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第100回 — 病態・薬物治療

演習モードで解く
問56必須問題

肝障害により血清AST 値が上昇する機構として、正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 1✕AST の胆汁排泄が低下する。肝細胞内のAST が血中に放出される。
  2. 2✕肝臓におけるAST の代謝が低下する。肝細胞内のAST が血中に放出される。
  3. 3✕AST の肝細胞への取り込みが低下する。肝細胞内のAST が血中に放出される。
  4. 4○肝細胞内のAST が血中に放出される。
  5. 5✕肝臓におけるAST の生合成が亢進する。肝細胞内のAST が血中に放出される。

正答: 4

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問57必須問題

高度な徐脈を認める高血圧症患者(但し、他に合併症、臓器障害を有さない)

に対して、使用すべきでない降圧薬はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕リシノプリル水和物
  2. 2✕アムロジピンベシル酸塩
  3. 3○アテノロール
  4. 4✕トリクロルメチアジド
  5. 5✕オルメサルタンメドキソミル

正答: 3

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問58必須問題

クロルフェニラミンマレイン酸塩を含有する一般用医薬品の添付文書に記載さ

れている、「突然の高熱、さむけ、のどの痛み等があらわれる。」に該当する重篤な

副作用はどれか。 1つ選べ。

  1. 1○無顆粒球症
  2. 2✕肝機能障害
  3. 3✕間質性肺炎
  4. 4✕うっ血性心不全
  5. 5✕ショック(アナフィラキシー)

正答: 1

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問59必須問題

子宮体がんに関する記述のうち、正しいのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕子宮筋層に発生する。発症にエストロゲンが関与している。
  2. 2✕ヒトパピローマウイルスが原因である。発症にエストロゲンが関与している。
  3. 3✕若年者に高頻度に発症する。発症にエストロゲンが関与している。
  4. 4○発症にエストロゲンが関与している。
  5. 5✕不正性器出血はまれである。発症にエストロゲンが関与している。

正答: 4

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問60必須問題

慢性閉塞性肺疾患に関する記述のうち、誤っているのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕喫煙が主な原因である。
  2. 2✕右心不全によって悪化する。
  3. 3○病期・重症度は、肺活量により評価する。
  4. 4✕増悪予防のためインフルエンザワクチンの接種が推奨される。
  5. 5✕抗コリン薬の吸入が有効である。

正答: 3

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問61必須問題

頭蓋内圧亢進の状態において見られる病態・症状として、誤っているのはどれ

か。 1つ選べ。

  1. 1✕頭痛
  2. 2✕うっ血乳頭
  3. 3✕嘔吐
  4. 4✕脳ヘルニア
  5. 5○回転性めまい

正答: 5

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問62必須問題

原発性睡眠障害に分類されるのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕うつ病
  2. 2✕不安神経症
  3. 3✕統合失調症
  4. 4○ナルコレプシー
  5. 5✕アスペルガー症候群

正答: 4

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問63必須問題

ヒトヘルペスウイルスおよびその感染症に関する記述のうち、誤っているのは

どれか。1つ選べ。

  1. 1○感染症状が消失していれば、ウイルスも体内から消失している。
  2. 2✕水痘と帯状疱疹の原因ウイルスは同じ型である。
  3. 3✕DNA ウイルスである。
  4. 4✕突発性発疹を引き起こす。
  5. 5✕口唇に水疱や潰瘍を引き起こす。

正答: 1

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問64必須問題

結核に関する記述のうち、正しいのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕2週間以上持続する高熱が主訴である。初感染経路は飛沫による経気道感染である。
  2. 2✕肺に限定した疾患である。初感染経路は飛沫による経気道感染である。
  3. 3✕ツベルクリン反応検査は、I型アレルギー反応を利用している。初感染経路は飛沫による経気道感染である。
  4. 4○初感染経路は飛沫による経気道感染である。
  5. 5✕病変は、血行性に広がる様式はとらない。初感染経路は飛沫による経気道感染である。

正答: 4

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問65必須問題

がん化学療法による好中球減少症に対して用いられるのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕メスナ
  2. 2○レノグラスチム
  3. 3✕ラスブリカーゼ
  4. 4✕ホリナートカルシウム
  5. 5✕パロノセトロン塩酸塩

