← 第101回の科目一覧へ

第101回 — 衛生

演習モードで解く
問16必須問題

ビタミンCの還元作用により、小腸からの吸収が促進されるミネラルはどれか。

1つ選べ。

  1. 1✕カルシウム
  2. 2✕リン
  3. 3○鉄
  4. 4✕マンガン
  5. 5✕カリウム

正答: 3

出典:厚生労働省 問題PDF

問17必須問題

酸化防止剤に指定されている食品添加物はどれか。 1つ選べ。

選択肢図
  1. 1✕
  2. 2✕
  3. 3✕
  4. 4○
  5. 5✕

正答: 4

出典:厚生労働省 問題PDF

問18必須問題

我が国で遺伝子組換え食品として販売・流通が認められていないのはどれか。

1つ選べ。

  1. 1✕大豆
  2. 2○米
  3. 3✕トウモロコシ
  4. 4✕パパイヤ
  5. 5✕アルファルファ

正答: 2

出典:厚生労働省 問題PDF

問19必須問題

最近10年間(平成17年以降)で、我が国において、発生患者数が最も多い食

中毒の病因物質はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕黄色ブドウ球菌
  2. 2✕カンピロバクター・ジェジュニ/コリ
  3. 3✕サルモネラ属菌
  4. 4✕腸管出血性大腸菌(ベロ毒素産生)
  5. 5○ノロウイルス

正答: 5

出典:厚生労働省 問題PDF

問20必須問題

食品衛生法に基づき、リンゴジュースについて基準値が定められているカビ毒

はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕アフラトキシンB₁
  2. 2✕ステリグマトシスチン
  3. 3✕オクラトキシンA
  4. 4○パツリン
  5. 5✕エルゴタミン

正答: 4

出典:厚生労働省 問題PDF

問21必須問題

疾病の一次予防に該当するのはどれか。 2つ選べ。

1又は2のいずれかで正解

  1. 1○従業員を対象とした特定健康診査・特定保健指導
  2. 2○喫煙者を対象とした禁煙教室
  3. 3✕糖尿病患者を対象とした栄養指導
  4. 4✕うつ病患者を対象とした社会復帰支援
  5. 5✕新生児を対象としたタンデムマススクリーニング

正答: 1・2

出典:厚生労働省 問題PDF

問22必須問題

ヒトにおける抱合反応に利用されないのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕S-アデノシルメチオニン
  2. 2✕アセチルCoA
  3. 3○メルカプツール酸
  4. 4✕活性硫酸
  5. 5✕タウリン

正答: 3

出典:厚生労働省 問題PDF

問23必須問題

化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)において、蓄積性の

判定に用いられる試験はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕活性汚泥を用いた分解度試験
  2. 2○コイを用いた濃縮度試験
  3. 3✕ネズミチフス菌を用いた復帰突然変異原性試験
  4. 4✕マウスを用いた反復投与毒性試験
  5. 5✕ミジンコを用いた急性遊走阻害試験

正答: 2

出典:厚生労働省 問題PDF

問24必須問題

自然放射線被曝のもととなる放射性核種はどれか。 1つ選べ。

選択肢図
  1. 1○
  2. 2✕
  3. 3✕
  4. 4✕
  5. 5✕

正答: 1

出典:厚生労働省 問題PDF

問25必須問題

閉鎖性水域における富栄養化の制限因子はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕カリウム
  2. 2✕亜鉛
  3. 3✕鉄
  4. 4✕硫黄
  5. 5○リン

正答: 5

出典:厚生労働省 問題PDF

問121薬学理論問題

栄養素の過不足による疾病に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選

2つ選べ。

  1. 1✕ビタミンAの摂取不足は、頭蓋内圧亢進による頭痛を引き起こす。
  2. 2○新生児ではビタミンK欠乏性出血症が起こることがある。
  3. 3✕妊婦のビタミンB₆の摂取不足により、胎児の神経管閉鎖障害が起こることが
    ある。
  4. 4✕カリウムの摂取不足は、血圧の低下を引き起こす。
  5. 5○甲状腺腫は、ヨウ素の過剰摂取によっても摂取不足によっても起こりうる。

