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第102回 — 薬剤

演習モードで解く
問41必須問題

薬物の腸肝循環の経路はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕肝臓→門脈→胆管→腸管→肝臓
  2. 2✕肝臓→門脈→腸管→胆管→肝臓
  3. 3✕肝臓→胆管→門脈→腸管→肝臓
  4. 4○肝臓→胆管→腸管→門脈→肝臓
  5. 5✕肝臓→腸管→門脈→胆管→肝臓
  6. 6✕肝臓→腸管→胆管→門脈→肝臓

正答: 4

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問42必須問題

二次性能動輸送の駆動力となるイオン濃度勾配を形成する一次性能動輸送担体

はどれか。 1つ選べ。

  1. 1○Na⁺,K⁺-ATPase
  2. 2✕Na⁺/グルコース共輸送体
  3. 3✕Na⁺/H⁺交換輸送体
  4. 4✕P-糖タンパク質
  5. 5✕H⁺/ペプチド共輸送体

正答: 1

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問43必須問題

ヒドロキシ基を有する薬物(R-OH)のグルクロン酸抱合体を示す化学構造は

どれか。 1つ選べ。

選択肢図
  1. 1✕
  2. 2○
  3. 3✕
  4. 4✕
  5. 5✕

正答: 2

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問44必須問題

薬物を点滴静注したとき、定常状態における血中薬物濃度は2μg/mLであっ

た。また、その時の尿中薬物濃度は200μg/mLであり、尿量は1mL/minであっ

た。この薬物の腎クリアランス(mL/min)に最も近い値はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕2
  2. 2✕10
  3. 3○100
  4. 4✕200
  5. 5✕400

正答: 3

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問45必須問題

一般に、高齢者において増大するのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕胃内容排出速度
  2. 2✕血漿中アルブミン濃度
  3. 3○脂溶性薬物の体重あたりの分布容積
  4. 4✕肝臓での薬物代謝活性
  5. 5✕糸球体ろ過速度

正答: 3

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問46必須問題

患者のクレアチニンクリアランスに基づいて投与設計が行われる治療薬物モニ

タリング(TDM)対象薬はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕テオフィリン
  2. 2○テイコプラニン
  3. 3✕セファレキシン
  4. 4✕シンバスタチン
  5. 5✕リドカイン

正答: 2

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問47必須問題

腎尿細管分泌過程に飽和がみられる薬物において、投与量の増大に伴い値が低

下するのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕血中濃度時間曲線下面積/投与量
  2. 2○腎クリアランス
  3. 3✕消失半減期
  4. 4✕平均滞留時間
  5. 5✕血中非結合形分率

正答: 2

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問48必須問題

肝代謝と腎排泄により体内から消失する薬物について、全身クリアランス

(CLtot)、腎クリアランス(CLr)及び肝血流速度(Qh)から肝抽出率を算出する

式はどれか。 1つ選べ。

選択肢図
  1. 1✕
  2. 2○
  3. 3✕
  4. 4✕
  5. 5✕

正答: 2

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問49必須問題

下図のような拡散制御膜において、溶質分子が単位時間に透過する物質量と反

図

厚さ

  1. 1✕溶質の膜中での濃度差(C₁-C₂)
  2. 2✕溶質の膜中での拡散係数
  3. 3✕溶質の分配係数(C₁/Cin)
  4. 4○膜の厚さ
  5. 5✕膜の有効表面積

正答: 4

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問50必須問題

エマルションの分散媒と分散相の密度差により、分散相が浮上する現象はどれ

か。 1つ選べ。

  1. 1✕凝集
  2. 2✕塩析
  3. 3✕合一
  4. 4○クリーミング
  5. 5✕ケーキング

正答: 4

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問51必須問題

以下のレオグラムのA点から求められるのはどれか。 1つ選べ。

図

せん断速度

  1. 1✕ヤング率
  2. 2○降伏値
  3. 3✕チキソトロピー
  4. 4✕動粘度
  5. 5✕弾性率

正答: 2

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問52必須問題

医薬品を造粒する目的として誤っているのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕流動性の向上
  2. 2✕含量均一性の改善
  3. 3○真密度の増大
  4. 4✕充てん性の向上
  5. 5✕発塵の防止

