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第104回 — 法規・制度・倫理

演習モードで解く
問71必須問題

薬剤師に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕薬剤師の免許の効力は、薬剤師国家試験に合格した時から生じる。薬剤師でなければ、薬剤師又はこれにまぎらわしい名称を用いてはならない。
  2. 2✕薬剤師以外の者が調剤を行うことは、例外なく禁止されている。薬剤師でなければ、薬剤師又はこれにまぎらわしい名称を用いてはならない。
  3. 3✕薬剤師名簿への登録を行えば、自動的に保険薬剤師として登録される。薬剤師でなければ、薬剤師又はこれにまぎらわしい名称を用いてはならない。
  4. 4○薬剤師でなければ、薬剤師又はこれにまぎらわしい名称を用いてはならない。
  5. 5✕薬剤師の品位を損するような行為を行っても、免許を取り消されることはな
    い。
    薬剤師でなければ、薬剤師又はこれにまぎらわしい名称を用いてはならない。

正答: 4

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問72必須問題

店舗販売業において販売できないのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕要指導医薬品
  2. 2✕第一類医薬品
  3. 3✕第二類医薬品
  4. 4✕第三類医薬品
  5. 5○処方箋医薬品

正答: 5

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問73必須問題

特定生物由来製品について、直接の容器又は直接の被包に記載しなければなら

ない「特生物」の表示方法はどれか。1つ選べ。

  1. 1✕白地に赤枠、赤字
  2. 2✕白地に赤枠、黒字
  3. 3○白地に黒枠、黒字
  4. 4✕白地に黒枠、赤字
  5. 5✕赤地に白字(枠なし)

正答: 3

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問74必須問題

医療の担い手が医療を提供するに当たり、適切な説明を行い、医療を受ける者

の理解を得るよう努めることを求めているのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕医薬品医療機器等法
  2. 2✕医師法
  3. 3✕健康保険法
  4. 4○医療法
  5. 5✕薬剤師法

正答: 4

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問75必須問題

都道府県知事の免許を受けることが必要なのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕麻薬製剤業者
  2. 2✕麻薬輸出業者
  3. 3✕麻薬輸入業者
  4. 4○麻薬小売業者
  5. 5✕麻薬製造業者

正答: 4

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問76必須問題

製造物責任法の対象にならないのはどれか。1つ選べ。ただし、免責事由はな

いものとする。

  1. 1✕一般用医薬品
  2. 2✕血液製剤
  3. 3✕要指導医薬品
  4. 4✕薬局製造販売医薬品
  5. 5○調剤された薬剤

正答: 5

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問77必須問題

地域における薬局の役割に該当しないのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕在宅医療への参画
  2. 2○地域住民の健康診断
  3. 3✕医薬品の販売・調剤
  4. 4✕生活習慣病等の健康相談応需
  5. 5✕薬物乱用防止活動

正答: 2

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問78必須問題

医薬品のGLP の説明として正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕医薬品の製造管理及び品質管理の基準
  2. 2✕医薬品の臨床試験の実施の基準
  3. 3○医薬品の安全性に関する非臨床試験の実施の基準
  4. 4✕医薬品の製造販売後安全管理の基準
  5. 5✕医薬品の適正な流通管理の基準

正答: 3

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問79必須問題

生命倫理の四原則に含まれないのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕善行原則
  2. 2✕正義原則
  3. 3✕自律尊重原則
  4. 4○優生原則
  5. 5✕無危害原則

正答: 4

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問80必須問題

コミュニケーションにおける言語メッセージはどれか。1つ選べ。

  1. 1○手話
  2. 2✕対人距離
  3. 3✕声の調子
  4. 4✕姿勢
  5. 5✕表情

正答: 1

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問141薬学理論問題

治験におけるインフォームド・コンセントに関する記述のうち、正しいのはど

れか。2つ選べ。

  1. 1○治験の実施前に文書を用いて被験者に説明し、文書により被験者から同意を得
    ることが原則である。
  2. 2✕治験において予測される臨床上の利益や危険性を説明してあれば、他の治療法
    に関する説明を行う必要はない。
    治験において予測される臨床上の利益や危険性のほか、他の治療法に関する説明も行う必要がある。
  3. 3○治験に関連する健康被害が発生した場合に受けることができる補償及び治療に
    ついて被験者に説明しなければならない。
  4. 4✕治験の成果が学術論文として公表される場合、学術上の必要があれば被験者の
    秘密を記載することを被験者に説明しなければならない。
    被験者の秘密は厳重に保護され、学術論文の公表で秘密を記載することはない。
  5. 5✕専門的事項の説明では、平易な表現を説明文書に用いる必要はない。専門的事項の説明では、平易な表現を用いる必要がある。

