← 第100回の科目一覧へ

第100回 — 実務

演習モードで解く
問81必須問題

EBM の実践手順で、 に入る適当な語句はどれか。 1つ選べ。

患者の問題の定式化→情報の収集→ →患者への適用

  1. 1✕患者満足度の推察
  2. 2○情報の批判的吟味
  3. 3✕治療アウトカムの設定
  4. 4✕医療者の臨床経験
  5. 5✕動物実験による確認

正答: 2

出典:厚生労働省 問題PDF

問82必須問題

薬剤師が保険調剤の調剤録を作成するタイミングとして最も適切なのはどれか。

1つ選べ。ただし、分割調剤の場合を除く。

  1. 1✕処方せんを受け付けた時
  2. 2✕処方監査を終了した時
  3. 3✕計数・計量調剤を終了した時
  4. 4✕調剤薬鑑査を終了した時
  5. 5○処方せんが調剤済となった時

正答: 5

出典:厚生労働省 問題PDF

問83必須問題

血漿分画製剤に分類されるのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕人全血液
  2. 2✕新鮮凍結人血漿
  3. 3○加熱人血漿たん白
  4. 4✕人赤血球濃厚液
  5. 5✕人血小板濃厚液

正答: 3

出典:厚生労働省 問題PDF

問84必須問題

に入る適切な語句はどれか。 1つ選べ。

平成18年に良質な医療を提供する体制の確立を図るために医療法等が改正され、

平成19年4月から、医療の安全確保の一環として「医薬品の安全使用のための

」の作成が義務付けられた。

  1. 1✕お薬手帳
  2. 2○業務手順書
  3. 3✕在庫管理台帳
  4. 4✕薬局構造設備基準
  5. 5✕ヒヤリ・ハット事例報告書

正答: 2

出典:厚生労働省 問題PDF

問85必須問題

感染制御チームにおける薬剤師の役割として適切でないのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕病棟ラウンドへの参画
  2. 2✕注射薬の無菌調製の推進
  3. 3○使用済針のリキャップの推進
  4. 4✕耐性菌などの感染関連情報の収集・提供
  5. 5✕TDM による抗菌薬の投与設計

正答: 3

出典:厚生労働省 問題PDF

問86必須問題

ある薬剤を服用している患者から「足がむくむ」、「尿量が少なくなった」、「排

尿時の尿の泡立ちが強い」との訴えがあり、副作用を疑った。下記の中で最も可能

性が高いのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕横紋筋融解症
  2. 2✕高血糖
  3. 3✕出血性膀胱炎
  4. 4✕腎性尿崩症
  5. 5○ネフローゼ症候群

正答: 5

出典:厚生労働省 問題PDF

問87必須問題

患者の抱える医療上の問題点を問題ごとに明確化し、患者の立場で解決してい

選択肢図
  1. 1✕
  2. 2✕
  3. 3✕
  4. 4○
  5. 5✕

正答: 4

出典:厚生労働省 問題PDF

問88必須問題

インターフェロン製剤を投与中のC型肝炎の患者に禁忌である薬剤はどれか。

1つ選べ。

  1. 1○小柴胡湯
  2. 2✕葛根湯
  3. 3✕ラクツロース
  4. 4✕ウルソデオキシコール酸
  5. 5✕リバビリン

正答: 1

出典:厚生労働省 問題PDF

問89必須問題

注射剤を混合する時に、配合変化の有無を調べる情報源として、最も適切なの

はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕日本薬局方
  2. 2✕医療用医薬品添付文書
  3. 3✕医療用医薬品品質情報集
  4. 4○医薬品インタビューフォーム
  5. 5✕保険薬事典

正答: 4

出典:厚生労働省 問題PDF

問90必須問題

患者中心のチーム医療において、医療スタッフ共通の診療スケジュール表とも

呼ばれるのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕チャート
  2. 2✕ムンテラ
  3. 3✕バリアンス
  4. 4✕アサーション
  5. 5○クリニカルパス

正答: 5

出典:厚生労働省 問題PDF

196-199 共通の設問

慢性動脈閉塞症(バージャー病)の65歳男性。安静時にも疼痛を訴える

ため、医師からプロスタグランジンE₁(アルプロスタジル)注射剤を投与したい

と、朝のカンファレンスにおいて提案があった。プロスタグランジンE₁製剤とし

て、α-シクロデキストリンを含む注射用アルプロスタジルアルファデクスと、リ

ポ化製剤のアルプロスタジル注射液が院内で採用されている。医師は、2つの製剤

に関する情報提供を薬剤師に求めた。

問196薬学実践問題

注射用アルプロスタジルアルファデクスは、α-シクロデキストリン及び乳糖水

和物を含む用時溶解型の凍結乾燥製剤である。提供する情報として、誤っているの

はどれか。1つ選べ。

  1. 1✕溶解液には、生理食塩液を用いる。
  2. 2○溶解後1時間経過したものは、廃棄する。
  3. 3✕静脈及び動脈内に持続的な投与が可能である。
  4. 4✕本剤による治療は、対症療法に位置づけられる。
  5. 5✕出血している患者には投与しない。

正答: 2

出典:厚生労働省 問題PDF

問197薬学実践問題

アルプロスタジル注射液10μg は、以下の組成のリポ化製剤である。

のはどれか。2つ選べ。

  1. 1✕澄明な溶液である。
  2. 2✕凍結して保存する。
  3. 3○5%ブドウ糖注射液に混和して、点滴静注することができる。
  4. 4✕ポリ塩化ビニル製の輸液セットを用いる必要がある。
  5. 5○病変部位に集積する性質をもつ。

正答: 3・5

出典:厚生労働省 問題PDF

200-201 共通の設問

医師から組換え医薬品に関する情報を求められた。そこで、薬剤師が組換

え医薬品について情報収集を行った。

問200薬学実践問題

組換え医薬品に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕キメラ型の抗体医薬品は、ヒト由来の可変領域とマウス由来の定常領域を有す
    る。
  2. 2○組換え型ワクチン(ウイルス様粒子ワクチン)は、生ワクチンと比ퟛしてワク
    チンに由来する感染症への感染リスクが低い。
  3. 3✕組換え医薬品には、ステロイドホルモン、血液凝固因子、血小板活性化因子、
    サイトカイン、モノクローナル抗体などがある。
  4. 4○がん治療に用いられる抗体医薬品の標的には、細胞表面抗原や増殖因子、血管
    新生に関わる分子などがある。

正答: 2・4

出典:厚生労働省 問題PDF

202-203 共通の設問

43歳男性、体重53kg。呼吸器内科に通院中、肺炎を繰り返すようにな

り、気管支アスペルギルス症と診断され、入院となった。入院時の持参薬は以下の

とおりであり、入院中も継続して服用した。

(持参薬)

メシル酸ガレノキサシン水和物錠200mg 1回2錠(1日2錠)

1日1回 朝食後

アンブロキソール塩酸塩錠15mg 1回1錠(1日3錠)

1日3回 朝昼夕食後

コデインリン酸塩散1% 1回2g(1日6g)

注射用ボリコナゾールを初日に600mg、2日目以降は400mg を1日2回に分

けて点滴静注し、投与開始4日目と8日目に血中濃度を測定した。その後、点滴静

注からボリコナゾール錠200mg を1回1錠(1日2錠)1日2回の内用剤に切り

換えることになった。

問202薬学実践問題

病棟の薬剤師が行うこととして、適切でないのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1○ボリコナゾール錠は、現在服用中の他の薬剤と一緒に食後に服用するよう患者
    に指導した。
  2. 2✕ボリコナゾールを、内用剤に切り換えた後、必要に応じて血中濃度を測定する
    よう医師に提案した。
  3. 3✕肝機能検査値の変化に注意するようカルテに記載した。
  4. 4✕咳がおさまったので、持参薬のうちコデインリン酸塩散の中止を医師に提案し
    た。
  5. 5✕ボリコナゾール錠を服用し忘れたときは、次回にまとめて2錠を服用しないよ
    う患者に指導した。

正答: 1

出典:厚生労働省 問題PDF

204-205 共通の設問

悪性リンパ腫の患者に対し、注射用シクロホスファミド水和物950mg を

500mLの生理食塩液に溶解し、90分間かけて点滴静注することになった。

問204薬学実践問題

調製を担当する薬剤師が注意することとして、適切でないのはどれか。 1つ選

1つ選べ。

  1. 1✕ガウン、手袋(二重)、マスク、キャップなどで皮膚を覆った状態で、安全
    キャビネット内で調製する。
  2. 2○バイアルに生理食塩液を加えるときは、予めシリンジで相当する空気を送り込
    んでバイアル内を陽圧状態にしておく。
  3. 3✕溶解操作を行ったときには、必ず目視で完全に溶解したことを確認する。
  4. 4✕シリンジは、注射針が外れるのを防ぐため、ルアーロック式が望ましい。
  5. 5✕調製によって生じたゴミは、チャック付のビニール袋等に入れる。

正答: 2

出典:厚生労働省 問題PDF

206-207 共通の設問

43歳男性。胃潰瘍の治療のため、オメプラゾール腸溶錠20mg を1日1

回投与されることになった。

問206薬学実践問題

オメプラゾール腸溶錠を適切に使用するための情報として正しいのはどれか。

2つ選べ。

  1. 1○逆流性食道炎の治療にも用いられる。
  2. 2✕小腸の管腔内で活性体に変化する。
  3. 3○通常、胃潰瘍の治療では、最長8週間まで投薬できる。
  4. 4✕CYP2D6の活性が低い場合は、オメプラゾールの血中濃度が上昇しやすい。
  5. 5✕併用すると、アタザナビル硫酸塩の吸収率が高まる。

正答: 1・3

出典:厚生労働省 問題PDF

208-209 共通の設問

53歳男性。2型糖尿病のため、以前よりグリベンクラミド錠2.5mg 1錠

とピオグリタゾン塩酸塩錠15mg 1錠を1日1回服用していた。春の定期健康診

断で、胃がんが見つかり、手術の適応となった。手術時には、経口薬が使えないた

め、以下の処方に切り替えることとなった。

(処方)