正答: 3

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問53必須問題

粉末X線回折測定法により評価される医薬品の物性はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕比表面積
  2. 2✕空隙率
  3. 3○結晶性
  4. 4✕吸湿性
  5. 5✕旋光度

正答: 3

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問54必須問題

経口投与する固形製剤の著しい生物学的非同等性を防ぐことを目的として実施

される一般試験法はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕制酸力試験法
  2. 2✕製剤均一性試験法
  3. 3✕崩壊試験法
  4. 4○溶出試験法
  5. 5✕消化力試験法

正答: 4

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問55必須問題

腸溶性製剤に関する記述のうち、適切なのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕有効成分の血液中での分解を防ぐことができる。有効成分の胃に対する刺激作用を低減できる。
  2. 2○有効成分の胃に対する刺激作用を低減できる。
  3. 3✕体温によって溶融し、薬物を放出する。有効成分の胃に対する刺激作用を低減できる。
  4. 4✕ペプシン分解性の基剤でコーティングされている。有効成分の胃に対する刺激作用を低減できる。
  5. 5✕即放性製剤に分類される。有効成分の胃に対する刺激作用を低減できる。

正答: 2

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問165薬学理論問題

薬物の経口吸収に及ぼす食事の影響とそのメカニズムの組合せとして、正しい

のはどれか。 2つ選べ。

選択肢図
  1. 1○
  2. 2✕
  3. 3○
  4. 4✕
  5. 5✕

正答: 1・3

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問166薬学理論問題

ある薬物のアルブミンへの結合定数は10(μmol/L)⁻¹、結合部位数は2である。

この薬物のアルブミン結合に関するScatchardプロットを実線で表し、結合が競

合的に阻害された場合を点線で表すとき、正しい図はどれか。 1つ選べ。ただし、

図中のrはアルブミン1分子あたりに結合している薬物の分子数を、[Df](μmol/L)

は非結合形薬物濃度を示す。

選択肢図
  1. 1✕
  2. 2✕
  3. 3✕
  4. 4✕
  5. 5✕
  6. 6○

正答: 6

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問167薬学理論問題

薬物とその活性代謝物の組合せとして、誤っているのはどれか。 1つ選べ。

図
選択肢図
  1. 1✕
  2. 2✕
  3. 3○
  4. 4✕
  5. 5✕

正答: 3

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問168薬学理論問題

抗不整脈薬の体内動態に関する記述のうち、正しいのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕キニジンは、腎尿細管分泌によって大部分が未変化体のまま排泄されるため、
    肝障害が全身クリアランスに及ぼす影響は小さい。
    心拍出量が減少したうっ血性心不全の患者では、健常人に比べ、プロプラノ ロールの全身クリアランスが低下する。
  2. 2✕心筋梗塞時にはα₁-酸性糖タンパク質の血漿中濃度が減少し、ジソピラミドの全身クリアランスが上昇する。心拍出量が減少したうっ血性心不全の患者では、健常人に比べ、プロプラノ ロールの全身クリアランスが低下する。
  3. 3✕ジルチアゼムは、腎臓からの未変化体の排泄率が高いため、腎障害時には全身
    クリアランスが低下する。
    心拍出量が減少したうっ血性心不全の患者では、健常人に比べ、プロプラノ ロールの全身クリアランスが低下する。
  4. 4✕プロカインアミドは、腎尿細管において有機アニオン輸送系を介して分泌され
    るため、プロベネシドの併用により全身クリアランスが低下する。
    心拍出量が減少したうっ血性心不全の患者では、健常人に比べ、プロプラノ ロールの全身クリアランスが低下する。
  5. 5○心拍出量が減少したうっ血性心不全の患者では、健常人に比べ、プロプラノ
    ロールの全身クリアランスが低下する。

