

耐熱性芽胞を形成する偏性嫌気性細菌で、大型の深鍋で調理したカレーやシ

チューによる食中毒の原因となるのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕黄色ブドウ球菌
  2. 2✕カンピロバクター・ジェジュニ/コリ
  3. 3✕サルモネラ属菌
  4. 4✕腸炎ビブリオ
  5. 5○ウェルシュ菌

正答: 5

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問21必須問題

生態系を構成する生物のうち、独立栄養生物はどれか。1つ選べ。

  1. 1✕一次消費者
  2. 2✕二次消費者
  3. 3✕高次消費者
  4. 4✕分解者
  5. 5○生産者

正答: 5

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問22必須問題

ある海域の海水中の化学物質Aの濃度は5 # 10-8 mg/L であり、この海域に生

息するシャチの体内から検出された化学物質Aの濃度は1 # 10-3 mg/kg であっ

た。このときの生物濃縮係数に最も近い値はどれか。1つ選べ。

ただし、海水の比重は1.0 と近似できるものとする。

  1. 1✕5 # 10-5
  2. 2✕5 # 10-3
  3. 3✕1 # 101
  4. 4✕2 # 102
  5. 5○2 # 104

正答: 5

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問23必須問題

近年、我が国において水道の水源として年間取水量が最も多いのはどれか。1

つ選べ。

  1. 1✕河川水
  2. 2✕伏流水
  3. 3○ダム水
  4. 4✕湖沼水
  5. 5✕井戸水

正答: 3

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問24必須問題

水質汚濁指標である溶存酸素量(DO)の測定法はどれか。1つ選べ。

  1. 1✕インドフェノール法
  2. 2○ウインクラー法
  3. 3✕エチレンジアミン四酢酸(EDTA)による滴定法
  4. 4✕硝酸銀滴定法(モール法)
  5. 5✕ピリジン・ピラゾロン法

正答: 2

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問25必須問題

病院薬剤部において高カロリー輸液を調製する際に排出される廃棄物のうち、

感染性廃棄物と同等の取扱いとするのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕輸液バッグのゴム栓のアルコール消毒に用いたガーゼ
  2. 2✕輸液バッグへ薬液を添加するのに用いた注射筒
  3. 3○輸液バッグへ薬液を添加するのに用いた注射針
  4. 4✕輸液バッグへ添加する薬液を取って空になったバイアル
  5. 5✕調製時に用いたディスポーザブル手袋

正答: 3

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119-121 共通の設問

糖化反応は生体内や食品中で起こる普遍的な反応である。糖尿病の診断に

用いられ、血糖コントロールの状態を把握するマーカーである糖化ヘモグロビン

(HbA1c)の生成にも、この反応が関わっている。

問121薬学理論問題

食品の変質のうち、HbA1c の生成と同様に、糖化反応により起こるのはどれ

か。2つ選べ。

  1. 1✕食品が腐敗するとヒスタミンが生成する。食品が腐敗するとヒスタミンが生成するのは、微生物の酵素による脱炭酸反応である。
  2. 2○ポテトチップスを製造するとアクリルアミドが生成する。
  3. 3✕砂糖水を150~200 °Cで加熱すると茶色く変色する。砂糖水を150~200 °Cで加熱すると茶色く変色するのは、カラメル化である。
  4. 4○パンを焼くと茶色く変色する。
  5. 5✕リンゴの切り口が茶色く変色する。リンゴの切り口が茶色く変色するのは、酵素性褐変である。

正答: 2・4

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問122薬学理論問題

下図は、我が国における胃、肝臓、膵臓、大腸及び肺の悪性新生物による粗死

亡率(人口10 万対)の年次推移を示したものである。部位a~eの悪性新生物に

関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

図

注: 大腸の悪性新生物<腫瘍>は、結腸の悪性新生物<腫瘍>と直腸S 状結腸移行部

及び直腸の悪性新生物<腫瘍>を示す。ただし、昭和42 年までは直腸肛門部の悪

性新生物を含む。

令和3 年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の概況より引用

  1. 1✕aは大腸である。aは肺である。
  2. 2○bの悪性新生物のリスク要因として、食塩の過剰摂取があげられる。
  3. 3✕cの悪性新生物が1990 年代後半まで増加した主な要因として、ヒトパピロー
    マウイルス感染が考えられる。
    cの悪性新生物が1990 年代後半まで増加した主な要因として、B型・C型肝炎ウイルス感染が考えられる。
  4. 4○dの悪性新生物のリスク要因として、食生活の欧米化や運動不足などによる肥
    満があげられる。
  5. 5✕eは肺である。eは膵臓である。