カリウム含有維持輸液製剤 500mL

20%グルコース 40mL

超速効型インスリン 15単位

よく混和し50mL/時間で滴下し1時間ごとに血糖値をチェックすること

問208薬学実践問題

上記の処方により、手術時及び術後に血糖値のコントロールが必要な理由として

誤っているのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕感染症のリスクが高くなる。
  2. 2○アルカローシスになりやすい。
  3. 3✕高浸透圧性昏睡を生じる可能性がある。
  4. 4✕手術侵襲により高血糖を起こしやすい。
  5. 5✕創傷治癒の遅延が生じやすい。

正答: 2

出典:厚生労働省 問題PDF

210-211 共通の設問

74歳女性。大腸がんを原発とし転移性肺がんとなった。病棟薬剤師1名が

常駐する緩和ケア病棟に入院となり、下記の薬剤が処方された。

(処方)

モルヒネ硫酸塩徐放錠60mg(12時間持続) 1回1錠(1日2錠)

1日2回 朝夕食後 7日分

酸化マグネシウム 1回0.5g(1日1.5g)

1日3回 毎食後 7日分

問210薬学実践問題

服用3日後、この患者は亡くなり、病棟から上記の薬剤が担当薬剤師に返却と

なった。担当薬剤師の麻薬の廃棄への対応として適切なのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○返却された麻薬は、麻薬帳簿または廃棄簿に返却数を記載した。
  2. 2✕担当薬剤師は返却された麻薬を回収が困難な方法で、1人で廃棄した。
  3. 3✕調剤済みの麻薬であったので、廃棄後、廃棄届を提出しなかった。
  4. 4○廃棄後、麻薬帳簿または廃棄簿に廃棄したことを記載した。

正答: 1・4

出典:厚生労働省 問題PDF

212-213 共通の設問

80歳女性。2年前に軽度アルツハイマー型認知症と診断され、現在ドネペ

ジル塩酸塩錠5mg を服用している。改訂長谷川式簡易知能評価スケールを用いて

評価した結果、ここ1年で軽度から中等度に悪化した。そこで、カンファレンスで

治療方針について話し合うことになった。

問212薬学実践問題

薬剤師からの提案事項として適切なのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕ガランタミン臭化水素酸塩錠を併用する。
  2. 2✕ビペリデン塩酸塩錠を併用する。
  3. 3○ガランタミン臭化水素酸塩錠に変更する。
  4. 4○メマンチン塩酸塩錠に変更する。

正答: 3・4

出典:厚生労働省 問題PDF

214-215 共通の設問

36歳女性。常に下腹部が張っていて、排便回数は3~4日に一度であり、

排便後もすっきりしない。最近は顔に吹き出物ができ、なかなか治らないため来局

した。薬剤師と相談し、大黄甘草湯を購入することとなった。

問214薬学実践問題

この際、薬剤師が確認、指導する内容として適切でないのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕他の下剤の使用の有無を確認した。
  2. 2✕妊娠していないかを確認した。
  3. 3✕薬だけに頼らず、適度な運動を心掛けるよう指導した。
  4. 4○症状が良くならなくても、少なくとも2週間は服用するよう指導した。
  5. 5✕脱力感や筋肉痛が現れ、徐々に強くなるようなら服用をやめ、申し出るよう指
    導した。

正答: 4

出典:厚生労働省 問題PDF

216-217 共通の設問

20歳女性。体重40kg。劇症肝炎のため、兄を臓器提供者とした生体部分

肝移植を受けた。タクロリムス水和物カプセル1mg 1回2カプセル(1日4カプ

セル)1日2回 朝夕食後投与にて維持療法を行っていたが、下記の処方が追加に

なった。

(処方)

ミコフェノール酸モフェチルカプセル250mg1回4カプセル(1日8カプセル)

1日2回 朝夕食後 7日分

問216薬学実践問題

本患者の薬物療法に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○悪性腫瘍の発生に注意する。
  2. 2○高血糖症状の副作用発現に注意する。
  3. 3✕免疫低下による感染の防止のため、乾燥弱毒生風しんワクチンを接種する。
  4. 4✕ミコフェノール酸モフェチルは、タクロリムス水和物の副作用を軽減する目的
    で使用する。

正答: 1・2

出典:厚生労働省 問題PDF

218-219 共通の設問

77歳男性。163cm、65.0kg、body mass index(BMI)24.5。現在、糖

尿病治療のため、下記の薬剤を服用している。

グリメピリド錠3mg 1回1錠(1日1錠)

1日1回 朝食後

ボグリボース錠0.3mg 1回1錠(1日3錠)

1日3回 朝昼夕食直前

メトホルミン塩酸塩錠250mg 1回1錠(1日2錠)

1日2回 朝夕食後

これまで、HbA1c(国際標準値)は7.0%前後で推移していたが、最近になり

9.0%まで上昇したため、以下の処方が追加された。

(処方)

アログリプチン安息香酸塩錠25mg1回1錠(1日1錠)

1日1回 朝食前 14日分

問218薬学実践問題

上記の追加処方に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○低血糖のリスクは、特にスルホニルウレア剤との併用により増加するおそれが
    ある。
  2. 2✕併用により低血糖が起こった場合には、砂糖を摂取するように患者に伝える。
  3. 3✕ボグリボースとの併用は禁忌なので、疑義照会が必要である。
  4. 4○飲み忘れを防止するために、食後服用への変更も可能である。

正答: 1・4

出典:厚生労働省 問題PDF

220-221 共通の設問

55歳男性。現在、統合失調症の治療のためピモジド製剤を服用中で、コン

トロール良好である。健康診断(人間ドック)にて混合型脂質異常症及び萎縮性胃

炎との診断を受けた。ピロリ菌(Helicobacter pylori)感染の疑いがあり精査した

ところ陽性であった。

そこで、脂質異常症の治療及びピロリ菌の除菌をすることになり、以下の処方せ

んを持って薬局を訪れた。

(処方1)

プラバスタチンNa錠10mg 1回1錠(1日1錠)

1日1回 夕食後 14日分

(処方2)

イコサペント酸エチルカプセル300mg1回2カプセル(1日6カプセル)

1日3回 朝昼夕食前 14日分

(処方3)

ランソプラゾールカプセル30mg 1回1カプセル(1日2カプセル)

アモキシシリンカプセル250mg 1回3カプセル(1日6カプセル)

クラリスロマイシン錠200mg 1回1錠(1日2錠)

1日2回 朝夕食後 7日分

問220薬学実践問題

この処方せんを受け取った薬剤師が、疑義照会すべき内容はどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕プラバスタチンNa錠の用法
  2. 2○イコサペント酸エチルカプセルの用法
  3. 3✕ランソプラゾールカプセルとイコサペント酸エチルカプセルの相互作用
  4. 4✕アモキシシリンカプセルとプラバスタチンNa錠の相互作用
  5. 5○クラリスロマイシン錠とピモジド製剤の相互作用

正答: 2・5

出典:厚生労働省 問題PDF

222-223 共通の設問

46歳男性。体重90kg。足の親指が痛みだしたので、近医を受診したとこ

ろ、痛風と診断されフェブキソスタット製剤が処方された。

問223薬学実践問題

今回の処方薬との相互作用が問題となるものはどれか。 1つ選べ。

  1. 1○アザチオプリン
  2. 2✕テプレノン
  3. 3✕イミプラミン塩酸塩
  4. 4✕タムスロシン塩酸塩
  5. 5✕ジゴキシン

正答: 1

出典:厚生労働省 問題PDF

224-225 共通の設問

性ホルモンは、互いに類似の構造を有するステロイドホルモンである。多

様な生理作用をもち、体毛の発育にも影響をおよぼす。

問225薬学実践問題

国際大会出場予定の男子レスリング選手が、ヒゲを濃くする成分を含有した塗り

薬があることを友人から聞いて来局した。選手なので強そうな風貌になりたいとの

ことであった。

この薬局の薬剤師が、顧客に十分な説明をした上で、とるべき対応として最も適

切なのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕テストステロンを含有する軟膏を販売した。男性ホルモンを主成分とした軟膏はあったが、販売しなかった。
  2. 2✕エストラジオールを含有する軟膏を販売した。男性ホルモンを主成分とした軟膏はあったが、販売しなかった。
  3. 3✕ミノキシジルを含有するローション剤を販売した。男性ホルモンを主成分とした軟膏はあったが、販売しなかった。
  4. 4✕ヒドロコルチゾン酢酸エステルを含有するクリームを販売した。男性ホルモンを主成分とした軟膏はあったが、販売しなかった。
  5. 5○男性ホルモンを主成分とした軟膏はあったが、販売しなかった。

正答: 5

出典:厚生労働省 問題PDF

226-227 共通の設問

68歳女性。胃全摘出術の既往がある。半年前に意識障害を起こし入院中。

21週前から経腸栄養療法を開始し、3日前の検査の結果、白血球数減少と貧血を

認めた。出血の傾向はなく、骨髄穿刺の結果からは骨髄抑制は認められなかった。

検査値:白血球数:3.0× 10³/μL、赤血球数:2.86× 10⁶/μL、ヘモグロビン:

8.4g/dL、ヘマトクリット:25.1%、血小板数:18.7× 10⁴/μL、総タンパ

ク質:7.8g/dL、アルブミン:4.2g/dL、トランスフェリン:275mg/dL

問226薬学実践問題

この患者の栄養管理に対する薬剤師の対応として、最も適切なのはどれか。 つ

1つ選べ。

  1. 1✕タンパク質・エネルギー低栄養状態に関連した貧血の可能性について医師に伝
    えた。
    血中の銅濃度を測定するよう医師に提案した。
  2. 2✕n-3系脂肪酸を多く含む経腸栄養剤への変更を医師に提案した。血中の銅濃度を測定するよう医師に提案した。
  3. 3○血中の銅濃度を測定するよう医師に提案した。
  4. 4✕鉄剤の追加処方を医師に提案した。血中の銅濃度を測定するよう医師に提案した。
  5. 5✕過去6ヶ月間の体重変動を確認した。血中の銅濃度を測定するよう医師に提案した。