正答: 2・5

出典:厚生労働省 問題PDF

問122薬学理論問題

40歳女性。血圧が高めであるため、1日に摂取する食塩相当量を、食事摂取基

準(2015年度版)の目標量(男性8.0g/日未満、女性7.0g/日未満)に抑えるよ

うに気をつけている。ある日、外出していたため朝食のおにぎりと昼食の弁当を購

満にする必要があるか。最も近い値を1つ選べ。ただし、Na及びClの原子量を

23及び35.5とし、3食以外は食塩の摂取はないものとする。

  1. 1✕6.3
  2. 2✕5.3
  3. 3✕3.8
  4. 4○2.8
  5. 5✕1.6
  6. 6✕0.65

正答: 4

出典:厚生労働省 問題PDF

問123薬学理論問題

食品に由来する有害物質に関する記述のうち、正しいのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1○ポテトチップスを製造する際の加熱時に、ジャガイモに多く含まれるアスパラ
    ギンが糖と反応してアクリルアミドが生じる。
  2. 2✕魚の焼け焦げの部分に含まれるトリプトファン由来の変異原性物質は、トリプ
    タミンである。
    ポテトチップスを製造する際の加熱時に、ジャガイモに多く含まれるアスパラ ギンが糖と反応してアクリルアミドが生じる。
  3. 3✕マーガリンやショートニングなどに含まれるトランス脂肪酸は発がん性を示す
    ため、食品中含量の表示が義務づけられている。
    ポテトチップスを製造する際の加熱時に、ジャガイモに多く含まれるアスパラ ギンが糖と反応してアクリルアミドが生じる。
  4. 4✕魚に含まれる2級アミンが胃の中で塩酸と反応することにより、ニトロソアミ
    ンが生じる。
    ポテトチップスを製造する際の加熱時に、ジャガイモに多く含まれるアスパラ ギンが糖と反応してアクリルアミドが生じる。
  5. 5✕輸入ピーナッツと同様に、コウジ菌を用いる味噌・醤油についても、食品中の
    アフラトキシン濃度が重点的に検査されている。
    ポテトチップスを製造する際の加熱時に、ジャガイモに多く含まれるアスパラ ギンが糖と反応してアクリルアミドが生じる。

正答: 1

出典:厚生労働省 問題PDF

問124薬学理論問題

食品の安全に関わる法制度に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選

2つ選べ。

  1. 1✕ポジティブリスト制度により、国内で流通しているすべての農薬について、食
    品中の残留基準が個別に設定されている。
  2. 2✕HACCPとは、食品製造における最終製品の抜き取り検査による衛生管理の方
    法である。
  3. 3○特定保健用食品の関与成分の健康影響は、食品安全委員会が評価を行う。
  4. 4○食品表示法は、JAS 法、食品衛生法、健康増進法の食品の表示に関する規定を
    統合して、包括的かつ一元的にしたものである。
  5. 5✕食品添加物の規格や使用基準は、食品安全基本法で定められている。

正答: 3・4

出典:厚生労働省 問題PDF

問125薬学理論問題

ウェルシュ菌及びウェルシュ菌による食中毒に関する記述のうち、正しいのは

どれか。 2つ選べ。

  1. 1✕ウェルシュ菌は、Clostridium botulinum という学名の偏性嫌気性菌である。
  2. 2✕最近(2011年以降)の1年あたりの発生件数は、腸炎ビブリオによる食中毒よ
    り少ない。
  3. 3○最近(2011年以降)の食中毒1件あたりの平均患者数は、カンピロバクターに
    よる食中毒に比べて多い。
  4. 4○給食や学生食堂において、食肉を調理したカレーやシチューなどの食品が原因
    となることが多い。
  5. 5✕潜伏期間は3日~1週間と長く、主要症状は腹痛と水様性下痢である。

正答: 3・4

出典:厚生労働省 問題PDF

問126薬学理論問題

合計特殊出生率及び下図に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕合計特殊出生率は、15歳から39歳までの女性を対象として算出する。
  2. 2✕合計特殊出生率は、既婚女性のみを対象として算出する。
  3. 3○合計特殊出生率は、総再生産率の約2倍の値となる。
  4. 4✕下図から、1960年には、夫婦一組あたりの平均子供数が2人であったことがわ
    かる。
  5. 5○下図から、合計特殊出生率の低下には、未婚率の上昇が影響している可能性が
    考えられる。

