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第102回 — 衛生

演習モードで解く
問16必須問題

リノール酸において、変質の開始反応となる水素の引き抜きが最も起こりやす

い部位はどこか。 1つ選べ。

選択肢図
  1. 1✕
  2. 2✕
  3. 3○
  4. 4✕
  5. 5✕

正答: 3

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問17必須問題

フェニルケトン尿症患者が摂取しないように気をつける必要のある食品添加物

はどれか。 1つ選べ。

  1. 1○アスパルテーム
  2. 2✕アセスルファムカリウム
  3. 3✕キシリトール
  4. 4✕サッカリン
  5. 5✕スクラロース

正答: 1

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問18必須問題

ブタのレバーを生で食べることにより感染するリスクが最も高いウイルスはど

れか。 1つ選べ。

  1. 1✕A型肝炎ウイルス
  2. 2✕B型肝炎ウイルス
  3. 3✕C型肝炎ウイルス
  4. 4○E型肝炎ウイルス
  5. 5✕ノロウイルス

正答: 4

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問19必須問題

母子感染する病原体のうち、新生児の心臓奇形と難聴のリスクを高めるのはど

れか。 1つ選べ。

  1. 1✕ヒトT 細胞白血病ウイルス-1型(HTLV-1)
  2. 2✕サイトメガロウイルス
  3. 3○風しんウイルス
  4. 4✕トキソプラズマ原虫
  5. 5✕梅毒トレポネーマ

正答: 3

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問20必須問題

以下の疾患のうち生活習慣病に含まれないのはどれか。 1つ選べ。

図
  1. 1✕アルコール性肝疾患
  2. 2✕脳血管疾患
  3. 3✕歯周病
  4. 4✕COPD(慢性閉塞性肺疾患)
  5. 5○1型糖尿病

正答: 5

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問21必須問題

特殊健康診断で、作業者の尿中から下図の構造の物質が検出された。作業者が

曝露されたと考えられる物質はどれか。 1つ選べ。

図
  1. 1✕アニリン
  2. 2✕キシレン
  3. 3✕スチレン
  4. 4○トルエン
  5. 5✕ベンゼン

正答: 4

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問22必須問題

生体内で起こる次の代謝反応のうち、シトクロムP450の寄与が小さいのはどれ

か。 1つ選べ。

図
  1. 1✕フェナセチンのO-脱アルキル化
  2. 2✕N -アセチルアミノフルオレインのN -水酸化
  3. 3✕パラチオンの酸化的脱硫化
  4. 4✕四塩化炭素の還元的脱ハロゲン化
  5. 5○エタノールの酸化

正答: 5

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問23必須問題

赤外線の特徴や生体への影響に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕紫外線に比べ、皮膚における透過性が低い。ガラス工などの高温作業従事者における白内障の原因となる。
  2. 2✕可視光線に比べ、波長が短い。ガラス工などの高温作業従事者における白内障の原因となる。
  3. 3○ガラス工などの高温作業従事者における白内障の原因となる。
  4. 4✕日焼けによる色素沈着の原因となる。ガラス工などの高温作業従事者における白内障の原因となる。
  5. 5✕遠赤外線は殺菌灯に用いられる。ガラス工などの高温作業従事者における白内障の原因となる。

正答: 3

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問24必須問題

アスマン通風乾湿計と乾カタ温度計のみを用いて測定できる室内空気環境の指

標はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕必要換気量
  2. 2○気動
  3. 3✕熱輻射
  4. 4✕湿カタ冷却力
  5. 5✕補正感覚温度