正答: 3

出典:厚生労働省 問題PDF

228-229 共通の設問

35歳男性とその妻30歳。テレビで青汁のCM を見て薬局を訪れ、下記の

表示があった保健機能食品(商品A及び商品B)を選んで薬剤師に相談した。夫婦

共々、子供を希望しているが、現在妊娠はしていない。

青汁商品A 青汁商品B

成分分析表 1袋(3g)あたり 成分分析表 1袋(3g)あたり

エネルギー 9kcal エネルギー 10kcal

タンパク質 0.5g タンパク質 0.7~1.1g

脂質 0g 脂質 0.1g

糖質 1.4g 糖質 1g

食物繊維 0.9g 食物繊維 0.9g

ナトリウム 0.2~10mg ナトリウム 8.2mg

キトサン 294mg ビタミンC 50mg

問228薬学実践問題

この夫婦の相談に対する説明として、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○青汁に含まれている成分だけでは保健機能食品とはならないこと。
  2. 2✕低カリウム血症の人には禁忌であること。
  3. 3✕過剰に摂取しても問題がないこと。
  4. 4○Aは特定保健用食品、Bは栄養機能食品であること。
  5. 5✕妊娠3ヶ月以内や妊娠を希望する人は、用量として多く摂取すること。

正答: 1・4

出典:厚生労働省 問題PDF

230-231 共通の設問

11歳男児。給食後の体育の授業中に、顔面、頸部、躰幹にじん麻疹が突然

出現し、意識消失により病院へ搬送された。その後、入院加療により改善し、退院

時にアドレナリンの自己注射薬の処方を受けた。

問230薬学実践問題

この患者は、アドレナリンの自己注射薬を初めて携帯することになった。注射薬

交付にあたって指導すべき内容に関して適切でないのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○必ず本人が自己注射してください。
  2. 2✕使用後は、症状が改善しても必ず医療機関で診察を受けてください。
  3. 3○小学生なので、臀部に注射してください。
  4. 4✕緊急時には衣服の上から注射しても大丈夫です。
  5. 5✕有効期限が切れる前に、医療機関を受診して新しい製品の処方を受けてくださ
    い。

正答: 1・3

出典:厚生労働省 問題PDF

232-233 共通の設問

41歳男性。山歩きの時に採取したきのこや山菜を、おひたしにしてその日

の夕食で食べたところ、1時間後に口唇のしびれが出現した。症状が次第に悪化

し、激しい嘔吐、四肢のしびれ、呼吸困難を起こしたため、救急搬送された。病院

到着時に重篤な心室性不整脈が出現したため、アミオダロン塩酸塩注射液が投与さ

れた。

問232薬学実践問題

アミオダロン塩酸塩注射液を使用する際の注意事項として、正しいのはどれか。

2つ選べ。

  1. 1✕希釈する場合は、生理食塩液を用いる。
  2. 2✕点滴静注する場合は、滴下型の持続注入ポンプを使用する。
  3. 3○投与開始後は、心電図の連続監視下で患者の状態を把握する。
  4. 4○投与開始後は、肝機能モニタリングを実施する。

正答: 3・4

出典:厚生労働省 問題PDF

234-235 共通の設問

60歳女性。以前より糖尿病と診断され、食事や運動に気をつかい、服薬コ

ンプライアンスも良好であったが、最近、労作時に息切れがあり、体重も増加して

悩んでいた。女性から「最近靴が履きにくくなった」との訴えもあり、薬剤師が女

性のふくらはぎを軽く押してみたところ、押した所が元に戻らなかった。

問234薬学実践問題

女性が服用中の以下の薬剤のうち、上記の原因として最も可能性が高いのはどれ

か。 1つ選べ。

  1. 1○ピオグリタゾン塩酸塩錠
  2. 2✕トルブタミド錠
  3. 3✕ퟍ味地黄丸
  4. 4✕メコバラミン錠
  5. 5✕エパルレスタット錠

正答: 1

出典:厚生労働省 問題PDF

236-237 共通の設問

22歳女性。数日前より下腹部に違和感があり、外陰部のかゆみに加え、お

りものに異常がみられた。テレビで膣カンジダ症に使用する薬が発売されたことを

知って来局し、薬剤師に相談した。

問236薬学実践問題

薬局薬剤師が、膣カンジダ症に使用する薬を販売するにあたり必ず確認しなけれ

ばならないのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○以前に医師から膣カンジダ症の診断・治療を受けたことがあるか。
  2. 2✕喫煙したことがあるか。
  3. 3✕高血圧症と診断されたことがあるか。
  4. 4✕現在の体重はどのくらいか。
  5. 5○妊娠している可能性があるか。

正答: 1・5

出典:厚生労働省 問題PDF

238-239 共通の設問

41歳男性。就寝中に胸部圧迫感が出現。近医で検査の結果、冠攣縮性狭心

症と診断され、薬物療法が開始された。患者情報は以下の通りである。

血圧130/75mmHg、心拍数58回/分、呼吸数14回/分

喫煙30本/日、飲酒ビール350mL×3本/日、営業職で残業が多い

(処方)

ニフェジピン徐放錠20mg(24時間持続) 1日1回(1回1錠)

就寝前 14日分

速効性ニトログリセリンエアゾール剤0.3mg1本

胸痛発作時1回1噴霧

問238薬学実践問題

薬剤交付時に患者に伝えるべき注意事項として、適切なのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕内服薬は、副作用として低血糖を起こしやすい。
  2. 2✕内服薬の効果が現れにくくなるので、納豆を摂取することは避ける。
  3. 3○内服薬は、症状が改善しても自己判断での服薬の中断はしない。
  4. 4✕エアゾール剤は、発作時の痛みの程度に応じて噴霧回数を調節する。
  5. 5○エアゾール剤は、噴霧孔を上にして垂直に立てて持ち、噴霧孔をできるだけ口
    に近づけて噴霧する。

正答: 3・5

出典:厚生労働省 問題PDF

240-241 共通の設問

薬局で向精神薬の処方量を不正に多くした偽造処方せんが見つかった。偽

造処方せんを持ってきたのが中学生であったため、通っている中学校側とも相談

し、臨時に生徒を対象とした薬物乱用防止講座を開くこととなった。

問240薬学実践問題

その薬物乱用防止講座の内容に関する記述のうち、適切でないのはどれか。 つ

2つ選べ。

  1. 1✕薬物を遊びや快楽のために、1回使用しただけでも薬物乱用とみなされる。
  2. 2○安息香酸ナトリウムカフェインは、第一種向精神薬である。
  3. 3✕薬物乱用を取り締まる法律のひとつとして「麻薬及び向精神薬取締法」がある。
  4. 4○薬物乱用者には、身体的依存は見られない。
  5. 5✕処方せん調剤された向精神薬でも、薬物乱用の対象となる場合がある。

正答: 2・4

出典:厚生労働省 問題PDF

242-243 共通の設問

70歳男性。甲状腺がんの多発性骨転移による疼痛があり、外部放射線照射

療法及びオピオイドの投与を行ったがコントロール困難であった。疼痛緩和を目的

として、放射性医薬品を使用することになった。

問242薬学実践問題

この患者に投与すべき薬剤はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕ヨウ化ナトリウム(¹²³I)カプセル
  2. 2✕イットリウム(⁹⁰Y)イブリツモマブチウキセタン注射液
  3. 3✕フルデオキシグルコース(¹⁸F)注射液
  4. 4✕ジメルカプトコハク酸テクネチウム(⁹⁹ᵐTc)注射液
  5. 5○塩化ストロンチウム(⁸⁹Sr)注射液

正答: 5

出典:厚生労働省 問題PDF

244-245 共通の設問

最近改築した小学校の学校保健安全委員会で、養護教諭から、「めまいや

頭痛、のどの痛みなどを訴えて、保健室に来る児童が増えた。」との報告があった。

また、保護者からは、「最近、子供の集中力が低下した。」との声が多く聞かれた。

問244薬学実践問題

原因究明のため、学校薬剤師が教室等の室内空気について速やかに検査を行うべ

き項目として適切なのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1○揮発性有機化合物濃度
  2. 2✕二酸化炭素濃度
  3. 3✕一酸化炭素濃度
  4. 4✕二酸化窒素濃度
  5. 5✕ダニまたはダニアレルゲン量

正答: 1

出典:厚生労働省 問題PDF

246-247 共通の設問

32歳女性。喫煙歴5年、禁煙を試みたいと薬局を訪れた。現在、不眠症

で、ゾピクロン錠を不眠時に服用している。禁煙のためにニコチンガム、ニコチン

パッチ、バレニクリン酒石酸塩錠のいずれかを使用するか悩んでいるとのことだっ

た。

問246薬学実践問題

薬剤師が来局者に説明する内容として、適切でないのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕ニコチンパッチは、高用量から開始し、段階的に減らします。
  2. 2○ニコチンパッチは、妊婦にも使用できます。
  3. 3○ニコチンガムは、コーヒーや炭酸飲料を飲んだあとは吸収がよくなります。
  4. 4✕ニコチンガムは、むかつきやのどへの刺激が起こることがあります。
  5. 5✕バレニクリン酒石酸塩錠は、喫煙に代わってニコチンを補充する薬剤ではあり
    ません。

正答: 2・3

出典:厚生労働省 問題PDF

248-249 共通の設問

17歳男性。高等学校での授業中に黒板の文字が見えにくくなり眼科を受診

した。仮性近視であると診断され、以下の薬剤が処方された。お薬手帳を確認した

ところ、整形外科で湿布薬を処方されていることがわかった。

(処方)

トロピカミド点眼液0.4%5mL1本

1回1滴 1日1回就寝前 両眼点眼

問248薬学実践問題

この点眼剤に関する記述のうち、適切でないのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕緑内障の患者には禁忌である。
  2. 2✕点眼後、しばらくは強い光を直接見ないように注意する。
  3. 3✕湿布薬の揮発性成分の影響があるので、開封した湿布薬と一緒に保管しない。
  4. 4○容器に記載されている使用期限は開封後の品質を保証するものである。
  5. 5○指示通りに使用すると、約1週間で無くなる量である。

正答: 4・5

出典:厚生労働省 問題PDF

250-251 共通の設問

66歳男性。パーキンソン病と診断され、以下の薬剤で治療してきたが、最

近、薬の効果持続時間が短縮してきた。

(処方)