    2.5 70

    女60 25~29歳

    2.0 性

    合 の50

    計 年

    特1.5 齢40

    殊 別 30~34歳

    出1.0 未30

    生 婚 35~39歳

    率 率20

    0.5 (

    %10

    )

    0.0 0

    1960 1970 1980 1990 2000 2010 1960 1970 1980 1990 2000 2010

    年 年

正答: 3・5

出典:厚生労働省 問題PDF

問127薬学理論問題

第二次世界大戦後、四日市地域ではコンビナート(火力発電、石油精製、石油

化学の工場群)が次々に操業を開始した。その後、市への悪臭の苦情及び汚染地域

でのぜん息患者が増加したが、これらの現象はコンビナート操業前には認められな

かった。そのため、1961年から5年間の国民健康保険のレセプト(診療報酬明細

書)をもとに、汚染地区と汚染がみられなかった地区(対照地区)の住民約3万人

について、二酸化硫黄による大気汚染と地域住民の気管支ぜん息などの健康被害の

調査が行われた。以下の図1~3は、その調査結果である。

%

pH 3 汚染地区

6.0 受2

合 対照地区

4.0

1961 1963 1965 1967(年) 19611962 1963 1964 1965(年)

2つ選べ。

  1. 1✕月 1月 1月 1月 4月1月 1月 1月 2月
    図1.四日市の雨水のpH の経年変化 図2.気管支ぜん息受診割合の推移(50歳以上)

    (市内18ヶ所の平均)

    回

    週10

    累

    積

    発

    作5

    回

    数

    0 0.1 0.2 0.3

    SO2週平均濃度(ppm)

    図3.二酸化硫黄週平均濃度と気管支ぜん息の週累積発作回数

    (1961年1月~3月の汚染地区)

    この疫学調査に関する記述のうち、正しいのはどれか。 つ選べ。

    1 この調査は、症例対照研究である。
  2. 2✕1961年の時点で、四日市市内では頻繫に酸性雨が認められていた。
  3. 3✕対照地区でも気管支ぜん息の受診があったことから、二酸化硫黄が原因物質で
    ある可能性は低いと考えられる。
  4. 4○1961年以降、汚染地区で、気管支ぜん息の受診割合が対照地区に比べ多いこと
    から、二酸化硫黄曝露と健康被害との間には関連があると考えられる。
  5. 5○二酸化硫黄濃度が高くなると、気管支ぜん息の発作回数が増加する傾向が認め
    られる。

正答: 4・5

出典:厚生労働省 問題PDF

問128薬学理論問題

コーヒー摂取と発がんとの関係を調べるため、10,000人を対象として10年間

のコホート研究を行った結果、コーヒー摂取(1日4杯以上)の有無によって肺が

ん発症率には差が見られないというデータが得られた(表1)。そこで、コーヒー

を多飲する人には、喫煙者が多いのではないかと考え、さらに解析を行った(表2)。

表1

図

2つ選べ。

  1. 1✕喫煙(1日5本以上)による肺がん発症の相対危険度は6.0と計算される。
  2. 2○喫煙1日5本未満の者では、コーヒー摂取(1日4杯以上)が肺がん発症の相
    対危険度を低下させることがわかる。
  3. 3○喫煙者(1日5本以上)の肺がん発症の相対危険度に、コーヒー摂取は影響を
    与えないことがわかる。
  4. 4✕コーヒー摂取1日4杯未満かつ喫煙1日5本未満である群が、最も肺がんの罹
    患率が低いことがわかる。

正答: 2・3

出典:厚生労働省 問題PDF

問129薬学理論問題

エボラ出血熱とMERS(中東呼吸器症候群)の両方にあてはまる記述はどれ

か。 2つ選べ。

  1. 1○病原体はウイルスである。
  2. 2✕自然宿主である野生動物を介して感染が拡大する。
  3. 3✕発症した際の致死率は5%未満である。
  4. 4✕感染症法(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律)で一類
    感染症に分類される。
  5. 5○検疫感染症に指定されている。