正答: 2・4

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問123薬学理論問題

下図は、我が国におけるある性感染症の報告数(全数把握)の年次推移を示し

たものである。この図に該当する感染症はどれか。1つ選べ。

(人)

8000

図

総数

  1. 1✕性器クラミジア感染症
  2. 2✕性器ヘルペス感染症
  3. 3✕尖圭コンジローマ
  4. 4○梅毒
  5. 5✕後天性免疫不全症候群

正答: 4

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問124薬学理論問題

生活習慣病に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1○腹囲が基準値以上であり、血圧、血糖、血清脂質の3 つの診断基準項目のう
    ち、2 項目以上が該当すると、メタボリックシンドロームと診断される。
  2. 2✕現在、我が国では、2 型糖尿病患者より1 型糖尿病患者が多い。現在、我が国では、1 型糖尿病患者より2 型糖尿病患者が多い。
  3. 3○糖尿病は、虚血性心疾患や脳梗塞のリスクファクターである。
  4. 4✕受動喫煙は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)のリスクファクターとはならない。受動喫煙は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)のリスクファクターとなる。
  5. 5✕HDL–C(高密度リポタンパク質コレステロール)は、脂質異常症の診断基準
    項目に含まれない。
    HDL–C(高密度リポタンパク質コレステロール)は、脂質異常症の診断基準項目に含まれる。

正答: 1・3

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問125薬学理論問題

下表の母子感染する疾患について、その病原体及び主な感染経路の組合せとし

て正しいのはどれか。2つ選べ。

疾患名 病原体 主な感染経路

  1. 1○風しん ウイルス 経胎盤
  2. 2✕淋菌感染症 ウイルス 経産道
  3. 3○トキソプラズマ症 原虫 経胎盤
  4. 4✕成人T 細胞白血病 細菌 経母乳
  5. 5✕カンジダ症 真菌 経母乳

正答: 1・3

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問126薬学理論問題

労働衛生管理に関する記述のうち、作業管理に該当するのはどれか。2つ選

べ。

  1. 1✕特殊健康診断を実施する。特殊健康診断を実施する→健康管理
  2. 2✕作業環境測定を実施する。作業環境測定を実施する→作業環境管理
  3. 3✕局所排気を行う。局所排気を行う→作業環境管理
  4. 4○健康障害リスクを評価し、作業の手順や方法を最適化する。
  5. 5○作業者が呼吸用保護具を着用する。

正答: 4・5

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問127薬学理論問題

次の反応式は、油脂の化学的指標に関する試験法の化学反応の例を示したもの

である。不飽和脂肪酸を含む油脂において、自動酸化の進行に伴い測定値が減少し

続ける試験法の反応式はどれか。1つ選べ。

  1. 1✕選択肢1
  2. 2✕選択肢2
  3. 3○選択肢3
  4. 4✕選択肢4
  5. 5✕選択肢5

正答: 3

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問128薬学理論問題

下図は、即時型食物アレルギーの原因となった食物の割合について、3 年ごと

の調査結果を示したものである。A及びBに該当する食物の組合せとして、正しい

のはどれか。1つ選べ。

選択肢図
  1. 1✕
  2. 2✕
  3. 3○
  4. 4✕
  5. 5✕

正答: 3

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問129薬学理論問題

食品中の発がん物質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1✕サイカシンは、b–グルクロニダーゼにより加水分解されて発がん作用を示す。サイカシンは、β–グルコシダーゼにより加水分解されて発がん作用を示す。
  2. 2○アフラトキシンB1 は、シトクロムP450 によりエポキシ化されて発がん作用を
    示す。
  3. 3✕Trp–P–1 は、高温での加熱調理により食品中の核酸から生成する。Trp–P–1 は、高温での加熱調理により食品中のアミノ酸(トリプトファン)から生成する。
  4. 4✕ベンゾ[a]ピレンは、高温での加熱調理により食品中のアミノ酸から生成する。ベンゾ[a]ピレンは、高温での加熱調理により食品中の有機物の不完全燃焼から生成する。
  5. 5○ジメチルニトロソアミンは、酸性下において、亜硝酸とジメチルアミンとの反
    応により生成する。