レボドパ100mg・カルビドパ配合錠 1回1錠(1日3錠)

トリヘキシフェニジル塩酸塩錠2mg1回1錠(1日3錠)

1日3回 朝昼夕食後 30日分

問250薬学実践問題

この患者の薬物治療の対応策として、ふさわしくないのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕レボドパ100mg・カルビドパ配合錠を増量する。
  2. 2✕プラミペキソール塩酸塩水和物徐放錠を追加する。
  3. 3✕エンタカポン錠を追加する。
  4. 4✕セレギリン塩酸塩錠を追加する。
  5. 5○チアプリド塩酸塩錠を追加する。

正答: 5

出典:厚生労働省 問題PDF

252-253 共通の設問

28歳女性。統合失調症と診断され、今回、初めて以下の薬剤が処方され

た。

(処方1)

リスペリドン口腔内崩壊錠1mg 1回1錠(1日2錠)

1日2回 朝夕食後 14日分

(処方2)

ブロチゾラム口腔内崩壊錠0.25mg1回1錠(1日1錠)

1日1回 就寝前 14日分

問253薬学実践問題

この患者への服薬指導および処方薬に関する説明の内容として、適切でないのは

どれか。 1つ選べ。

  1. 1✕月経不順となることがあります。
  2. 2✕口渇が現れることがあります。
  3. 3✕服用中は自動車の運転など危険を伴う作業をしないようにしてください。
  4. 4○リスペリドン口腔内崩壊錠は、通常、徐々に減量する薬剤です。
  5. 5✕ブロチゾラム口腔内崩壊錠は、服用後に一時的な記憶の抜け落ちを起こすこと
    のある薬剤です。

正答: 4

出典:厚生労働省 問題PDF

254-255 共通の設問

64歳男性。不安定狭心症のため、PCI(経皮的冠動脈インターベンション)

を受けた。その後の治療薬として新たに以下の薬剤が処方された。

(処方1)

アスピリン腸溶錠100mg 1回1錠(1日1錠)

1日1回 朝食後 14日分

(処方2)

チクロピジン塩酸塩錠100mg 1回1錠(1日2錠)

1日2回 朝夕食後 14日分

(処方3)

ロスバスタチンカルシウム錠2.5mg1回1錠(1日1錠)

問255薬学実践問題

この患者への説明および指導の内容として、適切なのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕アスピリン腸溶錠は、術後の経過が良ければ、一週間程度で中止します。
  2. 2✕チクロピジン塩酸塩錠には、狭くなった血管を拡げる作用があります。
  3. 3○定期的に血液検査を必要とする薬剤が処方されていますので、2週間後に受診
    してください。
  4. 4✕筋肉痛や脱力感が起こることがありますが、一時的なものなので心配ありません。
  5. 5○出血しやすくなるので、歯肉や鼻などからの出血があれば受診してください。

正答: 3・5

出典:厚生労働省 問題PDF

256-257 共通の設問

55歳女性。気管支ぜん息のため吸入ステロイド薬を用いて治療中である。

高血圧症となったため、降圧薬も用いることとなった。

問256薬学実践問題

この患者に対して禁忌である薬剤はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕シルニジピン錠
  2. 2✕イミダプリル塩酸塩錠
  3. 3✕テルミサルタン錠
  4. 4✕クロニジン塩酸塩錠
  5. 5○カルテオロール塩酸塩徐放性カプセル

正答: 5

出典:厚生労働省 問題PDF

258-259 共通の設問

55歳男性。下記の処方せんを持って来局した。患者は半年前にヘリコバク

ター・ピロリ菌が陽性と診断され、かかりつけ医にて一次除菌を行ったが不成功で

あった。今回、二次除菌療法を行うことになった。

(処方)

薬剤1 1回1錠(1日2錠)

問258薬学実践問題

二次除菌療法で使用される 薬剤1 として適切なのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕クラリスロマイシン錠200mg
  2. 2✕アジスロマイシン錠250mg
  3. 3○メトロニダゾール錠250mg
  4. 4✕メベンダゾール錠100mg
  5. 5✕アルベンダゾール錠200mg

正答: 3

出典:厚生労働省 問題PDF

260-261 共通の設問

68歳男性。骨転移のある前立腺がんと診断され、以下の薬剤が処方された。

(処方1)

ゴセレリン酢酸塩デポ3.6mg 1回3.6mg

4週ごとに1回 前腹部に皮下注射

(処方2)

ゾレドロン酸水和物注射液4mg 1回4mg

4週ごとに1回 点滴静注

(処方3)

ビカルタミド口腔内崩壊錠80mg1回1錠(1日1錠)

1日1回 朝食後 14日分

(処方4)

ジクロフェナクNa坐剤25mg 1回1個

痛い時 28回分

問261薬学実践問題

この患者への服薬に関する説明および指導の内容として、適切なのはどれか。

2つ選べ。

  1. 1○処方1の薬剤を使い始めたころに、一時的に尿の出が悪くなることがあります。
  2. 2✕処方2の薬剤使用中は、出血が止まりにくくなるので、抜歯などは控えてくだ
    さい。
  3. 3✕処方3の薬剤は、痛みをやわらげたり、骨折を予防するのに有効です。
  4. 4○処方4の薬剤は、挿入による刺激で便意が起こることがあるので、できるだけ
    排便後に使用してください。

正答: 1・4

出典:厚生労働省 問題PDF

262-263 共通の設問

66歳男性。最近、腰痛が原因で、寝付きも良くないため、整形外科を受診

した。骨粗しょう症と診断され、処方せんを持って薬局を訪れた。

(処方1)

ラロキシフェン塩酸塩錠60mg 1回1錠(1日1錠)

アルファカルシドールカプセル0.5μg 1回1カプセル(1日1カプセル)

1日1回 朝食後 14日分

(処方2)

L-アスパラギン酸カルシウム錠200mg 1回2錠(1日6錠)

メナテトレノンカプセル15mg 1回1カプセル(1日3カプセル)

1日3回 毎食後 14日分

(処方3)

セレコキシブ錠100mg 1回1錠(1日2錠)

1日2回 朝夕食後 14日分

問263薬学実践問題

薬剤師はこの処方に関して医師へ疑義照会を行った。疑義が生じた薬剤として最

も可能性が高いのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1○ラロキシフェン塩酸塩錠
  2. 2✕アルファカルシドールカプセル
  3. 3✕L-アスパラギン酸カルシウム錠
  4. 4✕メナテトレノンカプセル
  5. 5✕セレコキシブ錠

正答: 1

出典:厚生労働省 問題PDF

264-265 共通の設問

65歳男性。糖尿病性腎症により入院した。血糖コントロールのためのイン

スリン製剤のほか、以下の薬剤が処方された。

(処方1)

球形吸着炭細粒分包2g1回1包(1日3包)

1日3回 朝昼夕食後2時間 7日分

(処方2)

ロサルタンK錠50mg 1回1錠(1日1錠)

1日1回 朝食後 7日分

(処方3)

フェロジピン錠2.5mg 1回1錠(1日2錠)

1日2回 朝夕食後 7日分

(処方4)

ダルベポエチンアルファ(遺伝子組換え)注射液20μg1回20μg

静脈内投与

問264薬学実践問題

この患者への服薬説明および指導の内容として、適切なのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕処方1の薬剤は、小腸で吸収されて、血液中の有害物質を吸着して排泄させま
    す。
  2. 2○処方2および3の薬剤は、いずれも血圧を下げます。
  3. 3✕処方2の薬剤で血清カリウム値が低くなることがあります。
  4. 4○グレープフルーツジュースは、処方3の薬剤の作用を増強する恐れがありま
    す。
  5. 5✕処方4の薬剤は、毎日注射しないと効果が得られません。

正答: 2・4

出典:厚生労働省 問題PDF

266-267 共通の設問

65歳女性。老年内科を受診、骨粗しょう症と診断され、下記の処方が出さ

れた。

(処方)

リセドロン酸Na錠17.5mg1回1錠(1日1錠)

毎週水曜日 起床時 4日分(投与実日数)

問266薬学実践問題

薬剤師が行う服薬指導の内容として適切なのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○180mL程度の十分な量の水と一緒に服用するよう指導した。
  2. 2○噛んだり、口中で溶かしたりせずに服用するよう指導した。
  3. 3✕起床後、食事を摂ってから服用するよう指導した。
  4. 4✕服用を忘れた場合には、気がついたときにすぐ服用するよう指導した。

正答: 1・2

出典:厚生労働省 問題PDF

268-269 共通の設問

35歳女性。妊娠初期に妊娠糖尿病と診断され、食事療法を行っていたが血

糖コントロールが不良となったため、薬物療法の開始が検討された。

問268薬学実践問題

この患者に用いる薬物として最も適切なのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕アカルボース
  2. 2○ヒトインスリン(遺伝子組換え)
  3. 3✕シタグリプチンリン酸塩水和物
  4. 4✕ナテグリニド
  5. 5✕メトホルミン塩酸塩

正答: 2

出典:厚生労働省 問題PDF

270-271 共通の設問

腎移植を受けた患者が退院間近になり、病棟担当薬剤師が退院時服薬指導

のために病室を訪問した。

患者から、「移植コーディネーターから、退院後の食生活で特にセントジョーン

ズワートや柑橘類、生魚などの摂取は控えるように言われているのですが、どのよ

うな理由なのでしょうか」との質問があった。なお、当該患者にはシクロスポリン

が処方されている。

問270薬学実践問題

上記の質問に対する薬剤師の回答として適切なのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○セントジョーンズワートは、免疫抑制薬の働きを弱める恐れがあるからです。
  2. 2✕セントジョーンズワートは、免疫抑制薬の血中濃度を高める恐れがあるからです。
  3. 3✕柑橘類の中には免疫抑制薬の働きを弱めてしまうものがあるからです。
  4. 4✕生魚の成分には免疫抑制薬の働きを強めてしまうものがあるからです。
  5. 5○生魚に付着している微生物によって食中毒を起こす恐れがあるからです。