正答: 1・5

出典:厚生労働省 問題PDF

問130薬学理論問題

母子感染に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○妊娠初期にサイトメガロウイルスに初感染すると、母子感染を起こすことがあ
    る。
  2. 2✕ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の母子感染を防ぐため、ワクチンの接種が推奨
    されている。
  3. 3✕B型肝炎ウイルスは、母体にワクチンを接種することにより、胎児への感染を
    防ぐことができる。
  4. 4○風疹は高率で胎内感染を起こすため、その予防を目的に、妊娠前の抗体検査が
    推奨されている。
  5. 5✕トキソプラズマ感染による先天異常は、ワクチンにより防ぐことができる。

正答: 1・4

出典:厚生労働省 問題PDF

問131薬学理論問題

体内からの化学物質の排泄に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1○尿や胆汁以外にも、唾液腺、汗腺、及び涙腺を介して、化学物質は排泄される。
  2. 2✕血液への溶解度が高く、かつ脂溶性が高い化学物質は、呼気中への排泄が速い。
  3. 3✕化学物質の胆汁への排泄効率は、その分子量に依存しない。
  4. 4○爪や毛髪も化学物質の排泄経路とみなすことができる。

正答: 1・4

出典:厚生労働省 問題PDF

問132薬学理論問題

発がん物質A~Eの代謝と発がん作用に関する記述のうち、正しいのはどれ

か。 2つ選べ。

  1. 1○Aは、それ自身がDNA と反応する一次発がん物質である。
  2. 2○Bの究極的代謝活性体は、シトクロムP450による酸化を受けた後に生成する
    メチルカチオンである。
  3. 3✕Cの究極的代謝活性体は、シトクロムP450による酸化を受けた後に生成する
    9,10-ジオール体である。
  4. 4✕Dの代謝活性化には、シトクロムP450とエポキシドヒドロラーゼが関わって
    いる。
  5. 5✕Eの究極的代謝活性体は、シトクロムP450によりメチル基が酸化された後に
    N -脱メチル化で生成するメチルカチオンである。

    A B C

    CH2CH2Cl    H3C

    H3C N CH2CH2Cl H3C N NO

    D

    O O E

    N CH3

    O N N

    CH3

    CH3

    O O   O

正答: 1・2

出典:厚生労働省 問題PDF

問133薬学理論問題

ある乱用薬物について、呈色反応に基づく簡易検査を行ったところ、以下の構

造を有する化合物が生成し、アルカリ性条件下で赤色を呈した。この乱用薬物はど

図
  1. 1○アンフェタミン
  2. 2✕メタンフェタミン
  3. 3✕メトカチノン
  4. 4✕MDMA
  5. 5✕4-メトキシアンフェタミン

正答: 1

出典:厚生労働省 問題PDF

問134薬学理論問題

「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)」に関する記

述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕蓄積性がないものも対象物質に含まれている。
  2. 2○対象物質は、すべて長距離移動性を有する。
  3. 3○非意図的生成物である対象物質に対し、その排出を削減することが定められて
    いる。
  4. 4✕ヒトに対する長期毒性が不明なものも対象物質に含まれている。
  5. 5✕対象物質は、すべて化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)
    の規制対象物質である。

正答: 2・3

出典:厚生労働省 問題PDF

問135薬学理論問題

ハロアルカン類の化合物には、オゾン層破壊効果や温室効果を持つものがあ

る。それらは、オゾン層破壊効果の強弱に基づき3つの群に分類される。下図は、

冷媒として使用するハロアルカン類の国内出荷量を、地球温暖化係数を用いて二酸

化炭素相当量に換算し、その経年変化を表したものである。2群に分類される化合

図図
選択肢図
  1. 1✕
  2. 2○
  3. 3✕
  4. 4○
  5. 5✕

正答: 2・4

出典:厚生労働省 問題PDF

問136薬学理論問題

環境中の水に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○水圏は、生態系の構成要素の1つである。
  2. 2✕海洋は、地球表面の約90%を占める。
  3. 3✕地球に存在する海水と淡水の質量比率は約4:1である。
  4. 4○表層水は、地下水に比べ、我が国では水道水源としての取水量が多い。
  5. 5✕地下水は、表層水に比べ、自浄作用が強く汚染されにくい。