正答: 2・5

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問130薬学理論問題

食品添加物A~Eに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

図
  1. 1○Aは、かんきつ類やバナナに使用される防かび剤である。
  2. 2✕Bは、ショ糖の200 倍の甘さがある甘味料である。Bは、保存料(デヒドロ酢酸ナトリウム)である。
  3. 3✕Cは、酸性領域で効力のある保存料である。Cは、うま味調味料(グルタミン酸ナトリウム)である。
  4. 4○Dは、金属封鎖作用のある酸化防止剤である。
  5. 5✕Eは、酸性のタール色素である。Eは、高甘度の甘味料(アリテーム)である。

正答: 1・4

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問131薬学理論問題

食中毒の原因となる自然毒の成分とそれらを含有する動植物及び中毒症状の組

合せのうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

成分 含有する動植物 中毒症状

  1. 1○オカダ酸 ムラサキイガイ 下痢
  2. 2✕ソラニン チョウセンアサガオ 記憶喪失
  3. 3✕リコリン ワラビ 神経麻痺
  4. 4✕シガトキシン フグ 痙れん
  5. 5○シロシビン ワライタケ 幻覚
    (サイロシビン)

正答: 1・5

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問132薬学理論問題

化学物質の毒性に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1○硫化水素は、ミトコンドリアのシトクロムオキシダーゼの阻害により、細胞呼
    吸を抑制する。
  2. 2✕DEHP[フタル酸ビス(2–エチルヘキシル)]は、ヘム合成に関わる酵素を阻害
    することで、造血機能障害を生じる。
    DEHPは、肝障害や生殖毒性を生じる。
  3. 3○四塩化炭素は、シトクロムP450 によって還元的に脱ハロゲン化されて、肝障
    害を引き起こす。
  4. 4✕塩化ビニルモノマーは、アセチルコリンエステラーゼの阻害により、神経毒性
    を示す。
    塩化ビニルモノマーは、肝血管肉腫などの発がん性を示す。
  5. 5✕カルバリルは、アコニターゼの阻害により、呼吸器障害を生じる。カルバリルは、アセチルコリンエステラーゼの阻害により、神経毒性を生じる。

正答: 1・3

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問133薬学理論問題

毒性試験に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1✕食品添加物の指定を申請する際には、単回投与毒性試験を行う必要がある。食品添加物の指定を申請する際には、反復投与毒性試験を行う必要がある。
  2. 2✕反復投与毒性試験の目的は、半数致死量(LD50)を求めることである。反復投与毒性試験の目的は、長期投与による毒性を評価することである。
  3. 3○化学物質の毒性試験には、一般毒性試験と特殊毒性試験がある。
  4. 4○食品添加物の指定を申請する際には、アレルゲン性(抗原性)試験を行う必要
    がある。
  5. 5✕発がん性試験では、ラットやマウスに被験化学物質を反復投与して90 日間に
    おける腫瘍の発生の有無を調べる。
    発がん性試験では、ラットやマウスに被験化学物質を反復投与して約2 年間(ほぼ一生涯)における腫瘍の発生の有無を調べる。

正答: 3・4

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問134薬学理論問題

成人集団(平均体重60 kg)について5 種類の食品群からの甘味料Aの一日摂

取量が調査された。表1 は成人一人あたりの甘味料Aの各食品群からの一日摂取量

を、表2 は許容一日摂取量(ADI)設定のために行われた試験結果を示している。

このとき、成人における甘味料Aの一日摂取量は、ADI の何%に相当するか。最

も近い値はどれか。1つ選べ。ただし、他の食品群からの甘味料Aの摂取はないも

のとする。

表1 甘味料Aの食品群からの一日摂取量(mg/人/日)