正答: 1・5

出典:厚生労働省 問題PDF

272-273 共通の設問

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症の患者に対しバンコマイ

シンが投与されていたが、効果が得られなかったため、テイコプラニンの使用に関

して医師と協議した。

問272薬学実践問題

テイコプラニンの使用上の留意点として適切なのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕投与終了1~2時間後の血中濃度を測定する必要がある。
  2. 2○レッドマン症候群を避けるため、30分以上かけて点滴静注する。
  3. 3✕血中タンパク結合率が低いため、血中アルブミン濃度を考慮する必要はない。
  4. 4○バンコマイシンと比べて消失半減期が長いため、負荷投与が必要である。
  5. 5✕初期投与量は、腎機能に応じて調節する。

正答: 2・4

出典:厚生労働省 問題PDF

274-275 共通の設問

院内のレジメンを管理する委員会において、制吐薬として用いる薬物につ

いて薬剤師が説明した。

「この薬物は、5-HT₃受容体拮抗薬です。他の5-HT₃受容体拮抗薬に比べて消失

半減期が約42時間と長く、そのため遅発期の悪心・嘔吐にも効果があります。」

問274薬学実践問題

薬剤師が説明した薬物はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕アザセトロン塩酸塩
  2. 2✕オンダンセトロン塩酸塩水和物
  3. 3✕グラニセトロン塩酸塩
  4. 4✕トロピセトロン塩酸塩
  5. 5○パロノセトロン塩酸塩

正答: 5

出典:厚生労働省 問題PDF

276-277 共通の設問

65歳男性。変形性関節症の治療中であり、以下の薬剤が処方された。

(処方)

ロキソプロフェンNaテープ50mg(7× 10cm非温感) 28枚

1日1回 右膝に1枚貼付

問276薬学実践問題

本テープ剤の使用に関する記述のうち、誤っているのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕原因療法ではなく、対症療法である。
  2. 2✕アスピリンぜん息の患者に対しては禁忌である。
  3. 3○光線過敏症の既往歴を持つ患者に対しては禁忌である。
  4. 4✕湿疹または発疹の部位には使用しない。
  5. 5✕胃不快感などの消化器症状が現れることがある。

正答: 3

出典:厚生労働省 問題PDF

278-279 共通の設問

入院中の5歳女児。体重21kg。39.0°Cの発熱が認められたので、アセト

アミノフェン坐剤200mg が投薬されることになった。

問278薬学実践問題

アセトアミノフェン坐剤の投薬に関する記述のうち、誤っているのはどれか。

つ選べ。

  1. 1✕小児に対して一日当たりの最大用量が決められている。
  2. 2✕この患児に重篤な肝障害がある場合には禁忌である。
  3. 3✕この患児に重篤な心機能不全がある場合には禁忌である。
  4. 4✕過度の体温下降が現れることがある。
  5. 5○この患児がインフルエンザに罹患している場合には禁忌である。

正答: 5

出典:厚生労働省 問題PDF

280-281 共通の設問

70歳男性。同居している家族がインフルエンザを発症したので、予防のた

めに近医を受診したところ以下の処方が出された。

(処方)

ザナミビル水和物ドライパウダーインヘラー 全20ブリスター

1回2ブリスター

1日1回 10日間吸入

問280薬学実践問題

本吸入剤の予防投与に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○ザナミビル水和物の用法・用量は、治療に用いる場合と異なる。
  2. 2✕感染者と接触後3日目に投与を開始する。
  3. 3✕投与後異常行動の発現のおそれはない。
  4. 4○A型およびB型インフルエンザの予防に効果がある。
  5. 5✕ザナミビル水和物の予防効果は吸入中止後も長期に持続する。

正答: 1・4

出典:厚生労働省 問題PDF

282-283 共通の設問

75歳男性。2日前から腹部に痛みを伴う赤い発疹が認められた。この発疹

は小さな水ぶくれとなり帯状に広がり、激しい痛みとなった。近医を受診し、帯状

疱疹と診断され、病院に入院となり、以下の薬剤が処方された。

(処方1)

バラシクロビル錠500mg1回2錠(1日6錠)

1日3回 朝昼夕食後 7日分

(処方2)

ナプロキセン錠100mg 1回1錠(1日3錠)

問282薬学実践問題

はどれか。1つ選べ。

  1. 1✕バラシクロビルによる精神神経症状の発現
  2. 2○肝機能障害時におけるバラシクロビルの用量調節
  3. 3✕ナプロキセンによる消化性潰瘍の発生
  4. 4✕ナプロキセンによる気管支ぜん息の誘発
  5. 5✕ナプロキセンによる浮腫及び高血圧の発現

正答: 2

出典:厚生労働省 問題PDF

284-285 共通の設問

70歳男性。1年ほど前から夜間頻尿、残尿感を認めていたので、近くの泌

尿器科を受診した。前立腺肥大症と診断され、以下の薬剤が処方された。

(処方1)

ハルナール®D 錠0.2mg(注)1回1錠(1日1錠)

1日1回 朝食後 14日分

(注:タムスロシン塩酸塩0.2mg を含有する口腔内崩壊錠)

問284薬学実践問題

この患者への指導の内容として、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕この薬は、肥大した前立腺を直接的に縮小させ症状を改善すると説明した。
  2. 2✕この薬は、効果が現れるまでに通常数ヶ月間かかることを説明した。
  3. 3○この薬で、めまい、立ちくらみが現れることがあるので自動車の運転に注意す
    るように指導した。
  4. 4○この薬は、口腔内崩壊錠であるが、噛み砕かずに服用するように説明した。

正答: 3・4

出典:厚生労働省 問題PDF

286-287 共通の設問

76歳男性。体重72kg。先週より腰痛があり、整形外科を受診し、神経障

害性疼痛の診断を受けた。同日保険薬局を訪れ、処方せんをお薬手帳と共に保険薬

局の薬剤師に手渡した。手帳には以下の記載があり、約2週間前から胃潰瘍治療薬

を服用していることを薬剤師は確認した。

(お薬手帳)

年 月 日 処方内容

平成27年2月16日処方1)ファモチジン口腔内崩壊錠10mg 1回1錠

1日1回 夕食後 30日分

処方2)アズレンスルホン酸Na・L-グルタミン配合顆粒1回0.5g

1日3回 毎食後 30日分

厚生消化器内科医院厚生次郎

平成27年2月2日の検査結果

AST 30IU/L、ALT 25IU/L、γ-GTP20IU/L、

BUN 50mg/dL、血清クレアチニン3.0mg/dL

今回の処方せんは以下のとおりであった。

(処方)

プレガバリンカプセル25mg1回2カプセル(1日2カプセル)

1日1回 就寝前 14日分

問287薬学実践問題

薬剤師が、プレガバリンカプセルの添付文書を確認したところ、クレアチニン

クリアランス(mL/min)≧60の場合の初期投与量「1回75mg、1日2回」、

≧30-<60の場合の初期投与量「1回75mg、1日1回」、≧15-<30の場

合の初期投与量「1回50mg、1日1回」と記載されていた。この患者の薬物治療

に対する薬剤師の対応として、最も適切なのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕お薬手帳の処方1の薬剤とプレガバリンとの併用は禁忌であると考えて、お薬
    手帳に記載された内科医に疑義照会した。
    適切な用量の処方であると判断して、調剤を行った。
  2. 2✕お薬手帳の処方2の薬剤とプレガバリンとの併用は禁忌であると考えて、今回
    の処方医に疑義照会した。
    適切な用量の処方であると判断して、調剤を行った。
  3. 3✕プレガバリンの投与量が少ないと考えて、今回の処方医に疑義照会した。適切な用量の処方であると判断して、調剤を行った。
  4. 4✕プレガバリンの投与量が少ないと考えて、お薬手帳に記載された内科医に疑義
    照会した。
    適切な用量の処方であると判断して、調剤を行った。
  5. 5○適切な用量の処方であると判断して、調剤を行った。

正答: 5

出典:厚生労働省 問題PDF

288-289 共通の設問

66歳男性。高血圧、心房細動とアレルギー性鼻炎のため、内科から下記の

薬剤が処方されていた。最近、歩行すると足が痛くなるようになったため、外科を

受診したところ、下肢静脈瘤と診断され、1ヶ月後に手術を行うことになった。

(処方1)

ジソピラミドリン酸塩徐放錠150mg 1回1錠(1日2錠)

1日2回 朝夕食後 14日分

(処方2)

ワルファリンカリウム錠1mg 1回2錠(1日2錠)

ランソプラゾール口腔内崩壊錠15mg 1回1錠(1日1錠)

ニフェジピン徐放錠20mg(24時間持続) 1回1錠(1日1錠)

1日1回 朝食後 14日分

(処方3)

レボセチリジン塩酸塩錠5mg 1回1錠(1日1錠)

1日1回 就寝前 14日分

問288薬学実践問題

外科の担当医より、手術前のワルファリンの休薬期間とその代替薬について外科

病棟担当薬剤師に質問があった。以下の組合せのうち、最も適切なのはどれか。

1つ選べ。

術前休薬期間 代替薬

  1. 1✕24時間 - ヘパリン
  2. 2✕24時間 - シロスタゾール
  3. 3○4日 - ヘパリン
  4. 4✕4日 - シロスタゾール
  5. 5✕14日 - ヘパリン
  6. 6✕14日 - シロスタゾール

正答: 3

出典:厚生労働省 問題PDF

290-291 共通の設問

74歳女性。糖尿病を患っており、在宅での治療のためインスリン製剤の自

己注射を行っていた。本日、患者より投薬を受けている薬局に電話があり、「昨日

から下痢が続き、食事が普段の半分くらいしか摂れないため、主治医に連絡した

が、休診で連絡が取れないので、生活面でどのようにしたらよいか。」との質問が

あった。

問291薬学実践問題

薬剤師は、患者宅を訪問して対応することとした。患者の質問に対する現状での

回答内容として、適切なのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○食事が摂れなくてもインスリン製剤の使用は続ける。
  2. 2✕下痢をしていない時の食事内容を続ける。
  3. 3○野菜スープなどミネラル分を含むものを中心に水分摂取を心掛ける。
  4. 4✕炭水化物の摂取は、下痢をしていない時の食事よりも少なくする。