正答: 1・4

出典:厚生労働省 問題PDF

問137薬学理論問題

水中の溶存酸素(DO)の測定法(ウインクラー法)に関する次の記述のa~c

に入るべき語句の正しい組合せはどれか。 1つ選べ。

ウインクラー法では,アルカリ性条件下で硫酸マンガンから生じた水酸化マンガ

ンと、試料中のDOが反応することにより、速やかに酸素が( a )され、亜マ

ンガン酸の( b )沈殿を生じる。次に、硫酸を加えることで、DOと当量の

( c )が遊離するのでチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定し、DOを求める。

a   b   c

  1. 1✕固定 青色 KI
  2. 2✕オゾンに変換 褐色 KI
  3. 3✕固定 白色 KI
  4. 4✕オゾンに変換 青色 I₂
  5. 5○固定 褐色 I₂
  6. 6✕オゾンに変換 白色 I₂

正答: 5

出典:厚生労働省 問題PDF

問138薬学理論問題

大気汚染物質に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕硫黄酸化物の主な発生源は、自動車のガソリンエンジンである。
  2. 2✕光化学オキシダントは、炭化水素と硫黄酸化物が太陽光の作用により光化学反
    応して生成する。
  3. 3○浮遊粒子状物質には、発生源から直接排出された一次生成粒子と、大気中でガ
    ス成分が反応して生じた二次生成粒子がある。
  4. 4○炭化水素類を成分とする溶剤を使用する工場、事業所は、非メタン炭化水素の
    主な発生源の1つである。
  5. 5✕窒素酸化物は、排煙を塩基性の水溶液に接触させることにより、効果的に除去
    することができる。

正答: 3・4

出典:厚生労働省 問題PDF

問139薬学理論問題

下の図は、ある晴れた風がない冬の日の早朝、ある町の風景を示したものであ

る。この町は平野にあり、左側には工場がある。この工場の煙突からは煙が出てお

り、ある高さから右の方にのびていた。このときの気象条件に関する記述のうち、

図
  1. 1✕このときの大気の安定度は、非常に低い状態だったと推測される。
  2. 2○放射冷却が発生した可能性が高い。
  3. 3○煙突付近の気温が地表付近の気温よりも高い可能性がある。
  4. 4✕地表付近で汚染物質が発生しても、その濃度は速やかに低下する。

正答: 2・3

出典:厚生労働省 問題PDF

問140薬学理論問題

ある教室の室内環境について、以下の数値を得た。

図

熱輻射を考慮した

実効輻射温度

補正感覚温度

1つ選べ。

  1. 1✕16.0°C 7.5°C
  2. 2✕16.0°C 1.5°C
  3. 3✕17.1°C 7.5°C
  4. 4✕17.1°C 1.5°C
  5. 5✕18.2°C 7.5°C
  6. 6○18.2°C 1.5°C
    45 45

    40 40 40

    35

    35 30 35 35

    (°C) 25 (°C)

    30 30

    30

    20

    25 25

    15 25

    20 (°C) 20

    10 20

    5

    15 15

    7.500 15

    6.00

    4.005.00

    3.50 10 10

    3.00 10

    (m/s)2.50

    2.00

    1.50 5 5

    1.00 5

    0.50

    0.10 0 0

    0

    出典「衛生試験法・注解2015」(日本薬学会・編)(一部改変)

正答: 6

出典:厚生労働省 問題PDF

226-227 共通の設問

65歳女性。食道がんを切除後、経口による栄養補給が不可能となったた

め、高カロリー輸液(Total Parenteral Nutrition)療法が適用となった。

問227薬学実践問題

栄養素の補給に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕高カロリー輸液に含まれるビタミンB₁₂が機能を発現するには、胃の内因子が
    必要である。
  2. 2✕高カロリー輸液にビタミンB₁を過剰に添加すると、ウェルニッケ脳症を引き
    起こす。
  3. 3○亜鉛の補給は、褥瘡の防止・早期修復に効果を示す。
  4. 4○高カロリー輸液にセレンを添加しないと、心機能異常を起こすことがある。
  5. 5✕肝機能が著しく低下した患者の高カロリー輸液には、グルタミンを多く添加す
    る必要がある。