正答: 5

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問169薬学理論問題

薬物相互作用に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○シクロスポリンの併用により、プラバスタチンの肝臓への移行が阻害され、そ
    の血中濃度は上昇する。
  2. 2✕ノルフロキサシンの併用により、フルルビプロフェンの肝臓での代謝が阻害さ
    れ、その薬理作用は増強される。
    フルルビプロフェンのGABA_A受容体拮抗作用を増強し痙攣を誘発する
  3. 3✕アスコルビン酸の併用により、サリチル酸の尿細管からの再吸収が阻害され、
    その腎クリアランスは大きくなる。
    再吸収が促進され腎クリアランスは小さくなる
  4. 4✕セントジョーンズワートの長期摂取により、ワルファリンの消失半減期が延長
    し、出血傾向が引き起こされる。
    CYP誘導により消失半減期が短縮し作用が減弱する
  5. 5○エリスロマイシンは、CYP3A4を不活性化し、フェロジピンの血中濃度を上昇
    させる。

正答: 1・5

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問170薬学理論問題

タクロリムスの治療薬物モニタリング(TDM)に関する記述のうち、適切な

のはどれか。 1つ選べ。

  1. 1○血液中の赤血球画分に多く分布するため、測定サンプルとして血清ではなく全
    血を使用する。
  2. 2✕腎障害の発現を回避するために、血中濃度のピーク値を20ng/mL以下に維持
    することが望ましい。
    血液中の赤血球画分に多く分布するため、測定サンプルとして血清ではなく全 血を使用する。
  3. 3✕主に未変化体として胆汁中に排泄されるため、肝機能が低下した患者では血中
    濃度が高くなる。
    血液中の赤血球画分に多く分布するため、測定サンプルとして血清ではなく全 血を使用する。
  4. 4✕CYP3A4やP-糖タンパク質を誘導する薬物を併用している患者では、血中濃
    度が高くなる。
    血液中の赤血球画分に多く分布するため、測定サンプルとして血清ではなく全 血を使用する。
  5. 5✕血中濃度が治療域に維持されていても十分な効果が得られない場合には、シク
    ロスポリンの併用を検討する。
    血液中の赤血球画分に多く分布するため、測定サンプルとして血清ではなく全 血を使用する。

正答: 1

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問171薬学理論問題

ある薬物を含む散剤(薬物100mg/g)を繰り返し経口投与し、定常状態にお

ける平均血中濃度を2.0μg/mLとしたい。投与間隔を8時間とするとき、1回あ

たりの散剤の投与量(g)として最も適切なのはどれか。 1つ選べ。

ただし、この薬物の体内動態は線形1-コンパートメントモデルに従い、全身ク

リアランスは120mL/min、この散剤における薬物のバイオアベイラビリティは

80%とする。

  1. 1✕0.18
  2. 2✕0.36
  3. 3✕0.92
  4. 4✕1.2
  5. 5○1.4

正答: 5

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問172薬学理論問題

以下のア、イ、ウで示される物質を様々な濃度で水に溶解し、一定温度下で濃

度と表面張力の関係を調べたところ、下図に示すⅠ、Ⅱ、Ⅲのようになった。以下

の記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

図
  1. 1✕曲線Ⅰを示す物質は「ア」である。イ
  2. 2○曲線Ⅰにおいて、C₁より高い濃度では水相表面における物質の濃度(吸着量)は飽和して一定である。
  3. 3✕曲線Ⅱを示す物質は「ウ」である。ア
  4. 4○曲線Ⅰ、Ⅱのように右下がりの曲線となるような物質の水相表面への吸着様式を正吸着という。
  5. 5✕曲線Ⅲを示す物質は「イ」であり、水中より水相表面の濃度が低くなる。ウ(負吸着:表面濃度が低下する)