正答: 1・3

出典:厚生労働省 問題PDF

292-293 共通の設問

2歳女児。体重10kg。1日数回の全身強直間代性けいれんを発現し、ミ

オクローヌスてんかんと診断され、バルプロ酸ナトリウムシロップの投与が開始さ

れた。投与開始3ヶ月頃、呼びかけに反応しないなどの意識障害が頻回に見られた

ため入院加療となり、バルプロ酸の血漿中トラフ濃度と血漿アンモニア窒素値が測

定された。

問292薬学実践問題

バルプロ酸の血漿中トラフ濃度は60μg/mLであった。測定結果の判断として、

適切なのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕有効安全濃度域下限の約1/10であった。有効安全濃度域内にある。
  2. 2✕有効安全濃度域下限の約1/5であった。有効安全濃度域内にある。
  3. 3○有効安全濃度域内にある。
  4. 4✕有効安全濃度域上限の約5倍であった。有効安全濃度域内にある。
  5. 5✕有効安全濃度域上限の約10倍であった。有効安全濃度域内にある。

正答: 3

出典:厚生労働省 問題PDF

294-295 共通の設問

84歳女性。女性の家族が近所の保険薬局に処方せんを持参した。最近に

なって女性の記銘力低下(物忘れ)が気になり、脳神経外科を受診したとのことで

あった。医師により軽度のアルツハイマー型認知症と診断され、今回が初回投薬と

なった。その処方内容は次の通りであった。

(処方1)

ドネペジル塩酸塩錠5mg1回1錠(1日1錠)

1日1回 朝食後 7日分

(処方2)

レバミピド錠100mg 1回1錠(1日3錠)

1日3回 朝昼夕食後 7日分

問294薬学実践問題

薬剤師が、この処方せんを確認して調剤を行う場合、その対応として最も適切な

のはどれか。 1つ選べ。なお、ドネペジル塩酸塩錠は、3mg、5mg、10mg 錠が

製品化されている。

  1. 1○ドネペジル塩酸塩錠は3mg から開始するので、医師に疑義照会した。
  2. 2✕ドネペジル塩酸塩錠は5mg が維持量なので、問題はないと判断した。ドネペジル塩酸塩錠は3mg から開始するので、医師に疑義照会した。
  3. 3✕ドネペジル塩酸塩錠は初回負荷量として10mg を投与するので、医師に疑義照
    会した。
    ドネペジル塩酸塩錠は3mg から開始するので、医師に疑義照会した。
  4. 4✕ドネペジル塩酸塩錠とレバミピド錠の併用は禁忌なので、医師に疑義照会した。ドネペジル塩酸塩錠は3mg から開始するので、医師に疑義照会した。
  5. 5✕レバミピド錠は中枢神経系の副作用軽減を目的とすることを説明した。ドネペジル塩酸塩錠は3mg から開始するので、医師に疑義照会した。

正答: 1

出典:厚生労働省 問題PDF

296-297 共通の設問

今回、病棟薬剤師として、初めて精神科病棟を担当することとなった。そ

こで、病棟において使用されている薬剤のうち、特に副作用に注意しなければなら

ない薬剤をリストアップすることにした。

問296薬学実践問題

以下の薬剤の中で、緊急安全性情報が発出された薬剤の副作用発現を調べるため

に、血液の検査を行う必要のあるものはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕セルトラリン塩酸塩錠
  2. 2○オランザピン錠
  3. 3✕ミルタザピン錠
  4. 4✕リスペリドン錠
  5. 5○クエチアピンフマル酸塩錠

正答: 2・5

出典:厚生労働省 問題PDF

298-299 共通の設問

64歳男性。風邪気味のため近くの薬局を訪れ、薬剤師に一般用医薬品の相

談をした。男性が持参したお薬手帳には、以下の内容が記載されており、1年以上

継続して服薬していることがわかった。

(お薬手帳)

年 月 日 処方内容

平成27年2月10日 タムスロシン塩酸塩カプセル0.2mg1回1カプセル

1日1回 朝食後 14日分

テプレノンカプセル50mg 1回1カプセル

1日3回 毎食後 14日分

霞が関内科医院 厚生太郎

問298薬学実践問題

男性の症状を聴取したところ、喉がイガイガして痰のからむ咳があるが、鼻水、

発熱および頭痛はないとのことであった。薬剤師は、以下の成分を含む一般用医薬

品の中から、この男性に適した薬剤を推奨することにした。推奨する一般用医薬品

の成分として適切なのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○L-カルボシステイン、ブロムヘキシン塩酸塩
  2. 2✕アセトアミノフェン、エテンザミド
  3. 3○デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物、リゾチーム塩酸塩
  4. 4✕ジメモルファンリン酸塩、ブロムヘキシン塩酸塩、d-クロルフェニラミンマレ
    イン酸塩
  5. 5✕イブプロフェン、アリルイソプロピルアセチル尿素

正答: 1・3

出典:厚生労働省 問題PDF

300-301 共通の設問

54歳女性。数年前から関節リウマチを患い、整形外科でメトトレキサート

カプセルによる治療を受けていた。患者が処方せんを薬局に持参した際、「今まで

の薬だけでは改善しないので、次回から飲み薬に加えて点滴する薬を新しく追加す

ると医師から言われた。」と薬剤師に話した。

問301薬学実践問題

この患者から、「その点滴する薬を使用する前に、検査をして確認することがあ

ると医師に言われたが、何を検査するのか。」と質問された。対応した薬剤師の回

答として適切なのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕リウマトイド因子
  2. 2○胸部レントゲン
  3. 3✕血糖値
  4. 4✕ヘモグロビン値
  5. 5○ツベルクリン反応

正答: 2・5

出典:厚生労働省 問題PDF

302-303 共通の設問

地区の小学校の校長から担当の学校薬剤師に連絡があり、「適切な手洗い

方法を児童に指導して欲しい」との依頼があった。

問302薬学実践問題

学校薬剤師は小学校を訪れて児童に手洗いの指導を行った。手洗いが不充分にな

図

2つ選べ。

  1. 1○指先
  2. 2✕手の甲
  3. 3✕手のひら
  4. 4○指の付け根の間

正答: 1・4

出典:厚生労働省 問題PDF

304-305 共通の設問

25歳女性。急性骨髄性白血病に対して同種造血幹細胞移植術が施行され

た。ある時期から38°C以上の発熱が10日間以上続き、肺右下葉の気管支肺胞洗浄

液の所見に基づいて侵襲性肺アスペルギルス症と診断された。なお、この診断がな

された時点での患者のクレアチニンクリアランス値は20.5mL/minであった。

問305薬学実践問題

この患者に対して、イトラコナゾール注射剤は使用できないと病棟薬剤師は判断

した。その理由として、正しいのはどれか。 1つ選べ。なお、イトラコナゾール注

射剤には、1%イトラコナゾールの他に添加剤としてヒドロキシプロピル-β-シク

ロデキストリン、プロピレングリコール、塩酸を含む。

  1. 1✕イトラコナゾールがアスペルギルス症に対して無効であるため
  2. 2✕イトラコナゾールが腎排泄型薬物であるため
  3. 3✕イトラコナゾールが肺に移行しないため
  4. 4○添加物が腎機能を低下させるため
  5. 5✕添加物が造血幹細胞の増殖を抑制するため
  6. 6✕添加物に催奇形性があるため

正答: 4

出典:厚生労働省 問題PDF

306-307 共通の設問

32歳女性。皮膚科より尋常性乾癬と診断を受け、以下の薬剤を初めて服用

することになった。なお、医師からは治療の説明を受けている。

エトレチナートカプセル10mg1回2カプセル(1日4カプセル)

1日2回 朝夕食後 14日分

問306薬学実践問題

薬剤師は、処方せん受付時に、患者が医師から受けた説明内容を確認した。この

薬剤を使用するにあたり、確認すべき項目のうち、優先度が高いものはどれか。

図

2つ選べ。

  1. 1✕日光浴
  2. 2○避妊
  3. 3✕食事の回数
  4. 4✕起床時間
  5. 5○献血

正答: 2・5

出典:厚生労働省 問題PDF

308-309 共通の設問

病院では、医療法の規定に基づき、医療の安全管理体制を確保することに

なっている。

問309薬学実践問題

医薬品安全管理のために、薬剤師が病棟における薬剤の在庫確認を行った。内科

病棟を巡回した際、医療安全の観点から、病棟に在庫することが適切でない成分を

含む注射剤として、指摘すべきものはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕ペンタゾシン
  2. 2✕ヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム
  3. 3○L-アスパラギン酸カリウム
  4. 4✕リドカイン塩酸塩
  5. 5✕アドレナリン

正答: 3

出典:厚生労働省 問題PDF

310-311 共通の設問

薬剤師が医師に同行して、糖尿病治療中の在宅患者を訪問した際、患者の

家族よりおしりが赤くなっていると訴えがあった。医師が診察したところ、尾骨部

周辺から多くの滲出液がでていた。薬剤師は、医師から「褥瘡になっている。ま

ず、外用剤に滲出液を吸収させたい。適切な薬剤はないか。」と相談された。

問310薬学実践問題

以下の製剤のうち、薬剤師が提案するものとして、最も適切なのはどれか。 つ

1つ選べ。

  1. 1✕白色ワセリン
  2. 2✕親水クリーム(親水軟膏)
  3. 3○マクロゴール軟膏
  4. 4✕単軟膏
  5. 5✕吸水軟膏

正答: 3

出典:厚生労働省 問題PDF

312-313 共通の設問

73歳男性。突然、下肢に力が入らなくなり、来院した。検査の結果、ギラ

ンバレー症候群と診断され、医師より免疫グロブリン製剤を手配するよう院内の薬

剤部に依頼があった。

問312薬学実践問題

免疫グロブリン製剤を管理する上で、行わなければならないのはどれか。 2つ選

2つ選べ。

  1. 1○製造番号又は製造記号の記録
  2. 2✕冷凍保管
  3. 3✕献血、非献血に分けて保管
  4. 4○使用した患者の氏名及び住所の記録
  5. 5✕施錠できる場所に保管