正答: 2

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問66必須問題

「Drug Safety Update」とよばれている医薬品情報源はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕緊急安全性情報
  2. 2○医薬品安全対策情報
  3. 3✕重篤副作用疾患別対応マニュアル
  4. 4✕安全性速報
  5. 5✕医薬品・医療機器等安全性情報

正答: 2

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問67必須問題

仮説検定における第一種の過誤はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕誤った統計手法で対立仮説を棄却する過誤
  2. 2✕棄却すべきでない対立仮説を誤って棄却する過誤
  3. 3○棄却すべきでない帰無仮説を誤って棄却する過誤
  4. 4✕棄却すべき対立仮説を棄却し損なう過誤
  5. 5✕棄却すべき帰無仮説を棄却し損なう過誤

正答: 3

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問68必須問題

研究デザインを、エビデンスのレベルの高い順に記載しているのはどれか。

1つ選べ。

  1. 1✕ランダム化比ퟛ試験>症例対照研究>前向きコホート研究
  2. 2✕前向きコホート研究>非ランダム化比ퟛ試験>症例集積
  3. 3○ランダム化比ퟛ試験>前向きコホート研究>症例対照研究
  4. 4✕症例集積>非ランダム化比ퟛ試験>症例報告
  5. 5✕症例対照研究>前向きコホート研究>ランダム化比ퟛ試験

正答: 3

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問69必須問題

二重盲検試験における「盲検」の説明として、正しいのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕被験者の背景情報がわからない状態で、処置群と対照群に割り付けること
  2. 2✕被験者を処置群と対照群に、無作為に割り付けること
  3. 3✕前向き試験と後ろ向き試験を、それぞれ独立に行うこと
  4. 4✕被験者にエンドポイントを知らせずに試験を行うこと
  5. 5○処置群か対照群かがわからない状態で試験をすること

正答: 5

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問70必須問題

ヒト上皮増殖因子受容体2型(HER2)過剰発現が確認された手術不能乳がん

の治療に用いられる薬物はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕エルロチニブ塩酸塩
  2. 2○ラパチニブトシル酸塩水和物
  3. 3✕クリゾチニブ
  4. 4✕スニチニブリンゴ酸塩
  5. 5✕ゲフィチニブ

正答: 2

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問181薬学理論問題

ぜん息患者が重積発作を起こし、チアノーゼの所見を認めた。本症例のチア

ノーゼに関する記述のうち、誤っているのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕口唇粘膜が青紫色に変化している。
  2. 2✕動脈血酸素分圧の低下を示している。
  3. 3○貧血がある場合に発現しやすい。
  4. 4✕指の皮膚温の低下は見られない。
  5. 5✕血中メトヘモグロビン量が増加している。

正答: 3

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問182薬学理論問題

58歳男性。既往歴なし。息切れ、胸痛等の自覚症状はなかったが、健康診断の

胸部レントゲン検査で、心拡大を指摘されたため、近医を受診した。心臓超音波検

査で壁厚の異常は見られなかったが、心内腔が拡大し、全周性に壁運動が低下して

いた。血圧138/82mmHg、脈拍数72/分、心電図上異常なし。腎機能、肝機能異

常なし。血漿BNP値は78pg/mLで軽度上昇していた。

本症例に対する第一選択薬として、薬剤師が推奨すべき薬物はどれか。2つ選べ。

  1. 1✕アミオダロン塩酸塩
  2. 2✕ドブタミン塩酸塩
  3. 3○エナラプリルマレイン酸塩
  4. 4✕ピモべンダン
  5. 5○ビソプロロールフマル酸塩

正答: 3・5

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問183薬学理論問題

悪性リンパ腫に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕通常、リンパ節腫大は見られない。
  2. 2✕骨髄造血幹細胞が腫瘍化したものである。
  3. 3○B細胞性では、CHOP療法とCD20に対する抗体療法の併用が有効である。
  4. 4○胃に限局した病変では、ヘリコバクター・ピロリ感染の検査が必要である。
  5. 5✕T細胞に由来するものはない。