正答: 2・4

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問173薬学理論問題

高分子及び高分子水溶液に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

図
  1. 1✕天然高分子の分子量は不均一であるが、合成高分子は重合度が均一で分子量の
    分布はない。
    合成高分子にも分子量(重合度)の分布がある
  2. 2✕高分子の性質は、高分子を構成するモノマーの種類や比率によって決まり、直
    鎖状、分枝状などの構造による影響を受けない。
    直鎖状・分枝状などの構造にも影響を受ける
  3. 3✕等電点付近のpH 領域において、タンパク質は分子が広がった状態となるた
    め、溶液の粘度が高くなる。
    分子が凝縮し粘度は低くなる(等電点で溶解度・粘度が最小)
  4. 4○高分子溶液のコアセルベーションは、相分離により高分子の濃厚な相と希薄な
    相に分かれる現象である。
  5. 5○極限粘度(固有粘度)は、高分子水溶液の還元粘度を濃度に対してプロット
    し、濃度→0となるように外挿した時の切片の値である。

正答: 4・5

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問174薬学理論問題

25°Cの水溶液中における薬物A及び薬物Bの濃度を経時的に測定したとこ

ろ、下図のような結果を得た。次に、両薬物について同一濃度(C₀)の水溶液を調

製し、25°Cで保存したとき、薬物濃度がC₀/2になるまでに要する時間が等しく

なった。C₀(mg/mL)に最も近い値はどれか。 1つ選べ。

図
  1. 1✕2.40
  2. 2✕3.60
  3. 3○3.75
  4. 4✕9.60
  5. 5✕10.0

正答: 3

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問175薬学理論問題

放出制御製剤に用いられる添加剤に関する記述のうち、誤っているのはどれ

か。 1つ選べ。

  1. 1✕エチルセルロースは、水に不溶であり、徐放性のコーティング剤として用いら
    れる。
  2. 2✕乳酸・グリコール酸共重合体は、生体内分解性であり、持続性注射剤用マイク
    ロスフェアの基剤として用いられる。
  3. 3✕ヒドロキシプロピルセルロースは、水和によりゲル化するため、徐放性のマト
    リックス基剤として用いられる。
  4. 4○ヒプロメロースは、pH 5以下の水溶液には溶解しないため、腸溶性の被膜剤
    として用いられる。
  5. 5✕エチレン・酢酸ビニル共重合体は、経皮治療システムの放出制御膜基剤として
    用いられる。

正答: 4

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問176薬学理論問題

固形製剤の製造工程と製剤機械に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○流動層造粒装置は、混合、造粒、乾燥を1つの装置内で行うことができる。
  2. 2✕V型混合機は、容器固定型混合機に分類される。容器回転型混合機
  3. 3✕糖衣は、フィルムコーティングに比べ、短時間でのコーティング処理が可能で
    ある。
    フィルムコーティングの方が短時間で処理できる
  4. 4✕直接打錠法では、原料粉末をそのまま打錠機で圧縮成形するため、滑沢剤の添
    加を必要としない。
    滑沢剤の添加を必要とする
  5. 5○ハンマーミルは、粉砕時に熱が発生するため、熱に弱い医薬品の粉砕には適さ
    ない。

正答: 1・5

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問177薬学理論問題

製剤に用いられる容器及び包装に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○容器とは、医薬品を入れるもので、栓、蓋なども含む。
  2. 2✕密閉容器とは、通常の取扱い、運搬又は保存状態において、固形又は液状の異
    物が混入せず、内容医薬品の損失、風解、潮解又は蒸発を防ぐことができる容器

    である。
    密封容器
  3. 3○包装適格性には、製剤の保護、製剤と包装の適合性、包装に用いる資材の安全
    性及び投与時の付加的な機能の要素が含まれる。
  4. 4✕1mLのアンプル容器に充填された注射液についても、その容器に記載する名
    称は省略できない。
    2mL以下の容器では名称の記載を省略できる
  5. 5✕吸入エアゾール剤に用いられる定量噴霧式吸入器には、通例、気密容器を用い
    る。
    密封容器(耐圧容器)