食品群

図

表2 甘味料AのADI 設定のために行われた試験結果

無毒性量 1,500 mg/kg 体重/日

動物種 ラット

投与方法 混餌投与

安全係数 100

平成12 年薬事・食品衛生審議会資料より作成

  1. 1✕0.16
  2. 2○0.27
  3. 3✕0.80
  4. 4✕1.9
  5. 5✕2.4

正答: 2

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問135薬学理論問題

化審法*及び化管法**に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

*化審法: 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律

**化管法: 特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関す

る法律

  1. 1✕化審法の対象となる物質は、新規化学物質のみであり、化審法の公布前に製
    造・輸入されていた既存化学物質は、対象とはならない。
    化審法の対象となる物質は、新規化学物質だけでなく既存化学物質も含まれる。
  2. 2✕化審法における監視化学物質は、難分解性、低蓄積性であり、ヒト及び生活環
    境動植物に対して長期毒性を有する物質である。
    化審法における監視化学物質は、難分解性で、蓄積性が不明なもののうちヒト及び生活環境動植物に対して長期毒性を有するおそれがある物質である。
  3. 3○化審法において、分解性の判定には活性汚泥が用いられる。
  4. 4✕化管法において、安全データシート(SDS)制度は、対象となる事業者が対象
    化学物質の排出・移動量を国に届け出る制度である。
    化管法において、PRTR 制度は、対象となる事業者が対象化学物質の排出・移動量を国に届け出る制度である。
  5. 5○化管法において、PRTR 制度の対象物質は、SDS 制度の対象物質に指定されて
    いる。

正答: 3・5

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問136薬学理論問題

放射性核種に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1○じゃがいもの発芽防止には、60Co から放出されるc 線が利用される。
  2. 2○131I は、甲状腺がんの治療に利用される。
  3. 3✕90Sr 及び239Pu の集積する器官は主に筋肉である。90Sr 及び239Pu の集積する器官は主に骨である。
  4. 4✕実効(有効)半減期は、生物学的半減期と物理学的半減期の差で表される。実効(有効)半減期は、生物学的半減期と物理学的半減期の調和平均(1/T = 1/Tb + 1/Tp)で表される。
  5. 5✕222Rn 及び226Ra は、人工放射性核種である。222Rn 及び226Ra は、天然放射性核種である。

正答: 1・2

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問137薬学理論問題

地球環境保全の国際的な取組に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選

べ。

  1. 1○バーゼル条約は、有害廃棄物の国境を超える移動及びその処分の規制に関する
    条約である。
  2. 2✕ストックホルム条約は、オゾン層を保護するための国際協力に関する条約であ
    る。
    ストックホルム条約は、残留性有機汚染物質(POPs)の製造、使用及び輸出入に関する条約である。
  3. 3○ワシントン条約は、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条
    約である。
  4. 4✕ウィーン条約は、廃棄物の投棄による海洋汚染の防止に関する条約である。ウィーン条約は、オゾン層を保護するための国際協力に関する条約である。
  5. 5✕ロンドン条約は、残留性有機汚染物質(POPs)の製造、使用及び輸出入に関
    する条約である。
    ロンドン条約は、廃棄物の投棄による海洋汚染の防止に関する条約である。

正答: 1・3

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問138薬学理論問題

水道水質基準の基準項目に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1✕テトラクロロエチレンは、フミン質を含む水道原水の塩素消毒により生成す
    る。
    テトラクロロエチレンは、工業溶剤などに由来する汚染物質である。
  2. 2○ブロモジクロロメタンは、臭化物イオンを含む水道原水の塩素消毒により生成
    する。
  3. 3✕ジクロロ酢酸は、水道原水の塩素消毒によりジクロロメタンから生成する。ジクロロ酢酸は、水道原水の塩素消毒により有機物から生成する。
  4. 4○2–メチルイソボルネオールは、藍藻類や放線菌が産生するカビ臭物質である。
  5. 5✕1,4–ジオキサンは、フェノール類を含む水道原水の塩素消毒により生成する悪
    臭物質である。
    1,4–ジオキサンは、工業溶剤などに由来する物質である。