正答: 3・4

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問184薬学理論問題

C型慢性肝炎の治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕インターフェロンα、β、γのいずれも治療に用いられる。
  2. 2○ウイルスのジェノタイプにより、インターフェロン治療の有効性が異なる。
  3. 3✕エンテカビル水和物の併用により、インターフェロン治療の有効性が向上する。
  4. 4✕リバビリンは、単独治療で用いられる。
  5. 5○テラプレビルは、CYP3A 阻害作用を有する。

正答: 2・5

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問185薬学理論問題

60歳男性、身長172cm、体重72kg。10年前に2型糖尿病と診断され、経口

血糖降下薬を内服していた。血圧136/86mmHg、脈拍70/分。血清カリウム値4.2

mEq/L、血清クレアチニン値0.7mg/dL、空腹時血糖値126mg/dL、HbA1c7.4%

(JDS)、血清総タンパク7.4g/dL、血清アルブミン4.0g/dL。

尿中アルブミン値(クレアチニン補正) 1回目 120mg/g、2回目 80mg/g

(基準値30mg/g 未満)。

この症例に関する記述のうち、正しいのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕糖尿病の治療を行っても、腎機能の障害は改善しない。レニン-アンギオテンシン系の活性を低下させることにより、腎障害の進行を 抑制できる。
  2. 2✕降圧目標は140/90mmHg であり、本症例では達成されている。レニン-アンギオテンシン系の活性を低下させることにより、腎障害の進行を 抑制できる。
  3. 3✕尿細管障害がアルブミン尿の原因である。レニン-アンギオテンシン系の活性を低下させることにより、腎障害の進行を 抑制できる。
  4. 4✕タンパク尿のため、浮腫が出現している。レニン-アンギオテンシン系の活性を低下させることにより、腎障害の進行を 抑制できる。
  5. 5○レニン-アンギオテンシン系の活性を低下させることにより、腎障害の進行を
    抑制できる。

正答: 5

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問186薬学理論問題

急性糸球体腎炎に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕型アレルギーにより発症する。
  2. 2✕B群溶血性連鎖球菌感染が、主な発症原因である。
  3. 3○糸球体濾過値の低下が見られる。
  4. 4○血尿を認める。
  5. 5✕ループ利尿薬は禁忌である。

正答: 3・4

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問187薬学理論問題

間質性肺炎に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○肺胞隔壁を主な病変部位とする炎症性疾患である。
  2. 2✕特発性と2次性に分類され、シアル化糖鎖抗原KL-6上昇は特発性に特徴的で
    ある。
  3. 3○肺がんなどの放射線治療に合併することがある。
  4. 4✕関節リウマチでは、ほとんどの患者で合併する。
  5. 5✕特発性では、湿性咳が主な症状である。

正答: 1・3

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問188薬学理論問題

原発性甲状腺機能低下症の臨床所見はどれか。 2つ選べ。

  1. 1○うつ状態
  2. 2✕体重減少
  3. 3✕血中甲状腺刺激ホルモン濃度低下
  4. 4○血清総コレステロール値上昇
  5. 5✕動悸

正答: 1・4

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問189薬学理論問題

高尿酸血症及び痛風に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕高尿酸血症の病型としては、尿酸産生亢進型が多い。
  2. 2○食事療法として、プリン体の摂取を制限する。
  3. 3✕痛風関節炎の極期には、コルヒチンが最も有効である。
  4. 4○尿路結石の予防のため、尿のアルカリ化を行う。
  5. 5✕痛風発作時には、ただちに尿酸降下薬を用いる。

正答: 2・4

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問190薬学理論問題

22歳女性。5日前、晴天の日に友人とハイキングに行った後、39~40°Cの発

熱と関節痛が出現した。2日前より顔面に蝶形紅斑を認めた。医師により全身性エ

リテマトーデスを強く疑われた。この疾患に特徴的な症状及び臨床検査所見はどれ

か。 2つ選べ。

  1. 1✕末梢血好中球数が増加する。
  2. 2✕関節の変形を示す。
  3. 3○日光過敏症状を示す。
  4. 4○抗dsDNA 抗体が上昇する。
  5. 5✕抗内因子抗体が上昇する。