正答: 1・3

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問178薬学理論問題

固形製剤の評価に用いられる一般試験法に関する記述のうち、正しいのはどれ

か。 2つ選べ。

  1. 1✕腸溶錠の崩壊試験では、崩壊試験第1液中で耐酸性を評価した後、試験に用い
    た錠剤を引き続き使用して、崩壊試験第2液中での崩壊性を判定する。
    第1液と第2液の試験は別々の錠剤で行う
  2. 2○収着-脱着等温線測定法における水分の収着とは、医薬品粉体に水分の吸着及
    び吸収の両方が起こることである。
  3. 3✕溶出試験法の1つであるフロースルーセル法は、徐放性製剤の試験方法であ
    り、即放性製剤には適用されない。
    即放性製剤にも適用される
  4. 4○製剤均一性試験法において、医薬品の有効成分含量が25mg 以上かつ有効成分
    濃度が25%以上の素錠の場合には、質量偏差試験が適用できる。
  5. 5✕製剤の粒度の試験法で用いるふるいは、18号のふるいの方が、30号のふるい
    に比べてより細かい粒子をふるい分けることができる。
    30号のふるいの方が細かい粒子をふるい分ける(号数が大きいほど目が細かい)

正答: 2・4

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問179薬学理論問題

下図は、浸透圧を利用した放出制御システム(OROS)が応用されたメチル

フェニデート塩酸塩徐放錠の断面図である。以下の記述のうち、誤っているのはど

図

*:Osmotic controlled release oral delivery system

  1. 1✕溶出の初期では、外皮(放出制御膜)を覆っている薬物コーティング層から薬
    物放出が起こる。
  2. 2✕体内の水分が外皮を通じて内側に浸透する。
  3. 3✕プッシュ層の膨張に伴って、薬物放出口から薬物層1、2中の薬物が放出され
    る。
  4. 4○外皮の膜全体から、内部の薬物が徐々に放出される。
  5. 5✕外皮は内部の不溶性成分と一緒に糞便中に排泄される。

正答: 4

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264-267 共通の設問

58歳男性。手術不能の直腸がんと診断され、以下に示すレジメンに従った

化学療法を施行することとなった。

(レジメン)

図
問266薬学実践問題

患者の検査値を確認したところ、血中間接ビリルビン値が2.8mg/dLと高値を

示すが、直接ビリルビン値は正常範囲内であった。患者と面談したところ、以前他

院にて体質性黄疸と診断されたが、特に治療は行っていないことが判明した。処方

薬の副作用を予測するために、推奨すべき遺伝子診断の対象となる遺伝子はどれ

か。 1つ選べ。

  1. 1✕ALDH2
  2. 2✕CYP2C19
  3. 3✕CYP2D6
  4. 4✕NAT2
  5. 5○UGT1A1

正答: 5

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268-269 共通の設問

40歳女性。卵巣がんを原発とした多発性骨転移による疼痛があり、以下の

処方が出されている。疼痛コントロールは良好であったが、2日前から、突然に我

慢できない痛みが1日2~3回程度出現するようになった。主治医よりレスキュー

薬の問い合わせがあった。

(処方)

図
問269薬学実践問題

オキシコドンの体内動態に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕オキシコドン塩酸塩水和物徐放錠は、肝初回通過効果の回避を目的とした製剤
    であり、薬物は主に直腸から吸収される。
    経口投与の製剤(直腸から吸収される製剤ではない)
  2. 2✕オキシコドンは水溶性が高く、主に能動輸送により消化管から吸収される。主に受動拡散により吸収される
  3. 3○母乳のpH は、一般に血漿pH と比較して酸性側にあるため、弱塩基性薬物で
    あるオキシコドンは母乳中に移行しやすい。
  4. 4○オキシコドンは、大部分が肝代謝により消失するため、健常人に比べ肝障害の
    ある患者では血中濃度時間曲線下面積が増大する。
  5. 5✕オキシコドンは、臨床用量の範囲において投与量と血中濃度の関係が非線形性
    を示すため、治療薬物モニタリング(TDM)を行うことが推奨される。
    用量と血中濃度は線形性を示す(TDMは不要)