正答: 2

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問25必須問題

環境基本法で規定された以下の公害のうち、環境基準が設定されていないのは

どれか。 1つ選べ。

  1. 1✕大気汚染
  2. 2○悪臭
  3. 3✕騒音
  4. 4✕土壌汚染
  5. 5✕水質汚濁

正答: 2

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問121薬学理論問題

下図は、午前に1回だけ(午前7~8時)食事を摂取した際に考えられる血糖

値と血中インスリン濃度の経時変化(午前0時~午後1時)を示したものである。

図
  1. 1✕Aの時点の血糖値は、主に筋肉から放出されたグルコースに由来する。肝臓(肝グリコーゲンの分解と糖新生)
  2. 2○Bの時点の血糖値の上昇には、小腸粘膜上皮細胞のSGLT1によるグルコース
    の取り込みが関与している。
  3. 3✕Bの時点において、インスリンは膵臓から十二指腸の管腔内に分泌され、グル
    コースの腸管での吸収を促進する。
    膵臓のβ細胞から血中に分泌される
  4. 4○Cの時点において、インスリン依存的に活性化されたGLUT4により筋肉にグ
    ルコースが取り込まれている。
  5. 5✕Cの時点において、インスリン依存的に肝臓でのグリコーゲンの分解が促進さ
    れている。
    グリコーゲンの合成が促進される

正答: 2・4

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問122薬学理論問題

食品表示法に基づく食品表示に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○n-3系脂肪酸、ビタミンK及びカリウムは、栄養機能食品の栄養成分として栄
    養機能表示が認められている。
  2. 2✕特定保健用食品において、疾病リスク低減表示が認められている関与成分に
    は、葉酸、カルシウム及びヘム鉄がある。
    葉酸及びカルシウム(ヘム鉄は対象外)
  3. 3✕機能性表示食品では、科学的根拠を有する関与成分について、企業の責任にお
    いて疾病リスク低減表示が認められている。
    認められていない(疾病リスク低減表示は特定保健用食品のみ)
  4. 4✕食品に含まれるナトリウムは、食塩相当量ではなく、ナトリウム量として表示
    する。
    食塩相当量として表示する
  5. 5○特定原材料又はL-フェニルアラニン化合物を含む加工食品では、表示可能面積
    が小さくても、これを含む旨の表示を省略してはいけない。

正答: 1・5

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問123薬学理論問題

50歳代の夫婦が、家庭菜園で栽培したナスを入れたスパゲティーを食べたとこ

ろ、ふらつき、ろれつがまわらない、意識混濁などの症状を呈し、救急外来を受診

した。摂取したナスは、チョウセンアサガオに接木して栽培したとのことであっ

た。このナスに含まれるチョウセンアサガオ由来の有害成分として考えられるのは

どれか。 2つ選べ。

  1. 1✕アコニチン
  2. 2✕アミグダリン
  3. 3○スコポラミン
  4. 4✕チャコニン
  5. 5○α-ヒヨスチアミン

正答: 3・5

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問124薬学理論問題

以下の表における観察集団(1)及び観察集団(2)の人口統計についての記述のう

図
  1. 1✕粗死亡率は、観察集団(1)より観察集団(2)の方が高い。両者同じ(いずれも41/人口千対)
  2. 2○老年人口割合は、観察集団(1)より観察集団(2)の方が高い。
  3. 3✕65歳以上死亡数の死亡総数に対する割合は、観察集団(1)より観察集団(2)の方が
    低い。
    高い
  4. 4○基準集団の人口構成を用いた年齢調整死亡率は、観察集団(1)では41より小さ
    な値になる。
  5. 5✕基準集団の人口構成を用いた年齢調整死亡率は、観察集団(1)より観察集団(2)の
    方が高い値を示す。
    観察集団(1)の方が高い

正答: 2・4

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問125薬学理論問題

喫煙者と非喫煙者における脳血管疾患の年齢階級別発生率を調べ、喫煙と脳血

管疾患との関係を調べたところ、表に示す結果が得られた。この結果に関する記述

図
  1. 1✕この表は、症例-対照研究の結果を示している。コホート研究
  2. 2✕この表における相対危険度は、喫煙をやめることによって脳血管疾患発症数が
    どれくらい減少できるかを示している。
    喫煙者の発生率が非喫煙者の何倍かを示す
  3. 3✕全ての年齢群のうち、55~59歳の群は、喫煙が脳血管疾患を発症させるリスク
    が最も高いと考えられる。
    45〜49歳の群
  4. 4○65~69歳の群の相対危険度の値が全ての年齢群の値より低いのは、加齢によっ
    て脳血管疾患の発症率が喫煙の有無にかかわらず高くなるためであると考えられ