正答: 1・4

出典:厚生労働省 問題PDF

314-315 共通の設問

50歳男性。がんによる疼痛を緩和する目的で、在宅にてオキシコドン塩酸

塩水和物徐放錠と非ステロイド性抗炎症薬で治療を行っている。疼痛はコントロー

ルできており、重篤な副作用もみられなかった。昨晩より突発性の疼痛が発現した

との訴えが主治医にあり、今回、オキシコドン塩酸塩水和物散が臨時追加投与され

ることとなった。

問314薬学実践問題

れか。 1つ選べ。

  1. 1✕今まで処方されている鎮痛剤(非ステロイド性抗炎症薬)は、今後も服用して
    ください。
    オキシコドン塩酸塩水和物徐放錠との服用間隔は、2時間以上あけてください。
  2. 2✕以前よりも便秘症状がひどくなることがあります。オキシコドン塩酸塩水和物徐放錠との服用間隔は、2時間以上あけてください。
  3. 3✕食事に関係なく服用しても大丈夫です。オキシコドン塩酸塩水和物徐放錠との服用間隔は、2時間以上あけてください。
  4. 4○オキシコドン塩酸塩水和物徐放錠との服用間隔は、2時間以上あけてください。
  5. 5✕この薬剤の追加投与で、ウトウトすることがあります。オキシコドン塩酸塩水和物徐放錠との服用間隔は、2時間以上あけてください。

正答: 4

出典:厚生労働省 問題PDF

316-317 共通の設問

タイル職人が、タイルの汚れを落とす目的で薬局に塩酸を買いに来たの

で、販売することにした。

問316薬学実践問題

塩酸(塩化水素35%含有)使用時の注意事項の説明として正しいのはどれか。

2つ選べ。

  1. 1○屋内での使用時は換気を行ってください。
  2. 2✕漂白作用を強める場合、塩素系漂白剤と混ぜて使用してください。
  3. 3○強い刺激臭があるので吸い込まないよう注意してください。
  4. 4✕皮膚に付着した時は、すぐにアルカリ液で中和してください。

正答: 1・3

出典:厚生労働省 問題PDF

318-319 共通の設問

30歳女性。薬局に便秘薬を求めて来局した。会話の中からこの女性は授乳

中であることがわかった。

問318薬学実践問題

一般用医薬品に含有される成分のうち、この女性が、授乳している期間は使用し

ないか、使用中は授乳を避けるべきものはどれか。 1つ選べ。

  1. 1○日本薬局方センナ末
  2. 2✕ピコスルファートナトリウム水和物
  3. 3✕ビサコジル
  4. 4✕水酸化マグネシウム
  5. 5✕日本薬局方グリセリン

正答: 1

出典:厚生労働省 問題PDF

320-321 共通の設問

咳込み状態が改善しないため医療機関を受診した患者が、以下の処方せん

を持って保険薬局に来局した。その際、後発医薬品変更について教えてほしいと説

明を求められた。ただし、処方1~3は先発医薬品、処方5は後発医薬品名である。

図
問320薬学実践問題

後発医薬品への変更についての記述のうち、適切でないのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕処方1について、後発医薬品に変更できないのでこのまま調剤する。
  2. 2✕処方2について、後発医薬品の説明を行ったうえで患者が希望した場合は、後
    発医薬品を調剤する。
  3. 3✕処方3について、後発医薬品の説明をするが、患者が先発医薬品を希望する場
    合はそのまま調剤する。
  4. 4○処方4について、一般名処方なので先発医薬品で調剤する。
  5. 5✕処方5について、在庫がないので、患者の了解が得られれば、医師に確認しな
    いで同一金額以下で、同一成分の別銘柄の後発医薬品を調剤する。

正答: 4

出典:厚生労働省 問題PDF

322-323 共通の設問

30歳女性。片頭痛のためリザトリプタン安息香酸塩錠(以下「薬剤1」と

する)が処方され、保険薬局を訪れた。この女性の姉(32歳)も昨年より片頭痛

のため、当薬局からクリアミン配合錠A 1.0(以下「薬剤2」とする)の投薬を受

けている。今日は付き添いで一緒に来局した。

注)薬剤2:エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン

配合錠

問322薬学実践問題

この姉妹から、これらの薬について説明を求められた。薬剤師が行った説明の中

で適切でないのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1○薬剤1は、定期的に服用して下さい。
  2. 2✕薬剤1は、服用しても痛みが治まらない時は、2時間以上あければ追加して服
    用できます。
  3. 3✕薬剤2は、片頭痛の予兆や前兆が現れた時にも服用してください。
  4. 4✕薬剤2は、妊婦又は妊娠している可能性のある女性は服用できません。
  5. 5✕姉妹間での薬のやり取りはしないで下さい。

正答: 1

出典:厚生労働省 問題PDF

324-325 共通の設問

80歳女性の家族より「一昨日、処方せんにより調剤してもらった薬を服薬

してから母親の体のふらつきがひどくなり、今朝転倒した。」と薬局に連絡があっ

た。調剤した薬剤師が確認したところ、薬剤量を誤って多く調剤した可能性が疑わ

れた。

問324薬学実践問題

この時点での当該保険薬局における対応として、適切でないのはどれか。 1つ選

1つ選べ。

  1. 1✕本人の状況・状態を確認する。
  2. 2○家族を安心させるため、補償を約束する旨を伝える。
  3. 3✕状況を管理薬剤師・開設者に報告する。
  4. 4✕確認した事実関係を隠さないで患者側に説明する。
  5. 5✕他の患者への事象拡大を防止するための策を講じる。

正答: 2

出典:厚生労働省 問題PDF

問326薬学実践問題

医療スタッフの協働・連携によるチーム医療が推進されている。病院内のチー

どれか。1つ選べ。

  1. 1✕薬物療法を受けている患者への薬学的管理を実施する。医師の指示のもと動脈留置カテーテルから薬剤を投与する。
  2. 2✕薬物の血中濃度に基づき投与量の変更を提案する。医師の指示のもと動脈留置カテーテルから薬剤を投与する。
  3. 3○医師の指示のもと動脈留置カテーテルから薬剤を投与する。
  4. 4✕副作用のモニタリングに基づき薬剤の変更を提案する。医師の指示のもと動脈留置カテーテルから薬剤を投与する。
  5. 5✕医師等と事前に作成・合意されたプロトコールに基づき薬剤を変更する。医師の指示のもと動脈留置カテーテルから薬剤を投与する。

正答: 3

出典:厚生労働省 問題PDF

問327薬学実践問題

病院内において薬剤師が行う医薬品の管理に関する記述のうち、正しいのはど

れか。 2つ選べ。

  1. 1○医薬品管理の主な目的は、品質の保証された医薬品を安定供給することである。
  2. 2○ロット番号の管理は、健康被害拡大防止を目的とした医薬品の回収時に役立つ。
  3. 3✕一定数量を病棟に配置し、使用分を補充する方法を発注点方式という。
  4. 4✕経過措置品目に指定された医薬品は、告示された翌日から保険医療で使うこと
    ができない。

正答: 1・2

出典:厚生労働省 問題PDF

問328薬学実践問題

65歳女性。体重50kg。絶飲絶食であり、維持期に用いる1日当たりの高カロ

リー輸液の組成を考えることになった。この患者の1日当たりに必要な総エネル

ギー量は、予測式から基礎代謝量を求め、活動因子および障害因子を考慮して算出

したところ、1400kcalであった。高カロリー輸液組成において、非タンパクカロ

リー/窒素比(NPC/N)が、150になるようにしたい。10%アミノ酸輸液の投与

量として最も近いものはどれか。 1つ選べ。

ただし、タンパク質には窒素が16%含まれるものとする。また、20%脂肪乳剤

250mL(500kcal)1本を末梢静脈より投与する予定である。

選択肢図
  1. 1✕
  2. 2✕
  3. 3✕
  4. 4✕
  5. 5○

正答: 5

出典:厚生労働省 問題PDF

問329薬学実践問題

20%ブドウ糖液を調製して、末梢静脈から点滴投与する注射処方せんが発行さ

れた。薬剤師は高浸透圧による静脈炎が発生する可能性があると判断し、処方医に

疑義照会した。20%ブドウ糖液の血漿に対する浸透圧比として最も近いのはどれ

か。 1つ選べ。なお、血漿の浸透圧を290mOsm/Lとし、ブドウ糖の分子量は

180とする。

  1. 1✕2.1
  2. 2✕2.6
  3. 3✕3.2
  4. 4○3.8
  5. 5✕4.2

正答: 4

出典:厚生労働省 問題PDF

問330薬学実践問題

非小細胞肺がん患者への処方1~3に関する薬剤師の対応として適切でないの

はどれか。2つ選べ。

(処方1)

(処方1)

ドセタキセル注 100mg

ドセタキセル注 100mg

5%ブドウ糖注射液 250mL

60分間で点滴静注

(処方2)

生理食塩液 500mL

90分間で点滴静注

(処方3)

シスプラチン注 125mg

5%ブドウ糖注射液 500mL

120分間で点滴静注

  1. 1○体重と年齢から投与量を計算して確認した。
  2. 2○ドセタキセルは希釈せずに急速静注投与するよう疑義照会した。
  3. 3✕シスプラチンは生理食塩液で希釈するよう疑義照会した。
  4. 4✕処方監査時に血液学的検査値を確認した。
  5. 5✕処方監査時に体温を確認した。

正答: 1・2

出典:厚生労働省 問題PDF

問331薬学実践問題

院内の安全対策研修会で、下記の事例をもとに医療事故の対応を多職種で議論

した。

事例

60歳女性。関節リウマチの診断で今回より初めてメトトレキサートカプセル

2mg 3カプセルが4週間分処方された。本来、週1回服用のところ、連日服用で

28日分調剤された。服用開始18日目に倦怠感、食欲不振、歯肉出血が出現したた

め自己判断で服用を中止した。その3日後に外来受診し、検査の結果、口腔粘膜障

害、胃腸障害、肝機能障害、骨髄抑制が認められたため緊急入院となった。

議論の中で、この患者への処置について薬剤師が意見を求められた。この薬剤の

特徴から考えて効果的なのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○ホリナートカルシウムの投与
  2. 2✕ビタミンK製剤の投与
  3. 3✕薬用炭の投与
  4. 4○炭酸水素ナトリウム注射薬の投与