正答: 3・4

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問191薬学理論問題

白内障とその治療に関する記述のうち、誤っているのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕白内障は、眼球内の水晶体が混濁した状態をいう。
  2. 2✕後天性白内障の一因に、副腎皮質ステロイド薬の副作用がある。
  3. 3✕混濁した水晶体を、薬物療法で再び透明にすることは困難である。
  4. 4○白内障の初期に、毛様体細胞の膨化が認められる。
  5. 5✕ピレノキシン点眼剤が、治療に用いられる。

正答: 4

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問192薬学理論問題解なし

医薬品A~Eに関して、投与群と対照群の間でイベントXの発症率を比ퟛした

論文を収集したところ、以下の情報が得られた。なお、対照群はいずれも同じ標準

薬を用いていた。

・Aは、Xの発症率を対照群の1/5に減少させた。

・Bを投与した被験者1,000名におけるXの発症者数は、25名であった。

・C投与群のX発症の相対危険度は、0.25であった。

・D投与群のX発症のオッズ比は、7/39であった。

・Eは、Xの発症率を10%低下させた。

・いずれの論文においても、対照群におけるXの発症率は12.5%であった。

以上の結果から、Xの発症を抑制する効果が最も劣ると考えられるのはどれか。

この問題は「解なし」(全員正解扱い)です。

選択肢図
  1. 1―
  2. 2―
  3. 3―
  4. 4―
  5. 5―

正答: 解なし(全員正解扱い)

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問193薬学理論問題

試験期間12ヶ月の臨床試験に参加した5名の被験者の経過が、以下のように

なった。

選択肢図
  1. 1✕
  2. 2○
  3. 3✕
  4. 4✕
  5. 5✕
  6. 6✕

正答: 2

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問194薬学理論問題

骨粗鬆症治療薬である新薬Aの評価を行うため文献を収集した。椎体骨折予防

効果を既存薬Yと比ퟛした無作為化二重盲検比ퟛ試験のデータが得られ、新薬Aに

よる予防効果が大きいことが示されていた(図)。この結果から得られる新薬Aの

治療必要数(NNT)が25であるとき、図の(ア) に入る数値として適切なのは

どれか。 1つ選べ。

新薬A投与群 既存薬Y投与群

500名 500名

あり: (ア)名 あり:30名

なし:500-(ア)名 なし:470名

1 5 2 10 3 15 4 20 5 25

骨粗鬆症患者

1000名

無作為割付

投薬期間:2年間

新たに生じた 新たに生じた

椎体骨折 椎体骨折

  1. 1✕5
  2. 2○10
  3. 3✕15
  4. 4✕20
  5. 5✕25

正答: 2

出典:厚生労働省 問題PDF

問195薬学理論問題

20名の被験者において、CYP2D6の遺伝子型を解析したところ、以下の結果

が得られた。

遺伝子型 *1/*1 *1/*10 *10/*10*1/*5 *5/*10

人数 6 9 3 1 1

この被験者集団におけるCYP2D6遺伝子の*10 アレルの頻度として、正しいの

はどれか。 1つ選べ。なお、アレルの頻度とは、ある集団で、該当する遺伝子配座

においてそのアレルが占める割合のことをいう。

選択肢図
  1. 1✕
  2. 2○
  3. 3✕
  4. 4✕
  5. 5✕

正答: 2

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286-287 共通の設問

76歳男性。体重72kg。先週より腰痛があり、整形外科を受診し、神経障

害性疼痛の診断を受けた。同日保険薬局を訪れ、処方せんをお薬手帳と共に保険薬

局の薬剤師に手渡した。手帳には以下の記載があり、約2週間前から胃潰瘍治療薬

を服用していることを薬剤師は確認した。

(お薬手帳)

年 月 日 処方内容

平成27年2月16日処方1)ファモチジン口腔内崩壊錠10mg 1回1錠

1日1回 夕食後 30日分

処方2)アズレンスルホン酸Na・L-グルタミン配合顆粒1回0.5g

1日3回 毎食後 30日分

厚生消化器内科医院厚生次郎

平成27年2月2日の検査結果

AST 30IU/L、ALT 25IU/L、γ-GTP20IU/L、

BUN 50mg/dL、血清クレアチニン3.0mg/dL

今回の処方せんは以下のとおりであった。

(処方)