正答: 1・3

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問142薬学理論問題

医薬品等の広告に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕医薬関係者向けの専門誌には、承認される前の医薬品の広告を掲載できる。医薬関係者向けの専門誌には、医薬品医療機器等法に基づいて指定されたがん の治療薬の広告を掲載できる。
  2. 2○医薬関係者向けの専門誌には、医薬品医療機器等法に基づいて指定されたがん
    の治療薬の広告を掲載できる。
  3. 3✕放送事業者や出版社は、我が国で未承認の医療機器であっても、海外で承認さ
    れていれば性能・効果を広告できる。
    医薬関係者向けの専門誌には、医薬品医療機器等法に基づいて指定されたがん の治療薬の広告を掲載できる。
  4. 4✕放送事業者や出版社は、医薬品の効能・効果を誇大に広告できる。医薬関係者向けの専門誌には、医薬品医療機器等法に基づいて指定されたがん の治療薬の広告を掲載できる。
  5. 5✕放送事業者や出版社は、医師が医薬品の効能・効果を保証する記事を広告でき
    る。
    医薬関係者向けの専門誌には、医薬品医療機器等法に基づいて指定されたがん の治療薬の広告を掲載できる。

正答: 2

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問143薬学理論問題

希少疾病用医薬品に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕用途に係る対象者の数が、本邦において定められた人数に達しない場合に指定
    されるものである。
  2. 2✕用途に関し、特に優れた使用価値があるものである。
  3. 3○指定について緊急を要する場合は、薬事・食品衛生審議会の意見を聴くことな
    く指定できる。
  4. 4✕指定されたときは、その旨が公示される。
  5. 5✕正当な理由なく試験研究が行われないときは、指定を取り消されることがあ
    る。

正答: 3

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問144薬学理論問題

薬剤師法に基づいて薬剤師又は薬局開設者が行った業務に関する記述のうち、

正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1○薬剤師が、販売又は授与の目的で調剤した薬剤の適正な使用のため、患者に対
    し必要な情報を提供し、薬学的知見に基づく指導を行った。
  2. 2✕薬剤師が、処方箋中に疑わしい点があったので、その処方箋を交付した医師に
    問い合わせたが連絡がつかなかったため、後で確認することにして調剤して交付

    した。
    疑わしい点を確認せずに調剤してはいけない(処方医に照会し確認してから調剤する)。
  3. 3✕薬局開設者が、患者から希望があったので、調剤済みとなった処方箋を、すぐ
    に患者に返した。
    調剤済みの処方箋は薬局で保存する必要があり、すぐに患者に返すことはできない。
  4. 4✕薬剤師が、分割調剤を行ったので、処方箋に必要な事項を記載し、調剤録への
    記載は省略した。
    分割調剤を行った場合も、調剤録への記載は省略できない。
  5. 5○薬局開設者が、調剤録を最終の記載日から3 年間保存したのち廃棄した。

正答: 1・5

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問145薬学理論問題

一般病床に280 人が入院し、外来患者に係る取扱い処方箋数が150 枚である地

域医療支援病院における、医療法で規定された薬剤師の員数について、正しいのは

どれか。1つ選べ。ただし、この病院は特定機能病院又は臨床研究中核病院ではな

いものとする。

  1. 1✕3 人
  2. 2✕4 人
  3. 3✕5 人
  4. 4○6 人
  5. 5✕7 人

正答: 4

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問146薬学理論問題

独立行政法人医薬品医療機器総合機構法において規定されている副作用被害救

済給付の対象となるのはどれか。2つ選べ。なお、いずれの場合も入院を要する程

度の健康被害とする。

  1. 1○副作用の原因となった許可医薬品について、賠償責任者が不明である場合
  2. 2✕救命のためやむをえず通常の使用量を超えて許可医薬品を使用したことにより
    生じた副作用で、その発生があらかじめ認識されていた場合
  3. 3○任意に予防接種を受けたことにより副作用が生じた場合
  4. 4✕抗悪性腫瘍剤のアクチノマイシンD を使用したことにより副作用が生じた場
    合