    る。
  5. 5○喫煙と脳血管疾患発症率との関係を解析する上で、年齢が交絡因子となってい
    る。

正答: 4・5

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問126薬学理論問題

C型肝炎ウイルス(HCV)感染歴と肝細胞がん発症の関係を調べるため、あ

る病院において、肝細胞がんの患者100人、及び対照群として性・年齢・喫煙歴・

アルコール摂取歴をマッチングさせた別の病気の患者200人を選び出し、抗HCV

抗体の有無を調べた。その結果、肝細胞がん患者の80人、対照群の20人が抗体陽

性者であった。この調査から求められる肝細胞がん発症におけるHCV 感染歴の

オッズ比として、正しいのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕4.0
  2. 2✕4.9
  3. 3✕8.0
  4. 4✕16
  5. 5○36

正答: 5

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問127薬学理論問題

下表は、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症

法)」において、ある1つの類型に分類される感染症の特徴及び主な対応・措置を

図
  1. 1✕腸管出血性大腸菌感染症
  2. 2✕中東呼吸器症候群(MERS)
  3. 3○ジカウイルス感染症
  4. 4✕クロイツフェルト・ヤコブ病
  5. 5○デング熱

正答: 3・5

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問128薬学理論問題

下図は、死因別にみた死亡率の年次推移を、1947年から2014年まで示した結

果である。各死因の死亡率の変遷の理由について正しいのはどれか。 2つ選べ。

図
  1. 1✕1の死亡率の上昇には人口の高齢化は関与しない。人口の高齢化が関与している
  2. 2○1995年前後に2の死亡率が急激に減少し、4の死亡率が増加したのは、国際
    ルールの変更により、死因の統計処理法が変わったことによる。
  3. 3✕3の死亡率が1980年代から増加してきたのは、新しい種類の3として、抗菌
    剤が効かない新興感染症が急速に増えたためである。
    人口の高齢化
  4. 4✕4の死亡率が1970年代から減少傾向にあるのは、食生活の変化によってカル
    シウムの摂取量が増えたことが主要な要因と考えられる。
    食塩摂取量の減少による血圧低下
  5. 5○1950年まで死因のトップであった5の死亡率が激減したのは、新たな治療薬な
    どの医療の進歩、衛生水準の向上や栄養状態の改善によるところが大きい。

正答: 2・5

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問129薬学理論問題

食道がんのリスク上昇との関連性が示されているのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕塩・塩蔵品の過剰摂取
  2. 2○過度の飲酒
  3. 3○熱い飲食物の摂取
  4. 4✕動物性脂肪に富む食事の摂取
  5. 5✕運動不足

正答: 2・3

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問130薬学理論問題

グルタチオン抱合に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕基質の求核性部位にグルタチオンが結合する。親電子性部位
  2. 2✕この反応を触媒する酵素は、グルタチオンペルオキシダーゼである。グルタチオンS-トランスフェラーゼ
  3. 3○この抱合反応の後に起こるメルカプツール酸の生成には、アセチル抱合が関与
    する。
  4. 4✕アセトアミノフェンの代謝的活性化に関与する。アセトアミノフェンの活性代謝物(NAPQI)の解毒に関与する
  5. 5○1,2-ジブロモエタンの代謝的活性化に関与する。

正答: 3・5

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問131薬学理論問題

染料などの工業原料に使用され、N-水酸化により代謝的活性化されて膀胱が

んの原因となるのはどれか。 2つ選べ。

選択肢図
  1. 1✕
  2. 2✕
  3. 3○
  4. 4✕
  5. 5○

正答: 3・5

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問132薬学理論問題

化学物質の遺伝毒性試験に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○Ames試験は、化学物質の遺伝毒性をSalmonella Typhimurium変異株の復帰
    突然変異の出現頻度により検出する方法である。
  2. 2✕Ames試験で用いる細菌は、ヒトや動物の組織と同様の異物代謝反応を起こす
    変異株である。
    S9ミックスを添加して代謝活性化能を評価する(菌自体は異物代謝能をほとんど持たない)
  3. 3✕化学物質による染色体切断後の修復の度合いを観察する試験として、特定の細
    菌を用いたコメットアッセイがある。
    ほ乳動物細胞(コメットアッセイはDNA切断を検出する)
  4. 4✕ほ乳動物細胞を用いたin vitro 小核試験では、細胞分裂が阻害されて生じる小
    核を検出する。
    染色体の切断や紡錘体機能障害により生じる小核
  5. 5○遺伝毒性の有無は、Ames試験に加え、げっ歯類又はほ乳動物細胞を用いた試
    験を組み合せて評価される。