プレガバリンカプセル25mg1回2カプセル(1日2カプセル)

1日1回 就寝前 14日分

問286薬学実践問題

腎機能を評価する上で、糸球体ろ過量(値または率、GFR)を最も正確に評価

できるものはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕血清クレアチニン値
  2. 2✕血中尿素窒素(BUN)値
  3. 3○イヌリンクリアランス値
  4. 4✕尿中β₂ミクログロブリン値
  5. 5✕PSP値(フェノールスルホンフタレイン試験)

正答: 3

出典:厚生労働省 問題PDF

288-289 共通の設問

66歳男性。高血圧、心房細動とアレルギー性鼻炎のため、内科から下記の

薬剤が処方されていた。最近、歩行すると足が痛くなるようになったため、外科を

受診したところ、下肢静脈瘤と診断され、1ヶ月後に手術を行うことになった。

(処方1)

ジソピラミドリン酸塩徐放錠150mg 1回1錠(1日2錠)

1日2回 朝夕食後 14日分

(処方2)

ワルファリンカリウム錠1mg 1回2錠(1日2錠)

ランソプラゾール口腔内崩壊錠15mg 1回1錠(1日1錠)

ニフェジピン徐放錠20mg(24時間持続) 1回1錠(1日1錠)

1日1回 朝食後 14日分

(処方3)

レボセチリジン塩酸塩錠5mg 1回1錠(1日1錠)

1日1回 就寝前 14日分

問289薬学実践問題
選択肢図
  1. 1✕
  2. 2○
  3. 3✕
  4. 4✕
  5. 5○

正答: 2・5

出典:厚生労働省 問題PDF

290-291 共通の設問

74歳女性。糖尿病を患っており、在宅での治療のためインスリン製剤の自

己注射を行っていた。本日、患者より投薬を受けている薬局に電話があり、「昨日

から下痢が続き、食事が普段の半分くらいしか摂れないため、主治医に連絡した

が、休診で連絡が取れないので、生活面でどのようにしたらよいか。」との質問が

あった。

問290薬学実践問題

質問を受けた時点で、薬剤師が患者に確認するべき事項として優先度の高いもの

はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕前回外来受診時の尿タンパク量
  2. 2✕前回外来受診時の血糖値
  3. 3✕前回外来受診時のHbA1c値
  4. 4○直近の血糖自己測定値
  5. 5✕肥満度

正答: 4

出典:厚生労働省 問題PDF

292-293 共通の設問

2歳女児。体重10kg。1日数回の全身強直間代性けいれんを発現し、ミ

オクローヌスてんかんと診断され、バルプロ酸ナトリウムシロップの投与が開始さ

れた。投与開始3ヶ月頃、呼びかけに反応しないなどの意識障害が頻回に見られた

ため入院加療となり、バルプロ酸の血漿中トラフ濃度と血漿アンモニア窒素値が測

定された。

問293薬学実践問題

この患者の血漿アンモニア窒素値は、180μg/dL(正常値12~66μg/dL)で

あった。この原因として、最も可能性が高いのはどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕ミオクローヌス発作にともなう筋障害
  2. 2✕ミオクローヌス発作にともなう低酸素血症
  3. 3✕ミオクローヌス発作にともなう腎血流の低下
  4. 4✕バルプロ酸による肝実質細胞の障害
  5. 5○バルプロ酸による尿素サイクルの阻害
  6. 6✕バルプロ酸による腸内のウレアーゼの阻害

正答: 5

出典:厚生労働省 問題PDF

294-295 共通の設問

84歳女性。女性の家族が近所の保険薬局に処方せんを持参した。最近に

なって女性の記銘力低下(物忘れ)が気になり、脳神経外科を受診したとのことで

あった。医師により軽度のアルツハイマー型認知症と診断され、今回が初回投薬と

なった。その処方内容は次の通りであった。

(処方1)

ドネペジル塩酸塩錠5mg1回1錠(1日1錠)

1日1回 朝食後 7日分

(処方2)

レバミピド錠100mg 1回1錠(1日3錠)