正答: 1・3

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問147薬学理論問題

2010 年から2015 年の薬事工業生産動態統計による我が国の医薬品の生産金額

に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1✕医薬品の生産金額の合計は年間10 兆円を超えている。医薬品の生産金額の合計は年間10兆円を超えていない(約6〜8兆円程度)。
  2. 2○医薬品の生産金額は年によって増減はあるものの、ほぼ横ばいに推移してい
    る。
  3. 3✕医療用医薬品の薬効大分類別生産金額において、生物学的製剤が占める割合が
    最も多い。
    医療用医薬品の薬効大分類別生産金額において、最も多いのは生物学的製剤ではない。
  4. 4○一般用医薬品の生産金額は、医療用医薬品の生産金額の1 割程度である。
  5. 5✕一般用医薬品の薬効大分類別生産金額において、漢方製剤が占める割合が最も
    多い。
    一般用医薬品の薬効大分類別生産金額において、最も多いのは漢方製剤ではない。

正答: 2・4

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問148薬学理論問題

治験に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1✕医薬品の治験とは、非臨床試験及び臨床試験の試験成績に関する資料の収集を
    目的とする試験の実施のことである。
    医薬品の治験とは、医薬品の承認申請のための臨床試験を実施することである。
  2. 2○医薬品の臨床試験の実施の基準は、被験者の人権の保護や治験の科学的な質及
    び成績の信頼性を確保することを目的としている。
  3. 3✕医師及び薬剤師には守秘義務があるが、治験の場合には適用されない。治験の場合にも医師及び薬剤師の守秘義務は適用される。
  4. 4✕治験の対象となる薬物について初めて治験の計画を届け出た者は、届出の日か
    ら直ちに治験を依頼することができる。
    治験の対象となる薬物について初めて治験の計画を届け出た者は、届出の日から30日を経過した後でなければ治験を依頼できない。
  5. 5○治験依頼者は、治験薬の副作用によるものと疑われる死亡につながるおそれの
    ある症例で、治験薬概要書からは予測できないものを知ったときは、定められた

    期間内に医薬品医療機器総合機構宛てに報告しなければならない。

正答: 2・5

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問149薬学理論問題

遺伝子診断によって起こりうる倫理的問題又はその対応に関する記述のうち、

誤っているのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕遺伝子診断に当たっては、検査前だけでなく診断後も被検者に対して適切なカ
    ウンセリングが必要である。
  2. 2✕診断結果の開示には、被検者本人の自己情報コントロール権への配慮が必要で
    ある。
  3. 3○重篤な遺伝病の原因遺伝子保因者と診断された場合は、被検者本人だけでなく
    血縁者も診断結果を知る必要がある。
  4. 4✕遺伝病者や保因者は社会的差別や偏見によって不利益を被る可能性がある。
  5. 5✕出生前診断は、診断結果が生命の選択や優生思想の問題を引き起こす可能性が
    ある。

正答: 3

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問150薬学理論問題

医学研究に関する記述のうち、ヘルシンキ宣言に照らして、正しいのはどれ

か。1つ選べ。

  1. 1✕人間を対象とする医学研究において、公共の利益のために、個々の研究対象と
    なる患者の福祉を犠牲にすることは許容される。
    人間を対象とする医学研究は、適切な倫理的及び科学的教育と訓練を受けた者 によって行わなければならない。
  2. 2✕治療行為を伴う医学研究においては、研究対象となる患者のリスク及び負担を
    ゼロにしなければならない。
    人間を対象とする医学研究は、適切な倫理的及び科学的教育と訓練を受けた者 によって行わなければならない。
  3. 3○人間を対象とする医学研究は、適切な倫理的及び科学的教育と訓練を受けた者
    によって行わなければならない。
  4. 4✕研究計画書には、独立性を確保するため資金提供者に関する情報を記載しては
    ならない。
    人間を対象とする医学研究は、適切な倫理的及び科学的教育と訓練を受けた者 によって行わなければならない。
  5. 5✕同意の諾否を自ら行うことができない人は、医学研究の研究対象に含めてはな
    らない。
    人間を対象とする医学研究は、適切な倫理的及び科学的教育と訓練を受けた者 によって行わなければならない。