正答: 2・4

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問139薬学理論問題

図1 ~3 は、一般環境大気測定局(一般局)及び自動車排出ガス測定局(自排

局)における大気汚染物質濃度の年平均値の推移を示したものであり、大気汚染物

質ア~ウは二酸化硫黄、二酸化窒素、光化学オキシダントのいずれかである。次の

記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

ただし、光化学オキシダントは昼間の日最高1 時間値の年平均値である。

0.06

図

0.10

図

0.06

図

図1 ~3 は環境省「令和2 (2020)年度大気汚染状況について」を基に作成

  1. 1✕大気汚染物質アは、光化学反応によって生じる二次汚染物質である。大気汚染物質アは、燃焼により排出される一酸化窒素が酸化されて生じる。
  2. 2✕大気汚染物質イは、燃焼などの高温下で大気成分が酸素と反応して生じる。大気汚染物質イは、窒素酸化物と炭化水素の光化学反応により生じる二次汚染物質(光化学オキシダント)である。
  3. 3✕大気汚染物質ウは、主に自動車排出ガス成分として放出され、工場などの固定
    発生源からの排出の影響は小さい。
    大気汚染物質ウは、硫黄分を含む燃料の燃焼により生じ、工場などの固定発生源からの排出の影響が大きい。
  4. 4✕大気汚染物質アは、四日市ぜん息の主な原因物質である。四日市ぜん息の主な原因物質は、大気汚染物質ウ(二酸化硫黄)である。
  5. 5○大気汚染物質イの2010 年度以降における大気環境基準達成率は、一般局と自
    排局のいずれにおいても低い。

正答: 5

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問140薬学理論問題

窓を開けて換気を行っている講義室で、大学生が講義を受けている。講義開始

時に400 ppm(0.04%)であったCO2 濃度が徐々に増加し、1,400 ppm(0.14%)

図
  1. 1✕320
  2. 2✕810
  3. 3✕1,800
  4. 4○2,900
  5. 5✕8,900

正答: 4

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226-227 共通の設問

精神神経科の医師から医薬品情報室に、妊婦がリチウム製剤とラモトリギ

ン製剤を服用したときの胎児における心奇形の発生について質問があった。薬剤師

が論文を検索し、各製剤の服用による胎児の心奇形発生に関するコホート研究報告

を見つけた。論文には下表に示した結果が掲載されていた。

表 妊婦のリチウム製剤又はラモトリギン製剤の服用による胎児の心奇形の発生数

心奇形

図
問226薬学実践問題

心奇形発生に及ぼすリチウム製剤の服用の相対危険度はどれか。1つ選べ。

  1. 1✕0.9
  2. 2✕1.6
  3. 3○2.4
  4. 4✕3.6
  5. 5✕4.2

正答: 3

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228-229 共通の設問

70 歳男性。体重65 kg。ループス腎炎と脳梗塞に対して、それぞれタクロ

リムスカプセルとワルファリン錠を服用していた。2 週間前から微熱、咳、痰、寝

汗などが続き、昨日、痰に血が混じっていたため、不安を感じて病院を受診した。

胸部CT 検査で両側に空洞化を伴う多発性浸潤陰影を認め、喀痰の塗抹検査で病原

体が検出されたため、入院し、直接服薬確認療法(DOTS)が行われることとなっ

た。

(入院時の検査値)

AST 26 IU/L、ALT 27 IU/L、血清クレアチニン1.8 mg/dL、血清アルブミン

3.6 g/dL、総ビリルビン0.7 mg/dL

問228薬学実践問題

この患者の呼吸器症状の原因となった病原体に関する記述として正しいのはどれ

か。2つ選べ。

  1. 1○体内に侵入後、肺胞マクロファージ内で増殖する。
  2. 2○本病原体による感染を予防するためにBCG ワクチンが用いられている。
  3. 3✕蚊などの節足動物が媒介することで感染する。空気(飛沫核)感染する。
  4. 4✕2010 年頃から罹患率が上昇しているため新興感染症に位置付けられている。我が国での罹患率は低下傾向にあり、新興感染症には位置付けられていない。
  5. 5✕近年、我が国における罹患率は、米国やドイツなどの先進国における罹患率に
    比べて低い。
    我が国における罹患率は、米国やドイツなどの先進国における罹患率に比べて高い。