正答: 3・4

出典:厚生労働省 問題PDF

228-229 共通の設問

56歳女性。パーキンソン病及び慢性胃炎で治療中のため、保険薬局に処方

箋を持参した。処方1を継続服用していたが、振戦が改善されないため、本日より

処方2が追加された。薬剤師は服薬指導の際に、患者にチーズを食べすぎないよう

に指導した。

(処方1)

レボドパ250mg・カルビドパ配合錠 1回1錠(1日3錠)

1日3回 朝昼夕食後 14日分

ファモチジン錠20mg 1回1錠(1日2錠)

1日2回 朝夕食後 14日分

(処方2)

セレギリン塩酸塩口腔内崩壊錠2.5mg1回1錠(1日1錠)

1日1回 朝食後 14日分

問229薬学実践問題

チーズ中の成分が問題となる理由として、最も適切なのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕この食品成分が、胃に障害を与え胃炎を悪化させる。処方された薬物が、この食品成分を代謝する酵素を阻害する。
  2. 2✕この食品成分が、処方された薬物の代謝酵素を阻害する。処方された薬物が、この食品成分を代謝する酵素を阻害する。
  3. 3✕この食品成分が、処方された薬物の代謝酵素の発現を誘導する。処方された薬物が、この食品成分を代謝する酵素を阻害する。
  4. 4✕この食品成分が、処方された薬物の消化管からの吸収を阻害する。処方された薬物が、この食品成分を代謝する酵素を阻害する。
  5. 5○処方された薬物が、この食品成分を代謝する酵素を阻害する。
  6. 6✕処方された薬物が、この食品成分を代謝する酵素の発現を誘導する。処方された薬物が、この食品成分を代謝する酵素を阻害する。

正答: 5

出典:厚生労働省 問題PDF

230-231 共通の設問

少年スポーツクラブの懇親会のバーベキューで、大人3名、子供10名が

鶏肉を焼いて食べた。その3日後に、この懇親会に参加した者のうち、子供4名が

発熱及び下痢を伴う腹痛を発症した。患児の全員が近医を受診し、点滴静注などの

治療を受けた。その後、この食中毒の原因はカンピロバクターと同定された。

問231薬学実践問題

カンピロバクターによる食中毒に関する記述のうち、誤っているのはどれか。

1つ選べ。

  1. 1✕カンピロバクターは鳥類等の腸管に常在し、鶏肉を汚染しやすい。
  2. 2✕野生生物により汚染された環境水を飲むことにより発症することがある。
  3. 3✕牛レバーの生食により発症することがある。
  4. 4✕カンピロバクターは乾燥に弱いため、殻の表面が乾燥している鶏卵の生食によ
    る発症のリスクは低い。
  5. 5○再興感染症の1つに位置づけられている。

正答: 5

出典:厚生労働省 問題PDF

232-233 共通の設問

特定健康診査を受けた本人に、実施機関から健診結果及びこれに応じた生

活習慣の改善に関する情報が届いた。

問232薬学実践問題

特定健康診査に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○内臓脂肪型肥満に着目した健康診査である。
  2. 2✕特定健康診査の対象者は、後期高齢者である。
  3. 3✕特定健康診査を受けるのは個人に課せられた義務であり、健康保険組合等の医
    療保険者は干渉しない。
  4. 4○特定健康診査の結果から、生活習慣病の発症リスクが高い人に対して生活習慣
    を見直すサポートが実施される。
  5. 5✕特定健康診査に関わる個人情報は、個人情報保護法の対象にならない。