正答: 3・4

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270-271 共通の設問

76歳男性。1年ほど前から安静時に手足の震えや硬直が認められ、パーキ

ンソン病と診断された。現在までレボドパ・ベンセラジド配合錠が処方され、症状

は改善されている。

問270薬学実践問題

レボドパと、その薬効増強を目的として配合されているベンセラジドに関する記

述として、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○レボドパは、主にアミノ酸トランスポーターLAT1により脳内に移行する。
  2. 2✕レボドパは、主に単純拡散により脳内に移行する。LAT1による輸送
  3. 3✕ベンセラジドは、主にモノアミン輸送系により脳内に移行する。脳内にほとんど移行しない
  4. 4✕ベンセラジドは、脳におけるレボドパからドパミンへの代謝を阻害する。末梢組織における代謝を阻害する
  5. 5○ベンセラジドは、末梢組織におけるレボドパからドパミンへの代謝を阻害す
    る。

正答: 1・5

出典:厚生労働省 問題PDF

272-273 共通の設問

30歳女性。排尿痛、頻尿の症状があり、近医を受診した。急性単純性膀胱

炎と診断され、以下の処方箋を薬局に持参した。薬歴を確認すると、同一の医師よ

り消化性潰瘍治療のためスクラルファート細粒90%の処方があり、毎食後に服用

中であった。

(処方)

図
問273薬学実践問題

前問での提案の理由となるシプロフロキサシンとスクラルファートの相互作用の

機序として、最も適切なのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕胃内pH の変化に伴う溶解性の低下
  2. 2○消化管内における難溶性キレートの形成
  3. 3✕消化管吸収に関わるトランスポーターの阻害
  4. 4✕血漿タンパク結合の阻害
  5. 5✕腎尿細管における再吸収の阻害

正答: 2

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274-275 共通の設問

73歳男性。体重60kg。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)肺炎の

治療目的でアルベカシン硫酸塩の投与が開始された。

(処方)

図
問275薬学実践問題

この患者におけるアルベカシンの分布容積と消失半減期に最も近い値の組合せは

どれか。 1つ選べ。ただし、アルベカシンの体内動態は線形1-コンパートメントモ

デルに従い、3回目投与時点で定常状態にあり、点滴開始後1時間までの消失は無

視できるものとする。また、アルベカシン硫酸塩150mg は、アルベカシン105mg

に相当するものとする。

(分布容積(L)、消失半減期(h)の順)

  1. 1✕10・6
  2. 2○10・12
  3. 3✕20・6
  4. 4✕20・12
  5. 5✕30・6
  6. 6✕30・12

正答: 2

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276-277 共通の設問

7歳女児。アトピー性皮膚炎と診断され、母親とともに処方箋を薬局に持

参した。

(処方1)

図
問276薬学実践問題

本処方箋の発行前に、医師より処方1と処方2の混合について問い合わせがあっ

た。混合が推奨されない理由として正しいのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕ベタメタゾン吉草酸エステルの分解が促進される。白色ワセリンと混ぜ合わせると、クリーム剤の分離や粘性の増加が生じる。
  2. 2○白色ワセリンと混ぜ合わせると、クリーム剤の分離や粘性の増加が生じる。
  3. 3✕基剤同士が反応し、褐色に変化する。白色ワセリンと混ぜ合わせると、クリーム剤の分離や粘性の増加が生じる。
  4. 4✕白色ワセリンの添加により、クリーム剤中の水相へのベタメタゾン吉草酸エス
    テルの分配量が増加する。
    白色ワセリンと混ぜ合わせると、クリーム剤の分離や粘性の増加が生じる。
  5. 5✕白色ワセリンの添加により、吸湿性が増大する。白色ワセリンと混ぜ合わせると、クリーム剤の分離や粘性の増加が生じる。

正答: 2

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278-279 共通の設問

33歳女性。鼻づまりの症状が続いていたため、耳鼻科を受診したところ、

花粉症と診断され、以下の処方箋を薬局に持参した。

(処方1)