正答: 1・2

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230-231 共通の設問

28 歳男性。勤務先のメッキ工場で、ビンに小分けしてあった液体を誤って

飲用した。その直後に苦しがったため、近くにいた同僚が救急車を要請し、救急搬

送された。来院時、頭痛、悪心、嘔吐及び頻脈を認めた。胃洗浄時に採取した胃内

容物をシェーンバイン法により検査したところ、グアヤク試験紙が青色へ変化し

た。

問230薬学実践問題

この患者が摂取したと疑われる物質はどれか。1つ選べ。

  1. 1✕ヒ素
  2. 2✕トルエン
  3. 3✕ジクロルボス
  4. 4○シアン化カリウム
  5. 5✕n–ヘキサン

正答: 4

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232-233 共通の設問

22 歳女性。身長160 cm、体重63 kg。女性は肥満と体脂肪率が高いことを

気にしており、糖質制限ダイエットによる摂取エネルギー制限が肥満予防に有用で

あると考えていた。インターネットや書籍の情報を基に糖質制限ダイエットを始め

たが、過度の糖質制限は体に良くないと友人から聞き、不安になって近所の薬局を

訪れて薬剤師に相談した。

問233薬学実践問題

この女性の相談をきっかけに、薬局が開催する地域住民向け健康セミナーで糖質

制限のことを取り上げることになり、薬局内で勉強会を行った。糖質制限が糖質、

タンパク質及び脂質の代謝に及ぼす影響に関する記述のうち、正しいのはどれか。

2つ選べ。

  1. 1✕糖質制限を行うと、膵臓からインスリン分泌が亢進する。糖質制限を行うと、膵臓からインスリン分泌が低下する(グルカゴンは亢進)。
  2. 2○糖質の摂取不足により血中グルコース濃度の低下が起こると、アミノ酸、乳
    酸、グリセロールのいずれからもグルコースが作られる。
  3. 3○糖質制限が続くと、肝臓で遊離脂肪酸のb 酸化が亢進し、大量に生成したアセ
    チルCoA からケトン体が産生される。
  4. 4✕肝臓のグリコーゲンは、糖質制限状態ではエネルギー源としては利用されない。肝臓のグリコーゲンは、糖質制限状態でもエネルギー源として利用される。
  5. 5✕脳や神経系の細胞は、グルコースを細胞内に貯蔵しているため、糖質制限の影
    響を受けにくい。
    脳や神経系の細胞は、グルコースを細胞内に貯蔵していないため、糖質制限の影響を受けやすい。

正答: 2・3

出典:厚生労働省 問題PDF

234-235 共通の設問

68 歳男性。身長173 cm、体重65 kg。大動脈弁狭窄症に対する手術を行い

集中治療室に入室した。術後2 日目、患者は人工呼吸管理下、絶食下にあり、担当

医より以下が処方された。

(処方1 )

図

(注) 5 mL 中にチアミン塩化物塩酸塩10 mg、リボフラビンとして5 mg、ア

スコルビン酸200 mg を含有する。

問235薬学実践問題

処方1 ~処方4 の薬剤の成分のうち、欠乏により乳酸アシドーシスを起こすのは

どれか。1つ選べ。

  1. 1✕酢酸
  2. 2○チアミン
  3. 3✕リボフラビン
  4. 4✕アスコルビン酸
  5. 5✕ナトリウム

正答: 2

出典:厚生労働省 問題PDF

236-237 共通の設問

1 歳6 ヶ月男児。身長75 cm、体重10 kg。1 歳半健診で極度の下肢の変

形を指摘され、医療機関を受診した。男児に既往歴はなく、出生は妊娠39 週20

日、自然分娩で、身長50 cm、出生体重3,010 g、頭囲34 cm であった。出生後は

完全母乳栄養で、現在は母乳に加え離乳食を1 日3 回摂取しているが、1 回の摂取

量は平均的な摂取量の半分程度であった。

来院時の検査値及び所見は以下のとおりであり、医師が治療薬について薬剤師に

相談した。

(検査値及び所見)

血清25–ヒドロキシビタミンD 8 ng/mL(20 ng/mL 以下は不足)

補正血清カルシウム8.0 mg/dL(基準値9.4~10.8 mg/dL)

血清リン5.3 mg/dL(基準値4.5~6.2 mg/dL)

血清ALP 2,039 IU/L(基準値395~1,339 IU/L)

血中副甲状腺ホルモン(intact–PTH)549 pg/mL(基準値10~65 pg/mL)

単純X 線像で内反膝(O 脚)、骨幹端の杯状陥凹あり。

問237薬学実践問題

この患児が罹患した疾病には、食事や生活習慣が関係する。一般的に、この疾病

に乳幼児が罹患するのを予防するために有効な方法として正しいのはどれか。2つ

選べ。

  1. 1✕妊娠中に葉酸を摂取する。乳幼児に適度な日照を受けさせる。
  2. 2✕乳幼児に卵や牛乳の摂取を避けさせる。乳幼児に魚類やキノコ類を摂取させる。
  3. 3○乳幼児に適度な日照を受けさせる。
  4. 4✕出生直後及び生後1 週間以内の新生児にビタミンK2 シロップを飲ませる。乳幼児に適度な日照を受けさせる。
  5. 5○乳幼児に魚類やキノコ類を摂取させる。