正答: 1・5

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問133薬学理論問題

有害化学物質に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕マラチオンは残留性が低いので、残留農薬基準値は定められていない。定められている
  2. 2○2,3,7,8-テトラクロロジベンゾ-p-ジオキシンの毒性等価係数は1である。
  3. 3○鉛の消化管吸収率は、成人より幼児の方が高い。
  4. 4✕有機スズ化合物に内分泌かく乱作用が認められるため、缶詰の内側をスズメッ
    キするのは禁止されている。
    缶詰の内側メッキに用いられるのは無機スズ(禁止されていない)
  5. 5✕無機ヒ素はヒト体内でメチル化を受け、毒性の低いアルセノベタインに変換さ
    れる。
    メチル化により毒性の低いモノメチルアルソン酸やジメチルアルシン酸(カコジル酸)に変換される

正答: 2・3

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問134薬学理論問題

ある農薬を様々な濃度で餌に混ぜ、ラットに2年間与え、慢性毒性を評価した

ところ、何らの病変も認められなかった最大の農薬濃度は0.02%であった。以下

の条件のとき、この農薬の1日許容摂取量(ADI、mg/kg 体重/日)として最も近

い値はどれか。 1つ選べ。

ラットの1日あたりの摂餌量:25g

ラットの平均体重:250g

ヒトの平均体重:50kg

安全係数:100

  1. 1✕0.01
  2. 2○0.2
  3. 3✕5
  4. 4✕20
  5. 5✕125

正答: 2

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問135薬学理論問題

化学物質A~D及び「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審

図
  1. 1✕化学物質A、B、Cは、いずれも第一種特定化学物質である。いずれも第一種特定化学物質ではない(ポリ塩化ジベンゾ-p-ジオキシン類はダイオキシン類対策特別措置法の対象)
  2. 2○化学物質Dは第一種特定化学物質であるが、特定の用途においては代替品がな
    いので、環境汚染のおそれがない場合に限り、例外的に使用が認められている。
  3. 3✕第二種特定化学物質は、難分解性、低蓄積性で、ヒト及び生活環境動植物への
    長期毒性をもつ化学物質である。
    ヒトへの長期毒性又は生活環境動植物への長期毒性(いずれか一方でよい)
  4. 4○化学物質Aは油症事件で問題になった物質で、この事件は化審法制定の契機と
    なった。
  5. 5✕監視化学物質とは、分解性があり、蓄積性が認められなくても、ヒトへの長期
    毒性又は生活環境動植物ヘの長期毒性のおそれのある化学物質のことである。
    難分解性かつ低蓄積性で、長期毒性のおそれのある化学物質

正答: 2・4

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問136薬学理論問題

放射線の線量に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○実効線量とは、物理的な測定値ではなく、放射線による発がんと遺伝的影響を
    評価するために用いられる線量である。
  2. 2✕実効線量を求めるのに用いられる組織荷重係数は、肝臓が最も大きい。骨髄・結腸・肺・胃・乳房(0.12)が最も大きい
  3. 3○等価線量を求めるのに用いられる放射線荷重係数は、α線の方がγ線より大き
    い。
  4. 4✕等価線量を表す単位としてグレイ(Gy)、実効線量を表す単位としてシーベル
    ト(Sv)が用いられる。
    等価線量・実効線量ともにシーベルト(Sv)