正答: 3

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306-307 共通の設問

82 歳男性。在宅で療養しており、てんかんのため処方1 の薬剤を服用して

いたが、今回、処方2 が追加となった。この患者は独居であり、薬剤師も参加して

多職種による定期的なケアカンファレンスを行っている。

(処方1 )

図
問307薬学実践問題

処方2 の副作用である重篤な皮膚障害については、因果関係が否定できない死亡

症例が短期間に複数報告されたことから、注意喚起がなされた。このような安全性

情報を迅速に周知するために用いられる手段として適切なのはどれか。2つ選べ。

  1. 1○安全性速報(ブルーレター)
  2. 2✕医薬品インタビューフォーム
  3. 3✕医薬品リスク管理計画(RMP)
  4. 4○医薬品医療機器情報配信サービス(PMDA メディナビ)
  5. 5✕定期的ベネフィット・リスク評価報告(PBRER)

正答: 1・4

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308-309 共通の設問

58 歳男性。入院中にヘリコバクター・ピロリの一次除菌を行うことになっ

た。現在処方されている薬剤があり、除菌時の治療薬の選択について医師から薬剤

師に問合せがあった。処方は、以下の薬剤を考えているとのことであった。なお、

この病院ではDiagnosis Procedure Combination(DPC;診断群分類)制度に基づ

いて、入院患者の診療報酬を請求している。

アモキシシリン水和物

クラリスロマイシン

図

<現在の処方薬>

クロピドグレル硫酸塩

プラバスタチンナトリウム

カルベジロール

問309薬学実践問題

DPC 制度に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1○傷病名と診療行為に基づいて包括払い金額が決まる仕組みである。
  2. 2✕入院中に使用する薬剤は、出来高払いで請求する。入院中に使用する薬剤は、包括払い(出来高ではない)で請求する。
  3. 3○手術・麻酔の費用は、出来高払いで請求する。
  4. 4✕入院期間が長くなっても、包括払い金額は同じである。入院期間が長くなると診断群分類の期間区分が変わり、包括払い金額も変わる。
  5. 5✕全ての病院が、この制度を利用している。DPC制度を利用しているのは急性期の対象病院であり、全ての病院ではない。

正答: 1・3

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310-311 共通の設問

58 歳男性。肺がん、ステージIV。強い疼痛を訴えていたため、アセトアミ

ノフェン錠とフェンタニル経皮吸収型貼付剤が投与されていた。患者の希望で緩和

ケア病棟に1 週間前に入院となった。腎機能は、直近のデータでCcr 20 mL/min

である。入院後、疼痛コントロールが不良になったため、フェンタニル経皮吸収型

貼付剤の増量が行われたが、痛みに対する効果が改善されなかった。

問311薬学実践問題

薬剤師が病室を出ようとしたところ、患者が「もう早く死んでしまいたい。家族

にも迷惑をかけるし、何とかしてください。」と涙ながらに訴えた。薬剤師の対応

として適切なのはどれか。2つ選べ。

  1. 1✕「そんなことを言わずに頑張ってください!」と激励する。激励ではなく、患者の気持ちに共感し話を傾聴することが適切である。
  2. 2✕言われたことは誰にも伝えず、自分の心の中にしまっておく。死にたいという訴えは医療スタッフと共有する必要があり、自分の心の中にしまっておくべきではない。
  3. 3○患者の訴えを医療スタッフと共有する。
  4. 4✕突然の訴えに驚き、病室から立ち去る。立ち去らず、患者の話を共感しながら傾聴する。
  5. 5○患者の話を共感しながら傾聴する。