1日3回 朝昼夕食後 7日分

問295薬学実践問題

アルツハイマー型認知症の病因・病態として、正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕脳内コリン作動性神経系の著しい亢進を認める。
  2. 2✕前頭葉を中心として全般的脳萎縮を認める。
  3. 3○アミロイドβオリゴマーが、神経細胞周囲に蓄積する。
  4. 4○大脳皮質を中心に、老人斑と神経原線維変化を認める。
  5. 5✕中核症状として徘徊がある。

正答: 3・4

出典:厚生労働省 問題PDF

296-297 共通の設問

今回、病棟薬剤師として、初めて精神科病棟を担当することとなった。そ

こで、病棟において使用されている薬剤のうち、特に副作用に注意しなければなら

ない薬剤をリストアップすることにした。

問297薬学実践問題

この副作用はどれか。 1つ選べ。

  1. 1✕肝機能障害
  2. 2○高血糖
  3. 3✕高カリウム血症
  4. 4✕腎機能障害
  5. 5✕横紋筋融解症

正答: 2

出典:厚生労働省 問題PDF

298-299 共通の設問

64歳男性。風邪気味のため近くの薬局を訪れ、薬剤師に一般用医薬品の相

談をした。男性が持参したお薬手帳には、以下の内容が記載されており、1年以上

継続して服薬していることがわかった。

(お薬手帳)

年 月 日 処方内容

平成27年2月10日 タムスロシン塩酸塩カプセル0.2mg1回1カプセル

1日1回 朝食後 14日分

テプレノンカプセル50mg 1回1カプセル

1日3回 毎食後 14日分

霞が関内科医院 厚生太郎

問299薬学実践問題
図

2つ選べ。

  1. 1○症状を改善させる成分が含まれていない。
  2. 2✕現在使用中の薬物により代謝が阻害され、QT 延長を引き起こす成分が含まれ
    ている。
  3. 3○排尿筋を弛緩させ、排尿困難を悪化させる成分が含まれている。
  4. 4✕腺細胞を増殖させ、排尿困難を悪化させる成分が含まれている。
  5. 5✕尿道括約筋を弛緩させ、排尿困難を悪化させる成分が含まれている。

正答: 1・3

出典:厚生労働省 問題PDF

300-301 共通の設問

54歳女性。数年前から関節リウマチを患い、整形外科でメトトレキサート

カプセルによる治療を受けていた。患者が処方せんを薬局に持参した際、「今まで

の薬だけでは改善しないので、次回から飲み薬に加えて点滴する薬を新しく追加す

ると医師から言われた。」と薬剤師に話した。

問300薬学実践問題解なし
図

この問題は「解なし」(全員正解扱い)です。

  1. 1―オマリズマブ
  2. 2―アダリムマブ
  3. 3―リツキシマブ
  4. 4―インフリキシマブ
  5. 5―セツキシマブ

正答: 解なし(全員正解扱い)

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302-303 共通の設問

地区の小学校の校長から担当の学校薬剤師に連絡があり、「適切な手洗い

方法を児童に指導して欲しい」との依頼があった。

問303薬学実践問題

手洗いが、感染防止に有効である可能性の高い感染症はどれか。 2つ選べ。

  1. 1✕C型肝炎
  2. 2✕デング熱
  3. 3○インフルエンザ
  4. 4✕日本脳炎
  5. 5○O-157感染症

正答: 3・5

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304-305 共通の設問

25歳女性。急性骨髄性白血病に対して同種造血幹細胞移植術が施行され

た。ある時期から38°C以上の発熱が10日間以上続き、肺右下葉の気管支肺胞洗浄

液の所見に基づいて侵襲性肺アスペルギルス症と診断された。なお、この診断がな

された時点での患者のクレアチニンクリアランス値は20.5mL/minであった。

問304薬学実践問題

肺アスペルギルス症に関する記述として正しいのはどれか。 2つ選べ。

  1. 1○好中球減少症患者で発症しやすい。
  2. 2✕温泉や24時間入浴機器の使用が感染源となりやすい。
  3. 3○空調機器等を介した院内感染に注意が必要である。
  4. 4✕グラム陰性桿菌の感染症である。
  5. 5✕血中(1,3)-β-D-グルカン濃度が低下する。

正答: 1・3

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