正答: 1・4

出典:厚生労働省 問題PDF

問332薬学実践問題

6歳女児。高熱とひどい咳のため受診し、マイコプラズマ肺炎と診断され、以

下の薬剤が処方された。

(処方)

よるものか。1つ選べ。

  1. 1○酸性
  2. 2✕アルカリ性
  3. 3✕フラボノイドを含有
  4. 4✕カリウムを含有
  5. 5✕ナトリウムを含有

正答: 1

出典:厚生労働省 問題PDF

問333薬学実践問題

64歳女性。本日、以下に示す皮膚科の処方せんを持って保険薬局を訪れた。

(処方)

図

1つ選べ。

  1. 1✕イマチニブ
  2. 2○ソラフェニブ
  3. 3✕ゲフィチニブ
  4. 4✕ダサチニブ
  5. 5✕ニロチニブ

正答: 2

出典:厚生労働省 問題PDF

問334薬学実践問題

65歳男性。体重72kg。非弁膜症性心房細動との診断で下記の処方薬を服用し

ていた。数日前から、めまい、ふらつき、冷汗、手の震え、軽度の意識障害にて昨

日入院となった。本日病室を訪問した薬剤師は、下記の処方薬を日頃欠かさず服用

していたことを付添いの家族から聴取した。また、カルテから入院時検査結果が血

清クレアチニン値は2.0mg/dL、BUN は39mg/dL、空腹時血糖は40mg/dLで

あることを確認した。

ベラパミル塩酸塩錠40mg 1回1錠(1日3錠)

ニコランジル錠5mg 1回1錠(1日3錠)

1日3回 朝昼夕食後

1回1カプセル(1日2カプセル)

ニフェジピン徐放錠10mg(12時間持続) 1回1錠(1日2錠)

1日2回 朝夕食後

担当の薬剤師は、入院時の不快症状と検査値から薬の副作用を疑い、医師に薬剤

の変更を提案しようと考えた。該当する薬剤はどれか。 1つ選べ。

  1. 1○シベンゾリンコハク酸塩錠
  2. 2✕ベラパミル塩酸塩錠
  3. 3✕ニコランジル錠
  4. 4✕ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩カプセル
  5. 5✕ニフェジピン徐放錠

正答: 1

出典:厚生労働省 問題PDF

問335薬学実践問題

漢方処方とその主な効能・効果の組み合わせのうち、正しいのはどれか。 つ

2つ選べ。

  1. 1✕半夏厚朴湯 - 下痢、腸閉塞予防
  2. 2○小青竜湯 - 気管支喘息、鼻炎
  3. 3✕六君子湯 - 花粉症、アトピー性皮膚炎
  4. 4○抑肝散 - 神経症、不眠症
  5. 5✕大建中湯 - 腰痛、筋肉痛

正答: 2・4

出典:厚生労働省 問題PDF

問336薬学実践問題

市立病院に勤務する新人薬剤師が、はじめて病棟で患者を担当することになっ

た。

59歳男性。前立腺がんが原発であったが骨に転移し激しい痛みを伴っており、

がんに対する化学療法と痛みに対する緩和ケアが必要とされる。そこで、この薬剤

師は患者への介入を考えるため、患者のカルテを閲覧した。薬剤師の行動として通

常許容されるのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕患者氏名をイニシャル化し、私的所有のUSB メモリに患者情報を記録し、自
    宅に持ち帰った。
    薬剤部内の症例検討会で発表するために、カルテに基づく資料を匿名化したう えで作成した。
  2. 2✕患者の氏名と使用医薬品名をノートに記録し、製薬企業の学術担当者に見せて
    相談した。
    薬剤部内の症例検討会で発表するために、カルテに基づく資料を匿名化したう えで作成した。
  3. 3✕他院の友人に依頼して、類似症例のカルテのコピーを入手し、参考にした。薬剤部内の症例検討会で発表するために、カルテに基づく資料を匿名化したう えで作成した。
  4. 4✕大学の図書館で調べものをするので、患者個人情報を持ち出した。薬剤部内の症例検討会で発表するために、カルテに基づく資料を匿名化したう えで作成した。
  5. 5○薬剤部内の症例検討会で発表するために、カルテに基づく資料を匿名化したう
    えで作成した。

正答: 5

出典:厚生労働省 問題PDF

問337薬学実践問題

3歳男児。急性中耳炎に対し、以下の薬剤が処方された。この事例に対応した

薬剤情報提供として適切でないのはどれか。 2つ選べ。

デキサメタゾンエリキシル0.01% 1回 1.33mL(1日4mL)

単シロップ 1回 0.67mL(1日2mL)

以上、混合して1剤とする。 1日3回 朝昼夕食後 4日分

(処方)

  1. 1✕1回量は、2mLであることを伝えた。
  2. 2○感染を防止する作用があることを伝えた。
  3. 3✕消化管障害が現れることがあることを伝えた。
  4. 4○説明する時間がなかったので添付文書を渡した。
  5. 5✕エタノールが含まれることを伝えた。

正答: 2・4

出典:厚生労働省 問題PDF

問338薬学実践問題

病棟で抽出された以下の問題点について、薬剤師の対応・判断として適切と考

えられるのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○アドヒアランス不良の患者に対し、薬剤情報提供書と薬剤実物を用いて指導を
    行った。
  2. 2✕患者の薬識が低かったので服用薬に対する理解度を高めるため、一包化調剤で
    対応した。
  3. 3○高血圧患者より2種類の内服薬の管理がうまくできないとの申し出があり、医
    薬品情報を調査して配合剤への変更が可能かを検討した。
  4. 4✕注射用セフェム系抗生物質投与時の患者観察に関する看護師の相談に対して、
    初回投与時に問題が無かったので同一薬剤2回目以降の観察は不要と回答した。

正答: 1・3

出典:厚生労働省 問題PDF

問339薬学実践問題

薬局製造販売医薬品(薬局製剤)の製造・販売に関する記述のうち、正しいの

はどれか。 2つ選べ。

  1. 1○薬局における設備・器具で製造し、その薬局において直接消費者に販売又は授
    与する医薬品である。
  2. 2✕薬局製剤は、厚生労働大臣の承認・許可を受けた薬局でしか製造・販売できな
    い。
  3. 3✕薬局製剤は、漢方薬を主体とした漢方製剤は含まれない。
  4. 4✕薬局製剤は薬局独自の品目を、独自の製法によって製造することが可能であ
    る。
  5. 5○薬局製剤の製造販売にあたっては添付文書を作成する。

正答: 1・5

出典:厚生労働省 問題PDF

問340薬学実践問題

卸業者から納品された医薬品の外箱側面に下記の記載があった。この医薬品の

図

2つ選べ。

  1. 1✕外箱に破損がないか、開封されていないか確認した。
  2. 2✕納品伝票の内容が外箱に書かれた記載と一致するか確認した。
  3. 3○第二種向精神薬の譲受簿に記録した。
  4. 4○盗難防止のため、麻薬金庫に保管した。
  5. 5✕保管場所の温度は25°Cに設定した。

正答: 3・4

出典:厚生労働省 問題PDF

問341薬学実践問題

近隣の高齢者とその家族から熱中症について薬局に質問があった。薬剤師の説

明として適切でないのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕室内でも温度や湿度が高いと発症することがあります。
  2. 2✕初期症状としては、めまいや立ちくらみが現れることがあります。
  3. 3○意識障害が出ている場合、その場所で意識が戻るまで安静にさせて下さい。
  4. 4✕のどが渇かなくても、こまめに水分摂取と適度の塩分補給が必要です。
  5. 5✕高齢者は、汗をかきにくく、発症しやすくなるので注意が必要です。

正答: 3

出典:厚生労働省 問題PDF

問342薬学実践問題

夏のある日曜日の午前中、薬局に男性から電話があった。その内容は、「早朝

からひどい水様便で何度もトイレに行く状態だ。熱はない。昨夜寝る前に冷たい

ビールを飲んだ。これからそちらに行く。」とのことであった。この男性に薦める

一般用医薬品の成分として適切なのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○タンニン酸アルブミン
  2. 2✕ピレンゼピン塩酸塩水和物
  3. 3✕スクラルファート水和物
  4. 4○ロペラミド塩酸塩
  5. 5✕大黄

正答: 1・4

出典:厚生労働省 問題PDF

問343薬学実践問題

次の5名の健康診断の情報から、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候

群)として特定健康診査・特定健康指導を受けるように強く指導すべき対象者の番

選択肢図
  1. 1✕
  2. 2✕
  3. 3✕
  4. 4○
  5. 5✕

正答: 4

出典:厚生労働省 問題PDF

問344薬学実践問題

65歳男性。身長178cm、体重75kg。食道がんの術前・術後の栄養管理に栄

養サポートチーム(NST)が関与することになった。ただし、本患者の食道に通

過障害はあるものの、水分摂取は可能で食道以外に障害はなかった。術後において

も、水分摂取は可能であった。この患者に対する栄養療法に関する記述のうち、適

切なのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕術前の栄養管理は、経腸栄養療法は実施できない。
  2. 2○術後の栄養管理には、経腸栄養療法が適している。
  3. 3○末梢静脈栄養療法では、1日あたりに必要となる糖質量を投与することができ
    ない。
  4. 4✕経腸栄養剤としては、半消化態栄養剤よりも成分栄養剤の方が適している。
  5. 5✕経腸栄養療法よりも、中心静脈栄養療法の方が感染性リスクは少ない。

正答: 2・3

出典:厚生労働省 問題PDF

問345薬学実践問題

ある日、以下の処方せんを持った5歳男児の両親が保険薬局を訪れた。この薬

局には、ドライシロップの在庫が全くなく、医師に疑義照会してオセルタミビルリ

ン酸塩カプセル75mg を脱カプセルして調剤することになった。

(処方)

いくつか。1つ選べ。

  1. 1✕4カプセル
  2. 2✕5カプセル
  3. 3○6カプセル
  4. 4✕7カプセル
  5. 5✕8カプセル

正答: 3

出典:厚生労働省 問題PDF