正答: 3・5

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312-313 共通の設問

32 歳女性。難治性の多発性骨髄腫のため、治療を目的に入院してサリドマ

イド製剤を服用する予定である。サリドマイドは、過去に薬害を引き起こした薬物

である。

問313薬学実践問題

医薬品の安全対策の充実には、幾つかの薬害が関わっている。サリドマイドが引

き起こした薬害が契機となって整備された制度として適切なのはどれか。1つ選

べ。

  1. 1○副作用報告制度
  2. 2✕再審査制度
  3. 3✕医薬品リスク管理計画制度
  4. 4✕感染症定期報告制度
  5. 5✕市販直後調査制度

正答: 1

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314-315 共通の設問

58 歳男性。健康診断で血圧が高いことを指摘されて近医を受診し、下記の

薬剤が処方された。日常的に車を使用し、ほとんど運動の習慣はない。また、長年

の喫煙習慣があり、塩辛いものを好む。服薬指導時に「特に気になる症状もない

し、副作用が怖いので、薬は飲まないでおこうと思っている。」と薬剤師に話をし

ていた。BMI は32、診察室血圧は156/101 mmHg、家庭血圧は152/96 mmHg で

あった。

(処方)

アムロジピン錠5 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)

1 日1 回 朝食後 14 日分

問315薬学実践問題

この患者は、「薬を飲まないでおこうと思っている。」という発言からも、行動変

容ステージの無関心期(前熟考期)にいると考えられる。この患者を関心期(熟考

期)へと促していく働きかけとして適切なのはどれか。2つ選べ。

  1. 1✕患者の反応にかかわらず一方的に服薬指導や生活指導を行う。一方的な指導ではなく、まず患者の考えや感情(解釈モデル)を聞く。
  2. 2○健康行動の必要性や有効性について情報を提供する。
  3. 3✕患者に健康行動実施の宣言をしてもらう。無関心期の段階で行動宣言を求めるのは時期尚早であり、まず情報提供と気づきを促す。
  4. 4○患者の服薬に対する考えや感情(解釈モデル)を聞く。
  5. 5✕主治医に連絡し、患者を説得してもらう。説得ではなく、患者自身の考えを引き出す対話(動機付け面接の視点)を行う。

正答: 2・4

出典:厚生労働省 問題PDF

316-317 共通の設問

56 歳男性、会社員。健康保険組合に加入しており、本人負担は3 割であ

る。現在、2 型糖尿病と活動期の潰瘍性大腸炎のため、病院で治療を受けている。

治療中の潰瘍性大腸炎の薬の効果が実感できず、製薬企業から病院へ依頼があった

プラセボを対照薬とする二重盲検法による治験に参加することになった。ただし、

2 型糖尿病の治療は、DPP–4 阻害剤を服用しているが、当該疾患は治験の対象外

である。

問317薬学実践問題

当該患者の治験実施期間内における診療費の取扱いに関する記述のうち、正しい

のはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕全ての診療費の項目が保険給付の対象になる。治験は評価療養に該当するため保険給付との併用が認められる。
  2. 2✕治験は選定療養に該当するため保険給付との併用が認められる。治験は評価療養に該当するため保険給付との併用が認められる。
  3. 3○治験は評価療養に該当するため保険給付との併用が認められる。
  4. 4✕治験は患者申出療養に該当するため保険給付との併用が認められる。治験は評価療養に該当するため保険給付との併用が認められる。
  5. 5✕全ての診療費の項目が保険給付の対象から除外される。治験は評価療養に該当するため保険給付との併用が認められる。

正答: 3

出典:厚生労働省 問題PDF

318-319 共通の設問

30 歳女性。甲状腺機能亢進症に対し、チアマゾールで外来治療中に、無顆

粒球症が発生し死亡に至った。なお、併用薬はない。

問318薬学実践問題

この病院で安全管理を担当している薬剤師が取るべき対応として、法令上適切な

のはどれか。2つ選べ。

  1. 1○製造販売業者には副作用等の報告義務があるので、副作用情報収集に積極的に
    協力した。
  2. 2✕無顆粒球症は添付文書に記載されている既知の副作用なので、製造販売業者が
    行う情報収集には協力する必要はないと考えた。
    既知の副作用であっても情報収集への協力が求められる。
  3. 3✕医薬関係者には死亡日から15 日以内に報告する義務があるため、直ちに死亡
    例について医薬品医療機器総合機構宛てに報告した。
    医薬関係者に死亡日から15日以内の報告義務はない(報告義務は製造販売業者等)。
  4. 4○この副作用の発生に対しては、保健衛生上の危害の発生の防止又は拡大を防止
    するため、医薬品医療機器総合機構宛てに報告した上で、その調査に協力するこ