正答: 3・5

出典:厚生労働省 問題PDF

238-239 共通の設問

20 歳男性。路上で意味不明なことを叫びながら暴れており、近隣住民が警

察に通報した。警察官到着時、ろれつが回らず、痙れんを起こしたため救急要請し

た。救急隊到着時、頻脈と発汗を認め、興奮状態であった。救急病院に搬送され、

この患者の尿を分析したところ覚醒剤及びその代謝物が検出された。

(来院時の状態)

血圧149/90 mmHg、心拍170 拍/分、呼吸数60 回/分、体温38.8 °C、散瞳

(左右6.0 mm)で対光反射は正常。発汗が著明、痙れんは消失、振戦あり。

四肢の静脈に多数の注射痕あり。

問238薬学実践問題

この患者の尿中から検出されたと考えられる物質はどれか。2つ選べ。

CH3

HO O HHO

CH3

選択肢図
  1. 1○
  2. 2✕
  3. 3✕
  4. 4○
  5. 5✕

正答: 1・4

出典:厚生労働省 問題PDF

240-241 共通の設問

20 歳男性。8 月上旬に友人と海水浴に行くことになり、日焼け止めについ

て相談するため、薬局を訪れた。男性は前年の同時期に海水浴へ行き、日中、炎天

下の浜辺で過ごした。その日の夕方から、昼に露出していた肌が赤くなり、その部

分にほてりやヒリヒリとした痛みを感じ、その後、水ぶくれができた。男性は、最

近数年間、内服薬や外用薬などの使用はなく、これまで日焼け止めを使用したこと

はなかった。

問240薬学実践問題

下図は、波長に基づく非電離放射線の分類を示している。海水浴でこの男性の肌

に生じた症状の原因となる主な非電離放射線はどれか。1つ選べ。

波長

1 2 3 4 5

選択肢図
  1. 1✕
  2. 2○
  3. 3✕
  4. 4✕
  5. 5✕

正答: 2

出典:厚生労働省 問題PDF

242-243 共通の設問

7 月某日、小学校で学校薬剤師が屋外プールの定期水質検査を行うことに

なった。プールは上から見て図に示すような長方形で縦25 m # 横15 m の大きさ

である。プール端の水深は約0.9 m、中央に向かって徐々に深くなり、中央部の水

深は約1.2 m である。

図

採水は図中の3 点(A、B、C)、水面下20 cm で、プール使用開始前に実施し

た。一部の検査は外部の検査機関に依頼した。今回の定期水質検査の結果は下表の

とおりであった。

検査結果

検査項目

図
問243薬学実践問題

定期水質検査で検査した項目のうち、学校薬剤師がプール水を採水後直ちに現場

で測定しなければならないのはどれか。1つ選べ。

  1. 1○遊離残留塩素
  2. 2✕濁度
  3. 3✕一般細菌
  4. 4✕過マンガン酸カリウム消費量
  5. 5✕大腸菌

正答: 1

出典:厚生労働省 問題PDF

244-245 共通の設問

生後24 日男児。母親は出産後、実家に帰省して子育てをしており、実家

では井戸水で溶かした人工乳を与えていた。生後12 日から次第に哺乳力が低下

し、生後24 日に痙れんが出現したため、救急車を要請した。来院時、チアノーゼ

を認め、動脈血液ガス分析の結果は、以下のとおりであった。

(検査値)

pH 7.15(基準値7.4 ! 0.5)、PaCO2 22.1 mmHg(基準値40 ! 5 mmHg)、

PaO2 71.3 mmHg(基準値85 ! 15 mmHg)、HCO3- 12.7 mEq/L(基準値

24 ! 2 mEq/L)、メトヘモグロビン45%(基準値1 2 %)、一酸化炭素ヘモグ

ロビン1.9%(基準値1 3 %)

問244薬学実践問題

この患児の症状の原因と考えられる井戸水の汚染物質はどれか。2つ選べ。

  1. 1○亜硝酸態窒素
  2. 2○硝酸態窒素
  3. 3✕ベンゼン
  4. 4✕1,4–ジオキサン
  5. 5✕ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)

正答: 1・2

出典:厚生労働省 問題PDF