正答: 1・3

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問137薬学理論問題

水の浄化法に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕普通沈殿-緩速ろ過は、我が国で最も利用されている浄化法である。急速ろ過(凝集沈殿-急速ろ過)
  2. 2✕緩速ろ過は、水中の有機物の除去率において、急速ろ過に比べて劣る。緩速ろ過の方が除去率に優れる(生物ろ過膜による浄化)
  3. 3○薬品沈殿とは、凝集剤として硫酸アルミニウムを添加することにより、負電荷
    を持つ汚濁粒子を電気的に中和し、凝集塊として沈殿させる方法である。
  4. 4✕急速ろ過では、主に生物化学的作用により、ろ過を行う。物理化学的作用(凝集剤の添加と急速ろ過)
  5. 5○緩速ろ過、急速ろ過のいずれを用いても、我が国の水道水では塩素剤による消
    毒が義務付けられている。

正答: 3・5

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問138薬学理論問題

6種類の有機化合物を水に溶解し、生物化学的酸素要求量(BOD)(注1)及び

2種類の測定法による化学的酸素要求量(COD)を求めた。下表は、このBOD と

COD を、理論的酸素要求量(注2)に対する割合(%)として示したものである。こ

図
  1. 1✕BODとCODの間には、有機化合物の種類にかかわらず、比例関係が認められる。認められない(有機化合物の種類により異なる)
  2. 2✕酸性高温過マンガン酸法では、糖質はカルボン酸やアミノ酸に比べ、酸化され
    にくい。
    酸化されやすい
  3. 3○2種類のCOD の測定法のうち、二クロム酸法の方が有機化合物の種類にかか
    わらず、強い酸化力を示す。
  4. 4○この実験に用いた植種水中の微生物は、6種類の化合物のうち、酢酸に対して
    最も高い酸素消費量(g O/g)を示す。
  5. 5✕湖沼から採取した試料水にグリシンが大量に含まれる場合には、酸性高温過マ
    ンガン酸法によるCOD が、その試料水の酸素消費量を最も良く反映する。
    二クロム酸法

正答: 3・4

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問139薬学理論問題

光化学オキシダント及びその測定法に関する記述のうち、正しいのはどれか。

2つ選べ。

図
  1. 1○光化学オキシダントの大部分はオゾンであるが、一部にペルオキシアセチルナ
    イトレート(PAN)も含まれる。
  2. 2○光化学オキシダントの環境基準達成率は、一般環境大気測定局及び自動車排出
    ガス測定局いずれにおいても低い水準となっている。
  3. 3✕光化学オキシダントは、微量の硫酸を含む過酸化水素水を吸収液として用いる
    溶液導電率法により測定される。
    中性ヨウ化カリウム液を吸収液とする溶液導電率法
  4. 4✕光化学オキシダントの発生には、空気中の硫黄酸化物が関与している。窒素酸化物や炭化水素(揮発性有機化合物)
  5. 5✕光化学オキシダントの発生量は、オゾン層の破壊により減少している。オゾン層の破壊とは関係ない(対流圏での光化学反応により生成される)

正答: 1・2

出典:厚生労働省 問題PDF

問140薬学理論問題

シックハウス症候群の原因物質として厚生労働省が定めた指針値があるのはど

れか。 2つ選べ。

選択肢図
  1. 1✕
  2. 2✕
  3. 3○
  4. 4✕
  5. 5○

正答: 3・5

出典:厚生労働省 問題PDF

226-227 共通の設問

65歳女性。慢性腎不全にて通院治療中。最近、時々腰が痛くなり、寝付き

も良くないので、整形外科を受診した。骨粗しょう症と診断され、処方箋を薬局に

持参した。

(処方1)

図
問227薬学実践問題

アルファカルシドールカプセルはビタミンD 製剤である。ビタミンD の代謝反

応のうち、慢性腎不全の患者において低下しているのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕7-デヒドロコレステロールの開環反応
  2. 2✕7-デヒドロコレステロールの1位の水酸化反応
  3. 3○25-(OH)ビタミンD の1位の水酸化反応
  4. 4✕1α-(OH)ビタミンD の25位の水酸化反応
  5. 5✕25-(OH)ビタミンD の開環反応