    とにした。
  5. 5✕医療機関には記録の保管義務があるため、副作用が生じた原因、その対応状況
    などについて記録を作成して、1 年間保存することにした。
    記録の保存期間は規定により「1年間」ではない。

正答: 1・4

出典:厚生労働省 問題PDF

320-321 共通の設問

土曜日の夕方遅くに30 歳代の男性旅行者が薬局を訪れ、今朝より胸やけ

があり、みぞおち辺りが少し痛いため薬が欲しいと相談した。薬剤師が話を聞く

と、以前にも似た症状があり、その時は受診し処方薬を服用して改善したというこ

とであった。その内容が携帯していたお薬手帳に記録されていた。明後日の月曜日

には地元に戻るとのことであった。

(お薬手帳の記録)

ファモチジン錠20 mg 1 回1 錠(1 日2 錠)

1 日2 回 朝夕食後 7 日分

問321薬学実践問題

今回販売する医薬品について説明している時に、「第一類医薬品」とはどういう

ものかという質問があった。その際の薬剤師の説明として適切なのはどれか。2つ

選べ。

  1. 1✕一般用医薬品は、第一類医薬品と第二類医薬品の二つに分類されています。一般用医薬品は、第一類医薬品、第二類医薬品、第三類医薬品の三つに分類されています。
  2. 2○一般用医薬品の中で、副作用等その使用に関し特に注意が必要なものです。
  3. 3✕登録販売者又は薬剤師が販売しなければならないものです。第一類医薬品は薬剤師のみが販売しなければならないものです(登録販売者は販売できない)。
  4. 4○販売時に適正な使用のために必要な情報について書面を用いて説明することが
    必要なものです。
  5. 5✕インターネットでは買うことができないものです。第一類医薬品はインターネットで購入することもできます。

正答: 2・4

出典:厚生労働省 問題PDF

322-323 共通の設問

介護支援専門員(ケアマネージャー)から、自宅内に薬が散乱している利

用者がいるので、薬剤の管理をしてもらえないかという相談があった。相談を受け

た薬剤師は、ケアマネージャーから、この利用者は72 歳、独居、要支援2 である

こと、複数の医療機関を受診し、複数の薬局から薬剤が交付されていることを聴取

した。

問322薬学実践問題

介護保険法における要支援認定に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選

べ。

  1. 1○要支援認定を受けた者には、医療保険より介護保険の適用が優先する。
  2. 2✕要支援状態は5 段階に区分されている。要支援状態は2 段階(要支援1・要支援2)に区分されている。
  3. 3✕要支援認定には、有効期間の定めがない。要支援認定には、有効期間の定めがある。
  4. 4✕要支援認定を受けた者に対する保険の給付を、要支援給付という。要支援認定を受けた者に対する保険の給付を、介護予防給付(予防給付)という。
  5. 5○要支援認定の申請は、市町村に対して行う。

正答: 1・5

出典:厚生労働省 問題PDF

324-325 共通の設問

隣接県において、直下型の地震が発生した。ある薬局においては、医薬

品、物品等が床に落ちたものの、調剤室が損壊するなどの復旧工事を要するような

大きな被害は生じなかった。しかし震源地周辺の広範囲において、建物の崩壊やラ

イフラインの寸断等、大きな被害が発生し、内閣府には緊急災害対策本部が設置さ

れた。

問324薬学実践問題

この薬局に勤務する薬剤師の地震発生後の活動として、誤っているのはどれか。

1つ選べ。

  1. 1✕避難所での活動に参加し、被災者に必要な一般用医薬品を供給した。
  2. 2✕医師会から薬剤師会にJMAT への協力要請があり、参加薬剤師の募集がなさ
    れたので、参加の意思を表明した。
  3. 3○ボランティアが不眠を訴えたので、処方箋はなかったが、向精神薬を交付した。
  4. 4✕被災者から、健康や食事の相談を受けたため、アドバイスを行った。
  5. 5✕被災地に送られてくる医薬品の集積場所において、医薬品の仕分け、管理を
    行った。

    注)JMAT:日本医師会災害医療チーム

正答: 3

出典:厚生労働省 問題PDF