正答: 1・4

出典:厚生労働省 問題PDF

234-235 共通の設問

34歳女性。検診で乳がんの疑いを指摘された。血縁者の多くが乳がんを発

症していたため、乳がんの遺伝子検査及び組織診断を受けた。その結果、HER2

陽性乳がんと診断された。骨転移があるため、ドセタキセル/カルボプラチン/トラ

スツズマブの併用療法のレジメンに従い、薬物治療が始まった。

問234薬学実践問題
選択肢図
  1. 1✕
  2. 2○
  3. 3✕
  4. 4✕
  5. 5✕
  6. 6✕

正答: 2

出典:厚生労働省 問題PDF

236-237 共通の設問

77歳男性。3月中旬のある日、昼食の時間になり、家族が男性を探したと

ころ、男性は農機具等が置いてある小屋でうずくまっていた。顔面は蒼白であり、

声をかけてもうなずくだけで言葉が出なかった。また、足下に嘔吐物があった。支

えても歩くことができなかったため、救急車で病院に搬送した。家族の話から、こ

の男性は朝10時頃から小屋で畑仕事の準備をしていたという。診察した医師は、

化学物質による中毒を疑い、検査を依頼した。

問237薬学実践問題

この男性の血液を検査したところ、コリンエステラーゼ活性が著しく低下してい

た。中毒の原因と考えられる化学物質はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕クロルピクリン
  2. 2✕グルホシネート
  3. 3✕パラコート
  4. 4○メソミル
  5. 5✕硫酸タリウム

正答: 4

出典:厚生労働省 問題PDF

238-239 共通の設問

薬物乱用が社会的な問題となっているため、中学校より学校薬剤師に薬物

乱用防止講座を実施してほしいとの要請があった。

問239薬学実践問題

最近5年間(平成22年以降)の我が国における覚せい剤事犯の検挙状況に関す

る記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○覚せい剤事犯の検挙人員は、薬物(覚せい剤、大麻、麻薬及び向精神薬、あへ
    ん)事犯別検挙人員のうち最も多くを占める。
  2. 2✕覚せい剤事犯の検挙人員全体のうち、約半数を占めているのは30歳未満であ
    る。
  3. 3○覚せい剤事犯の検挙人員全体に占める50歳以上の割合は、増加している。
  4. 4✕覚せい剤事犯の検挙人員全体に占める初犯者の割合は、約80%である。

正答: 1・3

出典:厚生労働省 問題PDF

240-241 共通の設問

36歳男性。CD20陽性の再発低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫のた

め、イットリウム(⁹⁰Y)イブリツモマブチウキセタン(遺伝子組換え)を投与する

ことになり、注射液の調製が依頼された。

問241薬学実践問題

⁹⁰Y に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○主にβ線を放出する。
  2. 2✕半減期は約1週間である。
  3. 3○⁹⁰Srとの間に放射平衡が成り立つ。
  4. 4✕神経組織に特異的効果を示す。
  5. 5✕光電効果やコンプトン散乱を引き起こす。

正答: 1・3

出典:厚生労働省 問題PDF

242-243 共通の設問

学校薬剤師が、小学校の屋外にあるプールの水質検査を、プールの対角線

上の3点の水面下20cmのA、B、Cで実施した。結果は下表の通りであった。

A B C

pH 7.2 7.2 7.2

遊離残留塩素(mg/L) 0.3 0.2 0.2

問243薬学実践問題

プール水の検査項目でないのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1○塩化物イオン
  2. 2✕大腸菌
  3. 3✕一般細菌
  4. 4✕過マンガン酸カリウム消費量
  5. 5✕総トリハロメタン

正答: 1

出典:厚生労働省 問題PDF

244-245 共通の設問

58歳男性。糖尿病のため、食事療法及び運動療法に加え、経口糖尿病治療

薬による治療を受けていた。効果不十分のため、ペン型インスリン製剤を用いるこ

とになった。

問245薬学実践問題

医療機関に返却された針の廃棄方法で正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕回収した使用済み針の処理責任は、市町村が負う。
  2. 2✕使用済み針と未使用の針は、廃棄前に必ず分別しなければならない。
  3. 3✕使用済み針は、特別管理一般廃棄物として扱う。
  4. 4○使用済み針は、回収後滅菌しても感染性廃棄物と同様の扱いをする。
  5. 5○未使用の針は、感染性廃棄物と同様の扱いをする。

正答: 4・5

出典:厚生労働省 問題PDF