正答: 3

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228-229 共通の設問

69歳女性。胃がんの手術後の入院中に、医師、看護師、管理栄養士及び薬

剤師で構成されたNST(Nutrition Support Team)による患者カンファレンスが

行われた結果、脂肪乳剤輸液(10%、250mL)の投与が開始された。

問229薬学実践問題

脂肪乳剤輸液に用いられる脂質に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○脂肪乳剤中の油脂には必須脂肪酸のリノール酸及びα-リノレン酸が含まれて
    いる。
  2. 2✕中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸に比べてエネルギーに変換されにくいので、中鎖脂肪
    酸を含む油脂は脂肪乳剤としては用いられない。
    エネルギーに変換されやすい(中鎖脂肪酸油脂も用いられる)
  3. 3○脂肪乳剤中の脂質1g あたりのエネルギー量は約9kcalである。
  4. 4✕脂肪乳剤中のトリアシルグリセロールは、リポタンパク質リパーゼによりモノ
    アシルグリセロールと脂肪酸に分解され組織に吸収される。
    脂肪酸とグリセロールに分解される
  5. 5✕脂肪乳剤には乳化剤としてコレステロールが含まれている。卵黄レシチン

正答: 1・3

出典:厚生労働省 問題PDF

230-231 共通の設問

医薬品の適正使用のため、承認前には治験、承認後にもPMS(製造販売

後調査Post Marketing Surveillance)が行われている。

問231薬学実践問題

ある医薬品について免疫能を低下させる可能性が懸念された。そこで、治験に加

えて、PMS においても感染症などの副作用の発現頻度を調査し、下表の結果を得

図
  1. 1✕このPMS では3,000例の調査をしたことにより、治験では見つけられなかっ
    たニューモシスチス肺炎の発症を見出すことができた。
  2. 2✕治験とは異なり、PMS においてCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の発現率が高く
    なったのは、PMS の対象患者に喫煙者が多かったことが一因と推定される。
  3. 3✕治験とは異なり、PMS において結核の発現率が高くなったのは、PMS の対象
    患者に後期高齢者が多かったことが一因と推定される。
  4. 4○いずれの肺炎の発現頻度も、治験の段階よりPMS の段階の方が高くなること
    がわかった。
  5. 5○PMS は副作用の発現を調べることが目的であり、有効性に関する調査は行わ
    れない。

正答: 4・5

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232-233 共通の設問

85歳男性。在宅にて要介護度5の寝たきり状態であったが、高熱のため入

院した。入院時に患者に触れた看護師等の職員数名が数日後かゆみを伴う皮膚症状

を訴えた。その後、患者が重度の角化型疥癬と診断されたため、院内感染対策委員

会にて対応策が検討された。

問233薬学実践問題

院内感染を予防するために、陰圧個室に患者を収容するなど空気感染対策をとる

必要がある感染症はどれか。 2つ選べ。

  1. 1○水痘
  2. 2○結核
  3. 3✕クロストリジウム・ディフィシル感染症
  4. 4✕マイコプラズマ感染症
  5. 5✕ノロウイルス感染症

正答: 1・2

出典:厚生労働省 問題PDF

234-235 共通の設問

20歳女性。性感染症の薬物治療のため薬局に処方箋を持参した。

問235薬学実践問題

次の性感染症のうち、感染症発生動向調査において全数把握対象疾患として規定

されているのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕淋菌感染症
  2. 2✕性器クラミジア感染症
  3. 3✕性器ヘルペスウイルス感染症
  4. 4✕尖圭コンジローマ
  5. 5○梅毒

正答: 5

出典:厚生労働省 問題PDF

236-237 共通の設問

ある病院において、予防接種の頻度が上がり、患者からの薬剤部への問い合わせ

件数も増加したため、ワクチンの接種法及び接種時期について確認作業を行った。

問237薬学実践問題

予防接種法に基づく定期の予防接種に関する記述のうち、正しいのはどれか。

2つ選べ。

  1. 1✕高齢者の肺炎球菌感染症は予防接種法におけるB類疾病に含まれ、65歳以上に
    なると、肺炎球菌ワクチンは毎年度1回ずつ接種することができる。
    5年に1回接種できる(毎年度ではない)
  2. 2○ポリオ(急性灰白髄炎)のワクチンは、ジフテリア、百日咳、破傷風のワクチ
    ンとともに、4種混合ワクチンとして接種される。
  3. 3✕麻しん・風しん混合ワクチンは、免疫効果が強い生ワクチンなので、生後
    12~24ヶ月の間に1回のみ接種される。
    1期(1歳)と2期(小学校就学前)の2回接種される
  4. 4○水痘は予防接種法におけるA類疾病に分類され、そのワクチンとしては弱毒生
    ワクチンが用いられる。
  5. 5✕インフルエンザ菌b型(Hib)に対するワクチンは、インフルエンザウイルス
    に対しても効果を示す。
    インフルエンザウイルスには効果を示さない(別の病原体)