図
問279薬学実践問題

処方3の薬剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

なお、本剤には、結晶セルロース、カルメロースナトリウム、ポリソルベート80、

フェニルエチルアルコールなどが添加されている。

  1. 1✕本剤は、無菌試験法に適合する。点鼻液は非滅菌製剤であり無菌試験法の適合は求められない
  2. 2✕本剤は、定量噴霧式の点鼻液であり、1噴霧当たりの有効成分含量は約0.9μg
    である。
    約50 μg
  3. 3○フルチカゾンプロピオン酸エステルは、投与部位で活性を示した後、その部位
    で速やかに代謝・不活化されるアンテドラッグである。
  4. 4○本剤は、難水溶性のフルチカゾンプロピオン酸エステルが分散した水性懸濁液
    である。
  5. 5✕ポリソルベート80は、微生物の発育を阻止する目的で添加されている。難水溶性成分を分散させる分散剤(懸濁化剤)として添加されている

正答: 3・4

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280-281 共通の設問

68歳男性。慢性閉塞性動脈硬化症における安静時疼痛に対し、アルプロス

タジル注射液10μg(リピッドマイクロスフェア製剤)を輸液と混合し、持続投与

することになった。病棟の看護師から、本剤の使用上の注意事項について薬剤師に

問い合わせがあった。

問280薬学実践問題

本剤の特徴に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕リン脂質の二重膜構造からなる閉鎖小胞で、脂溶性のアルプロスタジルはリン
    脂質二重膜の疎水部に封入されている。
    リポソームの記述(本剤はo/wエマルション)
  2. 2○植物性油をレシチンで乳化したo/w型エマルションであり、脂溶性のアルプ
    ロスタジルは油滴内に封入されている。
  3. 3✕血中滞留性の向上を目的として、粒子表面がポリエチレングリコールで修飾さ
    れている。
    PEG修飾はされていない
  4. 4✕能動的に炎症部位へ薬物を送達するために、粒子表面が炎症細胞を認識する抗
    体で修飾されている。
    受動的ターゲティング(抗体修飾はない)
  5. 5○受動的ターゲティングにより、炎症部位へ薬物が送達される。

正答: 2・5

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282-283 共通の設問

病棟で、患者からある訴えがあり、医師が以下の処方を追加した。

(処方)

リドカインテープ18mg/枚 1回1枚 10回分 (全10枚)

問283薬学実践問題

本剤に関する記述のうち、誤っているのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕支持体に展延された薬物を含む膏体が、ライナーで被覆されている。
  2. 2○多くの水を保持した基剤を用いた貼付剤である。
  3. 3✕皮膚に適用する製剤の放出試験法に適合する。
  4. 4✕粘着力試験法により、皮膚への粘着性が評価されている。
  5. 5○全身作用を期待した製剤である。

正答: 2・5

出典:厚生労働省 問題PDF

284-285 共通の設問

65歳男性。2型糖尿病。インスリン導入目的で入院となった。入院後は、

看護師が1日3回インスリンを注射し、血糖コントロールは良好となった。退院に

向け、以下のインスリンカートリッジ製剤が処方され、自己注射の指導に薬剤師が

加わることになった。

(処方)

図
問285薬学実践問題

今回処方されたインスリンカートリッジ製剤に関する記述のうち、正しいのはど

れか。 2つ選べ。ただし、本製剤中には、酢酸亜鉛、フェノール、濃グリセリン、

塩酸、水酸化ナトリウムなどが添加されている。

  1. 1○酢酸亜鉛は、インスリンの安定性を向上させる目的で添加されている。
  2. 2✕フェノールは、pH を調節するために添加されている。防腐剤(静菌剤)として添加されている
  3. 3✕質量偏差試験により有効成分の均一性が保証されている。注射液には製剤均一性試験法は適用されない
  4. 4○カートリッジ製剤は、薬液調製時若しくは投与時の細菌汚染や異物混入の防止
    を目的としている。
  5. 5✕本製剤中のインスリンは安定性が高いため、承認申請時の長期保存試験が免除
    されている。
    免除されない(長期保存試験等が実施される)

正答: 1・4

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