正答: 2・4

出典:厚生労働省 問題PDF

238-239 共通の設問

40歳男性。喫煙歴20年、気管支ぜん息の治療のためテオフィリン製剤を

服用している。最近、ぜん息症状が悪化してきたこともあり禁煙を試みたいと薬局

を訪れた。薬剤師は、ニコチンガム、ニコチンパッチ及びバレニクリン酒石酸塩錠

について情報提供を求められた。

問239薬学実践問題

たばこの煙と喫煙に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕喫煙によりシトクロムP450のうち、主にCYP3A4が誘導される。CYP1A2が誘導される
  2. 2✕テオフィリン製剤を服用している喫煙者が禁煙すると、テオフィリンの血中濃
    度が低下する可能性がある。
    血中濃度が上昇する(酵素誘導が解除されるため)
  3. 3○たばこの煙には、一酸化炭素や窒素酸化物が含まれている。
  4. 4○妊娠中の喫煙は、低体重児の出産のリスクを高める。
  5. 5✕アルコールを摂取すると、喫煙によって誘導されるのと同じCYP分子種が誘
    導される。
    CYP2E1が誘導される(喫煙はCYP1A2)

正答: 3・4

出典:厚生労働省 問題PDF

240-241 共通の設問

学校薬剤師が中学校の校長から薬物乱用防止教室の講師を依頼された。

問241薬学実践問題

危険ドラッグに含まれる可能性が高い薬物を幅広く規制するため、基本骨格が同

じ物質を一括して指定する「包括指定」が活用されている。包括指定される指定薬

物の基本骨格に該当するのはどれか。 2つ選べ。

選択肢図
  1. 1✕
  2. 2○
  3. 3✕
  4. 4✕
  5. 5○

正答: 2・5

出典:厚生労働省 問題PDF

242-243 共通の設問

学校薬剤師が小学校の水道水の水質検査を行った。結果は以下の通りで

あった。

図
問243薬学実践問題

この水道水の水質検査に関する次の記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕大腸菌は検出されていないが、一般細菌が検出されているので、水質基準を満
    たしていない。
    大腸菌が検出されず一般細菌が基準値(100 CFU/mL)以下であれば水質基準を満たす
  2. 2○塩化物イオン濃度は、し尿等の混入があると値が増加する。
  3. 3○全有機炭素(TOC)の測定値は、水道水中の還元性無機イオンの影響を受けに
    くい。
  4. 4✕トリハロメタンの濃度が高いと色度、濁度のいずれも高くなる。色度・濁度とは無関係(消毒副生成物)
  5. 5✕遊離残留塩素が水質基準を超えているため、このままでは飲料に適さない。遊離残留塩素は0.1 mg/L以上1.0 mg/L以下が基準(この範囲なら飲用可)

正答: 2・3

出典:厚生労働省 問題PDF

244-245 共通の設問

病院薬剤部において高カロリー輸液の調製を行う際に排出される廃棄物の

処理方法を検討することとなった。

問245薬学実践問題

感染性廃棄物に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○薬剤師は、感染性廃棄物に係る特別管理産業廃棄物管理責任者になることがで
    きる。
  2. 2✕感染性廃棄物は滅菌処理した後も、全て指定された容器に分別しなければなら
    ない。
    滅菌等により感染性を失ったものは感染性廃棄物に該当しない
  3. 3✕感染性産業廃棄物の処理は、指定を受けた契約業者に委託するためマニフェス
    ト制度の対象外である。
    マニフェスト制度の対象
  4. 4○感染性廃棄物を入れる容器にはバイオハザードマークを付けるか、感染性廃棄
    物であることを明記する必要がある。

正答: 1・4

出典:厚生労働省 問題PDF